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2015年2月17日 第3回「乳幼児栄養調査企画・評価研究会」

雇用均等・児童家庭局母子保健課

○日時

平成27年2月17日(火)
9:30~11:30


○場所

経済産業省別館10階1031室


○出席者

委員

吉池委員 (座長)
阿部委員
尾島委員
清水委員
堤委員

事務局

一瀬母子保健課長
木下母子保健課長補佐
杉原母子保健課長補佐
米倉栄養専門官

○議題

1.開会
2.議題
(1)平成27年度乳幼児栄養調査の調査項目について
(2)平成27年度乳幼児栄養調査の解析について
(3)その他

○議事

○木下母子保健課長補佐

 それでは、定刻となりましたので、ただいまから第3回「乳幼児栄養調査企画・評価研究会」を開催いたします。委員の皆様には、お足元の悪い中、お集まりいただきましてまことにありがとうございます。

 本日は、石川委員より御欠席との御連絡をいただいております。

 それでは、座長、議事の進行をよろしくお願いいたします。

 

○吉池座長

 それでは、議事に入ります。

 まず、資料について事務局より御確認をお願いいたします。

 

○木下母子保健課長補佐

 お手元の資料を御確認させていただきます。

 まず、議事次第と座席表のほか、資料が1から4までございます。資料1につきましては、調査票が0~2歳用と2~6歳用の2点ございます。そのほか、参考資料が1点、また、前回の平成17年の調査報告書を机上に配付させていただいております。

 資料の不足等ございましたら、事務局までお申しつけいただければと思います。

 

○吉池座長

 資料のほうはよろしいでしょうか。

 それでは、早速議事に入らせていただきたいと思います。

 この会議の直前まで、先生方にはメール等でいろいろと御意見を伺い、事務局のほうも大変頑張っていただきまして、今回の調査項目の案をつくっていただきました。本日は、限られた時間の中で調査票をほぼ確定するという作業になりますので、よろしく御協力をお願いしたいと思います。

 また、追加で机上配付の資料ということで横長の紙を置かせていただいておりますが、本日の進め方としましては、議事次第にございますように、議題(1)が調査項目、(2)が解析ということですが、解析については後半15分程度を予定しておりまして、むしろ調査項目について個々詰めていくということであります。

 できるだけきちんと確認をしていく、また、議論の中では、解析という視点も含めて、それぞれの項目あるいは選択肢等について吟味をしていきたいと思っておりますので、本日は12のパートに分けて1個ずつ詰めさせていただきたいと思っております。そういう意味で、これをご覧いただきながら、時間配分等を考えながら進めさせていただきたいと思っております。

 それでは、事務局より資料の説明をお願いいたします。具体的には、まず、資料1-1が0歳以上2歳未満用の調査票案であります。また、参考といたしまして、資料2を10年前の調査との新旧対照表ということで用意していただいておりますので、これらをご覧いただきながら、事務局の説明をお聞きいただければと思います。

 それでは、よろしくお願いいたします。

 

○米倉栄養専門官 

 それでは、まず、0歳以上2歳未満用の調査票から始めたいと思います。資料1-1をご覧ください。また、資料2につきましては、必要に応じて、先生方の方で参考までにご覧いただければと思います。

 それでは、まず、資料1-1の1ページ目です。

 まず、表紙についてです。これは、平成17年度調査の内容を基本として、それを少しアレンジする形で作成させていただきました。これまでは、調査員が記入する内容と回答者の回答欄が混在しておりましたので、まずは、調査員の記入欄を最上段に移し、また、中央部にお願い文等をつけさせていただくように変更しております。

 次に、基本情報について説明させていただきたいと思いますが、この基本情報につきましては、1ページ目中段以降2ページ目まで、約1ページ分の情報について御説明させていただきます。こちらの基本情報では、今回調査対象となっているお子さんとその母親の基本情報を把握する項目でございます。

 まず、1ページ目、問1の調査回答者と問2の性別につきましては、もともと回答欄がなかったということで、先生方から御意見をいただきましたので、それを踏まえまして加筆しております。なお、それぞれの項目で波線を打っているところが、前回の調査項目から変更する部分となります。

 また、問2のあたり、現在の身長、体重につきましては、現在の子供の発育状況の把握のため、また、日中の主な保育先といたしましては、特に幼児においては、日中の食事や生活に保育先が関係することもあることから、新規設定をしております。

 続きまして2ページ目にお移りください。こちらは母親の基本情報になります。こちらは出産後の就労の実態だけでなく、現在の就労の実態も加えるべきとの御意見をいただきましたので、母の現在の就労状況を追加しております。また、この就労実態だけではなく、就労形態も必要であるということから、前回第2回ではお示ししていなかったのですが、就労形態についても追加させていただきました。

 以上でございます。

 

○吉池座長

 ありがとうございます。

 前回の検討会以降に追加あるいは変更されたことを中心に確認していただき、もしよろしければ、このような形で次に進めたいと思いますが、以上の問3まで、いかがでしょうか。よろしいでしょうか。

 それでは、次に進めさせていただきたいと思います。お願いします。

 

○米倉栄養専門官

 続きましては、子供の母親の妊娠中や出産後の状況についてということで、調査票は2ページ目、新旧対照表も2ページ目の御説明となります。

 母親の妊娠中や出産後の状況について、前回とっておりました出産場所につきましては、ほぼ医療機関で出産されているという状況であったことから、削除とさせていただきました。それ以外の調査項目は基本的に変わりません。

 なお、調査回答者で必ずしも母親とは限らないという可能性を踏まえまして、必要に応じまして「わからない」という回答肢を加えさせていただいております。

 以上でございます。

 

○吉池座長

 わからないというようなことで処理をするということ等の説明がございましたが、これについてはいかがでしょうか。阿部先生、お願いします。

 

○阿部委員

 これは必ずしも母親が答えるわけではない調査なのですね。

 

○米倉栄養専門官

 基本的には、母親ということになると思うのですが、これまでの状況ですと、養育者ということで、母でない方の回答もあったということです。

 

○阿部委員

 問3でお母さんだけに限定していますが、お母さんがいない世帯も少なからずあると思いますので、ちょっと一言加えて対象者の方が不快に思われないようにしたほうがいいのではないかと思いました。多分、世帯の中ではお母さんがいるかどうかの情報はとれていないと思うので、そうしますと、父子世帯の方ですとか、お母さんがお亡くなりになられた方とかというのは、結構不快に思われるのではないかと思います。

 

○吉池座長

 その辺のさまざまな状況があり、多くはないとしても、ほかの方が答える、さらに言うと、例えば出産後、お母さんがお亡くなりになっているなどという状況もある中で、どのように回答者の方に失礼でなく、また答えやすくするかということでありますけれども、何か具体的なアイデアはございますでしょうか。

 

○阿部委員

 お母様が同居なさっている場合などの言い方は、以下のお尋ねをしますと。また、父子家庭も多いと思います。同居していなかったら、この質問は聞いても余り意味がないですね。

 

○吉池座長

 例えば、身近な方が答えるのであればそうかもしれないですが、逆に本人、お母さんが答える場合だけはこの辺を答えて、もしほかだったら全部スキップしてしまうとかということも一つかもしれませんね。

 出産後、30分以内に母乳を飲ませたという、例えばこういうことについて、本人でなければわからないという状況もありますね。また、問5についても、本人でないとわからない、あるいは、問4は「どう思うか」ですから、これは本人しか答えられないということですので。

 1枚におさまっていると、問3は基本情報というパートなのですが、実は、ここ丸1枚がお母さんのことということでもあるのですね。

 例えば、たまたま回答者がお子さんのお母さんではなく、これらのことについて代理の人が答えるという状況が、逆にどの程度ありますかね。

 

○米倉栄養専門官

 前回、回答者の欄がなかったことから、回答属性は正直、データとしてはわからない状況です。

 

