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2016年11月1日 第18回献血推進運動中央連絡協議会

医薬・生活衛生局血液対策課

○日時

平成28年11月1日(火)14:00〜16:30


○場所

経済産業省別館1階108各省庁共用会議室
(東京都千代田区霞が関1−3−1)


○議題

・都道府県における献血推進活動について
・ボランティア団体の献血活動について
・若年層の献血者確保対策について

○議事

 

○清水課長補佐 定刻となりましたので、ただ今より「第 18 回献血推進運動中央連絡協議会」を開催いたします。本日は御多忙の中を本会議に御出席いただき誠にありがとうございます。私は本日の司会・進行を務めさせていただきます医薬・生活衛生局血液対策課で課長補佐をしております清水と申します、よろしくお願いいたします。なお、本会議は公開にて開催いたしますので御承知おきください。開会に当たり、本協議会会長の武田医薬・生活衛生局長から御挨拶申し上げます。

○武田局長 厚生労働省医薬・生活衛生局長の武田でございます。本日は大変お忙しい中、全国からこのように多数の方にお集まりいただきまして厚く御礼申し上げたいと思います。

 我が国における献血運動は昭和 39 年の閣議決定に始まり、皆様方からの御協力を頂きながらこれまで進展をしてまいりました。昨年度は延べ約 488 万人の方々に御献血を頂き、必要な血液製剤を確保することができております。これも皆様方の日頃の活動の賜物であると深く感謝を申し上げたいと思います。

 一方、今後、少子高齢化によって献血が可能な年齢の方々が減少していくことが予想されるため、若い世代をはじめとする多くの国民の皆様に、より一層、献血への御協力をお願いしていく必要があると考えております。そのためにも、地方公共団体をはじめ日本赤十字社、ボランティアの方々などがこれまで行ってきた効果的な取組や斬新なアイデアなどを共有し、国民に幅広く広報活動を展開することで理解を深めていくことが非常に重要となっております。

 本日の会議では、それぞれの地域における効果的な取組又は問題となっている事例を御発表いただくこととなっております。是非、活発な御議論を頂ければと思っている次第です。本日の会議が皆様にとって実りあるものとなり、各地域における献血推進活動に活かされていくことを期待しまして、簡潔ではございますが、私からの挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。

○清水課長補佐 大変恐縮ですが、武田局長は所用のためここで退席させていただきます、御了承願います。

                                       ( 局長退席 )

○清水課長補佐 なお、これ以降の議事は着席にて行わせていただきます。併せて御了承願います。

 続いて、本日の協議会の出席委員を御紹介させていただきます。各委員を御紹介させていただきますが、役職名につきましてはお手元の配布資料にございますので、お名前だけの御紹介とさせていただきます。

 はじめに北海道・東北ブロック、青森県から御出席いただきました木村委員です、田中委員です、三戸委員です、和栗委員です。続いて関東・甲信越ブロック、埼玉県から御出席いただきました新藤委員です、澤田委員です、稲田委員です、池辺委員です、謝村委員です。続いて東海・北陸・近畿ブロック、福井県から御出席いただきました清水委員です、塚谷委員です、高久委員です、高橋委員です。委員名簿にあります内田委員が所用により出席できなくなったことから、本日は福井県健康福祉部医薬食品・衛生課より主任の佐々木富代様に御出席いただいております。続いて中国・四国ブロック、岡山県から御出席いただきました赤澤委員です、森峰委員です、武久委員です、川元委員です、岩藤委員です。九州ブロック、佐賀県から御出席いただきました木下委員です、河上委員です、廣田委員です、松山委員です、東島委員です。

 続いて、日本赤十字社から井上委員に御出席いただいております。また、献血ボランティア団体から御出席いただいた方々を御紹介します。寺田委員です、山口委員です。

 最後に、事務局として皆様より向かって右手、一瀬血液対策課長です。同じく左手、萬年献血推進係長です。

 本日の配布資料の確認をさせていただきます。上から順番に座席表、議事次第、委員名簿、資料の一覧です。

 資料は資料 1 から資料 10-2 となっております。資料 1 はこの「献血推進運動中央連絡協議会」の設置要綱・実施要領です。資料 2 は「献血者数の推移」、資料 3 は「『献血推進 2014 』の結果」について、資料 4 は「献血推進に係る新たな中期目標〜献血推進 2020 〜」、資料 5 は「平成 28 年度の献血の推進に関する計画」、資料 6 は「平成 28 年度の血液製剤の安定供給に関する計画」、資料 7-1 から資料 7-5 は各ブロック代表県の献血推進に関する取組状況の資料となっています。資料 7-1 が青森県、資料 7-2 が埼玉県、資料 7-3 が福井県、資料 7-4 が岡山県、資料 7-5 が佐賀県の活動についてとなっております。

 続いて、資料 8-1 から資料 8-5 は各ブロックにおける献血推進活動の資料となっております。資料 8-1 は北海道・東北ブロック、資料 8-2 は関東・甲信越ブロック、資料 8-3 は東海・北陸・近畿ブロック、資料 8-4 は中国・四国ブロック、資料 8-5 が九州ブロックとなっております。

 資料 9 は都道府県の献血推進事業に係る質疑事項となっています。

 最後、資料 10-1 が学生献血推進ボランティアの活動について、資料 10-2 はライオンズクラブ国際協会 献血資料となっております。資料の不足等がありましたら挙手にてお申し出ください。

 それでは議事を進めさせていただきます。まず議事次第 4 「献血推進の現状について」、献血推進係長より御説明させていただきます。

○萬年献血推進係長 まず議事次第 4 「献血推進の現状について」、資料 1 から 6 で御説明いたします。

 資料 1 を御覧ください。資料 1 は本協議会の目的、構成等を定めております設置要綱及び実施要領となります。本協議会の目的は、血液法の基本理念である献血血液による国内自給を推進するため、献血推進の関係者が献血に関する効果的な推進方策、諸課題などを協議し、全国的な献血運動の推進を図ることとされています。

4 ページに運営の概念図があります。各都道府県における献血推進協議会の取組、各ブロック単位での協議等を踏まえ、地方自治体、日本赤十字社、ボランティア団体などの関係者が一堂に会する本協議会の開催によって、各地域における献血推進活動に関する意見交換、情報共有等を行い、関係者の連携・協力を密にして全国的に献血の推進が図られることを期待するものであります。

 次に資料 2 ですが献血者数の推移です。 1 ページ目、表ですが、平成 6 年度から平成 27 年度までの献血者総数を棒グラフで、年代別献血者数を折れ線グラフで示したものです。総数は近年では 515 万人から 530 万人の間で推移しておりましたが、平成 26 年度は 500 万人を下回り、昨年度は 488 万人となっております。年代別では 40 代・ 50 代が増加傾向である一方、 10 代から 30 代の若年層の献血者数が減少傾向にあり、今後も若年層への献血者推進対策が重要であることが伺われます。

 裏になりますが、年度別の血液確保量が折れ線グラフで、採血種類別の献血者数が棒グラフで示されております。近年は 200 L 程度で推移しており、国民の皆様の御協力により血液の不足は生じておりません。

 資料 3 になります。平成 22 年度に策定された献血推進の中期目標である「『献血推進 2014 』の結果について」です。将来的な血液不足を解消するため、「若年層献血者数の増加」、「集団献血の確保」、「複数回献血の増加」を重点目標として推進することとし、平成 26 年度までの数値目標を掲げて各種取組を実施いたしました。平成 26 年度実績では 10 代・ 20 代の献血率は減少しており、目標の献血率を達成することができませんでした。集団献血は平成 25 年度に目標値を達成しており、平成 26 年度は 5 2,000 社まで増えております。複数回献血については減少している状況にあり、これも目標を達成することができませんでした。

 資料 4 を御覧ください。先ほどの『献血推進 2014 』は平成 26 年度で終了となりましたので、平成 27 年度から平成 32 年度までの新たな中期目標、『献血推進 2020 』を策定しております。達成目標としては、平成 32 年度目標値として献血率は 10 7 %、 20 8.1 %、 30 7.6 %としております。集団献血については 6 万社、年間の複数回献血者については 120 万人を目標としております。また、献血の周知度の上昇を目的として、日本赤十字社が行う献血セミナーの実施回数を年間 1,600 回、これを目標としております。これらの目標を達成するため、「 3. 重点的な取組について」に記載の事項に重点的に取り組み、引き続き献血推進に取り組むこととしております。

 続いて資料 5 、今年度の国の献血推進計画です。これは血液法の規定に基づき作成する計画であり、本年 3 月に厚生労働省告示として策定したものです。

1 ページ目、第 1 節に記載のとおり、平成 28 年度の血液確保目標量は 201 L となっており、これを達成するため、献血推進の重点事項が示されております。内容は平成 27 年度とほぼ同様ですが、主な改正点を申し上げますと、まず 4 ページ目の上から 6 行目、「採血事業者は、企業等に対して、「献血セミナー」を実施し、正しい知識の普及啓発を図る」を追加いたしました。これは企業等の代表者を含め、献血の意義や知識の普及を図ることにより、企業全体を通して社会貢献活動としての献血の更なる推進を促せればと考えております。現在、既に企業向けのセミナーを実施している血液センターもあるかと思いますが、全国統一的な取組事項として意識付けるために追加したものです。

 次に 5 ページの中ほどの第 3 節、 1 の1の 1 ポツ目ですが、栄養士のあとに「等」を追加し「栄養士等」といたしました。これは栄養士と限定せず、看護師や保健師、あるいは医師など、健康相談を受け持つ職種を広げることにより、健康相談の実施の場を広げ、実施回数を増やすことができればと考え追加したものです。主な改正点としては以上となります。

 次に資料 6 です。「平成 28 年度の血液製剤の安定供給に関する計画」、いわゆる需給計画です。これも本年 3 月に告示されたものです。平成 28 年度における血液製剤の製造又は輸入の見込量を踏まえ、原料血漿の確保目標量は 95 L となっております。以上、簡単ですが説明を終わります。

○清水課長補佐 続いて、議事次第 5 に移りたいと思います。「都道府県における献血推進の活動について」、委員の皆様より御説明をお願いしたいと思います。資料 7 を用いまして、各ブロック代表県の献血推進活動について 10 分程度で御説明いただくようお願いします。

5 月から 8 月にかけて開催されたブロック会議において、昨年度、平成 27 年度の取組を様式 1 、平成 28 年度、今年度の取組を様式 3 として作成していただいたものです。御意見や御質問につきましては、全てのブロックの説明が終わってからとさせていただきますので御了承ください。まず北海道・東北ブロック代表、青森県から御説明をお願いいたします。

○和栗委員 青森県医療薬務課薬務指導グループの和栗と申します。私から青森県で平成 27 年度に取り組んだ献血事業を御説明したいと思います。

 資料 7-1 、学生食堂での献血フェアということです。目的ですが、大学での献血実施の際、ヘモグロビン濃度不足で献血できない学生が多いことから、学生の健康意識向上を図ることで 10 代、 20 代の献血者を増やすということで実施いたしました。

 内容ですが、大学の食堂の協力を得まして、一定期間「献血フェア」と題して鉄分豊富な特別メニューを学生に提供いたしました。

 実施日・場所ですが、青森県にあります青森県立保健大学と青森大学、青森公立大学、この三つの大学で記載されている期間で行いました。対象ですが献血フェア実施校の学生といたしました。下のほうにフェアのポスター、パネル、学生ボランティアが PR している活動の写真を載せております。

 次のページは実施の手順です。大学の献血担当職員に献血フェアの企画を提案し、食堂を運営しています企業の担当者を紹介してもらいました。血液センターのほうで基本となるメニューを提案し、食堂の栄養士の方に検討してもらいました。血液センターで献血フェアのポスターと POP を作成し、ポスターは大学の構内に掲示、 POP は食堂の全テーブルに設置しました。

 献血フェア期間内に大学へ献血バスを配車し、食堂内に献血推進用のパネルを設置いたしました。

 実際にやってみて大変だったことということで、学生からは、 POP が手作りだったのですが、食堂内のテーブルの数が多かったので、作成するのが結構大変だったということ、青森大学ではレバーを使用した料理を提供したのですが、やはり学生が若いこともあり、レバーが苦手な学生が多く人気がなかったのではないか、これからもう少しメニューを検討しないといけないのかなということがありました。予算については、今回経費は 0 円でした。

 来場者ですが、青森県立保健大学では 64 名受付、 42 名採血しました。青森大学では 47 名受付、そのうち 33 名が採血しています。青森公立大学では 22 名受付、 21 名が採血しています。効果ですが、医療系の学部がある大学や女子学生の関心は高く、効果は大きかったのではないかと思います。報道機関にも取り上げられ、献血への関心を広く喚起することができました。

 改善点ですが、実施期間が短かったということで、色素不足の解消という効果は余り見られなかったのではないか。ただ、実施期間だけではなく、日頃の食生活改善のきっかけにもなるのではないかと期待して、これからまた継続的にやっていきたいと考えております。今後の課題ですが、平成 28 年度は学生の関心を更に高められるよう、栄養学科の学生にメニューをこれから考えてもらうなど、学生を巻き込んだ企画を展開していきたいと考えております。

