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2017年1月25日 中央社会保険医療協議会 診療報酬基本問題小委員会 第182回議事録
○日時
平成29年1月25日(水)9:00~9:10
○場所
厚生労働省講堂(低層棟2階)
○出席者
田辺国昭小委員長 印南一路委員 野口晴子委員 荒井耕委員 西村万里子委員 |
吉森俊和委員 幸野庄司委員 平川則男委員 宮近清文委員 榊原純夫委員 |
松本純一委員 中川俊男委員 万代恭嗣委員 遠藤秀樹委員 安部好弘委員 |
菊池令子専門委員 |
<参考人> |
医療技術評価分科会 福井分科会長 |
<事務局> |
鈴木保険局長 谷内審議官 濱谷審議官 迫井医療課長 眞鍋医療課企画官 |
矢田貝保険医療企画調査室長 中山薬剤管理官 小椋歯科医療管理官 他 |
○議題
○平成30年度診療報酬改定に向けた医療技術の評価・再評価に係る評価方法等について(案)
○議事
○田辺小委員長
それでは、定刻でございますので、ただいまより第182回「中央社会保険医療協議会 診療報酬基本問題小委員会」を開催いたします。
まず委員の出席状況について御報告いたします。本日は、松原由美委員が御欠席でございます。
それでは、早速、議事に入らせていただきます。
本日は「○平成30年度診療報酬改定に向けた医療技術の評価・再評価に係る評価方法等について(案)」を議題といたします。
医療技術評価分科会の福井分科会長にお越しいただいておりますので、福井分科会長より御報告をお願いいたします。よろしくお願いいたします。
○福井分科会長
分科会長の福井です。
それでは、説明させていただきます。
平成30年度診療報酬改定に向けまして、医療技術の評価・再評価について、1月19日に医療技術評価分科会を開催いたしました。議論しました内容を報告いたします。
お手元の資料の中医協診-1をごらんください。
1ページ目、四角で囲った「1.背景」の(1)に、医療技術評価全体に関する最近の動向をまとめてあります。
1)は薬価制度に関する事項でございます。昨年12月に経済財政諮問会議で示された基本方針を踏まえて、今後、薬価制度について、具体的な検討を進めることとされています。
2)は医療技術のイノベーションに関する事項でございます。
破線で囲んだ参考のところに記述させていただきましたように、バイオテクノロジー、IoT、AIといった革新的技術を踏まえた医療技術のあり方についても、さまざまな指摘がされているところでございます。
2ページ目に移りまして、最上段の○のところでございます。こちらは、御紹介になりますが、現在、WHOでも、手術を含めた医療行為の国際分類の検討が進められております。
(2)平成28年度診療報酬改定での医療技術評価分科会における対応については、そこから先、下に向かって、まとめてあります。
3ページ目をごらんください。四角で囲った「2.今後の進め方」のところです。
1つ目の○でございます。背景の部分にも記させていただいたとおり、今般の医療技術に関する動向も踏まえまして、医療技術の評価のあり方についても、平成30年度診療報酬改定に向けて、必要な検討を、基本問題小委員会及び総会の場で、今後、御議論いただくことになるものと承知しております。
2つ目の○をごらんください。今後、学会からの提案に基づき、必要な検討を行うに際して、提案書の様式の見直しとスケジュールの変更を行ってはどうかという点について検討いたしました。
1)提案書様式等についてでございます。この資料の5ページから12ページにかけて、様式案を提示しておりますように、前回改定の提案書からの主な変更点は2点でございます。
1点目は、提案いただいた技術に関して、平成28年度改定に提案された技術から一連の技術もございますので、そのことが明確になりますよう、前回改定での提案実績の欄を追加してはどうかという点でございます。6ページをごらんいただきますと、四角で囲んだ上4分の1ぐらいのところから、整理番号、申請技術名、申請団体名、その下に、平成28年度改定時の本技術の提案実績、提案実績あり、なしという欄を設けてあります。
2点目につきましては、参考文献についてでございます。文献の該当部分を明確にするよう、記載欄を設けてはどうかという点でございます。7ページをごらんいただきますと、丸で囲んだ数字の参考文献のところで、文献の1)名称、2)著者、3)概要(該当ページについても記載)という欄を設けてあります。
3ページに戻りまして、2)のスケジュールについてでございます。学会における提案書の作成の時間、医療技術評価分科会での評価の時間を今までよりさらに確保するため、受付開始時間と提案書の締め切りの前倒しを行ってはどうかという、これらの2点の見直しでございます。
3ページの最下段、下から2行に記載しておりますように、先進医療につきましては、前回同様、学会等により、医療技術評価分科会に提案書を提出可能とさせていただければと考えております。
具体的な見直し後のスケジュールにつきましては、4ページの「3.今後のスケジュール(目途)」にあるとおりで、受付開始時期をおよそ1カ月半、提出の締め切りを約3週間前倒しにしてはどうかと考えております。
5ページ以降は、学会からの提案書の様式案と、医療技術評価分科会での委員の評価票案をつけさせていただきました。
主な変更点は、先ほど御説明させていただいたとおりでございます。
御報告は以上でございます。
○田辺小委員長
どうもありがとうございました。
事務局から補足があれば、よろしくお願いいたします。企画官、お願いいたします。
○眞鍋医療課企画官
おはようございます。企画官でございます。
事務局からでございますけれども、先ほどの資料、中医協診-1の後に、昨年度の改定のときの実績を1枚にまとめましたもの、こちらも改定前に中医協総会に御報告させていただいたものでございますが、1枚の概要でお示しをしております。
事務局からの補足は、以上でございます。
○田辺小委員長
ありがとうございました。
ただいまの説明につきまして、御意見、御質問等がございましたら、よろしくお願いいたします。
万代委員、お願いいたします。
○万代委員
御説明ありがとうございました。
こちらは、事務局へのお願いというか、質問でございます。今、お話にありましたように、できるだけ有効に評価を進めるということで、全体的にスケジュールが前倒しになりました。4ページの3.のところで、1月下旬提案書受付開始ということでございますが、既に1月下旬に入りつつございますので、一方、提出締め切りまでが4カ月と、1カ月程度延びましたので、混乱は少ないと思いますけれども、スケジュールが前倒しになったということで、現場の学会からの要望、これは私も以前は大分苦労してつくっておりましたので、そういったことから考えますと、できるだけ混乱のないように、十分な案内をいただきたいと思っております。よろしいでしょうか。
○田辺小委員長
企画官、お願いいたします。
○眞鍋医療課企画官
企画官でございます。
御指摘ありがとうございます。御指摘いただいたように、学会とは丁寧に情報交換をさせていただいて、準備に遺漏がないように、努めたいと思っております。
以上でございます。
○田辺小委員長
ほかはいかがでございましょうか。よろしゅうございますでしょうか。
それでは、ほかに御質問等もないようでございますので、本件に関する質疑はこのあたりといたしまして、ただいまいただいた御意見も含めまして、本日の総会に報告して、了承を得たいと存じますが、よろしゅうございますでしょうか。
(「異議なし」と声あり)
○田辺小委員長
それでは、そのようにしたいと存じます。
本日の議題は、以上でございます。
なお、次回の日程につきましては、追って事務局より御連絡いたしますので、よろしくお願いいたします。
それでは、本日の「診療報酬基本問題小委員会」は、これにて閉会といたします。
福井分科会長、御報告どうもありがとうございました。
それでは、閉会でございます。
<照会先>
保険局医療課企画法令第1係
代表: | 03-5253-1111(内線)3288 |
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