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2016年10月31日 第45回厚生科学審議会疾病対策部会臓器移植委員会議事録

健康局難病対策課移植医療対策推進室

○日時

平成28年10月31日(月)15:00〜17:00


○場所

厚生労働省専用第21会議室(17階)


○議題

(1)腎臓移植希望者(レシピエント)選択基準の改正について
(2)肝臓移植希望者(レシピエント)選択基準の改正について
(3)その他

○議事

○伊藤室長補佐 定刻になりましたので、ただいまから第45回「厚生科学審議会疾病対策部会臓器移植委員会」を開催いたします。

 本日は、お忙しいところお集まりいただきましてありがとうございます。

 本日の委員の皆様の欠席状況でございますが、市川委員、山本委員から欠席との御連絡をいただいております。

 奥山委員は、少しおくれてこられるそうです。

 また、本日は参考人といたしまして肝臓移植の基準等に関する作業班から市田隆文先生に御出席いただいております。

 次に、事務局に異動がございましたので御紹介させていただきます。

 移植医療対策推進室長の井内努でございます。

○井内移植医療対策推進室長 井内です。よろしくお願いいたします。

○伊藤室長補佐 移植医療対策推進室長補佐の蔵満薫でございます。

○蔵満室長補佐 蔵満です。よろしくお願いします。

○伊藤室長補佐 ここで、事務局より健康局長の福島から挨拶をさせていただきます。

○福島健康局長 健康局長の福島でございます。先生方には、大変お忙しいところお集まりいただきましてまことにありがとうございます。

 また、日ごろから移植行政の推進のみならず、厚生労働行政の推進につきまして御指導賜りまして、この場をお借りいたしまして厚く御礼を申し上げたいと思います。

 本日でございますけれども、議題にございますように「腎移植希望者(レシピエント)選択基準の改定について」、「肝臓移植希望者(レシピエント)選択基準の改正について」ということで議題を用意しております。これは、去る9月に行われました腎臓移植の基準等に関する作業班及び肝臓移植の基準等に関する作業班での御議論を踏まえて、小児ドナーから小児レシピエントの優先提供を含む検討結果について御審議をいただくということを予定しているものでございます。

 本日御審議いただきます内容につきましては、御家族の崇高な御判断によりまして提供される臓器が、より適切に斡旋されることにつながるものになると考えておりますので、委員の先生方にはぜひ十分な御議論をお願いできればと考えております。

 それでは、本日の議論が実り多きものになりますようにお願いいたしまして、簡単でございますが、私の冒頭の御挨拶にさせていただきたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。

○伊藤室長補佐 続きまして、本日使用いたします資料の御確認をさせていただきたいと思います。

 まず1枚目、議事次第をごらんください。

 配付資料といたしまして、資料1−1は「腎臓移植希望者(レシピエン)選択基準の改正について」。

 資料1−2、「第9回腎臓移植の基準等に関する作業班資料(抜粋)」。

 資料1−3、「腎臓移植希望者(レシピエント)選択基準改正案新旧対照表」。

 資料2−1、「肝臓移植希望者(レシピエント)選択基準改正について」。

 資料2−2、「第5回肝臓移植の基準等に関する作業班資料(抜粋)」。

 資料2−3、平成11年7月22日付厚生省保健医療局長通知。

 資料2−4、「肝臓移植希望者(レシピエント)選択改正基準案新旧対照表」となっております。

 また、参考資料といたしまして1−1、「腎臓移植希望者(レシピエント)選択基準」。

 参考資料1−2、「(腎臓)臓器提供者(ドナー)適応基準」。

 参考資料1−3、「第9回腎臓移植の基準等に関する作業班」資料。

 参考資料2−1、「肝臓移植希望者(レシピエント)選択基準」。

 参考資料2−2、「(肝臓)臓器提供者(ドナー)適応基準」。

 参考資料2−3、「第5回肝臓移植の基準等に関する作業班」資料がございます。

 過不足、乱丁等がございましたら事務局までお伝えください。

 また、机の上に現行の法令ガイドライン等をまとめたファイルを置いておりますので、議論の際に参考にしてください。

 なお、この資料は次回以降も使用いたしますので、会議終了後は持ち帰らず、机の上に置いたままにしていただくようお願い申し上げます。

 それでは、今後の議事進行を磯部委員長にお願いいたします。よろしくお願いいたします。

○磯部委員長 よろしくお願いいたします。

 それでは、議題に入らせていただきます。本日は、先ほど御紹介がありましたように議題が2つでございます。

 1つ目が「腎臓移植希望者(レシピエント)選択基準の改正について」、2つ目が「肝臓移植希望者(レシピエント)選択基準の改正について」であります。

 最初の議題ですけれども、腎臓のほうの選択基準の改正について、これは前回のこの会議でおおむね了承されて詳細を作業班のほうで御検討いただいて継続審議になった案件です。

 それでは、事務局のほうから御説明をお願いいたします。

○井内室長 それでは、資料1−1、資料1−2、資料1−3を見ていただければと思います。主に、資料1−1で説明をさせていただきます。

 「腎臓移植希望者(レシピエント)選択基準の改正について」というところでございますが、まず1番でございます。現在の選び方ということで、ここにまとめてございます。

 まず、親族を優先する。そして、それが終わった場合はABO式の血液型、これは一致及び適合でございます。

 さらにここには書いておりませんが、リンパ球考査試験が陰性ということになりました後に、1から4まで、「搬送時間」に関しては12点、6点、0点ということで、同一都道府県であれば12点、ブロックであれば6点、そうでなければ0点。

 「HLAの適合度」が14点から0点までございます。

 さらに、「待機日数」のポイントを足しまして、「未成年者」は16歳と20歳ということで、16歳未満であれば14点、16歳以上20歳未満に関しましては12点ということで、この合計点数の高い人を選んでいくというような形になってございます。

 先ほど委員長のほうからもございましたけれども、「これまでの経緯」ということで、前回の臓器移植委員会のほうで議論をしていただいております。その内容は、次のページからになります。前回、この臓器移植委員会でおまとめいただいたものにつきまして簡単にまとめております。

 まず1つ目でございます。「2腎同時移植について」でございます。1人のレシピエントに対して同時に2腎を提供することが明文化されていない「現状」でございまして、「論点」といたしましては体重が軽い小児のドナー、ドナーの腎機能が低く、1腎の場合では腎機能が不十分である場合ということの2腎同時移植をするかどうか、医学的妥当性があるかどうかということでございました。

 これは、前回の議論の中で、ドナーが6歳未満の場合は2腎同時移植を可能とする。また、ドナーが6歳以上の場合は日本臓器移植ネットワークが腎臓レシピエント選択基準に基づき選択したレシピエントの担当医及びメディカルコンサルタントと相談をして、ドナーの腎機能に医学的問題があり、1腎では不十分と判断されるときは2腎を同時移植することを可能とするということを明文化するというものでございます。

 さらに、2つ目でございます。Age-match制度の導入の是非ということで、小児ドナーから小児レシピエントへということで、「現状」でございますが、脳死下の小児ドナー15名の方から提供された24例全てで3060歳代の成人レシピエントへ移植をされているという現状を踏まえまして、小児ドナーからの臓器は小児レシピエントのほうへ優先するべきではないかという御議論をいただきました。