 次のページ、 3 ページはクリスマス献血のキャンペーンです。まず、この目的ですが、どちらのほうでもそうだと思いますが、冬場の献血者の増加を図るためということで、若年層への献血の理解と協力を促すことを目的に行いました。

 内容ですが、県内の学生献血推進連絡会による企画ということで、ツリーのオーナメントの作成と、献血に協力してくれた方に景品が当たるようなくじを作成しました。あとバルーンアート・着ぐるみによる献血の呼びかけを行いました。

 実施日・場所ですが、青森県にありますショッピングモール 3 つで 12 13 日、 20 日、 23 日の、日曜日と水曜日に行いました。対象者は献血会場での買い物のお客さんです。

 次のページ、手順としては学生献血の推進連絡会議 4 回、 5 回を開催、キャンペーンの処遇品や独自のイベント等について企画しました。なかなか大変だったことということで、学生が集まって準備する時間を確保するのが難しかったということです。予算額ですが、献血協力者への記念品に 12 万円、広報に 35 万円ということでした。記念品のほうは血液センターで、広報については県で行いました。来場者ですが 172 名です。

 効果ですが、学生によるバルーンアートとか着ぐるみで呼び掛けを行ったことによって、買い物客の目を引いて献血に興味を持ってもらうことができました。改善点ですが、学生ボランティアの人数が少ない会場もあり、 1 人の担当する業務量が多くなりました。会場によってはイベントスペースそのものが狭いというのもあり、献血者への処遇品の受渡しがうまくいかなかった部分もありました。これからの課題としては、やはりどちらでもそうかもしれませんけれども、学生ボランティアの人数を増やすように、こちらからも学生のほうに呼び掛けていきたいと思います。献血者、より多くの買い物のお客様がイベントスペースに集まりやすいよう、企画を調整することが課題になりました。

 最後の 5 ページ、平成 28 年度の取組ということで、今行っている事業です。はじめての献血キャンペーンということで、献血者の底辺拡大とリピーターを増やすことを目的に行っております。内容ですが、今現在やっているところですが、初回献血者へ「はじめての献血協力カード」というものを配布し、そのカードを持参して再度献血に協力していただいた方にオリジナルのマグカップを進呈する。これは献血経験者の方にも、初めて献血をやる方を連れて、一緒に献血に協力いただいた場合にはカードを配布しております。平成 28 1 月から平成 29 3 31 日までということで、県内の献血ルーム・バスで行っております。対象は献血をやったことのない方です。

 昨年度の実施状況ということですが、平成 28 1 10 日から配布していましたが、ここには平成 27 年度中に持って来た方はいなかったと記載しております。しかし、実績ということで、平成 28 1 10 日から今年度の 9 30 日までにはカードを 3,199 枚配布しました。そのうち、献血者、マグカップをもらった方が 249 名になりました。下のほうにポスターとマグカップのデザイン、こういうマグカップだということでデザインを載せています。その隣に、「はじめての献血協力カード」ということで、こちらのカードを配っております。

 最後のページ、 6 ページになります。手順としては記念品の購入とカード印刷の発注ということで、それに関するポスターやチラシの作成、献血現場に掲示、チラシは献血バスでの実施事業所へ配布しました。ホームページに掲載し、マスコミに取り上げてもらってそういうものを作成して、キャンペーンについての報道を依頼いたしました。予算額ですが 40 7,160 円、マグカップが 32 万円、協力のカードが 8 3,000 円という内訳になっております。目標ですが、期間中、これからまた 6,000 名を確保する目標を立てております。この実施に向けた課題ということで、「キャンペーンを知って来た」という人がまだ余り多くないので、これからまた、より効果的にキャンペーンをするための広報活動を実施していきたいと考えております。青森県からは以上です。

○清水課長補佐 ありがとうございました。関東・甲信越ブロック代表の埼玉県から御説明をお願いいたします。

○謝村委員 埼玉県の謝村です。最初に、平成 27 年度に取り組んだ献血推進事業について、埼玉県赤十字血液センターの池辺から御説明します。続けて、私から本県の現状、本年度の事業について、御説明いたします。

○池辺委員 埼玉県赤十字血液センターの池辺です。どうぞよろしくお願いいたします。資料 7-2 1 ページです。彩の国けんけつキャラバンの開催目的は、注目される献血啓発イベントを開催することで献血を広めること、また、献血実施と連動させることで献血協力者を増やすことです。 2 の内容ですが、1定期開催はショッピングモール等で、主に日曜日にバスを出してイベントをするということです。2臨時開催は、場所は JR 大宮駅西口コンコースで、昨年 6 14 ( ) に、世界献血者デーに絡めてイベントを開催させていただきました。そのときの模様の御説明させていただきます。

 埼玉県では、彩の国けんけつ特命大使として、埼玉県の御当地タレント「にゃんたぶぅ」に献血の啓発活動をお願いしております。去年の世界献血者デーにおいて、利用者数約 40 万人と県内一番の大宮駅コンコースを使ってイベントを行っていました。駅前にはテントを張り、 2 台の献血バスを配置しました。コンコースではステージを設営して、彩の国けんけつ特命大使「にゃんたぶぅ」をはじめとする、埼玉県内の御当地ヒーローグループ 11 組が出演し、各グループには、献血 PR をふんだんに盛り込んだステージを、午前 10 時から午後 5 時まで、ノンストップで行っていただきました。ステージの周りは、観覧する通行人が切れることなく、大きな反響を頂くことができました。また、大宮駅西口にある大宮ウエスト献血ルームにも、普段にない献血者の来場があったことから、多くの県民に対して世界献血者デーの認知と献血の推進を行うことができたイベントとなりました。

 資料 7-2 2 ページです。どちらの血液センターも同じですが、年間の予算が決まっています。 7 の予算額ですが、一般の献血者処遇の中にこういったイベントを繰り込むことは、今後、非常に厳しいのかと思っております。

8 の来場者数ですが、先ほど御説明いたしました定期開催は、毎月日曜日に月 1 回ぐらいのペースでショッピングモール等で開催しております。棒グラフを御覧いただくと、左側が目標値、右側が実績ですが、目標値に対して目標を超えることがなかなか厳しい。ところが、大宮駅西口で行いました臨時開催は、世界献血者デーのイベントですが、こちらはかなり大きく目標値を超えることができたというところです。

10 の改善点ですが、先ほど申し上げましたように年度を通じて計画的な資金繰りが必要であるということで、決められた予算の中で通常の献血以外にイベントを組むのがなかなか厳しいことがあります。

11 の今後の課題ですが、臨時の開催を除いてほとんどのイベント会場が、あまり多くの協力が得られないということです。ただし、繰り返しになりますが、臨時を何回も行うことは予算上なかなか厳しいところですが、とは言いましても、献血者を確保しなくてはいけないということで、今後も臨時的な開催のイベントをできるだけ多く計画していきたいと考えております。以上です。

○謝村委員 埼玉県の現状について触れさせていただきます。平成 27 年度の献血者数についてですが、この資料には載せておりませんが、数字だけ申し上げます。献血受付者数が 27 7,495 人、これが前年度より 8,525 (3.2 ) 増加していました。献血者数は 23 5,485 人で、前年度より 2,482 (1.1 ) の増加でした。このように献血者数が増加している中でも、 10 30 代の献血者数は前年度より 5,578 人減少していました。 10 30 代の減少は全国的な傾向であり、本県においても若年層対策に加えて 30 代を対象にした対策が急務と考えています。

 資料 7-2 の平成 28 年度に取組予定の献血推進事業について、御説明いたします。本年度、新規に着手した高校生献血カードによる若年層献血者の確保事業です。埼玉県では、昭和 39 年度から高等学校の校内に献血バスを乗り入れて、献血の御協力を頂くという校内献血を実施してきており、将来の献血者確保のために力を入れております。これまでは、私たちは高校生に高校 3 年間のうちに最低 1 回献血を経験してもらうことによって、卒業してから、大学、社会人になって自ら献血ルームに行くとか、街で献血バスなどのそばを通ったときに声を掛けられたら、献血をやってみようかなと思ってもらえるようにという考えで実施してきました。

 実際に高校生は在校中に献血を何回行っているのか、過去に調査したことがありませんでしたので、血液センターの協力を得て、平成 27 4 月〜 9 月に献血を行った高校生を対象に、それまでに献血を何回しているのかを調査しました。その結果、高校 3 年生で多い人は 12 回行っていました。私たちは、高校生が献血に興味を持てば、在学中から何回も献血してもらえるのではないかと考えました。そこで本年度、県内全ての新高校 1 年生、約 6 万人に高校生献血カードを作成して、学校を通じて 9 月に配布しました。県内の献血ルーム、献血バスで献血をすると、 200mL 献血でスタンプ 1 個、 400mL と成分でスタンプを 2 個押します。 3 個目、 6 個目、 9 個目に押印されたときに、記念品を差し上げることといたしました。

 このカードは、来年度、再来年度も新高校 1 年生に配布することで、 3 年目には全高校生に配布することになります。この事業の目標は、 3 年間で 4 回以上献血に御協力いただいた生徒を 300 人以上にするとしました。 3 年目には、多く献血した生徒に対して、埼玉県で年に 1 回、 7 月に開催している「愛の血液助け合いの集い」というイベントの中で、知事から感謝状を差し上げることも考えております。本県の高校生の献血者数は、平成 27 年度まで 9 年連続日本一を継続しております。今後の若年層確保のためにも、高校生を対象とした事業は重要であると考え、力を入れていきたいと考えています。

 なお、先ほど 30 代を対象にした対策は急務と申し上げましたが、本日のパワーポイント、ここの資料にはありませんが、この年代を対象とした事業も本年度は実施しておりますので、簡単に御紹介します。先ほど青森県さんが御紹介されたものとほとんど似ている事業だと気が付きましたが、私どもの事業名は「初回献血者お友達 & ご家族紹介キャンペーン」といいます。献血未経験の 10 30 代の方が献血経験者の方と一緒に献血をしていただくと、記念品を差し上げるというキャンペーンです。献血未経験者が単独で献血ルームや献血バスに行くこと自体が、高いハードルと考えられるため、献血経験者に連れてきてもらうことによって、ハードルを低くすることを意図したキャンペーンです。本年度は、 7 9 月の夏季、 12 2 月の冬季の 2 回を計画しておりまして、 7 9 月は実施が終わって、この夏季には 397 人の御協力を頂きました。以上です。

○清水課長補佐 ありがとうございました。それでは、東海・北陸・近畿ブロック代表の福井県から御説明をお願いします。

○佐々木委員 本県が平成 27 年度に取り組みました献血推進事業について、御説明させていただきます。献血に対する県民の意識醸成と若者層への献血思想の普及啓発を目的といたしまして、「一筆啓上【献血編】」と題して献血に対する思いを 40 文字以内で表現した手紙を募集しております。「一筆啓上賞」という賞ですが、流れを申し上げますと、福井県北部、坂井市丸岡町に天守閣としては最古の建築様式を持ちます、国の重要文化財である丸岡城があります。この城は、織田信長の命を受けて柴田勝家が甥の勝豊に造らせた城ですが、その後、丸岡城主になりました本多重次という戦国武将が、長篠の戦いの陣中から妻に宛てて「一筆啓上、火の用心、お仙泣かすな、馬肥やせ」という内容の日本一短いと言われる手紙を送りました。この「一筆啓上賞」というのは、公益財団法人福井丸岡文化財団が、日本で一番古い丸岡城に日本一短い手紙文があるということを、全国に知ってもらおうということで、活字とかメールでは伝わらない本物の手紙文化の復権を目指すという目的で、全国初の手紙のコンクールとして平成 5 年に始めたものです。

 献血編は、財団とのコラボ企画ということで、平成 25 年に引き続き 2 回目の実施となりました。実施内容、手順については、資料のとおりでして、表彰関係の費用とか、作品集の作成費用が約 77 万円かかっております。応募数は 1,453 編と、前回、実施いたしました平成 25 年度の 783 編の約 2 倍という応募数となりました。応募数が多くなりましたのは、学校等で学校行事のように取り組んでいただけたからということではないかと思っております。効果といたしまして、応募していただいた方の 90 %以上が 10 代・ 20 代で、そのうち高校生が約 65 %と、献血・輸血について考える機会を持っていただくことにより、若年層に対する意識醸成、普及啓発ができたのではないかと考えております。

 ちなみに、作品を一部紹介いたしますと、高校生とか一般の方の入賞作品がいろいろあるのですが、高校生のもので、「献血は誰かがやってくれる。でも、その誰かが人を救う。なら自分もその誰かになりたい」とか、小学校 5 年生ですが「けん血は、まだできないけれど、私の思いはとどいてほしい。「がんばれ。生きて !! 」という作品を頂いております。

 改善点といたしまして、今回、作品を募集して、表彰して、新聞記事として掲載されたほかは、ホームページでの公開及び学校等への作品集の配布を行いましたが、入賞作品を活用した献血の重要性に関する県民への普及活動が、余りできなかったと考えております。今後の課題といたしましては、入賞作品の有効的な活用と、今後もコラボ募集を継続していいかどうかというところですが、課題として挙げさせていただきます。