○吉池座長

 基本的にお母さんに書いてくださいという呼びかけであれば、例えば問3も問4から問7と同じブロックにしてしまって、ここについては、「お子さんのお母さんのみお答えください」とすれば、そうでない、あるいはいらっしゃらない場合は全部スキップできるとも思われますけれども、いかがでしょうか。そこの「わからない」というのは、本人なのにわからないというと、「わからない」につけられてもまた、それよりもどこかにつけていただいたほうがよいと思うので。

 

○米倉栄養専門官

 わかりました。では、問3とBのところを1つまとめ、「お母さんにお伺いします」ということで、該当しない場合は1枚スキップするという形をとらせていただきます。

 

○吉池座長

 先生方よろしいでしょうか。はい、ありがとうございます。

 それでは、次のところですが、これは、第1回目からずっと懸案となっている授乳、離乳等の時期について、また、それらの定義をどこまで明確に示しながら有用なデータを得るかということで今回いろいろ検討した結果、このような形の提案になっております。御説明をお願いいたします。

 

○米倉栄養専門官

 調査票、新旧対照表ともに3ページ目をご覧ください。授乳、離乳の状況につきましては、前回までの研究会で、乳幼児身体発育調査を基本とするということで了承をいただいておりましたが、回答者が母親本人であることも踏まえまして、母乳、人工乳、離乳食の状況について、与えていた時期やそれぞれの相互関係がなるべく一目でわかるように回答方法を工夫させていただきました。

 なお、現在の記載で実態を踏まえて適切に状況を聞けそうかどうか、また、必要な記載が全て含まれているか、回答者がそれぞれの相互関係を少しでも適切に思い出して回答いただけるようにするために、現在案の記載で十分かどうか、本調査内における母乳を与えるという定義、この表現が現在のこの表現でいいのかなど、御意見をいただければと思います。

 

○吉池座長

 ここのところは、基本的には以前の調査と大きく変わらないのですが、見かけ上変わって見えるので、こういう変更をするという必然性、また、実際に対象者の方が無理なく書けるというような視点から御意見をいただきたいと思います。

 特にこの点については、堤先生、清水先生からも第1回目検討委員会からいろいろと御教示いただいているところですが、いかがでしょうか、両先生方。

 

○清水委員

 そうですね、(2)の※の位置、この辺のところを入れてくださいということでお願いしたかと思いますけれども、これを入れていただいたということで、本当に母乳以外のものをちょっとだけ与えた場合が、それが人工乳のところに入ってしまわないようにはなったかと思いますので、これを入れていただいてよかったかと思います。

 

○吉池座長

 ありがとうございます。

 堤先生、実際にこれをお母様にお渡ししたときに、どうですか、無理なくこの例を見ていただいて書いていただけるという点では。

 

○堤委員

 例も提示されているので、あまり迷うことはないと思いますが、ただ1点気になっているのは、完了したときには丸がついていて、また斜線というのが、例えば母乳が4のところで、4カ月でやっていて斜線というのは、4カ月まではやっていたよということがすぐにわかればと思うのですけれども、何か少しわかりづらいかなという気もいたしますが。

 

○吉池座長

 ある意味、二重で情報をとっているということで、仮に一番右の「未完了」がないとしたときに、斜線が確実につけられていればよいわけですね。その辺が、両方あることによって混乱が生ずると、逆に斜線をとるか。ただしこれは、現在の月齢というポイントをまず確認した上で視覚的に把握するという意味で、仮にどちらかでするとしたら、斜線のみのほうがどうでしょうか。

 

○堤委員

この方法に別に異議を唱えているわけではなくて、これは、例えば1の例なら、4カ月まで母乳をあげていて、この子は10カ月になっているので、ぱっと見たときに、「あれ、4カ月でやっていて斜線というのはどういうことかな」と、早とちりの人は考えてしまうのかなということを思ったのです。未完了との区別がつくために斜線を入れていること、また、説明を調査員の方もしてくださるとのことなので、この方法でよろしいと思います。

 

○吉池座長

 離乳の完了というのは、あるいはトータルで母乳あるいは人工乳の完了という意味ではわかるのですが、例えば母乳の出方によって、徐々に、徐々に出なくなって人工乳に切りかえていくようなときに、そもそもそういう状況で“私は母乳を完了した”という捉え方になるかどうかということは、いかがでしょうか。実態としての、“もう与えていない”ということと、ここで言う「完了」という言葉。「完了」という言葉自体が、全く何の価値観もなく、ただ、もうやっていないよということであれば別に何の問題もないと思うのですが、その辺、指導という意味も含めていかがですか。

 例えば例1の状況では、母乳が2カ月ぐらいまでで、いろいろな状況で人工乳に切りかえて、4カ月目はちょっと出たから、あるいは与えることができたからなのですが、人工乳のほうに結果的には移っていって、そのとき、その母乳の4カ月なるものを、“私は母乳をそこで完了しました”と問うことについてはいかがでしょうか。

 

○米倉栄養専門官

 恐らく吉池先生もおっしゃるように、平成17年当時は、先ほど申し上げました(2)の※1がなかったので恐らく完了ということでイメージできたのですが、この※1を入れることによって、先生がおっしゃるような認識というものも生じてきます。少しここは、記述を今のとおり、※1を残すのであれば、やはりちょっと記載を工夫する必要があるかと考えております。

 

○吉池座長

 「未完了」というのは、逆な言い方をすれば、現在も与えているということですね。その辺、基本的な構造としてはよいと思うのですが、表現あるいは日常の指導上での言葉、概念との整合性について、もうちょっと御意見があればいただきたいと思います。

 

○米倉栄養専門官 ぜひ、この後も御意見をいただきました上で、私どもでも、さらに自治体の指導しているような方たちにプレテスト等を行うことも必要かと思います。今回、未完了のところをつくった理由も、抜けがないように確認するために改良しておりますので、そういった点からも再度プレテストを実施しておきたいと思います。

 

○吉池座長

 もうちょっと検討の余地があるということですね。

 

○米倉栄養専門官

 はい。

 

○堤委員

 よろしいですか。少し長くなってしまうかもしれないのですけれども、現在の「すでに完了している(完了した)場合」、そして、「与えることを終了した場合には、完了した該当の月に/をつけてください。」と入れたらいかがでしょうか。

 

○吉池座長

○吉池座長

 「与えることを終了した場合には」というほうが直接的な。

 

○堤委員

 満期まで行って終えた場合と、途中で余り出なくなったからということが区別できる表現です。

 

○吉池座長

 完了というと、“コンプリート”という意味と“終える”というのは、“やっていない”というのは違うので、その中断という、結果的に中断ということも含めて、終わったら終わったと。

 

○堤委員

「与えることを終了した」という表現です。

 

○吉池座長

 では、今の堤先生の表現を使わせていただくと、これは“行動として終わった”ということでよろしいでしょうか。

 

○清水委員

 1ついいですか。※1なのですけれども、母乳についてということなのですけれども、例えば人工乳でも同じように毎日与えているわけではない、あるいは少しだけ与えている場合は、人工乳、人工栄養とはしないとすべきで、母乳だけでよろしいのですか。私は両方のつもりで書いたのかなと思ったのですけれども。

 

○米倉栄養専門官

 いえ、これはあくまでも主に母乳をとるというところを説明するために※を入れたというのがもともとの趣旨ですので、母乳だけをイメージしております。

 

○清水委員

 要するに、ほんのちょっとだけあげているような場合は、それだけで母乳あるいは人工乳とはしないというようなところのつもりだったのだとは思うのですけれども。

 

○吉池座長

 人工乳も含めて、同じようにそれぞれ取り扱って問題はないわけですね。ここは両方、その乳汁としての与え方としてですので、ここの※1は、母乳に限らず、乳汁からの栄養という観点で整理ができるかと思います。

 プレテストなども行っていただきまして、あと、私自身の感覚的なものですが、何か数字がいっぱい並んで、一個一個丸つけると、まるでセンター入試のマークシートのような雰囲気もあるので、一括して丸をつけてもいいようにしたほうが。