 「検討結果」に関しましては、この小児ドナーから小児レシピエントに優先して腎臓を提供するということで、本日この後、議論をメインでしていただきます「小児」のカテゴリーの年齢をどうするか、腎作業班で再度検討するということで宿題をいただいたということでございます。この宿題に関しまして、後ほど作業班での検討状況を御説明させていただきますので、またそこで御議論いただければと思っております。

 3つ目でございます。待機日数よりもゼロミスマッチを優先するべきではないかということで、「現状」ですが、このゼロミスマッチというのはHLAの適合度のことでございますが、ゼロミスマッチのレシピエントは1〜6ミスマッチのレシピエントと比べまして、移植後の成績がいいという報告があるということで議論ということでございました。

 この「検討結果」のところでございますが、腎臓のレシピエント選択基準の変更を行う必要を認めるほどの明確な医学的根拠が示されなかったということで、引き続き腎臓の作業班で医学的根拠を収集し、将来どうするかというような課題にするということでございました。

 さらに、4つ目でございます。「移植腎機能無発現であったレシピエントへの対応について」ということで、移植腎が移植をせっかくしたのですが、その後、結局発現しなかった。うまくいかなかったというときに、待機日数の起算点をどこにするかということで御議論をいただきました。

 「検討結果」でございますが、移植腎の機能が無発現であった場合、ドナー側の原因であるということの医学的根拠をレシピエントの担当医が示した場合は、移植前の待機期間をそのまま維持するというものでございます。

 これは、レシピエント選択の際に先ほど1ページ目で見ました1から4の中の3の待機日数のポイントがかなり落ちるということで御議論いただいたということでございます。

 それで、移植腎の機能無発現の原因がドナー、レシピエント、どちら側にあるのか判断するための診断基準を関係学会で定めた後、運用を開始するというところでございます。これに関しましては今、学会のほうでこれができるのか、証明できるのか、できないのかも含めまして、どういった基準にするのか、御検討いただいているところでございます。また、その結果を踏まえて検討ということでございます。

 次に5番、「C型肝炎抗体陽性ドナーの取扱いについて」ということでございます。

 現在の腎臓レシピエント選択基準及びドナー適応基準ではHCV抗体陽性ドナーからの腎臓の提供はHCV抗体陽性レシピエントに限り可能となっているということでございます。それで、このHCV抗体陽性の評価をどうするかということを御議論いただいたというものでございます。

 次のページでございます。「検討結果」でございますが、血中にHCVが存在しない場合でも腎臓にHCVがある可能性があるということで、現在の腎臓レシピエント選択基準は改正する必要はない。これにあわせまして、HCVgenotypeによってHCV抗体陽性ドナー及びHCV抗体陽性レシピエントの取り扱いを変更するかどうかは、これもまた学会のほうで定めておりますレシピエント適応基準の改正も含めまして全体として検証を行うということで、今後引き続き検討という形で終わっております。

 前回の検討内容は以上でございまして、次の5ページになります。5ページからは、本日御議論をいただきたいポイントでございます。

 平成28年9月2日の腎臓作業班で先ほどの宿題、小児のカテゴリーを何歳にするかというところでの議論でございます。

 ここでございますが、「腎作業班で検討した内容、というところでございます。同時に、資料1−2も一緒に見ていただければと思います。

 まず1つ目、「小児レシピエントに関して」ということで、19歳未満の小児の透析患者は成長障害が著しくて、透析をすることが成長障害の大きな要因になるということで、先ほどの資料の1−2ではまず1枚めくっていただいてページ数は2ページでございます。2ページが、この腎作業班のほうで示していただきましたデータでございます。下のグラフでございますが、緑、赤の点線、黒の点線、黄色ということで、全て19歳以下の方のデータということで、左側が身長、右側が体重、左の軸でありますゼロのところが平均ということで、SDで評価をしていただいているもので、もちろんこれを見ますと小さければやはりその後、体重、身長ともに大きくなる可能性が高いということでございました。それで、移植後6年後の身長の改善は5歳以下の患者で有意に改善するということでございます。

 資料1−2の次のページを見ていただければと思います。「小児の透析患者の成長障害について」ということで、これも19歳未満の方を4群に分けて、その後追跡調査をした結果というものでございます。

 一番下が0歳〜1歳ということで、緑の方が0歳〜1歳ということで、ベースラインよりも低いのですが改善傾向は見られるというようなデータでございます。

 資料1−1のほうにもう一度戻っていただきますと、次はドナーの腎機能及び腎臓の大きさがどうなっているかということでございます。この結論を申し上げますと、18歳以下の移植腎は長期にわたり良好な腎機能を保つことができる。16歳以下の移植腎は移植後、大きく成長する。この成長段階の小児については、小児の腎臓が必要であることを示唆しているというものでございます。

 先ほどの資料1−2の3枚目ということで、4ページを見ていただければと思います。これが移植をした後のそれぞれの腎機能ということで、図3の「○GFR」というところが糸球体濾過量ということで見ていただければと思いますが、一番左、18歳以下であれば良好に推移している。その真ん中の18歳以下であれば、少しずつ落ちてくる。一番右が18歳以上でございますが、いわゆる脳死下、死体からという形で真ん中が生体でございますので少し落ち方が緩やかということで、一番左の18歳以下の方が非常に機能が高いレベルで維持ができているというような評価をいただいております。

 あとは、下のほうがいわゆる大きさということで、これも16歳以下、28歳以上のグループの2つに分けて見ていただきました。それで、16歳以下のほうが大きさはかなり維持され、大きくなってきているというような評価でございました。

 さらに資料1−1、次は「レシピエント移植成績」というところでございます。資料1−2では最後のページ、5枚目になります。「ドナー年齢と成績、腎臓サイズミスマッチについて」ということで、ここでは腎移植の生着率ではドナー年齢が高い(50歳以上)と短期・長期とも生着率が悪くなるというもので、図5のところでございます。これもかなり年齢が細かく分かれておりますが、0歳〜10歳、11歳〜17歳、18歳〜34歳、35歳〜49歳、50歳以上ということで、50歳以上の方のものが生着率としては少し低くなるということで、それ以外はかなり高いところで保たれている。そんなに差がないというものでございます。医学的にこういったデータを示していただいたというものでございます。

 資料1−1に戻らせていただきます。「現在の腎臓レシピエントの選択基準における小児年齢区分からの視点」ですが、現在のルールはということで冒頭御説明させていただきましたが、未成年、16歳未満は14ポイント、20歳未満は12ポイントへの加点ということを行っております。

 参考といたしまして「諸外国における取扱い」ということで、アメリカ、イギリス、EUというところで示させていただいております。

 アメリカは18歳未満の小児レシピエントへ優先的に、イギリスでは30歳未満のレシピエントへ優先的に、EUではこういったことで16歳未満の小児ドナーは小児レシピエントへあっせんされ、65歳以上の献腎は65歳以上にあっせんされるというものでございます。ここまでが、腎臓の作業班で検討いただいたデータ及び事実関係でございます。