 次に、裏側のページですが、平成 28 年度の取組について御説明させていただきます。献血推進計画の中の「献血者が安心して献血できる環境の整備」といたしまして、既存の施設でできる体制の見直しを行うことといたしました。献血者が献血ホールに来所しやすい日の開設と、休日の混雑緩和及び献血者からの疑問の声に丁寧に対応できるための取組を実施することといたしました。

 具体的に申し上げますと、 1 点目といたしまして、 4 1 日からはこれまで休みとしていました土曜日を金曜日に変更いたしまして、土曜日にも献血ができる体制といたしました。効果といたしましては、年間を通して土曜日に血液センターで献血ができるようになったということで、献血者の増加が期待できるとともに、これまで日曜日に集中していた献血者、混雑緩和も期待できると考えております。なお、開設日の変更とかについては、県においても県民の方に広く周知しております。

2 点目は、献血者に対する「 Q&A マニュアル ( ) 」の作成と、それに伴う献血者への対応を行うことといたしました。献血・輸血に関する献血者からの疑問に対して、職員全員が統一した適切な受け答えをすることで、献血者の理解と信頼を得ることができる、複数回献血の実施や献血の紹介・勧誘につながると考えております。

 実施に向けた課題としてですが、いかに安全・安心な血液センターに誘導できるか、特に『献血推進 2020 』の対象である 20 代・ 30 代の推進をどうするかですが、現在、県では複数回成分献血者に対して処遇品を提供しておりますが、若者向けの品物等々を考えていく必要があるかと思っております。土曜日に開設し、金曜日は休みとすることによる職員の勤務と献血バスの配車調整をどうするのかも、大きな課題となっております。以上で説明を終わります。

○清水課長補佐 ありがとうございました。続いて、中国・四国ブロック代表の岡山県から御説明をお願いします。

○岩藤委員 岡山県の医薬安全課の岩藤です。早速ですが、資料に基づいて平成 27 年度に取り組んだ献血推進事業について、御説明をいたします。まず、ライオンズクラブと赤十字血液センターとの連携協定についてです。これについては、ライオンズクラブと赤十字血液センターが相互に連携することで、献血推進活動が一層地域に結び付き、『献血推進 2020 』を推進する目的で行っております。

 内容は、「ライオンズクラブ国際協会 336-B 地区」が岡山県・鳥取県を含んでおりますので、岡山県・鳥取県の各血液センターとの協定の締結式、そして献血協力団体によるアトラクションを実施いたしました。実施日については、昨年 7 3 日、「愛の血液助け合い運動月間初日事業」の日に行いました。場所については、最近、岡山駅近くにできましたイオンモール岡山 1 階未来スクエアにおいて実施いたしました。

 実施の手順ですが、ライオンズクラブ地区内の血液センターとの調整、ライオンズ側、センター側の上部組織との調整、会場、マスコミ、広報等との調整ということです。苦労したことですが、こういった協定は前例がなかったということで、ゼロからの企画ということで非常に苦労したということです。予算については、 30 万円、会場費等で、分担の内訳は記載のとおりです。来場者は多く、モールですので 1,000 人ぐらい来ていただきました。効果としましては、連携協定締結により、多くのクラブが献血を主要アクティビティと位置付けてくださいまして、より一層の献血協力が得られるようになり、 75 クラブ中 70 クラブからの協力が得られているということです。

 今後の課題といたしましては、このように得られた協力を引き続きライオンズクラブとの関係維持で行っていくことであり、平成 27 年度のライオンズクラブの献血協力人数は 7,939 人でした。

 次のページは、赤十字の出前講座「献血セミナー」です。これについては、以前からも行っておりますが、献血についての出前講座です。特徴的なのは、赤十字の活動全般にも理解を頂くということで、一緒に行っているということです。

 内容としては、献血の必要性や意義についての説明、 DVD 放映、また、ほかの日赤の活動なども併せて行っているということです。対象者といたしまして、ライオンズクラブ、国際ロータリー第 2690 地区、県内の高校・大学・専門学校等へも行っており、特に実施の手順といたしまして、申請書を受け付けて実施するのですが、高校については、 3 月に県から教育委員会を通じて意向アンケートを実施し、実施しているところです。実施に際して苦労したことは、日程調整とか職員の派遣です。予算については 140 万円で、記念品などです。実施の対象者といたしましては 8,664 (116 ) ですが、高校については 3,104 (25 ) の方に実施をしています。効果については、周知の向上により、『献血推進 2020 』が達成できればと考えております。今後は、新たな実施団体の確保、より分かりやすい魅力ある講座の実施を目指していきたいということです。

 今年度の取組予定、献血推進事業についてです。献血ルームの献血推進ということで、これは特に今年度から取り組んでいることです。特に固定施設の献血の実施計画をしっかり達成しようということで、予定といたしまして、「献血ルームうらら」では対前年比が約 110 %、「献血ルームももたろう」については 104.6 %ということで、昨年度の実績についてはそちらに記載のとおりです。

 実施の手順といたしましては、昨年度、血液センターの愛称を募集し、今年度 4 1 日より血液センターのルームも、「献血ルームうらら」ということで周知度を上げています。献血ルームのキャンペーンの充実を図るため、右にありますようなチラシを作り、参加者へのきっかけ作りをしている。また、ライオンズクラブなど、各種団体の献血 WEEK の充実も行っていただくよう働き掛けをしている。また、企業からの送迎、招待状の活用、周辺大学、特に部活、サークルへの協力依頼などもして、ルームの中の部屋を使っていただくことなどにより血液のルームのほうに呼び込むという働き掛けをしています。また、受付作成の不足時にドナーリストの作成ですが、これは受付時にアンケートを実施して、例えば雨の日には来られるよとか、仕事の都合で来られる曜日がいつならいいよというような小回りが利くリストの作成をし、呼び掛けをしているところです。予算については、キャンペーン用チラシ、処遇品等で、資料の額でして、目標人数は資料のとおりです。実施に際しましては、献血ルームうららでは 400mL 献血、 PPP を重点的にお願いするなど、重点的な工夫なども取り組んでいるところです。

 次に、献血推進動画の作成「みんなのおかやま犬〜献血に行こう〜編」です。これはブロック会議後に追加で実施することになったもので、今回、追加で資料を入れさせていただいております。ありがとうございます。目的は、若者に向け、より効果的な献血情報を発信するため、岡山県の県政の広報動画、これは岡山県が「桃太郎」の童話の地ですので、それにちなんだアニメの「みんなのおかやま犬」、これはイヌ・サル・キジのイヌですが、そういうものを活用した動画です。献血ルームでイヌ・サル・キジが献血をしようと待っているところですが、後ろでは桃さんが青い顔をしながら献血をしているというところです。是非、一度見ていただければと思います。

 今年度、県政広報動画の中で第 1 弾で献血を取り上げて作成をいたしました。内容といたしましては、広報アニメの作成、これは外部委託ですが、そしてインターネットでの配信です。実施日については、 7 1 日、愛の血液助け合い運動の月間初日事業の日ということで、 You Tube で配信をするとともに、同日、初日事業の場である献血ルームももたろう前で動画を公開、そしてキャラクターを活用したチラシ、その右に書いてありますような知事のメッセージ、その下に学生献血推進連盟のメッセージを入れ、その上に、この You Tube 動画のキャラクターも入れたチラシも一緒に配布を行っております。

 実施の手順は、是非、若い人の意見を入れて動画を作りたい、そして拡散していただきたいということで、岡山県学生献血推進連盟との意見交換をし、意見を頂いて動画を作成しております。また、学生にも動画の PR チラシを使っていただいて、配っていただくということをしております。

 予算額ですが、これは県の広報動画 5 本分、それ以外の広報で約 576 万円、そのうちの献血編に約 80 万円ということです。目標は、動画の視聴回数を約 2 万回としておりました。今朝見てきたところ、 2 1,965 回で、取りあえずは目標を達成しておりますが、ずっとやっておりますので、是非、皆様にも見ていただければと思います。その他感謝の集いのとき、開会前に映写するとか、様々な場面で活用に努めているところです。このように若年層の意見を取り入れた、若年層を中心とした活動を頑張って行っていきたいということで行っているところです。以上、説明といたします。

○清水課長補佐 どうもありがとうございました。最後に、九州ブロック代表の佐賀県から御説明をお願いいたします。

○東島委員 佐賀県健康福祉部薬務課の東島です。どうぞよろしくお願いいたします。最後ですが、九州地区を代表いたしまして、佐賀県の主な献血活動について、御紹介させていただきます。お手元の資料の資料 7-5 です。よろしくお願いします。「献血ふれあいフェスタ」ですが、本県では、 7 月の愛の血液助け合い運動月間の一環といたしまして、県民の方々に献血を身近に感じていただくとともに、献血の必要性を認識してもらって、結果として献血者の確保につなげることを目的といたしまして、毎年 7 月に「献血ふれあいフェスタ」というイベントを血液センターと共催により開催しております。

 毎年行っておりまして、平成 28 年度ですが、 7 24 ( ) に佐賀市内にあるショッピングモールにおいて行いました。初めに、献血推進協力団体等に対する厚労大臣表彰状等の伝達、並びに知事感謝状、日赤の感謝状等の贈呈を行いました。写真が載っています。通常、このような感謝状等の贈呈式といいますと、どこかの来賓室や部長室で行うとか、そういったどちらかというとクローズドな場所で行われることが多いかと思うのです。以前は佐賀県もそうだったのですが、今、この伝達贈呈式は、県民の方々に常日頃、献血に御協力いただいております団体等を御紹介するとともに、ショッピングモールですので、お買物の途中の方々にも一緒になって受賞を祝っていただこうということで、ショッピングモールのど真ん中に仮設のステージを設け、オープンな状態でこういった伝達式、表彰式を行っていて、これが特徴的だと思っております。

 このイベントでは、このほかにも地元の高校生を「一日血液センター所長」に任命いたしまして、同世代の方々に献血の啓発等を行っていただいたり、アピールしていただいたり、地元のミュージシャンによるライブ演奏とか、献血に関するクイズ大会等を行っております。また、このイベントと併せて、ショッピングモールの駐車場においては、移動献血バスによる献血も同時に行っております。

 次は、「はたちの献血キャンペーン」です。これも毎年行っており、これは 1 2 月の「はたちの献血キャンペーン」の期間中に行っていることですが、昨年度は、今年 1 11 日の成人の日に、同じく佐賀市内のショッピングモールにおいて、学生献血推進協議会の皆さんと一緒に開催いたしました。内容といたしましては、学生献血ボランティアの皆さんに中心になっていただいて、献血の呼び掛けを行っていただいたり、 20 代の学生の方に対して、「一日血液センター所長」の委嘱を行い、若者の方々から会場の方々に対して献血の啓発を行っていただきました。そのほかには、学生献血推進協議会の皆さんによる日頃の活動報告とか、また、演奏会とか、ライブとか、献血クイズ大会とか、そういった催しを行いました。このイベントにおいても、併せて移動献血バスによる献血も行っております。

 このイベントの企画・運営については、先ほどの「献血ふれあいフェスタ」も同様ですが、地元のラジオ局に一括委託して実施しております。委託の内容については、イベントの告知、イベント当日の準備・進行等はもちろんですが、キャンペーン期間中の献血の啓発についても併せてお願いしており、そういったことで 1 2 月の期間中は通常のラジオによるスポット放送はもちろんですが、若者に人気のあるようなラジオ番組の中でも取り上げていただいたりとか、そういったことで結構、効果的な献血啓発、献血推進の広報や周知ができたかと考えております。

 資料の 3 ページ、「コンビニ健診コラボ献血」ですが、佐賀県では、特定健診・がん検診の受診率を向上させるために、コンビニエンスストアの敷地内で特定健診・がん検診を行うコンビニ健診を、平成 26 年度に九州で初めて実施いたしまして、それ以後も続けております。平成 27 年度からは、このコラボイベントといたしまして、献血も併せて、便乗して実施させていただいており、今後も継続して実施していく予定です。

 これですが、実際、献血に御協力いただいている方は、健診の受診者の方々とか、それ以外に、コンビニとか、コンビニと併設している薬局に来られるお客様方で、その献血に御協力いただいております。コンビニ健診を行う数日前には、会場周辺の民家に、献血告知のチラシを配ったり、また、コンビニに併設しているチェーン薬局の他の店舗に、献血告知のポスターを貼るとか、そういった周知の協力を頂いております。

 資料の 6 ページ、「クロスレター交換式」についてです。輸血を必要とされていらっしゃる患者の皆様の献血者に対する感謝の気持ちと、逆に献血者の皆様の患者に対する応援メッセージを相互に届けることにより、献血で得られた貴重な血液がいかに有意義に活用されているかを、一般の方々に理解していただくとともに、献血に関心を持っていただき、ひいては献血者の増加につながることを目的として、今年度から実施しております。