 

○米倉栄養専門官

 わかりました。

 

○吉池座長

 すごく細かい方は、ずっと10個ぐらい丸をつける方もおられると思いますので、ちょっと大変かなと思って。また、その辺はプレテストで意見をいただければと思います。

 

○米倉栄養専門官

 はい。

 

○尾島委員

 これについて、筆記用具が鉛筆の場合はいいのですが、ボールペンで書いて、書き損じたときに、最終的にどう書きたかったのかわからなくなる場合があるかもしれないと思いました。必携のほうに、回収時点でそういう例があったら、新しい紙を提供して確認することなどを書いておいたほうがいいと思います。

 

○米倉栄養専門官

 ありがとうございます。

 

○吉池座長

 ありがとうございます。

 それでは、次のほうに移らせていただいてよろしいでしょうか。よろしくお願いいたします。

 

○米倉栄養専門官

 それでは、授乳や離乳の困りごと、離乳食に関する学習の機会等について御説明をさせていただきます。調査票ですと4ページ、問9からの説明となります。新旧対照表につきましては4ページになります。

 まず、問9につきましては、1番、4番、5番、8番、10番、15番、16番、ここにつきましては、前回までの研究会でいただきました御意見を踏まえて修正させていただいております。このほか、事前に行いましたプレテストにおきまして、現在、子供の肥満などの予防の観点から、母乳や人工乳だととり過ぎに関する課題もあるのではないかという声がありました。また、不足に関する記載はあっても、とり過ぎに関する記載がなかったということで、6、7、9というところを新たに追加させていただきました。

 また、厚労科研の研究班の困りごとに関する調査結果などから、断乳から卒乳という考え方に変わってきたことの中で、なかなか卒乳ができないというお母さんや、いつまでに卒乳していけばいいのか、また、どのように卒乳するのかがわからないというような声も挙がっているということでしたので、14番に「卒乳の時期や方法がわからない」ということを追加しております。

 続きまして、問10につきましては、堤先生からの御助言をいただきまして5番を追加しております。

 続きまして、問11です。5番を除きましては、この研究会の中で先生方からいただきました御意見を踏まえて修正をさせていただいております。また、5番につきましては、先ほどの問9の説明と同じなのですけれども、母乳やミルクをお子さんがしっかり飲むことで、離乳食がなかなか進まないといった心配を口にされるお母様の声も現場ではあるという自治体の現場の方からの御意見を踏まえまして、加筆させていただきました。

 続きまして、5ページに移ります。問12につきましては、現在、保育所などでも離乳食に関する情報提供が充実してきているという現状もございますので、回答肢に保育所などを加筆させていただきました。

 以上でございます。

 

○吉池座長

 ただいま御説明いただきましたが、順番に進めてまいります。

 問9は波線がかなり多くありますが、これはいかがでしょうか。いろいろと細かく事前に見ていただいていると思いますが。

 

○堤委員

 問9の4、5、6、7は、「子ども」というのは削除してもよいと思います。「母乳を飲むのをいやがる」「人工乳を飲むのをいやがる」「母乳を飲みすぎる」「人工乳を飲みすぎる」というふうにしてはいかがでしょうか。

 

○吉池座長

 4、5、6、7は、文脈上間違いなくということですので、「子ども」をとるということです。よろしいでしょうか。

 ほかはいかがでしょうか。よろしいでしょうか。

 それでは、離乳食で、問10、問11はいかがでしょうか。

 

○堤委員

 すみません、少し戻るのですけれども、問9の15番ですが、16番が「場所がない、もしくは、わからない」なので、15番も「相談する人がいない、もしくは、わからない」というのを入れておいたほうがそろうかとは思うのですが、いかがでしょうか。

 

○吉池座長

 そうですね。いない、誰に相談したらいいのかわからないということで、これ「もしくは、わからない」を入れるということでよろしいでしょうか。

 そうしますと、問1113も同じような形でさせていただきます。

 問10で、目安で、これは何となくというのもあるのですが、例えば保育所で始まったから始まったというのは、4なのですかね。保育所の方に伺うと、何か家で積極的に離乳食というよりは、何か保育所にお任せみたいな感じの方もいて、そこから始まるなどと。そういう場合はどこに入りますか。そのとき指導を受けるのですかね。

 

○堤委員

 それから、これは複数回答なので、今、吉池先生がおっしゃったように、保育園で指導を受けて、4と6番に丸がつく場合がありますね。何となく始まってしまったみたいな。

 

○吉池座長

 何となく自分自身はほとんど意識して、考えていないのだけれども。

 

○堤委員

 でも、保育園で「そろそろ始めましょうか」という指導が入ることがあると思うのですね。そうすると、自分から主体的ではないけれどもということですかね。

 

○吉池座長

 自分から主体的ではないけれどもという方もある程度おられるかもしれないということで。そうでもないですか。はい、わかりました。ありがとうございます。

11番も含めていかがでしょうか。よろしいでしょうか。では、これはこのような形ですね。

 次に、問12ですが、いかがでしょうか。

 では、これもこのような形でさせていただきたいと思います。

 あとは、情報源の学校についてはいかがいたしましょうか。「保育所、幼稚園、学校」といったときに、この学校が何を指すのかというのがちょっと見えにくいところもありますが、いかがでしょうか。削ってみるということでよろしいでしょうか。

 

○米倉栄養専門官

 はい。

 

○吉池座長

 それでは次に、アレルギーの実態についてお願いいたします。

 

○米倉栄養専門官

 アレルギーにつきましては、調査票ですと5から6ページ、新旧対照表ですと9から10ページに記載させていただいております。

 まず、調査票5ページになります。問13につきましては、お子さんのアレルギー症状に関する経験を把握し、その後にそのときの対応として、医療機関へ受診されたか、その際、診断状況はどうだったのかということを2、3で問う形とさせていただいております。また、医療機関を受診せずにそのまま対応されたという方につきましては、具体的な対応について確認させていただくこととしております。

 続きまして、6ページに移ります。問14につきましては、食事制限や食物除去の経験を尋ねるとともに、経験ある方々には、医師の指示により実施したのか、管理栄養士など専門家の助言等を受けて代替食の対応等を行っていたのかなどを確認することといたしました。

 また、14の1のところで、「過去にしていたことはあるが、現在はしていない」と回答した方の中で、1度診断されたことをきっかけに、お子さんが成長してもそのまま、その除去という状況を続けていらっしゃる、あるいはそういったことが必要であると認識し、自己判断で制限等を継続しているという実態があるという現場の意見もございましたので、その状況を確認する必要があるかと考えまして、4の設問を追加させていただきました。

 以上でございます。

 

○吉池座長

 ありがとうございます。

 これは、前回の議論を踏まえまして構造化した設問になっております。特に、診断また食事制限、食物除去あるいはその解除において医師の関与が重要だと思われるわけですが、その辺について、それぞれ、「はい」「いいえ」で明確に実態がわかるようにしております。

 このところについていかがでしょうか。全体の、特に流れのこともごらんいただきながら、御意見があればいただきたいと思います。

 

○尾島委員

 全体として分量を余りふやさないほうがいいのでそんなに入れなくてもいいのですが、食物アレルギーの種類が、アトピー性皮膚炎のようなものなのか、意識を失いそうになったのかとか、そういうものによって対策の重要度としては大きく違うので、聞く必要があるかどうかということを思いました。ただ、意識を失うぐらいのことは、このぐらいのサンプルサイズで数例あるかないかぐらいだと思いますので、別の調査でそれを把握するということでもいいかと思います。

 

○吉池座長

 今いただきました御意見は、前回もサンプルサイズと実際の該当者数、また、そういう中で原因物質はなかなか把握しにくい、あるいは意味としては薄いのではないか。また、重度についても、その後、食物制限が必要かどうか、あるいは実際に行われているというところで、ある程度、結果としての重度については判断をするということで、あくまでもマスに対して、どのような判断と対処がなされているかを中心に基本的にはさせていただきたいと思っております。