 これを踏まえまして、本日は事務局案ということで出させていただきましたが、腎作業班のほうで示していただいた方針でございます。若年者への移植は非常に有効であるという医学的な根拠は多数あるものの、若年者の中で具体的に何歳で区切れば移植成績や効果に差があるのかというものはさまざま探していただきましたが、明確な根拠はないというものでございます。

 以上を踏まえまして、現行の腎臓レシピエントの選択基準というものが20歳未満となっておりますので、その20歳未満というところで切るという形で選択することが適当と考えるという結論をいただいております。これにつきましては、現行20歳ということが最初の加点のところでありましたので、現場が混乱しないためにこれを18歳にするとか、19歳にするとか、明確な根拠がない以上、現状の20歳ということでいくべきではないかという御意見でございます。

 「改正後のレシピエント選択の流れ」ということでございます。今まで前回の臓器移植委員会等を含めまして御議論いただいておりましたのが、まとめますと現行の一番左側、冒頭説明させていただきましたルールがこの右側になるというものでございます。それで、ドナーが20歳未満、ドナーが20歳以上と分かれています。この20のところがこれから御議論いただくところでございますが、まずここで分ける。まず年齢でがっちり分けて、その後、親族優先でABO式の血液型という形になります。それで、20歳未満のレシピエントで1から4、これは現行のルールのまま、点数の高い人という形になります。

 左側のドナーが20歳未満の場合、誰も適応しなかったという場合には、20歳以上のレシピエントを同様に見ていく形でやるのはどうかというものでございます。

 事務局からの説明は、以上でございます。

○磯部委員長 ありがとうございました。年齢の点を御議論いただきたいということでございますので、まずただいまの御説明に御意見、御質問がございましたらどうぞお願いいたします。

○小笠原委員 この最後の20歳未満は20歳未満でいいのですが、「20歳未満のレシピエントのいない場合」と書いていますけれども、これは現実的なのですか。よくあることなのですか。ここが、我々は全くわからないです。要するに、今は子供の議論をしていますね。この意味は、子供のレシピエントは少ないということですか。その現状を聞きたかったのですが。

○伊藤室長補佐 現状ですけれども、常に100人以上が20歳未満は待機しております。

○小笠原委員 わかりました。ありがとうございました。

○磯部委員長 ほかにいかがでしょうか。

 論点は20歳以上、未満にするかということですけれども、根拠としていろいろエビデンスを示していただいて、これが妥当であるという事務局案、作業班提案ですが、いかがですか。

○相川委員 東邦大学の相川でございます。

 腎臓の作業班で、この年齢をどうするかということで随分議論いたしました。昨今、18歳というのが成人という基準はもちろんございますが、もともと16歳、20歳ということで優先ポイントを決めておりますので、これを18歳にするということは新しくまたポイント数を変えないといけない。

 また、臓器移植のあっせんのミスも実際に3回も起きていますので、これを起こさないためにやはり簡略化しなくちゃいけない。20歳と18歳の間で、年齢によって医学的な根拠がどれだけ違うのか。調べてみても、結局有意差は出ていないんです。

 そうなると、やはり現行の方法でやったほうが間違いない。もちろん、18歳以上を成人という昨今のことはございますが、この点については20歳でいいんじゃないかということで、腎臓の作業班は全員この案に賛成をいたしております。以上です。

○磯部委員長 心臓は18歳と前回決めたと思うんですけれども、臓器によって若干違うということについては何かコメントはございますか。

○井内室長 御指摘のとおり、心臓は前回18歳と決めていただきました。また、この後、肝臓のほうも出てまいりますので、そこと年齢に差があるということはございますが、先ほど相川委員のほうからもございましたとおり、現行のカテゴリーを変えるほどの医学的根拠が出てこなかったというように事務局のほうとしては理解をしております。

○磯部委員長 そういうことでございますが。

○相川委員 もう一つ、追加してよろしいでしょうか。

 腎臓移植の待機患者の場合には、心臓、肝臓、肺の待機患者とちょっと異なります。というのは、腎臓のお子さんの場合には小さい場合には腹膜透析、大きくなると血液透析なんですけれども、ある程度命が担保されるために待機患者が結構長く存在をしている。心臓、肝臓、肺の場合には残念ながら長く生存するというのは無理ですから、そういうことで待機患者が多少20歳まで引っ張られて多く残っているのが現状だということでございます。

 イギリスではこれはトランスポジション、移行期間が設定されておりまして、30歳までということになっておりますので、そこら辺を考慮していただければありがたいと思います。

○磯部委員長 臓器の特殊性もあるということですね。

○小笠原委員 もう一つ質問で、このサイズミスマッチもよく理解できないのですが、50歳だとサイズミスマッチがあって18歳だとサイズミスマッチがないというのはどういうことですか。

 要するに、我々の感覚としては小さい子供に移植するとわかるのですが、例えば10歳の子供から出たときにそれを18歳に移植すると体格の差はそこでありますね。それは問題にならないんですか。それがなぜ50歳で問題になって、18歳で問題にならないのか。その辺がよくわからないです。

○磯部委員長 相川委員、どうぞ。

○相川委員 データにも資料にもございますが、50歳の場合には腎臓の生着期間が極端に悪くなってしまう。

○小笠原委員 そうすると、それはサイズの問題ではないということですね。

○相川委員 そうです。老齢化している問題なので、その生着期間は短い。これは日本だけではなくて、どこの国のデータもそういうふうになっております。

○小笠原委員 わかりました。

○相川委員 それから、10歳の腎臓を16歳に移植してもそれほど問題にはなりません。腎臓の場合には、3歳以下の腎臓を1腎だけ移植すると極端に成績が悪くなるということはございますが、10歳ですとほとんど問題はございません。

○小笠原委員 わかりました。

○磯部委員長 ほかにはいかがでしょうか。

 では、有賀先生どうぞ。

○有賀委員 労働者健康安全機構の有賀と申します。

 サイエンスの話というか、医学の話はおおむね理解しています。したがって、20歳未満で改正後のプロセスについて異を挟むものではないのですが、こういう議論はなかったのですかということをちょっとお聞きしたいんです。

 それは、子供さんから子供さんへというふうに親御さんが思う気持ちは多分それなりに察しながらですが、例えば今、少し出ましたけれども、小学校6年生の12歳のお子さんが大学生の20歳の方にいくということは、お母さんやお父さんから見るとやはり小学生以下の子のほうがいいんじゃないかという気が多分起こると思うんです。

 したがって、そういう意味ではドナーが20歳未満のところを「X歳未満」とすると、X歳未満のレシピエントを選んで、だめならば別のところへいく。そういうふうなやり方もあり得ると思います。相川先生によると現場が混乱してまた間違いがいっぱい起こるのではないかと言っていますが、間違うような組織はどんなことをやっても間違えるわけです。

 そういう問題ではなくて、むしろ親御さんの気持ちを汲むとこんなことはあっていいんじゃないかというような議論は、腎臓の移植の先生方の間ではなかったのでしょうか。

○相川委員 先生の御質問に対してお答えしますと、実際に20歳くらいの方の腎不全はほとんどが腎臓の生まれつきの低形成、異形成、尿路奇形、膀胱尿管逆流症、神経因性膀胱などの先天奇形が原因です。