 献血者と患者様、それぞれに相互に感謝と応援のメッセージを書いていただき、今年は 8 10 日に佐賀医療センター好生館、これは医療機関ですが、そこの 1 階ホールにおいてクロスレター交換式を開催いたしました。まず、血液センターの職員の方及びその医療機関、好生館の技師の方が、それぞれ献血者と患者の書いたメッセージを読み上げ、その後、血液センター所長と好生館理事長が相互にそのメッセージを交換するというセレモニーを行いました。ちなみに、初年度であったので数は少なかったのですが、メッセージは患者側から 7 通、献血者側から約 300 通ぐらい集まっております。現在、クロスレターのメッセージについては、血液センターに掲示しているところです。この事業については、今後も継続していくことといたしまして、今後はより多くの県民の方々にこのクロスレターの取組について知っていただけるよう、その周知も併せて努めてまいりたいと考えております。以上です。

○清水課長補佐 委員の皆様、ポイントを絞って分かりやすく説明していただき、ありがとうございました。以上が本日御出席いただきました各ブロックの代表県の献血推進活動となります。また、ブロック代表県以外の都道府県の活動については、資料 8-1 から資料 8-5 のとおり、資料のみで御紹介させていただきますので、後ほど御覧いただければと思います。

 なお、この資料 8 の各都道府県の取組については、全ての県に事前に資料をお送りして共有し、質疑事項を照会していました。資料 9 のとおり、岡山県から千葉県、静岡県、三重県へ、香川県から青森県へ質問が寄せられておりますので、その質疑と回答をここで御紹介させていただきます。岡山県からは、高校生を中心とした若年層に対する取組状況への質問があり、香川県からは初回献血のキャンペーンについての御質問です。

 それでは議事を戻しまして、先ほどの各ブロック代表県からの御説明について、御意見や御質問等がありましたら、挙手にて御発言をお願いします。こういった機会でないと、なかなか他県さんの取組についてお話を聞く機会がないと思いますので、遠慮なく質問していただければと思います。では、佐賀県の東島委員、どうぞ。

○東島委員 埼玉県さんの高校生献血カードについて質問です。 200 、成分、 400 と献血をお願いしているということですが、やはり割合的には 200 がかなりのウェイトを占めているのですか。かなり年齢制限などがありますので、どの辺の御協力なのかなと思って。

○謝村委員 埼玉県では、高校 1 年生が 16 歳になる頃に、この子たちにも献血をしてもらおうと、学校の先生と交渉して、校内献血を実施しています。学校の先生方、特に養護教諭などには 400 という話を持っていっても、 200 からやってくださいということを言われますので、高校生に力を入れることによって 200ml 献血のほうが少し増えるという状況になっています。

○東島委員 ありがとうございました。

○清水課長補佐 ほかにはいかがですか。岡山県さん、どうぞ。

○岩藤委員 私も埼玉県さんに質問させていただきたいのですが、埼玉県は本当に高校献血を、非常に熱心に取り組んでいらっしゃいまして、今も全員にお配りするということで、ただ、 200 が多いということで、いろいろな需給調整の関係での問題点などはどのように解決したり、お考えでしょうか。お聞かせください。

○謝村委員 行政の対応としますと、やはり献血者数を増やすというところから、 200ml 献血も進めたいと考えています。血液センターのほうでは、やはり医療機関からの需給の関係で、 400ml 献血者を増やしたいという意向は出ています。それで話合いをしておりまして、血液センターのほうも 200 ではなくて 400 にしたいという意向がありますが、高校生に限って言えば 200 を優先して、相手方が 200 でやろうと言うのだったら 200 を優先していこうと。その代わり献血ルームに来られた一般の方々で 200 を希望される方については、できる限り 400 400 の場合、体重制限などがありますので、成分献血のほうに誘導するなりしていただいて、そちらのほうで 200ml 献血者を少なくすることによって、トータル的に見て 200 についての調整をしたい。とは言うものの埼玉県の場合、全国一番の 200ml 献血者率になってしまっているようですが、今後も初めての献血者を増やすという努力だけは続けていきたいと思って進めています。

○清水課長補佐 ほかにはいかがですか。佐賀県さん、どうぞ。

○松山委員 青森の方にお伺いしたいのですが、大学での献血、鉄分の多い食事を出して経費が 0 円となっているのですが、これはどのようにされたのでしょうか。

○三戸委員 青森センターの三戸です。まず、この企画を大学側に持っていって、大学側に入っている学食さんがありますので、学食さんにヒジキやレバー、そういう鉄分の多いものを作っていただけないでしょうかという提案をして、そして、その学食さんに入っている業者さんのほうで、分かりましたということで作っていただきましたので、ですのでこちらのほうの経費というのは入っていないです。そういう経緯です。

○松山委員 ということは、鉄分を幾らぐらい入れたとか、そういうレベルではないのですね。

○三戸委員 ないです。 1 週間ぐらいの期間なので、それがすぐ改善につながるということではなくて、一応、食生活を通して健康に目を向けてもらって、とどのつまりは献血にも行ってもらいたいという目的でした。

○清水課長補佐 よろしいでしょうか。ほかに何かあればどうぞ。

○松山委員 もう 1 つよろしいですか。やはり青森さんですが、この資料には、「はじめての献血協力カード」を配布したが、平成 27 年度中に持ってきた方はいなかった」と書いてありますが、それはいなかったのでしょうか。

○三戸委員 はい。基本的に初めての方に差し上げて、 400mL 献血に特定していましたので、 400mL 献血をすると男性 3 か月、女性 4 か月出来ないため、 1 月から始めたもので、その年度内には持って来られなかったということです。

○松山委員 では、今は持って来られている方がいらっしゃるのですか。

○三戸委員 先ほど言いましたように、今は 3,199 枚配布で 249 人の応諾ということで、応諾率 7.8 %ということです。高校生などに新規の方が多いもので、高校献血は当センターでは、 6 月、 7 月、 9 月、 10 月、 11 月までやりますので、それ以降、 3 か月、 4 か月になって、また増えてくるのではないかと目論んでいます。

○清水課長補佐 よろしいでしょうか。埼玉県さん、どうぞ。

○謝村委員 岡山県さんの献血推進動画の作成の部分で、平成 28 7 1 日に You Tube で配信とあるのですが、 You Tube というと岡山県の中だけで御覧になれるということではなくて、多分どこでも見られるような啓発媒体になるのですよね。そうしたときに、そういうものを岡山県として広報するのに当たって、例えば県のお金を使って全国的に普及するということに対し、財政のほうで何か注文がついたとか、予算の関係でなかなか取りづらかったということはありませんか。

○岩藤委員 ありがとうございます、岡山県です。これは先ほど少し御説明させていただきましたが、実はこの事業自体は県の広報ということですので、たまたま献血が今年度第 1 弾に取り上げていただけたということで、県の広報をやっている課が予算計上しておりますので、その辺りで財政にどう言われたかというのは、申し訳ないのですが直接携わっておりませんので分かりません。医薬安全課としては、ただただ有難いばかりです。

 ただ、この広報の中には岡山県を PR しようという目的もありまして、桃太郎や、キジは「デニム・雉」という名前、サルは「こうらく猿」という名前にしています。犬が「おかやま犬」ということで、この他、様々なキャラクターが登場いたしまして、献血編には出ていませんが知事が出たり、千鳥が出たり、様々な岡山県にちなむキャラクターがそれぞれ出てきます。献血編には一寸法師も出てきたり、浦島さんが出てきたり、岡山マラソンを PR しようとか、岡山県を全国に PR しようといった一環で、県政の仕組も知っていただくというように理解しているので、そういうことで通っているのではないかと考えられます。以上です。

○清水課長補佐 よろしいでしょうか。ほかにあればどうぞ。

○新藤委員 埼玉県の新藤です。高校生に対する献血を進めていく上で、今、いろいろな感染症の問題が出ていまして、問診票の中に、例えばエイズ感染の心配等があって、その辺のことを問診票で聞いています。例えば埼玉県の場合には、「 6 か月以内に次のような、該当するようなことはありましたか」ということで、不特定の異性との性的な交渉があったかどうかとか、男性同士の性的な接触があったかどうかとか、そういう問診の項目があるのです。

 高校生がそんなのを書くのは嫌だと言って、それで、せっかく献血にいらしてもらっても、そんなのを書かなくてはいけないとなると嫌だと言って、献血から辞退されてしまう高校生もいらっしゃるのですが、日赤さんとの話合いをしているのですが、その問診の中身を削るわけにはいかないということなのです。その辺でほかの県の方、何か苦労、こういう文言にしたらどうかなど、何かその辺の対策みたいなものが各県でありましたら、教えていただきたいと思います。

○清水課長補佐 今頂きました御質問は、非常に重たい重要な意見だと思います。もし差し支えなければで結構ですが、各ブロックの中で血液センターさんになるのか、県の方になるのか、北のほうから順番に、どなたか今の御意見についてお話しいただければと思います。青森県さんの中で、どなたかお願いできますか。

○三戸委員 青森センターの三戸です。高校献血ですが、当県では昨年度、約 80 校あるうち 42 校実施ということで、過半数以上の学校が協力してくれています。ただ、平成 7 年度の PL 法によって、安全な製造物を作るということで、平成 7 年度に安全対策ということで問診項目が増えまして、そこでエイズ等の項目も入りまして、そのときはほぼ 100 %の高校に実施していただいていたのですが、今言われた項目が高校教育によくないのではないかということで、やめる高校さんがありました。でも、我々としては輸血を受ける患者さんのためと、あと、献血者の安全を守るために、是非これだけはお願いしますということでやってきました。

 その結果、先ほど言いましたように 42 校が協力してくれています。学校のほうから言われても、ここだけは譲れないということで推進しています。以上です。

○清水課長補佐 ありがとうございます。今、新藤先生からのお尋ねだったのですが、埼玉県さんとして何か補足する部分があればお願いします。

○謝村委員 今、青森県さんがお話になったとおり、平成 7 年ぐらいから協力していただく高校がめっきり少なくなりました。理由を学校側に聞きますと、やはり問診票を校内で子供たちに書かせることによって、お互いのプライバシーが本当は確立されなければいけないのですが確立されない、見えるような場所で書かれているということが、まず 1 つあるだろうと。もしもそういうことであったとした場合には、学校としても大変困るということもあって、なかなか校内でそういうものを書かせたくないという学校が増えて、そういう学校が献血を取りやめてしまったという現状ではあります。

 でも、やはり何回か訪問して、その後 5 年、 10 年、時間を掛けていくことによって、人も変わってくるということで、少しずつ増えてはきていますが、全部の学校にそういう考え方は、まだ浸透していない状況です。以上です。

○清水課長補佐 ありがとうございます。続いて福井県さん、お願いできますか。

○清水委員 福井県の血液センターの清水と申します。私どものほうでは、その質問に関しては特に学校サイドともめたり、問題になったことはありません。新システムが導入された段階で、問診事項は自己申告タッチパネルという形になっています。事前にお知らせ等で、献血していただける生徒の方に見ていただく場合もありますが、実際、申告となった段階にはタッチパネルでお願いすることになっているので、学校サイドと特段もめるようなことは全くありません。

○清水課長補佐 ありがとうございます。続いて岡山県さん、お願いします。

○川元委員 岡山県の血液センターの川元と申します。先ほどおっしゃったように、岡山県も高校献血、全国的には少ないですが、本年度は 14 校ほど。それから献血セミナーとか、いろいろやっているのですが、養護教諭の先生や教頭先生にいろいろお話をさせてもらうときに、そういった御異議というのは全くなく、岡山県もタッチパネルでさせていただきますので、その辺りはほかの生徒に見られるということは、余りないのかなと思っております。そういうことも今後気を付けながら、学校とも協議してまいりたいと思います。以上です。

○清水課長補佐 ありがとうございました。最後に佐賀県さん、お願いできますか。

○松山委員 佐賀県の血液センターです。佐賀県では高校 49 校のうち、まだ 6 校しか高校献血はしておりませんが、今、埼玉さんが言われたような問題は聞いておりません。それから問診は今、タッチパネルになっているので、校内で問診するということはまずありませんので、その辺は問題ないと思います。

 ただ、献血セミナーにおいて、 HIV の検査目的に献血される方というのは、最近は減ってきているのですが、やはりそういう方がおってもらっては困るということ。これも 1 つの献血啓発だと考えておりますし、そういうことを話しておりまして、そこはちゃんと書いていただくというように、献血セミナーのときにお話しているかと思います。

○清水課長補佐 ありがとうございます。急で申し訳ないのですが、血液事業本部の井上委員、何かほかのセンターからも聞いているところがあればお願いします。

○井上委員 今、福井の清水課長と、佐賀県の松山所長からお話がありましたように、平成 26 年度の 5 月から血液事業情報システムが導入されまして、現在はペーパーレス化、問診票については問診回答システムが導入されておりますので、今後その点、広く周知をお願いできればというのが 1 点です。

 それから、同じく献血セミナーの中で、スライド説明等で、実はこういう項目があるけれども、それは責任ある献血、いわゆる HIV の感染予防というところも含めて、献血者となっていただく若い方にも、その辺のところを理解いただいて、安全な血液の確保というところを、やはりお伝えしていくことが重要であると考えておりますので、血液センターではこれからもそういった対応を進めてまいりたいと思っております。