 清水先生、ここはいかがでしょうか。

 

 

○清水委員

 必要最小限のところがここに含まれているとは思いますので、一つ一つ言っていくと切りがないと思いますので、これで十分ではないかと思います。

 

○吉池座長

 お気づきの点があれば、また若干の変更等は、また現場の意見も伺いながらということですが。

 堤先生、清水先生、6ページのところの問14の3で、管理栄養士・栄養士を「医療機関での」と「医療機関以外での」として、2は医師の指示箋のもとに管理栄養士がという、その流れを想定して、それ以外での相談、指導というものもあるだろうと分けてみたのですが、この辺、ちょっと表現ぶりも含めて御意見をいただければと思います。

 

 

○清水委員

 実際には2は余り多くないのだと思いますけれども、でも、全くないわけではないと思いますので、この表現でよろしいのではないかと思います。

 

○吉池座長

 実際はともかく、望ましいのは、きちんと原因、重度が診断され、医師が判断し、そして、具体的な内容については管理栄養士がきちんと対処すると。そして、除去等の中止、解除も含めてきちんとそこまで見るということだと思うので、そういうパターンがどのぐらいあるかということがわかるかと思っています。よろしいでしょうか。

 それでは、次に移らせていただきます。よろしくお願いいたします。

 

○米倉栄養専門官

 では、続きまして、子供の健康状態や生活習慣についてでございます。調査票では6ページ、新旧対照表では13ページになります。

 該当の問いは、問15と次のページの問16になりますが、主な変更がある問いといたしましては問15となります。前回調査票でお子さんの排便頻度を聞く質問におきまして、これまで、前回の平成17年の調査票では「わからない」としていたところを、その実態が少しでも把握できるよう、先生方にも御意見を伺いまして、4番と5番を新たに設定いたしました。しかし、前回、第2回の研究会中や研究会の後、現案の調査票を作成してみたところ、1から4と回答した人で5にも丸をする可能性も考えられるのではないかという意見もございました。そこで、あくまでもこの問いについては単回答とさせていただき、便秘治療などをしているお子さんは除外とした上で、お子さんの日常的な排便習慣を把握することとしてはどうかと考えて修正させていただいております。ぜひ、この書き方も含めて御意見をいただければと思います。

 

○吉池座長

 ありがとうございます。

 単回答にして、便秘の治療を行って、結果としてどのぐらいの頻度かということはあまり解析上、重視しないということですが、あとは、4、5日に1回より、1週間に1回の人がどうなのかとかというところかと思うのですが。

 先生、そういう方っているのですか。

 

○清水委員

 1週間に1回しか出なくて、普通に治療もされていないお子さんもいなくはないのですけれども、そうすると、その子が入るところがなくなってしまう可能性はあるので、3は4、5日に1回程度より少ないのであれば、とりあえずいいのではないかという話を私は差し上げたのですけれども。

 

○吉池座長

 あえて設けるのであれば、もっと頻度の少ない、規則的に少ない方を設けるか。もしそれが大事であれば、設けるほうがいいのかもしれません。

 

○清水委員

 これに当てはまらない人が出てしまうのはちょっと困るかとは思いますね。

 

○吉池座長

 それで、ここで幅を持たせると、何日に1回というこの数字が分母に来るので、どっちが多いのかというのが、その数字と幅のところがちょっと見にくいので、範囲は設けないで表現をしているのですが、ここの「4、5日に1回程度」というイメージがあって、さらにそれより少ないということを何か表現できれば1個設けるという形。そういう方はおられるのですね。

 

○清水委員

 はい。

 

○吉池座長

 1つ設けること自体は可能ですか。

 

○米倉栄養専門官

 大丈夫です。

 

○吉池座長

 では、また表現はともかくとして、もう1カテゴリー。

 

○清水委員

 「6日以上出ない」とか、そういうところ。

 

○吉池座長

 では、そういう形にさせていただきます。

 

○木下母子保健課長補佐

 「週に1回程度」という表現でもよろしいでしょうか。

 

○清水委員

 週に1回。そうすると6日がどこかに行ってしまうので。

 

○吉池座長

 6日も含まれると。「週に1回程度」として、例えば、これが2週間に1回程度で規則的とはあまり考えなくて、先生、よろしければ、「週に1回程度」で、6日よりも頻度が少ないかと。

 

○清水委員

 そうしたら、きっと6日も含まれますね。それでいいのではないですか。

 

○吉池座長

 ほか、7ページはいかがでしょうか。よろしいですか。

 それでは、次に進んでください。お願いします。

 

○米倉栄養専門官

 それでは、保護者の生活習慣についてに移らせていただきます。調査票につきましては7ページ、問1718になります。

 問17につきましては、学童期の子供やその保護者の食状況などとも比較検討していきたいと想定しておりますので、文部科学省の調査をそのまま引用させていただいております。

 なお、第2回目の研究会の中で、週に1回朝食欠食をする人について該当がないというようなお話もございましたが、文部科学省にも確認いたしましたところ、マニュアル等もなく、あえてこういった対応をしていないということでしたので、私どもで調査票を何らか修正することは、比較検討に当たっては、現時点ではよろしくないかと考えております。ですので、聞き方としてはこのままといたしまして、必携におきまして、誤記あるいは回答の抜けがないように、調査員のほうで必ず確認をしてもらうよう注意事項を記載するということで対応していきたいと考えております。

 ふだんの起床・就寝時刻につきましては、お子さんと同様の質問をしておりますが、就寝時刻に関しては、保護者の実際の就寝時刻の実態を踏まえまして1時間程度おくらせております。

 以上でございます。

 

○吉池座長

 このことについてはいかがでしょうか。

 特に大きな問題はないと思いますので、次に進みたいと思います。

 

○米倉栄養専門官

 それでは、子供の保護者あるいは家族、世帯の状況について御説明させていただきます。調査票は7ページ以降、新旧対照表につきましては15ページと16ページをご覧いただきたいと思います。

 まず、問19です。第2回の研究会での御意見を踏まえ、ここで把握したい項目は、同居家族なのか世帯なのかということについて検討いたしました結果同居家族であろうということから、同居の構成を伺う形とさせていただきました。

 なお、祖父母の人数等につきましては把握することも可能ですので、人数もあわせて聞くこととさせていただき、それを前回の研究会からの修正とさせていただいております。

 続きまして、ページをめくりまして8ページ、問20になります。問20につきましては、学歴を問う設問となっております。現時点では父親と母親の学歴を聞くこととしておりますが、一般統計調査の中でここまで踏み込んだ設問をこれまでしておりませんので、今後の設問を確定していくに当たりましては、ぜひ、本設問をとることでどのような実態が明らかになるのか、明らかにできるのか、このあたりの御意見を御教示いただければと思っております。

 また、問21の世帯収入につきましては、内閣府の「親と子の生活意識に関する調査」を参考にいたしました。また、阿部先生からも、低所得者層の場合、より細かいカテゴリーが必要と御意見をいただきましたので、この内閣府の調査よりも100万円以上を50万円刻みにしてカテゴリーを細かくしております。さらに、引用した設問におきましては去年1年間においての実態を聞くことになっておりますが、これでは回答者にとって起点がわかりにくく、回答に時間や労力がかかる可能性もあると思いましたので、平成26年の年収を伺う形式に変更させていただいております。

 このほか、問22から最後の問24まで、ゆとり感を設定いたしました。経済的なゆとりは収入の額だけによらないという御意見もいただきましたので、収入のほかに経済的なゆとり感をあわせて聞くように、現在、問22に新たに設定をしております。

 また、第2回の研究会の御議論も踏まえまして、時間的なゆとり感と総合的なゆとり感をここであわせて聞くこととしておりますが、ゆとり感の聞き方や優先順、このあたりに関しまして整理をしていきたいとも思っておりますので、ぜひ御助言をいただけたらと思います。よろしくお願いいたします。