 子どもでは、大人の腎疾患、巣状糸球体硬化症以外の糸球体腎炎とか糖尿病の腎症というのは非常に少なくて、実は子供のときに腎臓を悪くしてそのまま20歳にまでいってしまっているという方がほとんどですので、そういう意味では子供のときから腎臓病をずっと患っていたというふうに解釈をしていただければありがたいと思います。

○有賀委員 私が聞いているのは、気持ちについての議論はあったかと聞いているんです。

○相川委員 そこまでの感情的というか、子供について子供だ、絶対的だという議論ははっきり言ってございませんでした。

○有賀委員 医学の議論や科学の議論をするときに、その周辺の心の問題もひょっとしたらというようなことで考える余裕を持つということが私は必要だと思います。ここでその議論を詰めろとは言いませんが、そういう考え方も多分あるんじゃないかということについては少なくとも記録に残しておいていただきたいと思います。

 やはりこういう場でやっている話は広く国民の方たちに聞いて頂きたい。恐らくみんながどう見ているかは知りませんが、少なくともそういう観点でいうと私がもしドナーの側になるような親御さんと話をするときには、そういう意味での情の機微を理解しながら話すことになってきたんだろうと思ったので発言しました。以上です。

○磯部委員長 これまでは皆さん大人に差し上げたという状況を考えれば、大きな改善だとは思いますけれども。

○相川委員 もう一つ、よろしいでしょうか。

○磯部委員長 どうぞ。

○相川委員 資料1−1の5ページに「諸外国における取扱い」というものが出ておりますが、アメリカでは18歳未満を優先的にあっせんする。そして、イギリスでは30歳未満、これは移行で20歳未満だったのが、20歳未満ではなかなか腎臓がもらえなくて30歳までに延長したということになっております。EU圏では16歳未満ということで、確かに20歳というのは成人というふうに言ったほうがいいのかもしれませんけれども、海外でも16歳、18歳くらいはそこまでは子供だという判断をしているんだと思います。

○磯部委員長 ほかにいかがでしょうか。有賀委員の意見は記録にとどまるということですので、それでよろしいでしょうか。

○有賀委員 全くそのとおりです。

○磯部委員長 ほかに御意見、御質問はございますか。

 特に御異論がないようでございますので、この場の議論として20歳以上、未満ということで区切るという事務局からの御提案で御賛同いただいたということでよろしいでしょうか。

(委員 異議なし)

○磯部委員長 では、原案どおり承認ということで進めさせていただきたいと思います。ありがとうございました。

 それでは、引き続きまして2つ目の議題であります「肝臓移植希望者(レシピエント)選択基準の改正について」、これは同様の議論になろうかと思いますけれども、こちらはこの臓器移植委員会では初めて御提案がある内容で、作業班で既に詰めていただいた御提案について御説明いただくことになると思います。

 それでは、事務局のほうからお願いいたします。

○井内室長 資料2−1、さらに2−2、それから参考資料2−1でございます。これに関しましては、2−1と2−2のほうで説明をさせていただきます。

 今、委員長のほうからもございましたように、これは学会のほうから提案を受けまして作業班のほうで検証したもので、本日御審議をというものでございます。

 まず1番でございます。先ほどと同じように肝臓の移植希望者、レシピエント選択基準が今どうなっているかというものでございます。

 まず、親族を優先する。次にABO式の血液型、これはまた一致及び適合でございます。

 さらに1から3というところで、医学的緊急性を1点〜10点、ABO式の血液型一致が1.5、適合が1点、あとは年齢選択時の18歳未満は1点加点をするということで、この1〜3のところの合計点で決めている。これでまた同点になりましたら待機期間ということで、待機期間のほうを加えて選んでレシピエントを決定するというプロセスでございます。

 「これまでの経緯」ということで、本日ここで御審議いただくまでの経緯でございますが、3学会からなる脳死肝移植適応評価委員会、日本肝臓学会肝移植委員会より、肝臓レシピエント選択基準の中で疾患・病態に基づいた適正な医学的緊急性へ変更すべきではないかという提案。もう一つが、血液型による待機期間の不均衡が生じているので是正すべきではないかという提案。もう一つが、18歳未満ドナーから肝臓が提供される場合、18歳未満のレシピエントに優先的に移植されるべきではないか。この3点について、御提言がありました。この3点について検証をしていただければということでございます。

 次のページでございます。2ページですが、この3つの中でまず1つ目は医学的緊急性のところで「予測余命」ということで、今MELDスコアというものがあるということで、そのMELDスコアを用いた評価を用いるべきではないかということ。さらに、ABO式の血液型の選択順位のつけ方というものを検討するべきではないか。18歳未満レシピエントに対しての取り扱いという3点を具体的に本日検証いただくというものでございます。

 まず1つ目、3ページでございます。「医学的緊急性「予測余命」のMELDスコアを用いた評価方法について」というものでございます。また、資料2−2とあわせて見ていただければと思います。2−2では、2ページ目のところにこのMELDスコアのさまざまなデータを入れさせていただいております。

 現状でございますが、現状の医学的緊急性は5段階ということで非常に大まかになるということで、同点というのが多くなっています。医学的緊急性というもので同点になった場合、ABOの一致と年齢というのもあるのですけれども、現場のほうからこの待機期間によって、医学的緊急性というよりも待機期間が決定要因となっている場合が多いのではないか。それよりも、やはり医学的緊急性というものをしっかり見るべきではないかという御提言でございます。

 この医学的緊急性を用いるのに、「学会より提出された新たな医学的緊急性判定方法案」ということでMELDスコア、model for end stage liver diseaseということで、米国の臓器移植ネットワークで12歳以上の肝移植登録患者の重症度の判定に用いられ、この点数で移植優先順位が決定されているというものでございます。

 これは、予後の予測を計算して出したものということで、その下にございますが、このMELDスコアということで9.57から続く計算式でございます。非常に複雑でございますが、逆に末期の肝臓疾患の患者さんから逆算してこういうものをつくったとのことです。アメリカのほうで6,651人のデータをもとに検討して予後予測能の結果を見たというものでございます。

 これにつきましてはここでありますように、今回学会から出されている案の中では血清クレアチニン、血清ビリルビン、血液凝固能というものがかかわってのデータですので、血液検査をするたびに微妙に変わってくるということで、「登録の更新基準」というものをその下に挙げていただいております。

 それで、1群ということで、1群は今の10点ということと同じで、2群というものでこのMELDスコアを用いればどうかということでございます。この1群は劇症肝炎など、すぐにでも移植が必要な方で、これについては今までどおり1群で、そうではない2群について今まで4段階でしかなかったので、この計算式でいくと小数点2桁まで出しますとかなり細分化されてまいりますので、そういったものを使うべきではないか。

 さらに、ここで記載されておりますように、このデータで変わってまいりますので、更新をするということで、この更新時期についても御提言がございました。

 「肝臓作業班での検討結果」ということでございます。資料2−2のところでございますが、MELDスコアで待機中の死亡に対する予測能は感度、特異度とともに有意に高いということでございます。

 これにつきましては、先ほどの資料2−2の2ページ目の上のほうでございます。一番左が現行の4段階、一番上の10点は劇症肝炎等なので外しております。それを残すと4段階に分かれていて、医学的緊急性がこういうふうに評価をされている。MELDスコアでいきますとその右になりますが、かなり細分化をされてくるというものでございます。