○清水課長補佐 委員の皆様、御回答いただきありがとうございました。この度、新藤先生から御提案いただいた内容については、私どもとしても大変重要な問題と考えています。今後も日本赤十字社の本社とよく連絡を取り合って、各血液センター等の現場の意見を吸い上げつつ、必要に応じて検討していきたいと思っています。新藤先生、よろしいでしょうか。このほかに何か、このような機会に御質問があれば、続けてお願いします。

 では、事務局から僭越ながら、幾つかお尋ねします。まず青森県さんにお尋ねします。先ほども御質問の中で幾つか出てきているのですが、学生食堂での献血フェアで、「報道機関にも取り上げられ」という御説明がありました。具体的には、どのようなメディアで扱われたかというのを教えていただければと思います。

○三戸委員  2 つのテレビ局さんが取り上げてくれました。保健大学さんが一番最初だったので、「保健大学では献血フェアが始まりました」というようなタイトルで、女性のアナウンサーが取材に来まして、メニューの紹介をしていただいて、実際にアナウンサーがそれを食べたところと、あと、学生さんが食べていたところにカメラが入って、その後、献血の協力をおねがいしますというような、 2 分程度の内容の放送でした。

○清水課長補佐 ありがとうございます。続けて埼玉県さんにお尋ねします。先ほども高校生の献血カードについて御質問があったのですが、献血カードを渡す際には、どのような形で現場で配られたかというのを、もしお分かりであれば教えてください。例えばパンフレットを一緒に渡すとか、献血セミナー等の機会を通じて渡すとか。

○謝村委員 公立の学校は教育委員会を通じて、私立の学校は県の学事課を通じて、各学校にカードを全部直送しました。ですのでセミナーとか、あるいは何かの機会にリーフレットなどと一緒に渡したものではなくて、このカードをそのまま学校で 1 年生の方々に渡していただきました。名刺大のカードですが、表面は献血をしてくれると、判子を押す場所と、記念品を差し上げますということを、裏面には埼玉県内にある献血ルームの場所と、何歳から何歳までは 200ml だと何回できるだとか、そういう回数や、体重だとかの制限が書いてある表を印刷しています。ですので、特に説明をしていただいている先生もいるかもしれませんが、直接こちらのほうでは、配布の方法については把握しておりません。

○清水課長補佐 ありがとうございました。続けて福井県さんにお尋ねします。一筆啓上の取組ですが、今回、平成 25 年度から 2 倍に近い応募があったということです。学校行事のように取り組んでもらったということですが、学校への働き掛けについて、何かお分かりのところがあれば、教えていただければと思います。

○高橋委員 福井血液センターの高橋です。一筆啓上については、福井県の県民でしたら誰でも知っているという大きなキャンペーンです。一般県民に対しては新聞紙上、それと地元の発行紙に PR しています。それと、若年層向けには各高校、各大学等に血液センターの職員、推進課の職員、又は供給課の職員が、その都度赴きまして、担当の教師と対面して趣旨などを御説明の上、協力できないかということです。

 中には非常に熱心な先生の所では、そのクラスで「こういったものがあるんだ」ということで応募をしたり、そういったことで今回については前回と比べると 2 倍近くの応募が集まったと感じています。以上です。

○清水課長補佐 ありがとうございます。続けて恐縮ですが、岡山県さんにお尋ねします。先ほどの質問でも出てきたのですが、「みんなのおかやま犬」の動画について、実際の反響みたいなところが何かあれば、例えばツイッターなどでこれが取り上げられていたとか、実際の若年層の方の生の声みたいなものを聞ける機会があるようであれば、ここで教えていただければと思います。

○岩藤委員 岡山県です。反響というのは、例えばこの You Tube 動画を公開しました、「愛の血液助け合い運動月間初日事業」については、もちろん学生献血推進連盟の方々とか、高校生の方に司会をしていただくとか、様々な若い方にも集まっていただいてやっておりますが、その方々から見ていただいたときの反応としては、とてもかわいい、とてもいいな、みんなに広げたいというような御意見は頂いています。

 実際、ツイッターでというのはあるかもしれないのですが、今は資料を持っておりませんので、大変申し訳ありません。取組をするときに、学生さんにシナリオなども見ていただいた中で、工夫をさせていただいたということで、受け入れやすいものになっているのではないかと思っているところです。以上です。

○清水課長補佐 ありがとうございました。最後に佐賀県さんにお尋ねします。先ほどクロスレターの交換式について御説明がありました。今後に向けての課題ということでもあったのですが、今回の件について、これを行うに当たって、どのような周知をしたのか教えていただければと思います。

○松山委員 これはもともと沖縄県がやっておりまして、それを少し佐賀県の中でも応用させてもらおうかということで始めました。医療機関さんのほうにお手紙を書いてくださいということで、まずドクターや輸血部の承認を得て、それから病院内の承認を得てということで、患者さん側からのメッセージをもらう時間が少なかった。それで今回は 7 通前後しか集まらなかったのですが、もう少し早くから始めていて、たくさんのメッセージを頂ければなとは思っています。主に対象となる所が大体、小児病棟、お子さんのがんの病棟とか、白血病、血液内科の病棟でした。

○清水課長補佐 ありがとうございました。では、改めまして、何かほかにあれば。よろしいでしょうか。それでは議事を進めます。議事次第 6 、本日御出席いただいている各ボランティア団体の委員より、日頃の活動内容について御紹介いただきます。まず初めに、資料 10-1 、学生献血推進ボランティアの活動についてです。全国学生献血推進実行委員会委員長の山口委員よりお願いします。

○山口委員 全国学生献血推進実行委員会の山口と申します。これから資料 10-1 にあります学生献血推進ボランティアの活動について、拙い御説明ではありますが、紹介させていただきます。よろしくお願いします。

 最初に、学生献血推進ボランティアの組織体系について御説明します。活動の主な目的ですが、私たちは、同世代である若年層に対して、献血推進及び献血の思想の普及を行っていくことを目的として活動しています。各都道府県の大学、短期大学及び専門学校におけるボランティアサークル等で組織、構成されていまして、今年度は全国で 6,042 名の組織となっています。更に、全国を 7 つのブロックに分けて、それぞれのブロック、又は都道府県内において、赤十字の血液センターの職員さんと連携して献血推進活動を行っています。より一層効果のある献血推進活動を実施するため、年に 3 回ほど各ブロックの学生代表者が集まり、全国学生献血推進実行委員会を開催し、意見の交換でしたり、情報共有、更に、全国統一キャンペーンの企画・立案なども行っています。

 次の資料です。全国学生献血推進ボランティアの活動に移ります。はじめに、全国統一キャンペーンとして実施している、全国学生クリスマス献血キャンペーンについて御説明します。このキャンペーンは、昭和 63 8 月に開催された全国学生献血推進リーダー研修会において、愛知県の学生の方から、 10 代、 20 代の若者の献血離れが言われている現在の状況で、若者の献血の活性化を図り、献血の輪の拡大を目的として同世代の全国の学生によるキャンペーンを行いたいという提案を頂き、それを基に、出席者から賛同を得て、毎年今年度まで継続して行っています。実施期間については、 12 1 日から 12 31 日まで毎年行っています。冬期における、輸血用血液が減少する時期のクリスマスシーズンに合わせて行っています。キャンペーン全体の企画や、記念品の内容なども学生が主体となって検討し決定しています。

 続いて、全国学生献血推進代表者会議について御説明します。この会議では、年に 1 回、各都道府県の代表学生さんが集まり、各自親睦を深め、献血推進及び献血思想の普及に関わる討議や意見交換等を行っています。さらに、外部から講師の方に来ていただいて講演をしていただき、またグループに分かれての分科会において、自分たちで考えた検討テーマに沿って討論などを行います。先ほど紹介しました全国クリスマス献血キャンペーンの記念品等もこちらで決定しています。

 それではこれから、各地の活動について簡単ではありますが御説明します。今回は、全国 7 ブロックから 5 ブロックを、本当に簡単な説明ではあるのですが御説明します。まず北海道ブロックの活動の 1 つを御紹介します。北海道ブロックでは、毎年、全道統一イベントとして全道統一サマーキャンペーンを行っているそうです。今年度は、道内合わせて 5 支部あるのですが、合計で 700 名近い献血者の方に御協力を頂けたそうです。

 次は、関東甲信越ブロックの活動を説明します。こちらは、関東甲信越ブロックの中の神奈川県学生献血推進連盟のキッズ献血という活動の様子です。私も、神奈川県学生献血推進連盟に所属していまして、こちらの活動には参加しました。キッズ献血というのは、幼稚園児や保育園児、さらに小学生を対象にして模擬献血を実施し、お子さんたちに献血について触れていただき、親御さんにその様子を見ていただいて、献血についてもっと距離を近くにしてもらえればという思いで行った活動です。

 続いて、近畿ブロックの活動です。近畿ブロックでは、東方紅楼夢のイベントに昨年度から参加しているそうです。こちらのイベントとコラボをして、献血に御協力いただいた方々に、限定のオリジナルクリアファイルや、アンケートに御協力を頂いた方には、オリジナルのリストバンドもプレゼントしました。 1 日で、受付数が 216 人、採血者数は 179 人の御協力を頂くことができたそうです。さらに近畿ブロックでは、他の学生団体とも交流会を実施して、ほかの学生団体との献血推進についての連携を図っているそうです。

 続いて、中四国ブロックの御説明にいきます。昨年度になるのですが、中四国ブロックでは統一ムービーを作成したそうです。小田和正さんの「たしかなこと」を中四国メンバーで合唱するムービーを撮りました。普段の活動内容を、見ていただいた方に知ってもらい、そして、献血についての思いが少しでも多くの方に伝わるようにと願いを込めて作成したそうです。こちらに載せた写真は、動画の最後にある、みんなで歌を大合唱して思いを伝えるところの撮影をしている風景です。「愛の大合唱」とインターネットで検索をすると動画も出てきますので、是非一度御覧ください。

 九州ブロックです。九州ブロックで行っている九州ブロック統一イベントの様子です。今年度は鹿児島県で開催し、 676 名の方を御招待して今回イベントを開催しました。献血の現状や学祭の活動をクイズで紹介し、ゲストを多数お呼びしてライブイベントを実施したそうです。簡単ではありましたが、各ブロックの学生の活動を御紹介しました。

 次に、今年度から新たに行う、全国の学生献血推進ボランティアの取組について御紹介します。今年度から、私たち学生献血推進ボランティアでは、大学生等への献血セミナーを 10 月下旬から各都道府県で順次行っています。昨年度、全国学生献血推進実行委員会で企画して、献血協力者さんにアンケートを取らせていただきました。そちらのアンケートの結果の献血をしたきっかけという項目についての回答で家族、友人に誘われたこと、そして、学内献血をしたこと、献血セミナーを受けたこと、この回答が多数あることに着目しました。そこで、今回献血セミナーを学生献血推進ボランティアでも行ってみようということで企画しました。

 私たちは若年層への献血推進に加え、さらに、私たち学生献血推進ボランティアの団体の認知度の向上も目指しながら、学生自身が、大学、専門学校等の学生、若者に献血の必要性や、輸血を受けられた患者さんの声などを届けるために、学生による献血セミナーをしていくことを目指しています。また、こちらの企画については、献血センターの職員さんと連携することで行っていくことが可能だと考えています。そして、同世代からの献血啓発、私たちからの献血啓発で心に響かせて、学内献血、校内献血などの実施の際には、献血行動をより学生の方に促せるのではないかと考えています。また、こちらの企画ですが、複数年計画としています。 1 つの目標に向けて PDCA サイクルを回し、継続して今後も取り組んでいければと思っています。

 最後になりますが、現在、若い世代の方々の献血者数が多く減少しています。私たち学生は、この献血推進活動を通して、一人でも多くの方々に献血のことを知っていただき、そして、同世代の若年層に献血の行動に移っていただけたらと日々願いながら活動しています。これからも、我々、学生らしい発想と行動力を発揮しながら献血推進活動に取り組んでいきたいと思っていますので、今後とも御支援と御協力のほうよろしくお願いします。以上で、説明のほう、簡単ではありましたが終わりたいと思います。御清聴ありがとうございました。

                                         ( 拍手 )

○清水課長補佐 山口委員、ありがとうございました。続いて、資料 10-2 、ライオンズクラブの活動についてです。ライオンズクラブ国際協会 330 複合地区ガバナー協議会の寺田委員よりお願いします。

○寺田委員 それでは、資料 10-2 を御覧いただきたいと思います。 1 ページ目からユニークなグラフがずっと載っています。このグラフの詳細に関しては下の 7 ページ目を御覧いただければと思います。「献血アクティビティの 2008 年度〜 2015 年度推移表」にそのグラフの詳細が載っています。ライオンズクラブは、全国に 3,100 クラブ以上あります。そして、アクティビティ=奉仕活動と言いますか、それに関しては、毎年、年間大体 44 億円ぐらいの資金を使っています。その中で、献血アクティビティに関しては、これはほかのアクティビティと比べて少し異例なところがあります。と言うのは、献血アクティビティの件数というのは、年間 1 2,000 から 1 3,000 件で推移して、全体として見ても 15 %以上の高い奉仕活動になっています。青少年の健全育成がトップです。その次が献血となっています。ところが、献血に使用する事業資金に関しては、多いときでも 2 2,000 万円、少ないときは 1 8,000 万円台ということで、事業費内の構成においては 4.2 %になっています。これは、特に日赤さんから売血行為という形にならないようにということで、献血に来られる皆様に差し上げるものが、非常に単価の低いものである、それをお礼という形で差し上げるということで費用が少なくなっています。