 

○吉池座長

 ありがとうございます。

 まず、7ページ目ですが、問19、前回も多少議論がありましたが、これはこのような形でよろしいでしょうか。祖父が何人ということを聞くか聞かないかということもありましたが、一応ここでは「( )人」ということにしています。それで、トータルは、一応はおおよそわかるということですね。

 主に議論として、問202122以下ですが、これについては、今、米倉さんから話があったように、解析であり、さらに、その結果を報告し、どのような施策等に結びつくのかというアウトプット、アウトカムを想定して、これが大事であるということをきちんと改めて確認して、調査項目についても固めていきたいと思っております。

 特に、尾島先生、阿部先生に伺いたいと思います。まず、学歴についてお願いいたします。男性についてもとることの意味について。我々は、研究等の面では、これはとるべき指標とは思っておりますが、行政調査としての重要性について、また、この選択肢について、先生方、いかがでしょうか。

 

○阿部委員

 この学歴の区分けは国民生活基礎調査と一緒ですか。

 

○米倉栄養専門官

 ここにつきましては、新旧対照表の15ページをごらんください。今回は、内閣府の「親と子の生活意識に関する調査」の世帯収入が、私どもが見た中で一番細かいカテゴリーだったので、それに合わせる形をとらせていただきました。15ページになります。

 

○阿部委員

 これでもいいとは思いますが、国民生活基礎調査の後続調査ですね。違うカテゴリーで聞くのもいいかとは思ったのですけれども、マッチングしたときにすぐわかる点がいいと思います。

 

○米倉栄養専門官

 恐らく国民生活基礎調査の後続のものにしてしまうと、今ここでとらなくても、来年二次利用しなさいとなる可能性は出てくると思うのですが、そうなったときに、二次利用の時点で、後からでもいいということであれば、確かに国民生活基礎調査の項目にし、まずは一度協議にかけてみるということも一つかと思うのですが、いかがでしょうか。

 

○阿部委員

 だめと言われる可能性も含めて、出してみたら、一次利用で使えるのでいいと思います。二次利用だと1年遅くなってしまいますので。

 

○米倉栄養専門官

 はい。

 

○吉池座長

 第1回目から国民生活基礎調査との関連をどうするかという話はありましたので、1つの選択肢、考え方として今、御意見をいただきました。

 あと、学歴はいかがですか。これは内閣府の調査を参考に設定ということなので、内閣府の調査との比較性はある選択肢という形ですか。

 

○米倉栄養専門官

 そうですね。

 

○吉池座長

 「卒業(中退を含む)」というのも、内閣府の調査もこういう形なのですね。

○米倉栄養専門官 はい。これは、そのまま、学歴のところはそのままです。ただ、この調査自体が、定期的かつ毎年やっている調査ということではないので、これに必ずしも引きずられる必要はなく、収入のところを参考にしたいというところから、なるべく社会経済的な要因について、同じように聞いていったほうがいいかなということで選定しております。

 

○吉池座長

 今回は、乳幼児の栄養調査という看板ではありますが、栄養、食生活、さらに幅広く子供たちの現時点あるいは将来に向けての健全な育成ということで、まさに健やか親子21の課題でもあります。例えば健やか親子21の中で調査をするときに、学歴については、母親をまず押さえましょうと研究レベルでやりますが、父親を含めた学歴を把握し分析をするということは、尾島先生、何か議論というのはありますでしょうか。積極的にそういうことを把握した上で施策の展開を、例えば健やか親子21でというのは。

 

○尾島委員

 健やか親子のほうでは学歴は聞いていなかったと思うのですが、学歴は非常にいろいろな子供の生活習慣などにも関連が出ると思いますし、母親だけではなく父親も関連が出ると思いますので、ぜひ、ここで聞く意義は大きいのではないかと思います。

 

○吉池座長

 世帯という単位での子供の生活行動、食というものが、両親のこのような背景によって大きな影響を受ける。また、食の問題も含めて格差あるいは子供の貧困というようなことが言われる中で、一つの格差の負の連鎖として、経済であります。そことのかかわりとして教育ということが改めて重視される中で、次世代に向けての負の連鎖をどう考えるかという意味で、両親の学歴を今回把握する意義は大きいという理解でよろしいでしょうか。

 

○堤委員

すみません、先行の調査が中退を含むということで、そのままということだったと思うのですけれども、中退と正規の卒業というのは全く違ってくると思うので、ここはどうなのかなと気になっています。

 

○尾島委員

 今の関連で、国民生活基礎調査は、中退の場合は、その前に卒業した学校を答えてくださいとなっているようでして、どちらにそろえるかは要検討かもしれないですね。

 

○吉池座長

 すなわち、学校にある程度通ったという事実が大事ではなくて、社会に出たときにそれがどのように位置づけられるかといったときに、中退の場合は卒業とは全く違うわけなので、そういうことから言うと、卒業というほうが目的にかなっているように思います。

 

○阿部委員

 中退を含むと正確な学歴はとれないので、私も中退は含んではいけないと思います。

 

○吉池座長

 では、「中退を含む」を切って、あと、尾島先生がおっしゃったように、注意書きを書かなくても、それは、卒業だからその前を書きますね。

 

○阿部委員

 「中退を除く」と入れたほうがいいかもしれませんね。

 

○吉池座長

 卒業というと卒業ですからね。

 

○阿部委員

 そうなのですけれどもね。

 

○堤委員

 やはり尾島先生がおっしゃったものを注として入れておいたほうが、より混乱がなくてよいと思います。

 

○吉池座長

 では、そのように注意書きを直すようにお願いします。

 

○阿部委員

 あと、専門学校と言ったときに、例えば英語学校に2週間通ったなども丸になってしまうと、栄養士の資格を取るのと同じ分類になってしまいます。そのため、いつも専門学校の選択肢のところだけが、学歴がきれいに出ないのです。なので、もう少し注釈的なものが入っていたほうが本当はいいかと思います。

 

○米倉栄養専門官

 何か参考になる調査設問等はありますでしょうか。

 

○阿部委員

 国民生活基礎調査はどうしていたでしょうか。高校卒業後、少し専門学校に通うのですが、そこが資格になるような専門学校なのかそうでないのかということがあったような気がします。

 

○吉池座長

 定義づけというものができれば苦労しないのでしょうけれども、そこは御検討いただけますか。

 

○米倉栄養専門官

 はい。

 

○吉池座長

 それでは次、問21ですが、基本的には、国民生活基礎調査の二次利用ではなくて、これは、この調査として独自に聞くということを基本としたときに、この選択肢でいかがなものか、また、世帯人数については前回議論があったところですが。総務省との協議の中でどうなるかは別として、国民生活基礎調査と違っていたほうがよいという判断もあるわけですね。

 

○米倉栄養専門官

 恐らく来年度中にしっかり分析するということと、あと、該当世帯数がとれないというような調査方法上の問題で、世帯収入はここで聞いておかなくてはいけないという御意見が、統計のほうとのやりとりでもありました。

 

○吉池座長

 そういう前提で、今、事務局から出していただいたもので、この調査として解析をしたときに問題があるかないかという観点から、もう一度確認をします。

 ここでの選択肢をかなり細かいレンジで書いていただいて、世帯人数があるので、それでこのレンジの中央値ではあるのですかね。解析を考えると。それを1人当たりの年収としたときに、それでグループを分けて、あるいはそれを変数として分析をするというイメージでよろしいですか。

 これは、数値をそのまま幾らと書いてもらうよりも、こういう選択肢でと。

 

○阿部委員

 計算する際に、数値で書いてもらった方がもちろん正確ですが、その分サンプル数が落ちます。

 

○吉池座長

 このほうがよろしいですかね。選択肢のほうが。

 

○阿部委員

 選択肢のほうがデータがとれると思います。

 