 ここに感度、特異度、ともに有意に高いということでございますが、MELDスコアということで縦軸にS ensitivity 横軸にS pecificity ありますが、これは一番左上にいけばいくほどいいということで、ブルーの線がいわゆる今やっているチャイルド分類というもので、今の4段階を分けるものですが、このMELDスコアはそれよりもさらに左上に寄っているということで、非常に有効な分析方法だということでございます。

 作業班では、連続変数になるということで、この案を評価いただいております。

 その次は、4ページの上でございます。諸外国でもMELDスアを用いて肝臓レシピエントの医学的緊急性を計算しているということでございます。

 「肝臓作業班での検討を踏まえた事務局方針案」ということで、これが学会、さらに作業班を経たものでございますが、現行の制度はいわゆるレシピエント選択基準に関しましては予測余命1カ月以内、1カ月〜3カ月といった書き方をしております。これを実は医学的緊急性ということで、先ほどの5段階で10点、8点、6点、3点、1点と分けているというのが具体的運用方法でございます。

 それで、今回御推奨いただいた「新たな選択順位」ということでStatus 1ということで、これは今の10点のところを丸々同じということでStatus 1です。それで、さらにStatus 2ということでそれ以外、いわゆる今のチャルイド分類では8点から1点のところにつきましてMELDスコアというものに置きかえて評価をすればいいのではないかという御提案をいただいております。

 まずはここまでの説明とさせていただきますが、順次ABO18歳レシピエントの取り扱いがありまして、最後にそれが集約された場合にどういう選択の方法があるのかという御説明もありますので、そこはまた説明をさせていただきます。

○磯部委員長 ありがとうございます。

 それでは、医学的緊急性の要素、MELDを導入するかどうかという御提案だと思いますけれども、まず御質問はございますでしょうか。

 作業班から御意見を伺ってよろしいですか。市田先生から御意見をお願いいたします。

○市田参考人 脳死肝移植適応評価委員会委員長の市田と申します。

 今までは従来のチャイルドスコアで医学的緊急度の評価を行っていましたけれども、それは総ビリルビン値と血清アルブミン値とPT(プロトロンビン時間)という客観的な数値と脳症と腹水という非常に主観的な病態という項目の総和ということで、ときに曖昧な判定が下されてきました。このことが1つのポイントです。

 それから、非代償性肝硬変患者の中で医学的緊急度6点相当のレシピエント候補者がおおよそ半分くらいいるのです。医学的緊急度の1点、3点、6点、8点のうち6点で待機している方々が余りにも多過ぎて、その中でも予後の比較的悪い人とそれほど逼迫していない人が同列に扱われ、それぞれ登録順という不都合なことがありました。それでその医学的緊急度6点症例をチャイルドスコア13点とMELDスコア25点を基準に予後予測を検討して、やっと医学的緊急度を新たに8点相当として評価基準とし、その結果多くの方が医学的緊急度に沿って脳死肝移植を受けられるようになったのですが、それでもまだ多い。

 そういうことですので、明らかに劇症肝炎とか、シトリン欠損症とか、ほかのすぐに肝臓を換えなくちゃいけない人はStatus 1にして、それ以外はStatus 2として全ての非代償性肝硬変を登録して、その移植順位はMELDスコアの高い順に随時待機するという基準を作成しました。それが一番妥当ではないか。

 ただ、ポイントがありまして、必ずしも非代償性肝硬変に当てはまらない。多発性肝のう胞とか、その他代謝性疾患などいろいろなものがあり、これらはMELDスコアで評価できませんが、それもいろいろ計算しましてMELD16点相当にして半年ごとに加算2点とすると、公平で平等ではないかというのが大略です。

○磯部委員長 ありがとうございます。そうしましたら、御意見、御質問はございますでしょうか。

 私から1つ伺ってよろしいですか。この評価基準のMELDを導入するとシミュレーションをされたのだと思いますけれども、今までの順位が大きく変わるというような現実はあるのでしょうか。

○市田参考人 実際はあるかもしれません。ずっと登録を10年くらいしている人が突然このMELDにしてますます受けられないということはありますけれども、それは後日討論していくしかないのかなと思いますが、今は決定できません。

○磯部委員長 公平、不公平性の観点からすると、大きく順位が変わってくることで何らかのレシピエントの側から反応があるかもしれないと思うのですが。

○市田参考人 ただ、今まではチャイルドスコア6点でずっと5年くらい待っていて、病態が悪くなれば8点になるということになっていますものですから、それほど3点の人がずっと登録していてということはないと思われますが、実際の数はまだ把握しておりません。実際に運営するときまでにしっかり議論して不利益にならないようにしたいと考えております。

○磯部委員長 御意見、御質問はございますか。

 よろしいでしょうか。反対の方、あるいは何かアゲインストの方はいらっしゃいますか。

 特になければ、この議論はMELDを導入するということで集約させていただきたいと思いますが、それでよろしいでしょうか。

(委員 異議なし)

○磯部委員長 では、この件につきましては承認ということで先に進めていただけますか。

○井内室長 それでは、資料2−1のほうに戻っていただきまして、「ABO式血液型の選択順位について」ということで5ページになります。

 資料2−2につきましては、3ページ目になります。「ABO式の選択順位について」ということで、現状でございますが、現行制度では医学的緊急性に次いで血液型一致・適合の順に選択がされ、加点がそれぞれ行われているということで、この血液型につきましてはO型レシピエントはO型ドナーのみからもらえるということですが、A型レシピエントにつきましてはA型またはO型、B型レシピエントにつきましてはB型またはO型、AB型のレシピエントに関しましては全ての血液型のドナーから提供が可能だという医学的背景がございます。

 こういったことからO型のレシピエントに提供される機会が少ないということが現場のほうから挙がってきたというものでございます。

 その下に絵で描いておりますが、「移植可能な血液型組み合わせ」ということで、一番下のAB型は全てからもらえる。O型はO型からしかもらえない。B型はO型とB型、A型はO型とA型からもらえるというようなものでございます。これをどう扱うかというものでございます。

 「肝臓作業班での検討結果」ということで、資料2−2の3ページを見ていただければと思います。医学的観点からは、血液型が一致・適合での生存率に有意差はないということで、これが資料2−2の3ページの上のほうでございます。左のほうが「生体肝移植におけるABO血液型適合度別の累積生存率」ということで、一番下の不適合のところは線が離れておりますが、一致及び適合については成績に有意差はない。さらにその右側でございますが、「生体肝移植における直近5年のABO血液型適合度別の累積生存率」というものも先ほどと同じようなデータになっております。

 こういったことで、いわゆる血液型の一致・適合で医学的にその差が出てくるかというと出てこないということがまず1つでございます。

 次に、医学的な観点から、2歳未満の血液型不適合レシピエントの生存率は血液型一致・適合レシピエントの生存率と同等、またはそれ以上の成績だというのがもう一つあるというものでございます。

 ここで先ほどの御提案にありましたように、血液型をどう見直すかというときのデータでございます。資料2−2の3ページの下のほうを見ていただければと思います。レシピエント血液型ということで緑色になっておりますが、そこにO、A、B、ABという形であります。レシピエントがO型のとき、先ほどO型からしかもらえないということで、下のほうに52100%と書いておりますが、移植が成立したのが52人、もちろんO型しかもらえないのでO型の率は100%という意味でございます。