 そして、大体何 L ぐらいの献血をライオンズクラブは年間皆様から頂いているかということになりますと、毎年のアクティビティ件数ですが、特に 2015 年度は 1 2,744 件、それの約 90 %が実際の献血活動で、 10 %は献血を伴わない献血PRのアクティビティとは類推しています。実際は、 95% が献血運動、要するに皆様から血液を頂くということになっているので、そこで 5 %ぐらいは少なく見積もっております。 25 人というのは採血者数です。大体、 40 人以上は献血バス等に来られますので、その内、採血可能という人は大体 25 人程度。次に 0.4 は、 400mL の事です。そうしますと、年間献血量は 11 4,696L ということになっています。こういう形で、ライオンズクラブは、全国で献血を日本赤十字さんと組んでやっています。

 先ほどの岡山県さんの御報告を頂戴しましたが、 336-B 地区というのは岡山県のライオンズクラブの準地区を表します。つまり、ライオンズクラブは、日本全国を 8 つの複合地区に分割します。これはアメリカの国際本部から分けてあるわけです。それぞれ、 330 が東京都、神奈川県、山梨県、埼玉県、 331 が北海道、 332 が東北地方、 333 が関東地方、 334 が中部地方、 335 が近畿、 336 が中国、四国、 337 が九州、沖縄。その 8 つの複合地区を更に 35 の準地区に分けていて、私ども 330-A というのが東京都です。 330-B というのが神奈川県、山梨県、そして 330-C が埼玉県です。それぞれ全国 35 の準地区には、 35 人の地区ガバナーという役職の人がいるのです。岡山県さんが 336-B 地区のガバナーと献血に対する提携をしたという報告がありましたが、ライオンズクラブは、ガバナーという役職の者が 1 年間、その準地区全体の活動の要となっているわけです。準地区内の各クラブに、こういう奉仕活動をやったらどうですかという提案する力もあります。ですから、岡山さんの方式を皆様のほうで、行ったらいかがでしょうか。つまり、殊更それをやらなくても全国のライオンズクラブのほとんどは献血活動をやっていますが、やはり、この準地区において献血は大事だからやろうよというガバナーの指示があれば、従来より、献血に対してより深まった行動を取ることができる事と存じます。是非、この方式を全国で広げたらいかがかと思います。

 そして、これはちょっと余分なことかもしれませんが、先ほど問診票の件が出ました。高校生に対しての問診票、今、タッチパネルになっているからそういった点では問題ないということですが。根本的な問題として考えるに、今の若年層の教育。教育というのはいろいろな教育がありますが、やはり、自分が健康に生きるための教育の中で、特に血液に関する、他人と血液が接することによって、若しくは、そういう状態になって、どうなるかということのきちんとした教育がなされていないのが、今の教育現場だと思うのです。皆様が、例えばここで、献血のセミナーというものを学校で、特に高校でやる際に、やはり健康で生きるためには、どういう点に注意したほうがいいのかとかいう知識を少しでも与えておかないと、知らないで自分が HIV に感染してしまったというケースとか、そういうケースがまま増えると思うのです。これは血液行政にとっても非常に大切なことだと思うのです。

 学校で健康教育はしていると思います。ただし、献血、血液という問題は、日赤さんも、健康に生きるためにはどうしたらいいかという切り口も含めて、献血セミナーを高校で行い。高校生が自分が健康に生きるためには、同時にいつでも健康な血液を献血できるためにはどうしたらいいかという、これはまた難しい問題も兼ねると思うのですが、そこら辺を、学校の側から、例えば性教育だからこれはおかしいという形にならない程度にうまくやっていく。そのことが、将来的な献血に対して、今、ここでそういう話題があった中で、やはりやっていく必要があるのではないかと思います。

 私どもの資料の後のページには、日本国中のライオンズクラブから献血に関してこういうものが主にあったと、こういうことをしたという情報を載せています。岡山県さんのも多少記事に入っていると思うのですが、それを後で皆様のほうでまた御覧ください。ともかくライオンズクラブというのは、全方位の、地域の社会にとって、これが一番役に立つと思うことを、それぞれのクラブが、それぞれ能動的に考えて、自分たちのお金を出して自分たちの時間を使って地域の皆様のためになればということでやっている団体です。ライオンズクラブ自体は、メンバーは、宗教、宗派と、それから政党の問題で議論をしてはいけないことになっています。ですから、どの宗教、どの政治にも、全く関係ない、安心して皆様が取り組める、善意を持った能動的な団体だと、受動的ではない能動的な団体だという捉え方をしていただいて、地域のためにこういうことが必要だとお話を頂ければ、恐らく喜んで皆様の少しでもお役に立てるようにライオンズクラブは頑張ると思います。そこら辺で、是非、ライオンズクラブに対して、皆様の温かい御支援と御指導を賜れればと思います。以上で報告を終わります。ありがとうございました。

                                         ( 拍手 )

○清水課長補佐 寺田委員、ありがとうございました。それでは、ただいま、山口委員、寺田委員から御説明を頂いた活動内容について、委員の皆様から、質問等あればお願いします。

○東島委員 すみません、山口さんに御質問なのです。神奈川県でされているキッズ献血を、もう少し詳しく、もしよかったら教えていただけますか。

○山口委員 御質問ありがとうございます。私たちの団体で行いましたキッズ献血ですが、今年度は、横浜にありますトレッサ横浜というショッピングモールの 1 階の、仮設のイベント会場を作って、来ていただいた子供たちに、献血の受付と問診、血圧の検査、あとは採血の場面、接遇の場面などを簡単に体験していただいて、献血の行程や、献血というものについて、小さい子にイメージを持っていただければというものでした。

 また、キッズ献血に向けて、 6 月辺りに我々学生が行うに当たっての合宿を行いました。その合宿ですが、キッズ献血では、受付、血液検査というように工程づけて実施します。そのあとの工程では、ベッドに寝転がって採血を、ここで血を採るのだよと教えると同時に、献血というものはということを小さい子に分かりやすく説明します。最後に接遇というコーナーで、今日はどうだったとか、献血について分かったかなというのと同時にプレゼントを渡すというのがキャンペーンの流れなのですが、それら行程を、合宿で練習した上でキッズ献血に取り組んでいます。

 当日は、学生が、写真にもあるとおり 20 人弱です。先ほど申しました受付、血液検査、採血、接遇の 4 項目の各パートに学生を配置して、まずお子さんに、ショッピングモールに来ていただいた方々でしたり、あと、事前にチラシも、こちらはセンターの職員さんにお任せしているので詳しくは分からないのですが、キッズ献血を行いますという事前の広報もしてあるので、それを見てきていただいた方々に参加していただきました。写真の左側にあるように、受付では、簡単ではあるのですが、お名前と、何市に住んでいるかぐらいを、もし書ければ書いてくださいという形で受付を行います。次の血液検査のコーナーは、血圧計を使って子供の血圧を測りました。次の採血ではベッドに横たわって、おもちゃと言うか、血液を入れるパックを見せて、こういうのに入れるのだよとかというものを説明します。そして最後に接遇で、今日は御協力ありがとうございましたと、接遇の処遇品をお渡しし、御感想をお聞きしました。このような工程で、幼稚園生、保育園生、小学生に体験していただくという活動です。分かりにくい説明となってしまいましたがこのようにキッズ献血を行いました。以上です。

○東島委員 ありがとうございました。これは、学生献血推進協議会の皆様だけでやっている事業なのか、それとも、血液センターの職員の方が一緒にやる形なのかということと、あと、グッズか何かがあるのですか。その模擬献血グッズみたいなものがやはりあるのですか、何かそういったおもちゃみたいなものが。

○山口委員 そうですね、血液センターの職員さんのお力をお借りして行っています。グッズと言うか、簡易のベッドとか、あとは、赤い液が入った血液パックでしたりとか、絆創膏みたいなものをあらかじめ準備をしておいて行いました。

○清水課長補佐 山口委員、ありがとうございました。

○井上委員 実は、全国的にもこのキッズ献血を導入されている県がありまして、ただ今の神奈川の事例紹介については、資料 8-2 の関東・甲信越地区における献血推進活動の 22 ページにその内容が記載されています。同様に、 14 ページにも、千葉県でのキッズ献血ということで、関東・甲信越もこういった事例があります。今年は掲載されていませんでしたが、過去には岡山とか中四国ブロックの中でも、実際にこのキッズ献血が展開されています。小さいうちに、献血はこういうものなのですというものを、親子ともども御体験いただくことで展開しています。血液の模擬バックを準備しておいて、このように血液は出来上がっていますというのをビデオとかで紹介します。

 それから、厚労省様のほうでも、毎年 7 月から 8 月の夏休みに、霞ヶ関各省庁で行われた子ども霞が関見学デーの中で、関東・甲信越ブロックと東京都赤十字血液センターがタイアップして、厚労省にその日体験に来られた方々に、日本赤十字社としての献血受入れの模擬体験をしていただいています。将来の献血基盤の確立という意味も含めて対応させていただいていますので、是非、各県においても、こういった展開を水平展開をしていただければと考えているところです。以上です。

○清水課長補佐 ありがとうございました。東島委員、よろしいでしょうか。

○東島委員 ありがとうございます。

○清水課長補佐 ほかに何かありますか、よろしいでしょうか。それでは議事を進めさせていただきます。最後の議事、議事次第 7 、「若年層の献血者確保対策について」です。こちらは少子高齢化により献血ができる方の人数が減少しつつある中、近年は特に 20 代、 30 代の方の献血率が減少傾向にあり、若い世代の方々の献血への御理解と御協力が特に必要となっています。こうした状況を踏まえ、将来の血液の安定供給体制を確保するため、厚生労働省では若い世代の献血者数の増加や、安定的な集団献血の確保などの中期目標を定めた『献血推進 2020 』を策定し、献血運動の推進に取り組んでいるところです。

 献血の普及啓発については、広く国民に献血の意義を理解していただく必要があるところですので、今般この協議会に御参加された委員の方々からも、広く御意見を賜ればと思っているところです。つきましては、「若年層の献血者確保対策」という趣旨で、日頃からの取組を通じて感じていることについて、本日は私どもよりも現場に近い立場におられる、献血推進協議会や市町村の代表の方々にもお越しいただいていますので、それぞれ御意見を頂戴したいと思います。また北から順番で申し訳ないのですが、北海道・東北ブロック代表の青森県の方からお 2 人ずつ順に御意見があれば発表をお願いします。会議の時間の関係上、 1 3 分ほどで頂ければ助かります。よろしくお願いいたします。

○田中委員 青森の六ヶ所村、田中でございます、よろしくお願いいたします。六ヶ所村では若年層の献血者確保のための取組としまして、昨年度から村内の高校、六ヶ所高校といいます小さな学校ですが、献血業務を行っております。この献血を行うに至った経緯は、より多くの献血者数を確保したいという考えから、協力団体候補として六ヶ所高校が挙がったことにあります。若年層の献血者を確保することで、住民の献血に対する意識啓発を早い段階で行うことができる。また長期期間において、献血者の確保が見込めるのではないかと、そういう判断から、六ヶ所高校に対して協力をお願いしたものであります。

 村内における若年層の献血者確保のための取組である、六ヶ所高校における献血業務の流れについて、簡単に御説明させていただきます。献血における基礎的な知識の取得、献血に対する理解促進を図ることを目的として、県の赤十字血液センターから、献血に関する講話を学校で行っていただきました。全校生徒を対象に、約 1 時間ほど行い、生徒はとても興味を持って、真剣に聞き入っている様子でした。また講話の後、生徒からの感想を聞いたところ、「今まで聞き流していた献血というものについて知ることができて大変興味が湧いた」、「自分には何となく献血はできないと思っていたが、誰でもできるボランティアだと分かったのでやってみたいと思った」などの声が出ていました。この講話が後々の積極的な献血活動へとつながるのではないかと、大いに期待しているところです。

 次に献血当日の様子ですが、当日は生徒の体調にも十分配慮しながら業務を行い、結果として 25 名の生徒が献血、そのうち 6 名が 400mL 12 名が 200mL の献血を行い、他の 7 名については残念ながら不適として、献血を行うことができませんでした。対象者約 200 名中、献血者 25 ( 不適となった生徒も含む ) というのは、献血者の実績としてはやや少なめで、更なる若年層の献血者確保に向けて課題は残ったものの、多くの生徒から献血に関する言葉「献血を通して興味を持った」「身近にできるものだと分かったので是非機会があればやってみたい」「来年も是非献血をしたい」などの声を頂き、将来の若年層の献血者確保につなげることができたのではないかと感じております。以上です。