○吉池座長

 はい。では、この調査としての解析上、目的が達せられるということであれば、この形で次のステップに進めていただくということでよろしいでしょうか。

 あと、私からちょっと教えていただきたいことは、一般の方が「税込み」と言われたときに、どうも何か税込みと言うと消費税のイメージが強くて、自分の収入の中で、払っている税金を含めて、いわゆる所得ではなくて収入と。この表現って大体こういう形なのですか。

 

○阿部委員

 税込みか手取りかというのは、いつも分かれるところなのですが。

 

○吉池座長

 こういうとき、「税込み」という表現で。

 

○阿部委員

 はい。経済学者が税込みにすることが多いです。というのは、手取りにすると、月収はわかります。ただ、年収ベースにすると、ボーナスが抜けてしまったりするのです。税込みというのは、源泉徴収票に書いてある数値というイメージですね。どちらも長短あって、感覚的には、毎月月収で幾らともらうほうがはっきりとした数字がわかるのですが、そうすると自営業の人たちとかはどうするかですとか、またそれなりの問題も起きてくるのですね。

 

○吉池座長

 手取りと収入ということを考えると、税金と、あと社会保障費があって、社会保障費で差っ引かれるものも含んでというときに、税込みという表現でいいのかなという、そこだけなのですが。

 

○阿部委員

 社会保険料も税込みですから。

 

○吉池座長

 この中の「税」には概念的には入っているのだと思うのですが、この表現で通常使うと。

 

○阿部委員

 税込みという形で使っています。

 

○吉池座長

 わかりました。

 

○堤委員

 すみません、細かいことなのですが、問2223は、ゆとりがあるほうから聞いて、だんだん厳しい状況になっているので、問24もそれに合わせるなら、1から5番までを変えたほうがよろしいのではありませんか。

 

○吉池座長

 問2223については同じ並びで、前回も議論したところですが、問24が少し違う形で重複する内容を聞いているということなので、今、堤先生がおっしゃったことも含めて、特に問2223との関係性の中で、問24をどうするかを次の議論にしたいと思っております。いかがでしょうか。

 そもそも問24について、選択肢と、順番だけではなくて、あるいは最初の質問も含めて、何らか変えるということはあるのですか、それともこれは、他の調査の比較ということで、問24はこのまま基本的に使うということなのでしょうか。

 

○米倉栄養専門官

 こちらで考えたのが、総合的なゆとりを見ていくという意味で、問21は実質的な経済的な指標、問22が経済的な主観的な暮らし向き、問23が時間的なゆとりについて、総合的に聞いている問いを探したところ、この問24が入ってきたということです。総合的なゆとり感をとったほうがよりいいのではないかというところから置いていますが、これをそもそも見なくても、他で十分に総合的なゆとりを把握できるということであれば、必ず入れたいというものではなく、ここについては、皆様の御意見を伺わせていただきたいと感じているところです。

 

○吉池座長

 問2223については、前回もここについては議論したので、これについてはよろしいでしょうか。

 問24について御意見をいただきたいと思います。

 

○阿部委員

 問24は国民生活基礎調査と同じ項目ですね。動きが少ない設問ですので、二次利用すれば、とれることはとれると思います。私がこれを使って内閣府の調査などでも入っている理由は、国民生活基礎調査が経済状況を示す大まかな日本の人口の母集団だとすれば、これでサンプルの偏りを見るのに使えますね。やや苦しいが多い世帯が含まれているとかそうでないというので、この項目は、国民生活基礎調査だと全家庭に聞いているのですね。ですので、0から1歳の子供を持つ世帯で、これの分布は日本全体ではどうだというのはとれるのですよ。そういった意味では、あると便利というのは確かにありますけれども、必ずしも聞かなければいけない、情報として必要かというと、それはほかのところで補完されていると思います。分析上はちょっと、母集団が本当にこれでいいのかと見る際には、いいかもしれないと思います。

 

○吉池座長

 今の御意見としては、総合的な指標として、この集団の特性、分布を見るためには有用であると。そういうことを考えると、内閣府の親と子の生活意識に関する調査での設定と、今は同じものが入っているということで、同じものがあれば、そこでの母集団、対象集団に対しての解釈もしやすい。そうすると、積極的にこれをとるということでなければ、逆に言うと、選択肢等も変えないでこのまま置いておくと。

 あとは、堤先生がおっしゃったような、ひっくり返したほうがいいようにも思うのですが、選択肢が、「大変ゆとり」とか「大変」というのが、あるいは「全くゆとりがない」という、そこも言葉も違うので、どうしましょうか。

 

○清水委員

 1ついいですか。問22が「経済的な」で、問23が「時間的な」で、問24が「総合的な」ということで考えると、必ずしも経済と時間だけではないファクターがあって、最終的なゆとりというものになると思うので、その辺を比較するということでは、問222324は設問を全く同じにしたほうがいいかと思いました。

 

○吉池座長

 同じにして相互の関連ということも加味しながら考える。

 

○清水委員

 「どちらともいえない」と「普通」というのが3にありますけれども、これは、比較はできないような気がするのです。

 

○阿部委員

 ただ、変えると国民生活基礎調査とは比較できなくなります。

 

○清水委員

 だから、それがどうしても必要であれば、そっちを優先するということに。

 

○吉池座長

 どちらをとるかで、国民生活基礎調査と後でリンクするのであれば、まず、この調査として総合的な指標として、問2223、プラス問24をまずは同じ選択肢にしてみる。ただし、いろいろな協議の中で問24まで要るのかと言われたときには、どうも優先度としてはそれほど高くはないということでいかがですか。

 清水先生がおっしゃられたように、もしこれが並んでいたときに、やはり違うと、答えるほうとしてもちょっと答えにくいかもしれませんし。

 

○尾島委員

 国民生活基礎調査では所得票に入っていると思うのですが、所得票とこの調査は結合できないでしょうか。

 

○阿部委員

 できません。もともとは世帯票に入っていたのではなかったですか。もう所得票に移したのでしたか。

 

○尾島委員

 所得票に入っているようです。

 

○米倉栄養専門官

 ちょっと確認させていただきたいと思います。

 

○吉池座長

 ちょっと確認いただいて。いずれにしても、今お話ししたような形で、ここでの整理はさせていただきたいと思います。よろしいでしょうか。

 それでは次に、資料1-2で、重複部分は飛ばさせていただきまして、ここの独自の項目について検討をお願いします。お願いします。

 

○米倉栄養専門官

 それで、資料1-2、2歳以上6歳未満用の調査票の2ページ目をご覧ください。子供の主要食品の摂取頻度についてでございます。

 ここでは、阿部先生の御意見も踏まえまして、カテゴリーを国際比較も可能になるように変更させていただいております。また、自治体栄養指導担当の方たちに対するプレテストにおきまして、菓子などの甘味食品、インスタント食品、ファストフードについても設問を追加したほうがいいのではないかという御意見等も指導上はあるということでしたので、この項目を設問として追加いたしました。

 以上でございます。

 

○吉池座長

 まず、ここについて再度確認をお願いします。頻度は、一番頻度の高いところが「毎日2回以上」、少ないところが「週1回未満」ということになります。「1~3」「4~6」「毎日」ということでカテゴリー的にすき間なくうまっているということであります。また、特に甘味関係のものについては、後ほどの質問項目とかかわるところがありますので、後ほどお気づきになった場合、ちょっとこちらのほうにも戻っていただきたいと思いますが、ここでは飲料を「甘くない飲料」と「甘味飲料」としています。あとは、「インスタントラーメンやカップ麺」「ファストフード」という、この辺の項目立てがよろしければ次に進みたいと思いますが、よろしいでしょうか。はい、ありがとうございます。

 お願いします。

 

○米倉栄養専門官

 それでは、続きまして、子供の食事、間食の摂取状況、困りごとなどに移ります。2歳から6歳の調査票の3ページ、問5から問8になります。

 まず、問5につきまして、前回までの議論で、おやつ、間食、甘味食品、甘いものなど幾つかの表現が混在しておりましたので、実際に本調査の趣旨を踏まえまして整理をさせていただきました。その結果、3食の食事以外の食事については、間食として捉えさせていただくことといたしました。以上より、「おやつ」を「間食」という言葉に置きかえまして、その摂取頻度を幼児健康度調査を参考に設定し直しております。