 次に、その右のほうにいっていただいてA型というものでありますが、A型は101人移植が成立している。それで、その101人のうちA型は85人ということで、84.2%がA型、それ以外は残りの方、O型からもらっているというものです。

 それで、B型に関しましては37分の26AB型に関しては37分の21ということで、AB型の人はAB型からもらうのが56.8%で、残りO、A、B、全ての方からもらえるというものであります。

 それで、右のほうになります。「レシピエントの平均待機日数」でございますが、こういった背景がございますことから一番左、医学的緊急度10点のところを見ていただきますと、AB型の人は平均待機日数が8.9日、O型の人は136.1日でございます。それで、先ほど8点、6点とありますが、これも2415611,0641,024ということでかなりの開きが出てきているという現状でございます。こういったことがあって、O型の人は少し受けにくいというようなことが現場からは出ているということであります。

 次に、資料2−1の6ページのほうに入っていただければと思います。医学的に考えればということで、血液型一致・適合に優先順位をつける必要はないが、現状として血液型間で公平性が失われているというものでございます。

 その下、「肝臓作業班での検討を踏まえた事務局方針案」ということで、本日お示しさせていただいております案がここでございます。

 以上の結果を踏まえまして、ドナーと血液型の一致するレシピエントを優先的に選択する。血液型が一致する候補者がいない場合は、血液型適合のレシピエントの中からレシピエントを選択する。ただし、2歳未満のレシピエントのABO式血液型は特に医学的有意差がないというもありますので、これは全て一致と同じ扱いをするということで、今まで一致・適合ということで点数に少し差がついていたものを一致のみにするということですればどうかという御提案でございます。

 事務局からは、以上でございます。

○磯部委員長 ありがとうございます。

 では、先に市田参考人の方からコメントがもしあればどうぞ。

○市田参考人 先ほどの説明の資料2−2の右の一番下の数字が全てを物語っていると思いますので、血液型O型レシピエント候補者が非常に不利益を被っているということだと思います。

○磯部委員長 御質問、御意見はいかがでしょうか。

 では、どうぞ。

○横田委員 横田です。今の市田先生からの説明と表によると本当に大分差があるなということが実感されます。一方でAB型のレシピエントが血液型一致となると多分ドナーもかなり少なくなってくる。そうなると、それもある意味公平なのでしょうけれども、AB型の方の移植の機会というものが今までよりもかなり減ると思うのですが、その辺のシミュレーションや議論はされているのでしょうか。

○磯部委員長 事務局、どうぞ。

○井内室長 参考資料の2−3のほうを見ていただければと思います。48ページ、49ページですが、これは肝臓移植、いわゆる作業班のほうでつくっていただいた資料でございます。

48ページのほうにございますのは、右下のほうに「日本人の血液型分布」ということで、実際にその上のところでございますけれども、これが年齢区分で分けているのと分けていないところがありますが、ドナーの血液型の分布でございます。O型、A型、B型、AB型ということでございます。それで、多少数字が小さいのででこぼこはあるのですけれども、おおむね今の日本人の血液型の分布に近い数字がきているかと思っております。

 あとは、49ページのほうでございます。こちらが肝臓移植で待機する希望者の方、待機している方でございますが、これもO型、A型、B型、AB型というのが一番下の集計のところにあります。1141117624と、AB型の人が少なくなっているということで、これもおおむね日本人の血液型の、言い始めると母数が少ないのででこぼこはあるのですけれども、そんなにドラスティックにドナーのほうもレシピエントのほうも変わっているというのではないかという印象を受けております。

 これとあわせまして、いわゆる平等にするという意味では、これでいけばレシピエントとドナーのほうが釣り合ってくるというようなことかとは考えております。

 ただ、先ほどの資料2−2の下のほうにありましたけれども、AB型からは56.8%の方、ABからAB56.8%ですので、残りの43.2%に関してはAB型にとっては移植ができなくなるという状況になるとは思っております。

○磯部委員長 横田先生、よろしいでしょうか。

○横田委員 そこは、機会が半分になるという説明と、現在は逆に不平等になっているというところをうまく理解していただくということになるのかと思います。

○磯部委員長 どうぞ。

○今村委員 そのほかの臓器では、こういう問題というのはないんですか。肝臓で初めてこういうふうな問題というのは起こってくるのですか。

○磯部委員長 事務局のほうからお願いいたします。

○伊藤室長補佐 現在、心臓のほうでもそういったことの意見が少し出てきております。ただ、やはり数が少ないということで、数を集積するために今後検討課題にするというふうに心臓移植のレシピエント選択基準でも決まっておりまして、まだ検討までは至っておりません。

○今村委員 将来は、この問題はいろいろな臓器で出てくるということなのでしょうね。

○伊藤室長補佐 はい。そのように考えております。

○今村委員 肝臓が嚆矢だということになるわけですね。

○磯部委員長 肝臓から始めたという理由は何なのでしょうか。

○伊藤室長補佐 まず1つ目としまして、MELDスコアを変更するに当たりましてこれまで一致に1.5点、適合に1点という点数をつけておりましたので、MELDスコアに変更しますと6点から50点くらいまで点数幅がございます。そうしますと、1点と1.5点の重みが全くなくなってしまいますので、今回一緒に検討しようということで検討させていただきました。

○磯部委員長 わかりました。ほかにいかがでしょうか。

 では、どうぞ。

○相川委員 相川です。実は、米国の心臓移植も幼児に関しては血液型不適合であっても、移植をしていいということになっております。それで、うんと小さいお子さんはなかなか長期生着、保存期の時間が非常に短くてすぐ亡くなってしまう可能性があるので、血液型の不利を取り払って、幼児であればそういう免疫反応が起きないということは事実医学的にわかっているものですから、血液型不適合で心臓移植を行っています。

○磯部委員長 ほかにいかがですか。特に御異論のある方はいらっしゃいますでしょうか。

 では、このABOについての事務局御提案は承認ということでよろしいでしょうか。

(委員 異議なし)

○磯部委員長 では、これも承認ということで、先をお願いいたします。

○井内室長 それでは、資料2−1の7ページ目になります。「18歳未満レシピエントの取扱いについて」ということで、これも同じ肝学会から作業班を経てこちらというものでございます。

 現行の肝臓レシピエント選択基準というものでは、ドナー18歳未満の場合、18歳未満のレシピエントに1点の加点がされるということで、医学的緊急性の評価にMELDスコアが採用されるということで、この18歳以上のところの取り扱いもどうするのかというようなことで議論されて検討がされて挙がってきたものでございます。それで、作業班で医学的データから18歳未満ドナーから肝臓が提供された場合、18歳未満レシピエントを優先すべきどうかということです。

 これも資料2−2になります。4ページ目でございますが、ここでいわゆる「医学的な知見からの視点」ということで、これもまとめていただいております。肝移植症例登録報告から、いわゆる生体間移植後の成績では、19歳以下レシピエントの生存率は有意にいいということで、これがこのグラフの左側のものでございます。この矢印のところで指しているところ、0〜9と1019というものの2本でございますが、生存率がいい。