○木村委員 青森県薬剤師会として、今までやってきたことと、これから考えていることをお伝えしたいと思います。青森県薬剤師会は青森県献血推進協議会に委員を出しておりまして、普段から愛の献血助け合い運動月間や、はたちの献血キャンペーンの協賛、また県内の献血功労者の表彰、普及啓発を目的とした献血感謝の集いにおける記念品作成への寄附等を行ってきました。青森県民は今、全国一短命な県民でございまして、男女とも最下位なのです。青森県を挙げて、この平均寿命を上げていく活動を一生懸命しています。それで県民一人ひとりが、健康に対しての意識向上を高めようとして今動いているところです。その中において、今日、どなたからもお話が出ていないのですが、献血した後に、血液検査結果の希望があれば送られてくることになって、そのデータを見て自らの健康チェックをしていくことを、いわゆる若人にそのことを教えていく、その健康、生化学検査の結果、こういう場合はこうだよと、先ほどから出ている献血セミナー等で、きちんと教えていくことが必要だと思っています。ただし、献血の相互扶助の観点からということでいくと、血液検査を目的に献血に来るということは、いろいろ問題があるとは思うのです。ですから、この後、今日お出になっている委員の皆さまから、血液検査結果を見てうんぬんというところに対しての問題点とか留意することとかあれば、教えていただきたいと思っているところです。

 中高生とか大学生のところはある程度よいのですが、 20 30 代の会社に勤めている人たちが健診を受けているかどうかというところも、青森県の場合は結構低いのです。この献血をきっかけに自分の血液のデータを見て、自ら健康づくりに励むとかそういうことも考えてやっていけないかと考えておりまして、つい先だても青森県赤十字血液センターの所長で医師の柴崎先生とかとも御相談させていただいているところです。今までとこれからのところを発表させていただきました。ありがとうございました。

○清水課長補佐 田中委員、木村委員、ありがとうございました。

 埼玉県の代表の方、お願いできますでしょうか。

○新藤委員 埼玉県の献血推進協議会の新藤でございます。若年者の献血者確保対策について感じていることを話させていただきます。近年全国的に、若い世代の献血者数が非常に減少傾向にあります。本県では高校生献血の促進に力を入れていまして、保健所、市町村、血液センターの 3 者による、高校訪問による働き掛けや啓発キャンペーン等の効果がありまして、昨年度まで 9 年連続高校生献血日本一となっております。ただ、絶対数として、決して満足する数字ではありません。現実的には、日本初のエイズ患者が出た昭和 60 年には、高校生の献血者数が約 3 3,000 人いたのですが、昨年度は 5,797 人という数で、今は 5 分の 1 から 6 分の 1 になっております。高校生献血の促進は、若いうちに献血を体験することで、未経験からくる恐怖心とか不安を取り除き、末永く献血に足を運んでいただけるという効果があると思います。誰でも初めて献血するときに不安を抱いているものと思われますので、高校生の特に初回の方には、心理的な負担とか身体的な負担を少しでも軽くするために、半数以上が 200mL 献血を行っております。そのため高校生献血を推進しますと、結果的に 200mL 献血の比率が目標値を上回ってしまうというか、そういう状態が現在、当県では起きておりますが、この目標に捕らわれずに、高校生献血を抑制することないように考えております。今後、安定的に血液を確保していくためには、若年者の献血者を確保することが非常に重要であると考えておりますので、当協議会としまして、高校生献血の推進と若年者層への効果的な啓発活動を、車の両輪と考えて進めていきたいと考えております。以上です。

○澤田委員 さいたま市の澤田と申します。さいたま市の取組を含めてお話させていただきます。さいたま市におきましては、献血思想の普及啓発活動として、主に啓発品を作成し、献血協力団体様を通じて協力者等に配布をしております。最近の取組事例としまして、やはり若年層の献血者数が伸び悩んでいることから、平成 27 1 月に開催しました成人式において、新成人が社会貢献活動として献血の大切さを呼び掛け、若者が献血に行くきっかけを作ることを目的として、様々な活動を自主的に行っていただきましたので、御紹介させていただきます。

 具体的には、事前に新成人代表者による血液製剤所の見学を行い、血液や献血について学んでいただき、献血ルームで実際に献血を体験していただきました。また、成人式の案内状に、約 1 3,000 人を対象とした成人式でしたが、案内のチラシの同封を行い、当日は啓発チラシを配布、また成人式会場につきましては、当日、献血車の発車をしていただき、実際に献血の実施を行いました。また、新成人代表による献血の実施体験をいかした啓発に関するスピーチも行っております。

 現在、新藤委員からもお話がありましたとおり、埼玉県は高校生献血が日本一となっておりますが、埼玉県の取組である高校訪問での働き掛けを含め、若年層への献血の普及啓発については、こうした献血を実際に行う、又は知るというきっかけづくりが必要ではないかと感じております。私自身も高校献血から献血の協力をさせていただいておりますが、きっかけを思い起こすと、家族が献血協力者であったことから、献血を比較的身近に感じておりました。実際に自分の高校で献血が行われるときには、当時のクラスメートと一緒に協力しようと決めて献血も行いました。家族や友人など、実際に身近に献血協力者がいることや、友人らと一緒に献血ができるというチャンスがあったことが、実際の私の献血へのハードルを下げたのではないかと感じておりまして、今後もやはりそういった取組がたくさんできるといいなと感じております。以上です。

○清水課長補佐 新藤委員、澤田委員、ありがとうございました。

 続いて、福井県より代表の方、お願いします。

○塚谷委員 福井市役所の保健センターから参りました。福井市では主に福井市内の献血会場の手配をしております。県が窓口となりまして、中学校、高校を対象とした出前講座を実施しております。高校での講座の実績はありますが、今のところ中学校からは依頼がない状態ではございます。

 保健センターとしましては、まず、健康づくりというところがメインですので、日頃、生活習慣病の重症化予防とか発症予防のところをやっているのですが、これは本当に若い世代から正しい食生活習慣を身につけていただくために、保育園、小学校、中学校というところから、普及啓発しなければならないと考えております。先ほどからお話にありましたように、自分自身が健康な身体を維持していくこと、そのためには正しい食生活習慣を、貧血とかそうしたことも気を付けて、健康な身体をつくっていくことを、小さいときから家族で考えて実践していくことが大事かと思っています。それが、献血ができるような健康な身体づくりを小さいときからやっていくことにつながっていくと思っております。それによって、がんとか病気とか、事故で困っている方々を助けることができるということで、小さいときからの支え合いのところの教育ができるのかと思っています。

 先ほどのお話にもありました、キッズ献血などは、そういう意味で小さいときからしっかりと心の中に刻み込むことができて、とてもいい取組だと思って聞いておりました。中学生、小学生は献血ができない年齢ではありますけれども、そうしたことから理解を深めていただくということで、正しい性教育というところも含めまして、本当に十分理解していただけるのではないかと考えております。

 今後ですが、福井市教育委員会を通じまして、市内の中学校に、今のところはありませんけれども、周知をしていく。それ単独ではなくて健康づくりという中に、少し献血の大切さも含めて周知をしていくことも大事かと考えております。簡単ですが以上です。

○清水委員 福井の血液センターの清水でございます。私の活動報告として、ちょっと体験的な内容が少し入りますが、お許しいただきたいと思います。若年層対策としまして、 10 代である生徒・学生と、 20 30 代の会社員ということになります。先ほど冒頭の中で、 28 年度の献血の推進に関する計画の追加項目として、企業等に対して献血セミナーを実施、というのがあったと思います。 4 5 年前から私どもで行っている内容としましては、推進・渉外を担当する者のスキルという問題も多少あるのですが、献血をお願いする際、その会社に入られた新入社員の研修の中に、献血啓発を入れさせていただくことです。それと、労働安全衛生法に基づく衛生委員会が各企業で月 1 回開催されます。毎月開催の中で議題というものがなかなか無い、その中に献血・健康管理というのを是非その委員の方々に対して御説明させていただくことです。このような流れで、会社の 40 50 代、献血年齢が上がってきている中で、昔献血をしていただいた方や、今中心となって献血活動を支えている方々から、新入社員や 20 30 代の方へのバトンパスという意味で、献血セミナーをしていきたいと、そういうことを考えております。

 そして、若年層の 10 代ですが、先ほど、福井県から御報告させていただいた中の昨年度取り組んだ一筆啓上献血編は、応募数が前回実績に比べ倍ほどに上がっています。これは、当初目的の 1 つである若年層への献血啓発をするため、学校に依頼文を発出しました。その際、生徒に楽しんで御参加いただくために、急遽、にわか学校行事のように学校内表彰式をしてはいかがでしょうかと持ちかけ、その表彰をするに当たっては、校長・教頭・国語の先生まで巻き込んで実施していただきました。この学校では、ほぼ全校生徒から作品が寄せられ、学校祭で表彰をしていただいております。

 また別の高校では、学校祭で保健委員の展示ブースに献血パネルを掲示したいという依頼があった際、パネルを貸出すだけでなく、保健委員による献血体験をポスター発表してみてはいかがですかという御提案をさせていただきました。保健委員が、自主的に血液センターに来所され、血液センターの見学及び献血セミナー、その後献血をしていただき、そのときの写真等を使った体験発表で、身近な同世代に向けての啓発ということになりました。もちろん展示ブース内には一筆啓上の投函箱も設置していただきました。

 学校献血において、献血に参加した生徒には、献血体験とともに啓発することはできますが、痛そう、恐い、自分に関係ない、興味がないと、多くの生徒は献血バスに近づかない現状があります。そこで、親しみやすい「けんけつちゃん」着ぐるみを、保健委員又は JRC 部員に貸し出して、校内を歩いてもらい、握手、写真撮影会などを通して、まず、「けんけつちゃん」を身近に感じていただくことで、献血に近づいてほしいということをしております。また、この JRC や保健委員の方々には、多分一生に一度、着ぐるみを着ることはないということで、非常に人気があるというか、うけております。

 余談になりますが、学校献血の前日に着ぐるみを貸し出して、保健室で着脱の仕方を説明させていただいた際、 JRC の先生が試行で着られ、そのまま教員室と校長室を訪問、アポなし乱入になりましたけれども、先生方にはほのぼの感が広がり、校長先生からは、明日の全校朝礼に「けんけつちゃん」に出てもらおうとなりました。今後は予算も厳しい時代になってくるので、いかに工夫して行っていくか、また、生徒さんに少しでも献血に触れ合っていただく機会を、できるだけ多く作っていくということを今やっております。以上です。

○清水課長補佐 塚谷委員、清水委員、ありがとうございました。

 続きまして、岡山県代表の方、お願いします。

○赤澤委員 岡山県献血推進協議会の委員をしております岡山県薬剤師会の赤澤と申します。私からは、岡山県献血推進協議会において協議をされております、若年層の献血者確保対策について御紹介をさせていただきます。献血推進協議会では年度ごとに献血推進計画を作成するとともに、具体的な事業内容を盛り込んだ岡山県献血推進アクションプランを定めております。この中の若年層献血推進事業から、本年度の取組状況を御説明いたします。

 まず、小学生親子への普及啓発活動を行っております。 5 15 日に岡山赤十字病院で開催された岡山赤十字フェスティバルにおいて、先ほど御説明もあったとおりと思いますが、キッズ献血として、小学生の模擬献血体験コーナーを設置し、 225 名の参加をいただいております。また夏休み期間中には、「夏休み小学生親子・献血センター見学体験教室」を 14 回実施し、 440 名の方に参加いただいております。また中学生への普及啓発では、血液センター職場体験を予定しており、 3 校が参加の予定になっております。高校生への普及啓発においては、高校 2 年生へ献血パンフレットの「熱血・献血宣言」を配布しており、卒業生に対しては、「献血にご協力を ! 」という啓発チラシを作成配布しております。また、依頼のあった高等学校に対して、血液献血セミナーの赤十字出前講座をこれまでに 15 校で実施しております。今後についても献血セミナーを実施する予定にしております。

 また、医療採血者による高校生献血では、 400mL 献血に不安のある生徒には 200mL 献血を推進するなど、できる限り献血を経験していただいております。また、模擬献血体験も 6 校で行っております。

 大学生と若年層への普及啓発としましては、岡山県学生献血推進連盟、 S.B.D.Momo を中心に、イベント等の企画や運営に積極的な参加を呼び掛けるなど、若者から若者への普及啓発を推進することにしております。

 先ほどお話がありましたが、私もライオンズクラブ 336-B 地区のライオンズとして活動しております。血液が不足しがちな 4 月に、今まで 15 年ちょっと献血活動をしております。私は薬局を開設しておりますので、 20 30 代の医薬品卸しの方、また製薬メーカーの MR の方に協力をお願いし、移動献血車において献血ができた人は、今年は 3 時間で 37 人でした。それと同時に、 22 人の方に骨髄バンクドナー登録もしていただいております。今後とも効果的な若年層献血推進事業が実施できるよう、岡山県献血推進協議会においても引き続き活動を行っていきたいと考えております。説明は以上です。