 続きまして、問6です。こちらは、甘味食品・飲料の摂取回数について示したものでございますが、甘味摂取と肥満や虫歯などの関連等を見ていくということを踏まえますと、非常に重要であるということから、国民健康・栄養調査の設問をそのまま引用しております。

 以上より、「甘味」「甘みのあるもの」という幾つかの表現につきましては、できる限りこの「甘味食品」「飲料」というような言葉に合わせさせていただきました。

 続きまして、問7です。3番、4番、5番、11番につきましては、当研究会の御意見を踏まえまして修正をさせていただいております。このほか、プレテストを行いました結果、そしゃくに関する内容を加えさせていただきました。また、当初は間食のとり方という言い方になっていたところですが、とり方には量なのか質なのかという問題も出てくるという意見もございましたので、評価結果を支援方策につなげていくためにも、項目を内容と量に分割させていただきました。

 さらに、問8につきましては、先生方の第2回までの御意見を踏まえまして、記載のとおり修正を加えさせていただいております。

 以上でございます。

 

○吉池座長

 ありがとうございます。

 まず、問5で、間食の「(3食以外に食べるもの)」というのは、問6で最初出てきているのですが、これは括弧の説明を問5の後にお願いします。

 

○米倉栄養専門官

 はい。

 

○吉池座長

 こういう「おやつ」とかがありましたけれども、「食事以外に食べるもの」にするということでよろしいでしょうか。問5ですね。

 あと、問6については、また、問4と少し中身的にはかかわる部分も、かぶる部分もあるのですが、問4は、これは食事も含めてとにかく頻度がということと、マックスが「毎日2回以上」ということがあります。問6については、これは間食に限った頻度として「1日4回以上」というところまでとっているということです。

 この辺の関係性について何か御意見ありますでしょうか。

 

○堤委員

 例えば問6の頻度なのですが、保育園に通っていらっしゃるお子さんなどは、平日と休日が随分違うような気がするので、「平日の」などと聞かなくてよいですか。

 

○吉池座長

 そうですね。家にいると明らかにこれらの頻度が高まるという状況はあると思いますので。

 

○阿部委員

 でも、保育所は必ずおやつを出しますね。

 

○吉池座長

 間食で甘味食品の頻度が。

 

○阿部委員

 間食というのは、おやつということですね。

 

○吉池座長

 おやつ、保育所では補食として。

 

○阿部委員

 甘味飲料・食品ではないということで。

 

○吉池座長

 飲料は飲ませない。これが、例えば休日と平日を比べた食事調査などでは、例えば甘味・嗜好飲料などが、休みのほうがかなり上がるという調査はあるのですが、そういう状況がつかめないのではないかと。

 

○堤委員

 親御さんが、休日のことがぱっとイメージされてしまって、「4回以上」を選んでしまうと、毎日4回以上が多くなりますね。

 

○吉池座長

 そこでどっちをイメージするかによって、極めて回答結果が異なる可能性が出てきますね。

 

○清水委員

 ふだんの場合って、どういうときですか。

 

○堤委員

 ふだんというのが、保育園に行っている方は、どっちがふだんなのかということになってしまうので、平日とか休日として、平日については1から5までで、休日は1から5までというか、先ほどのように平日と休日を分けてはいかがでしょう。

 

○吉池座長

 後で身体活動のところでも平日と休日を結局分けています。

 

○堤委員

 ありましたね。

 

○米倉栄養専門官

 ただ、そういったものの頻度を聞くために問4の頻度に関する設問を使うということとはまた違うのでしょうか。絶対量とか量をとるということではない中で、そういう食べ方を習慣的にしているのかを問うのか、もしくはそういったとり方をしているという行為に対する支援方策というところの実態把握と考えるのか。

 

○吉池座長

 もう一度、問6の目的を考えましょう。そうしたときに、問4に対して問6が何か。先ほど、歯科、齲歯、肥満といった健康上の事柄と、あとは食習慣の関係ということであれば、平日、休日トータルでのこれらの食品への曝露がどのぐらいあるかということなのだろうと思います。

 そういう意味で、問6は、他の調査とのかかわりでは、国民健康・栄養調査なのでしたか。

 

○米倉栄養専門官

 平成21年の国民健康・栄養調査と全く同じ表記です。

 

○吉池座長

 であり、健康日本21の歯科の部分で第1次でしたが、第2次はどうかわかりませんが、こういう頻度ですね。特に歯科という観点で。

 

○阿部委員

 でも、全くの素人のお母さんにとっては、保育所で出されるものはみんなおやつなので、ここでの間食というものとの違いがちょっとわからないところがあります。甘味って、確かに甘いという字がついているので、それはあめとかチョコレートのことだけを言っているのか、例えばクッキーとかは甘味なのかとか、お煎餅はそうではないのかとか。例えば、問4のほうも、下に※で甘味食品というのはチョコレートとかあめなどです、とか少し書いたほうがいいような気がします。普通の母親は、おやつと言ったら、みんなおやつで同じように考えると思いますので。

 

○吉池座長

 とても大事な御指摘をいただきました。

11だと菓子などでも、全てのお菓子なのでね。

 

○阿部委員

 ポテトチップはどうするとか、お煎餅はどうなのとか思ってしまうのですけれども。

 

○吉池座長

 堤先生、いかがするとよろしいでしょうか。

 

○阿部委員

 下に少し例示で書いていただけるとわかりやすいと思います。

 

○堤委員

ただ、齲歯の場合には甘味が問題になるかと思うのですが、肥満等を考えると、甘味以外の食品、例えばポテトチップスなども問題としたほうがよいと思います。ここでは齲歯と肥満のどちらを選ぶかということだと思うのですが、問6は「間食(3食以外に食べるもの)」を1日何回とりますかと逆に切ってしまって、食事以外にどんなものを食べているかを問うのも一つの方法かと思います。そうでないと、甘味のもの以外にも、ポテトチップスはどうなるのか、塩煎餅みたいなものはどうすると、いろいろな例が出てきてしまうと、煩雑になってしまうと思うのですが。

 

○吉池座長

 例えば問4は、むしろ「菓子(菓子パンを含む)」では目的は達せられませんか。ポテトチップス、煎餅なども含み菓子とする。

 やはり問6は、今回、歯科のことも聞いているので、肥満のところもあるのですが、歯科保健的な行動として、間食で甘いものをどのぐらいとシンプルに考えて、国民健康・栄養調査で過去もとっていますから、何らか必携のマニュアルのところで注意書きをするとしても、ただ間食そのものがおやつと区別が。

 

○阿部委員

 保育所では、出されるものは「おやつ」と呼んでいますが、学童に行くと、補食としてチョコレートとかが出てくるのです。だから、この辺の違いはあまりはっきりしていません。

 

○吉池座長

 甘味食品、甘いというのがどこで線を引くかはまた難しいとしても、甘いものというイメージは、ある程度共通なものとして、特に歯科保健行動として捉えるのであれば、これはというか、こういう形にして。逆に、そことの何か目的の違い等をあらわすのであれば、問4の菓子などの甘味飲料・食品を「など甘味食品」をとると。もう「菓子」をどのぐらいとっているかとするということはいかがでしょうか。

 そうすると、食事バランスガイド的に言うと、コマのひもの部分が、飲料は9と10で分かれて、11は甘くても甘くなくても、とにかくひもの部分とさせていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。

 それでは、問7ですが、これは、新旧対照表を御確認いただきたいのですが、資料2の7ページです。いろいろ検討いただいた中で、かなり項目の精査がされ、数も倍にふえました。先ほどの間食であれば、間食の内容と量ということですね。こういうものも出てくる。