 次に右のほうが「生体間移植におけるドナー年齢別の累積生存率」ということで、これにつきましてはドナーが0〜39歳ということで、このあたりにある線のところで生存率で有意にいい。40を超えるとだんだん落ちていくというものでございます。こういった医学データがあるということで、少なくとも若い方の生存率はよくなっています。

 さらに「現在のレシピエント選択基準における小児年齢区分からの視点」ということで、これが資料2−1の次のところにありますが、18歳未満ということで今はひと区切りを入れている。その下の「参考」ということですが、米国、英国ということで、ドナー年齢にかかわらず米国では17歳以下が優先提供、英国では16歳以下の小児レシピエントを優先提供ということになっております。

 こういった結果を踏まえまして、これも腎臓のほうと同じような議論でございますが、18歳未満のドナーから腎臓が提供される場合には18歳未満のレシピエントの中から選択を行う。18歳未満レシピエントがいない場合には、18歳以上のレシピエントの中から選ぶということではどうか。これもここの1歳刻みのところでは、なかなかここの年齢で区切るというのは特にない。そういった中で得た若年者については成績がいいというようなことを踏まえ、また、現在18歳で区分がされているという現状を踏まえ、諸外国の例も参考にしながらこのような方針案ということで、事務局のほうから今回まとめさせていただいたというものでございます。

 「18歳未満レシピエントの取扱いについて」は、以上でございます。

○磯部委員長 これも、もし市田参考人からコメントがございましたらお願いいたします。

○市田参考人 生体肝移植の今まで積み重ねられた成績からレシピエントもドナーの若いほうが術後成績がいいというのはベースにありまして、問題は肝臓の大きさがあるのです。ですから、余り大きいドナー肝臓を小さな子供にやってもしようがないということで、小児は小児にちょうど合うだろう。それで、もし小児同士でも18歳というのはもう大人なのでしょうけれども、大きさがマッチしない場合はスプリット(分割肝)にしていくしかないのではないかということです。16歳がいいのか、12歳がいいのか、18歳がいいのかということで議論がありました。それで、私は腎臓移植の実態を知らなかったのですけれども、ほかの臓器移植も18歳が妥当だろうということで18歳にしたという経緯があります。

 それと、さっき有賀先生がおっしゃったとおり、エモーショナルな話は余りしておりませんけれども、やはり小児は小児にいくことがドナーの親御さんの気持ちを考えると大切なことと思いますし、小児の臓器が65歳のレシピエントにいったらがっかりすると思います。そういう議論でございました。以上です。

○磯部委員長 年齢の点の御提案に対して御意見、御質問はございませんか。

 では、どうぞ。

○上本委員 京都大学の上本でございます。

 小児のドナーを小児にという御意見には全く異論はないのですが、この資料2−2の左上のグラフなんですけれども、正確にこれを理解しますと0歳〜9歳の子供の移植、これは生体移植でございますので、先ほどお話にちょっと出たボリュームの影響が非常にあるということで、レシピエントが0歳〜9歳で質的に非常にいいというふうに誤解されては困るのではないかと思います。

 つまり、生体移植ですので相対的に大きな肝臓を移植されているので非常にいいということで、その理解に関して慎重になったほうがいいんじゃないかという意見だけでございます。18歳でということに関しては非常に賛成したいと思います。

○磯部委員長 ほかに御質問、コメントはございますか。御異存の方、御異論の方がいらっしゃいませんでしたら、こちらも事務局どおりで承認ということでよろしいでしょうか。

(委員 異議なし)

○磯部委員長 では、承認ということでお願いします。些末なことですけれども、これは公文書ですので、今の資料2−2の図の上から2行目は「原稿」と漢字が違いますので直しておいてください。

 では、どうぞ。

○相川委員 資料2−1の3ページ目なのですけれども、「登録の更新基準」というのが1群で「7日ごとに48時間のデータを用いて録を更新する」こととなっております。今までも当然、緊急度の会議はやって決定はしていたと思うのですけれども、ここら辺は細かく検討していただいて、ぜひネットワークにも連絡を密に注意してとっていただきたいと思います。

 7日ごとにどんどん新しく更新をしていかなくてはいけないものですから、情報がおくれたり、あやふやな情報になるとあっせんの間違いにつながりますので、ぜひともここら辺は緊密に連絡をとっていただきたいと思います。

○磯部委員長 この報告は、JOTではなくて適応検討委員会に報告される内容なのですか。

○市田参考人 もう脳死肝移植適応検討委員会は発展的解消となります。すなわち、実施施設から脳死肝移植適応評価委員会への評価申請はもうなくなって、実施施設がダイレクトに自分のデータをJOTに登録する。そういう意味で、今回は非常に簡略化したわけです。要するに一々こちらでやっているととものすごく時間がかかりますので、直接実施施設がJOTに申請する。したがって、血液データを例えば1群だったら1週間ごとにデータを出して登録していけば順位がつくということです。

○磯部委員長 それは、施設内で7日ごと、14日ごとにする。それを逐次、JOTに出すということですか。

○市田参考人 はい。

○磯部委員長 では、どうぞ。

○井内室長 本日ここの委員会で方針を決めていただきましたら、この方針にのっとりまして具体的な運用をJOTと学会とよく相談させていただいて、間違いのないよう運用できるようにということです。

 それで、それまでどういった準備が必要なのかということをこれからも詰めていきたいと思います。きょうはこの審議会の中ではどういった方法にするかということを決めていただきましたら、あとは我々のほうで運用方法についてはしっかり考えてやりたいと思います。

○磯部委員長 ほかに、この肝臓の件に関して御意見はございますか。

 では、まとめてということで、これからの改正後のレシピエント選択の流れについて御説明いただけますか。

○井内室長 それでは、資料2−1の8ページ目になります。

 本日、3つのポイントにつきまして認めていただいたということで、今、左にあります形から右のほうに変わりますということで、左は冒頭で説明いたしました親族、ABO式は一致・適合でまずふるいをかけて、医学的緊急性、済みませんが、ここで抜けていますが、ABO式の一致・適合で点数がつき、年齢について点がついて、最後に待機期間というのが今の旧のものでございます。

 それで、今後ということで、新しくする場合、親族優先ということで、まずドナーが18歳未満の場合は18歳未満優先というルールがここで入ります。さらに、ABO式の血液型で一致・適合ではなくて一致ということで、ここでさらにふるいがかかる。さらに、先ほどは医学的緊急性とここで血液型と年齢が加わっておりましたが、ここでは医学的緊急性のみということで、Status 1ということで現行の10点というものが最優先、それ以外のものについてはMELDスコアを活用して点数をつけて、高い人から順番に選ぶ。その後、待機期間ということで、こういったルールでさせていただきたいと思っております。以上でございます。

○磯部委員長 下の脚注はよろしいですね。ここに書いてあるのは、先ほど議論した内容ですね。

○井内室長 そうです。

○磯部委員長 この流れについて御質問、御討議はございますか。

○猪股委員 熊本大学の猪股です。些末な話かもしれませんが、先ほど御説明があったようにネットワークの中の問題だと思うんですけれども、例えばドナーが出てStatus 1の患者さんに連絡しようと思ったら7日以内のデータがなかった。細かい話ですけれども、そういうときの対応の仕方というのはネットワークにお任せになるのか。それとも、どこかでディスカッションをしてから細かく決めるのか。そのプロセスはどうなるのでしょうか。