○清水課長補佐 ありがとうございました。

○森峰委員 岡山市役所保健管理課の森峰です。岡山市では、地域の健康と福祉に関わる様々な問題に自主的に取り組んで、健康で豊かな町づくりを目指す活動として、愛育委員としての活動が盛んですが、その活動の中でも献血への協力も主要な活動の 1 つとなっており、それぞれの地域ごとに積極的に取り組んでおります。具体的には日赤さんの献血に対して、地区回覧やポスター掲示、当日の受付とかの協力をしておりますが、ある地区の愛育委員では献血の意義や理解を深めるために、愛育委員を対象にした事前研修や地域住民への献血の普及啓発を行っています。また、若い世代の健康づくりと献血の推進を図るために、毎年、小学校 PTA と協力して、学校行事に合わせて計画的に献血を実施しております。献血の実施に当たりましては、事前に学校 PTA と打合せを行って、実施後に反省会も行い、次年度に向けて話合いを行うなど、地域と連携した活動となっております。

 また、ある地区では、若い世代を含めた多くの人に献血を知っていただき、協力していただくように、地区で行っている祭りに合わせて献血を実施しております。回覧などで情報提供するだけではなく、祭りのチラシにも献血実施を掲載して、より多くの人に知っていただけるように工夫をし、また、当日も積極的に呼び掛けを行い、地域に根づいた活動となっております。

 これまでの、こういうような、愛育委員の様々な献血活動の功績が認められて、厚生労働大臣表彰や感謝状とかの授与も行われ、活動の励みになっています。愛育委員さんのほうでも、若年層について、という問題意識を持っておりますので、今後、いろいろな地区で若年層に向けた活動が広がっていくよう、市とも協力してやっていきたいと考えております。

○清水課長補佐 赤澤委員、森峰委員、ありがとうございました。それでは、最後になりますが、佐賀県の代表の方、お願いできますか。

○河上委員 佐賀県の上峰町と申します。私どものほうで取り組んでいる内容と言っても、そんなに大して、皆様方のように発表できるものではないのですが、一応お話を申し上げます。当町での実施状況ですが、当町は 9,500 人という人口規模の非常に小さな町です。年に 2 回ほど、役場庁舎のほうで献血の機会を設けています。血液センターなどと連携して、ポスター掲示、町広報誌への掲載、あるいは折込みチラシ、こういった手法に基づき、新規あるいはリピーターの確保に努めています。また、庁舎での実施ということもありますので、開始前には、職員へのアナウンス、あるいは、周辺にある外郭団体、 JA などもありますので、そういった所にも随時連絡を行って、所属職員へのちょっと強めの協力をお願いしています。一回一回にばらつきがありますが、 1 回当たりの利用については大体 30 50 人といったところかと把握しております。

 また、これ以降、推進していくために、イベント時に抱合せで実施することも検討してはいますが、献血バスの駐車スペースあるいは問診場所等の確保、また、イベント機会自体が縮減しているといった現状もありまして、現在のところ同時実施には至っておりません。今後の課題としています。

 また、会場確保に関しても、庁舎では 1 階ロビーで実施しておりますので、来庁者と混在して、狭苦しさ自体は感じます。本来はもっとゆったりとした広いスペースを確保することが望ましいかと思います。ただ、その反面、献血する職員や来庁者、こういった方たちの協力体制は整えやすいというメリットもありますので、現状においてはベターではないのかとも思います。

 そういったことも踏まえて、若年層対策ですが、先ほどから御議論があるように、若年者の献血自体が減少傾向にあると承知しております。若者の献血離れの主な原因が、献血そのものに関して無関心であると考えられてもいるのでしょうが、果たしてそれだけだろうかとも考えています。

 学校における献血教育機会の減少や高校などでの献血機会の減少も確かにあります。佐賀県においてもそうなのでしょうが、全国でもそういった機会を設けるよう、改善と取組がなされているかと思います。例えば、阪神淡路大震災、東日本大震災、先般の熊本地震、また、この前に起きた鳥取でもそうだと思いますが、人々の助け合いの精神が求められるような状況に直面したときに、いったいどれぐらいの若者がボランティアとして現地に駆けつけたかと。それを考えたときに、人から人へのボランティア行動で支えられてきた事実というものは、やはり若者の中にも脈々と受け継がれているのではないでしょうか。このように感じております。ただ、普段の日常においても、病気や怪我などで助けを必要としている人が存在している、大規模災害時だけではなくて、助け合いの精神が常に求められている、こういった動機づけを与えることによっても、若年者にも献血に来ていただけるだけの伸び代は十分あるのではないかと感じています。

 また、社会貢献としての献血、自分が誰かの役に立っているという意識づけと達成感が感じられる仕組み、こういったものが大事かと思います。来てくれてありがとうという、善意を善意で返すというような、気持ちが伝わるようなものが、非常に肝要なことではないかと思います。また、経済的とかいった、物品的なものにインセンティブを持たせるよりも、動機づけとしては、そういったもののほうがより琴線に訴えることができるのではないかと考えます。

 初回献血者までの動機づけを、学校での教育や献血機会の増加、啓発といった指針によって保つことは賛成ですが、その中でも、なぜ献血事業が必要なのか、自分たちが献血をせずに、この制度がなくなるといったいどうなってしまうのか、献血がどのように世の中に作用し得るのか、どれほどの意義があるのか、そして、献血の安全性といったもの、そもそも論、こういったところからの教育が望ましいのではないかと。そして、リピーター確保の観点からは、また次も献血に行きたいとか、献血に行こうという気持ちにさせることが大事だと思います。献血者に対して、献血を使用された方からの感謝の意を込めた手紙を献血バス、献血ルームに掲示をするとか、あと、患者や家族の声を献血者に届けるといった、献血者側のモチベーションを低下させない仕組みも、今後は肝要ではないかと思います。私どもからは以上です。

○清水課長補佐 ありがとうございました。佐賀県さんの代表の方、よろしいですか。

○松山委員 佐賀県は高校献血が本当に少なくて、これから高校献血を始めていかなければいけないと思いますが、実は高校で献血セミナーを行っても、それが直接献血バスを出すというところになかなか結びつかないのですね。多くは学園祭とか、そういったところに持っていくのですが、学園祭と体育祭を同時にやったりすると献血者が集まりにくくなったりとか、いろいろなことがあって、工夫することがまだまだあるのではないかと思います。ただ 1 校、清和高校という所があって、ここは去年から高校献血が始まっているのですが、生徒会が中心となって動いてくれているのですね。生徒会が献血推進をやってくださって、それを保健の先生がサポートしてくださっていると。生徒会のほうで、体重とか、年齢とか、一応献血基準を出して、それから、リストを作って、そして、混雑しないように、来る順番を決めて、処遇品も生徒会のほうで出していただいてということでやって、そこはうまくいっているのですね。だから、こういうふうに、高校献血の中でも核となる部分が、例えば、生徒会のようなものが、ずうっと引き継いでくれればいいと思って、そういう活動をこれからやっていきたいと感じています。

○清水課長補佐 ありがとうございました。

○木下委員 時間も迫っているようですので、要所だけ報告させていただきます。私、ライオンズ国際協会 337-C 地区の 1 リゾンの木下と申します。佐賀県の献血活動状況を報告します。活動期間としましては、平成 27 4 1 日から平成 28 3 31 日までの活動実績ということで、献血者数が 3 1,951 名、そのうち、佐賀県内のライオンズクラブが 31 組、関わった献血者数が 6,432 名、 20.1 %になっています。献血量として 1 3,200L 、というふうに活動しております。ここの中で、県内の 29 のライオンズクラブが関わった献血量は 19.5 %となりまして、また、性別別を申し上げると、男女 3 1,951 名のうち、男性が 2 3,995 名、女性が 7,956 名で、女性は全体の 3 分の 1 となっております。年齢別に申し上げると、 16 19 歳が 1,285 名で 4 %、 20 29 歳が 4,884 名で 15.3 %、 30 39 歳が 6,520 名で 20.4 %、 40 49 歳が 8,888 名で 27.8 %、 50 歳以上になると 1 374 名で一番多く 32.5 %、御覧のようになっております。

 今後の若年層の対策としては、佐賀県立、私立高等学校へのアプローチ、これは学校とタイアップしておりまして、佐賀県内の高校 49 校のうち 5 校へ献血奉仕への啓発活動を、放課後に約 1 時間程度、 DVD の放映と、チラシの配布を行ってまいりました。献血不足対策としましては、佐賀県内の 31 ライオンズクラブが中心となって、血液が不足する時節、夏場と冬場ですが、献血活動を強化してきました。毎年 10 月末、佐賀県佐賀市嘉瀬川河川敷でバルーンフェスタ、今現在実施されておりますが、そこでは佐賀熱気球大会が開催されております。世界各地から愛好者が多数参加されておりますので、現在もそこで佐賀市内の 9 クラブ合同で献血活動を行っております。そういったことで、ライオンズクラブの献血活動については、県内 31 クラブが、赤十字センターと協力体制を作り、各クラブとも年 3 回以上の献血活動を行っている状況です。早口で申し上げました。ありがとうございました。

○清水課長補佐 河上委員、松山委員、木下委員、どうもありがとうございました。皆様の、熱くまた丁寧な御説明で、時間が超過してしまいましたが、今頂いた御意見のうち、特に確認しておきたいところがあれば、御質問をお寄せいただければと思います。何かございますか。よろしいでしょうか。

 それでは、献血推進協議会の代表の皆様、市町村の代表の皆様、貴重な御意見ありがとうございました。改めて御礼申し上げます。厚生労働省としましても、本日頂戴した御意見を参考にして、日本赤十字社と共に、若年層の献血者確保対策に役立てていきたいと考えておりますので、皆様方も引き続きよろしくお願いします。

 では、長時間にわたり有意義な御意見を頂き、本当にありがとうございました。本日の会議内容については、後日、厚生労働省のホームページでも公表します。御参加いただいた皆様におかれましては、地域に戻った際に周知を図っていただき、都道府県・市町村、ボランティア団体や各血液センターとの情報交換や連携を密にして、献血推進活動を推進していただければと思います。

○三戸委員 預かってきたものがありましたので、御報告だけさせていただきます。よろしいでしょうか。

○清水課長補佐 はい。どうぞ。

○三戸委員 申し訳ないです。若年層対策についての要望が福島センターの八木部長さんから出ていまして、この八木部長さんという方は県のほうから来た部長さんです。この部長さんのほうから、是非言ってもらいたいというのを預かってきました。平成 25 3 23 日付けで「献血推進の基本方針」が発出されて、これは 5 年ごとに発出されているというような認識をしております。その時の、主な改正点として (3) 献血推進に関する事項がありまして、その内容は、献血セミナーを行い、特に高校生、初回献血者には 200mL の献血を推進することにより、献血を経験していただくという文書です。これに対して、毎年、厚労省から文科省のほうに通知が出ておりまして、今年も平成 28 3 3 日付けで、厚労省の課長から文科省のほうへ、課長名で文書が出ております。これを受けて、平成 23 3 4 日付けで、文科省の健康教育・食育課から各都道府県の教育委員会宛てに事務連絡で、今言ったような、献血推進の基本方針のような文書が出ているわけですが、これを事務連絡ではなく、課長名の公文書、発翰番号がついた文書で出していただかないと、部長さんいわく、各都道府県の教育委員会はあまり動かないのではないか。ですので、事務連絡ではなく、是非課長名の公文書で発出していただきたいという要望がありましたので、この場を借りて報告させていただきます。ありがとうございました。

○清水課長補佐 御報告ありがとうございました。相手があるところなので、ここでお約束というのは難しいのですが、私どもも、今後、同じように、文部科学省にお願いするときには、今、頂いたことを踏まえ、相談していきたいと思います。ほかに何かよろしいでしょうか。

○謝村委員 私ども、来年度事業の中で、 You Tube を使った啓発をしたくて、財政当局に折衝をしているわけですけども。先ほどの岡山県さんのように、県の PR だと、多分そういう形で予算も取れるのでしょうが、献血だけに限って予算を取ろうとすると、 You Tube を使う事業は県レベルではなくて、もっと大きいレベルでやっても同じではないかという考え方が示されると思います。例えば、日本赤十字社とか厚生労働省が、日本を 1 つの区域として、 You Tube を使って献血を働き掛けるという活動はお考えになりませんか。

○井上委員 いろいろな事業等の展開を You Tube にアップするという考え方は、血液事業本部内でもまだ協議されておりませんし、全国の血液センターとも話合いは行われておりませんが、時代の流れとともに、 SNS の上での発信ということで、情報の拡散が献血の啓発につながることになれば、やはり厚労省様と協議を進めながら、それは検討の 1 つではないかと考えております。

○清水課長補佐 私どもとしても、 SNS のうち、ツイッターについては日頃から利用はしているのですが、今、御意見を頂いたことを踏まえて、今後そういった、動画にもどのようなことができるか、今後の検討材料としていきたいと思います。

 よろしゅうございますか。ほかに何かあれば。以上をもちまして、第 18 回献血推進運動中央連絡協議会を終了します。長時間ありがとうございました。


(了)
(照会先)医薬・生活衛生局血液対策課: 03-5253-1111(内線2908)

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