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2016年2月1日 第4回保健医療分野におけるICT活用推進懇談会 議事要旨

大臣官房厚生科学課 政策統括官付情報政策担当参事官室 

○日時

平成28年2月1日(水)14:00~16:00


○場所

中央合同庁舎第5号館 厚生労働省 省議室(9階)


○出席者

森田朗 (構成員) 大山永昭 (構成員) 小黒一正 (構成員)
福田敬 (構成員) 武藤真祐 (構成員) 宮田裕章 (構成員)
矢作尚久 (構成員) 事務局 (厚生労働省) オブザーバー (内閣官房)

○議題

意見交換/その他

○議事

・事務局より、これまでの議論の状況等について説明後、意見交換を行った。主な意見は、以下のとおり。

保健医療分野で様々なアクターが存在しており、それらが自発的な動機に基づいて情報にアクセスし、情報を収集して利活用できるような仕組みとすることが考えられる。そうした全体像を描いた上で、インセンティブやルールの在り方を考えていくべき。

-利活用できるデータが必要であることについて、関係者の間で異論がないが、データの発生元は現場であり、きちんとしたデータの収集には現場に取り組んでいただく必要。政策的にも、現場に対する支援を行うべき。

-医療者は、目の前の患者にいかに質の良い治療をするかというのが最大の関心事。 データ入力・収集のメリットを、目に見えるわかりやすい形で現場に還元し、 個々の診療の現場を応援していくことが重要。

ICTの利活用により、医療現場のコストや業務負担を下げるとともに、快適・安心に働ける環境を構築することで、医療関係者のモチベーションを高め、医療の質が一層向上されるような仕組みとしていくことが重要。

ICT 利活用の全体の制度設計を行ったり、ビジョンを着実に実行に移していくための司令塔やシンクタンクとなるような組織体が必要。そこでは、知識と経験を持った人材を配置して、ガバナンス機能が実効的に働くようにすることが必要。

-次世代型のEHRのひな形となるようなシステムを特定領域に絞って導入してみることが考えられる。色々な取組を組み合わせて、日本のICT利活用の全体像を描いていってはどうか。

-各種の健診など健康なときからのデータと、病気になったときの医療データをつなぎ合わせることは、予防医療を考える際には重要。


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