○磯部委員長 どうぞ。

○井内室長 よく現場の方とも相談をさせていただいて、我々としてはここで決めていただいたこの方針がしっかりと現場で運用できるようにというのが基本方針で、それを具体的にどうやるのかというのは現場のドクターの方にも負荷のかかる話ですので、基本はどういった形にするのか。恐らくJOTのほうで考えていただくということにはなると思いますが、我々のほうでもしっかりフォローしていきたいと思います。

○磯部委員長 私は肝臓移植の現場のことはよくわかりませんけれども、外来患者で待機されている方も7日、14日アプライされるのですか。

○市田参考人 7日、14日の方もほとんど入院しています。外来通院ということはあり得ないです。

○磯部委員長 あり得ないのですね。わかりました。

 では、どうぞ。

○有賀委員 先ほどからいろいろな間違いが起こらないようにというふうな発言があったのでちょっと気になったのですが、資料1−1の6ページは改正前と改正後が20歳のところで分けられていますね。資料2−1の8ページも、18歳未満と18歳以上というふうに改正後のところを書こうと思えば書けるわけですね。

○井内室長 はい。

○有賀委員 こういうふうなところで、同じことと違うこととを一目瞭然にするというふうな優しさをよろしくお願いします。

○井内室長 今後、配慮させていただきます。

○磯部委員長 そうしましたら、この肝臓のレシピエントの選択基準については以上になりますけれども、この肝臓の全体について何かコメントはございますか。

(委員 異議なし)

○磯部委員長 ありがとうございました。そうしましたら、この件に関しましては事務局案に賛成ということでこの会は集約したいと思います。

 用意した議題は、以上で終わりでございます。このほかに、先生方から何か御発言がございますでしょうか。

 では、どうぞ。

○木幡委員 木幡と申します。

 前回の会議、それから今回の会議と、子供から子供へというような改正が行われてきたと思うのですけれども、臓器によって多少年齢は違うのですが、こういうふうに変わったということをぜひ情報提供といいますか、特にコーディネーターさんとか、やはりこういうふうに小児から小児にいくというのは多少提供へと心が傾く一つの要素になり得るのではないかと思いますので、小児の症例をふやすという意味でもぜひともそのあたりをこの改正をきっかけにきちんと伝えていただき、提供がふえていくといいなと思っております。やはり一般の方は知らない人がほとんどだと思うんです。ですから、そういうふうに今度変わったんだということをぜひアピールするのは重要なことかと思いました。

 それから、今回こうやってシステムを変えていく背景は、やはり法律施行から19年たって思ったようにドナーがふえていない。つまり、待機患者さんがどんどんふえていって、必然的に年齢の上の人にいってしまうからこういうふうなことが起きていると思いますし、特に腎臓とかに関してはQOLが比較的高いままずっと待機しているということがありますので、ぜひこれを機に心停止後の腎臓移植というのも可能ですので、そちらのほうも同時に進めていくべきではないかとちょっと感じました。以上です。

○磯部委員長 事務局のほうは、そのアピールについて何か具体的なプランをお持ちですか。どうぞ。

○井内室長 現時点で具体的なプランはないのですけれども、これは運用に回すためにも今いろいろ御指摘いただきましたように、間違わないようにうまく移行するのにどういう手順でやっていくのか。これはシステムを変えるだけではなくてコーディネーターもついていかないとだめですし、現場の先生方もデータを入れていただく。特に肝臓などを入れていただくのにどう協力いただくかとか、そのあたりは少し時間がかかるかと思います。余り拙速にならずに、しっかりと間違わないようにできるようにと考えております。

PRのほうもその調整というか、準備とあわせましてどのように皆さんに知っていただくか。これから我々としてもしっかり考えてまいりたいと思います。ありがとうございます。

○磯部委員長 よろしくお願いします。

○小笠原委員 今のことに質問したいのですが、これは法律なのですか。それとも、運用だからあるところでゆっくり変えていくという考え方でいいんですか。そこがよく理解できないんです。

 これは、国民にとってみたらとんでもない改定ですね。それが、ある日突然ここでぼんと変えますよというのか。ある時点で、何月何日に変えるということを厚労省が考えているのか。それとも、ある期間をもって移行する期間を考えるのか。それは、どういうふうに考えているのですか。

○磯部委員長 どうぞ。

○井内室長 変わるのはあっせんルールの変更ですので、ある日に変えます。

 ただ、それまでに我々のほうとしてもしっかりと前段階で皆さんにわかっていただけるよう、特に現場で混乱が起きないような準備は進めていく必要があると思っております。

○小笠原委員 そうすると、その移行期間、協議期間という言い方が正しいかどうかわかりませんが、それがある程度これだったらできるということを考えて、あるときにゴーをかけるという考え方でよろしいですか。

○磯部委員長 どうぞ。

○井内室長 システムの変更も必要ですし、現場の理解も必要なので、これからいろいろな方と相談しながらその時期というのは決めていきたいと思います。

○小笠原委員 それは、我々に知らせてくれるんですか。

○井内室長 もちろんです。

○小笠原委員 わかりました。

○磯部委員長 コメントですけれども、心臓は昨年の何月でしたか。夏くらいにこの作業班で決めて、1215日施行ということで昨年のその日に変わりました。

 ただ、先ほどのアピールという観点からすると、一部新聞で報道があったかもしれませんけれども、ほとんど行政側からそういうアナウンスメントみたいなものはなかったと思います。先ほどの御意見もございましたし、何らかの形で行政としてアピールするような方法をぜひお願いしたいと思います。ほかにございますか。

 どうぞ、見目さん。

○見目委員 見目と申します。

 この会議がもしこれで終わるならば1つ確認をしておきたいことがあるのですけれども、前回の会合のときに最近小児の渡航移植がふえている。それに対してどういう手を打たなければいけないのかということを集中的に審議するような枠組みを検討する必要があるだろうということで、たしかおおむね合意をしているのではないかと思うんです。そこについてどういう状況か、教えていただきたいと思います。

○磯部委員長 どうぞ。

○井内室長 小児につきましては作業班をつくるということで今、段取りをしておりますので、それで議論をしていただいた上で課題、対策がまとまりましたらまたここに持ってこさせていただいて議論していただくという段取りで、まだその小児の委員会のほうが立ち上がっておりませんので、我々としても急いで準備をしていきたいと思っております。

○磯部委員長 ほかにいかがでしょうか。

 それでは、特にございませんようでしたら本日の議事を終わらせていただきます。

 最後に、事務局からお願いいたします。

○伊藤室長補佐 本日は、御活発な御議論をいただきありがとうございました。事務局におきましては、本日いただいた御意見を踏まえ、必要な手続を進めてまいりたいと思います。

 次回以降の開催につきましては、別途調整させていただきますのでよろしくお願いいたします。

 本日は、ありがとうございます。以上です。


(了)
<照会先>

健康局難病対策課移植医療対策推進室
代表: 03(5253)1111
内線: 2365,2366

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