 よろしいでしょうか。

 問8についてはいかがでしょうか。これは、むしろ前回と数は同じですね。少し表現等を精査していただいているということです。1の「食べることに関心がない」という、これもすごく大事な事柄と思いますが、追加されています。よろしいでしょうか。

 それでは次、お願いいたします。

 

○米倉栄養専門官

 それでは、子供の食習慣についてに移ります。調査票の3ページ、問9と次の4ページ、問10をごらんください。

 まず、朝食の摂取状況と共食状況の2つに関しましては、健やか親子21(第2次)の指標でもあります。そこで、乳幼児の状況を把握していくこととともに、現在の学童期の状況とも比較検討していくことを想定いたしまして、先ほど保護者のところでもお話しさせていただきました文部科学省の「児童生徒の食生活実態調査」の設問に準じて、そのまま引用させていただきたいと思っております。朝食、共食ともに文部科学省の調査内容でございます。

 以上です。

 

○吉池座長

 これについても、前回特に大きな議論はなかったところかと思いますが、よろしいでしょうか。

 

○清水委員

 細かいところですけれども、問9の「4~5」ではなくて「4、5」ですかね。問9の2は「2~3」と書いてありますけれども、「2、3」。

 

○吉池座長

 「2、3日」ですね。

 

○清水委員

 そうです。「4、5日」。細かいことですが。

 

○吉池座長

 二、三日食べないことという。その辺の表現ぶりは、また確認してください。数字の幅をあらわすとき。

 

○米倉栄養専門官

 はい。おそらくこちらの記載が文部科学省の調査内容と全く同じものです。

 

○吉池座長

 それに合っていても「~」を使うという。その辺は、ほかの調査票との流れでもう一度確認してください。

 

○米倉栄養専門官

 そうですね。はい、確認させていただきます。

 

○吉池座長

 日本語的には「~」は使わないかもしれませんけれども、その辺の表現をどうするかは、また全体的な統一感で考えてください。

 アレルギーは済んでいますので、次お願いします。

 

○米倉栄養専門官

 それでは、子供の健康状態及び生活習慣についてに移ります。調査票は6ページに飛びます。こちらは、特に幼児期以降のみの調査項目として設定しております。問13から問15につきまして説明をさせていただきます。

 問13、問15ともに国民健康・栄養調査のそのままの引用でございます。

 なお、問1617につきましては、先ほど0歳以上2歳未満のところで使用しているものと同じでございます。

 続きまして、7ページに移ります。問18と問19は、幼児期の身体活動の状況を把握するということで設定いたしました。問18の頻度に関する調査項目につきましては、前回皆様からの御議論の結果、厚労科研で用いられている設問におきまして、保育所等の活動も含め、外遊びも合わせた運動全般を範囲とするということで頻度を聞くことになりましたので、そのように修正しております。

 また、問19につきましては、文部科学省で「幼児期運動指針ガイドブック」というものが出ておりまして、そこにある推奨設問を用いております。ここにつきましては、現在、幼児期に関しては、やはり運動時間そのものを聞くという調査項目が多いということで、あえてカテゴリー化をしていないということでしたので、この形をとらせていただきました。

 さらに、問20につきましては、テレビ等視聴時間に関しての設問になりますが、ここにつきましては、起床時刻、就寝時刻、あと身体活動も含めて、平日と土日に分けて聞くこととしておりましたので、もともと引用している設問からいきますと平日のみを聞くことになっておりましたが、平日と休日あわせて確認させていただくこととして修正させていただきました。

 調査票の設問内容の説明はこれで全てでございます。

 

○吉池座長

 ありがとうございます。

 最後のパートになりました。6ページ目にお戻りください。問13、これは国民健康・栄養調査と呼応する。問15も、歯科の保健行動としてはこのような形で聞いているということで、あと、虫歯の本数。

 いかがでしょうか、問13から15まで。

 尾島先生、歯科のほうもこれでよろしいでしょうか。ありがとうございます。

 それではページを繰っていただきまして、これも前回の懸案事項であったわけですが、保育所等の活動も含めてということで問18を構成し、頻度で聞いている。次に時間について、逆に数字で書いていただいたほうがよいだろうと。逆に平日、休日分けていただいたので、余り悩まずにこちらも問いかけることができるのかなと思っております。これにあわせて、問20も分けたということで、尾島先生いかがでしょうか。

 

○尾島委員

 基本的に文部科学省ですとか研究班で既に調査されて、それなりに把握できることがわかっている設問がいいと思いますので、それに準拠した形ということで、こういう形がいいのではないかと思っています。

 ちょっと細かいことですが、先ほど御議論があった「~」という表現ですが、例えば問20で「1~2時間」などとなっていますが、これはオリジナルのものがこういうふうになっていますし、あと、例えば選択肢番号の2で「1~2時間」というときに、この「~」とついているほうが、選択肢番号と、ここは選択肢の本文だという見分けがつきやすいような気がしますので、このままの表現にさせていただけるといいのではないかと思っています。

 あと、これも細かいことですが、4の選択肢が、オリジナルが「5時間より多い」なのですが、そうしますと、ちょうど5時間が入らなくなってしまうので、ここだけ変えて「5時間以上」にしたほうがいいのではないかと思います。

 

○吉池座長

 理屈の上でも「5時間以上」にしないといけないということですね。

 

○清水委員

 時間は「1~2」なのですけれども、日にちはまたちょっと違うのだと思うのです。時間は続いているので。ただそれはもう細かいことですので。

 

○吉池座長

 そこは、調査票上のいろいろなお作法に合わせてもう一回確認してください。

 それでは、問20を「5時間以上」とするということで、あと、このような形で進めるということでよろしいでしょうか。これで、ある程度、身体活動量が低い子供ということが分析上わかるかと思います。

 全体を通して質問票について何か先生方、お気づきの点があればいただければと思いますが、よろしいですか。

 事務局から何か質問票について、よろしいでしょうか。はい。

 

○尾島委員

 細かい点ですが、それぞれの問い番号の後の言葉ですが、「お子さんは」というのと「あなたのお子さんは」とか、「あなたの」とか、いろいろあります。何か理由があればそれでいいですし、理由がないものは統一するとよいと思いました。

 

○米倉栄養専門官

 はい。ありがとうございます。

 

○吉池座長

 それでは、調査票については、これでおおむね固まったと思っております。また、今後、調査様式等につきましては、事務局でまとめていただき、また、全体についてメール等でもまた少し御意見をいただくことにもなろうかと思いますが、よろしくお願いいたします。

 それでは、続きまして、議題(2)解析について少し検討させていただきたいと思います。カラーの1枚紙の資料3をごらんください。まず、これについて事務局から御説明をお願いいたします。

 

○米倉栄養専門官

 それでは、資料3と、机上に御用意させていただきました前回調査報告書の36ページ以降に前回の調査の解析の結果等が出ておりますので、そちらもあわせて参考にご覧いただければと思います。

 第1回目の研究会におきましてお示しいたしました調査の方針を踏まえまして、資料3の2にお示ししております大きく5つの視点で、今後解析を進めていきたいと考えております。

 説明につきましては、下段、「参考」というところをもとに御説明させていただきます。

 平成17年の調査におきましては、青色でくくっております子供の食に関する実態、こちらを子供や保護者の属性あるいは保護者の認識から主に解析をし、実態をお示ししてまいりました。しかし、健やか親子21の最終評価等におきましても、結果で、子供の食習慣だけではなくて食習慣に影響しているであろう2のところの(1)になりますが、子供の生活習慣との関連を見ることにより、特に乳幼児期で重要な生活習慣の形成という観点から、現在の子供の実態あるいは課題、方策の検討をしたいと考えております。

 続きまして、乳幼児期の子供につきましては、自立的に食生活をみずからが営むということが難しいため、(2)に書いております保護者の実態あるいは保護者の生活習慣に子供の生活習慣がどのように影響しているのかというところを把握していけたらと考えています。

 そのほか、厚労科研の山崎班の調査結果におきまして、食に関する保護者の困りごとというものが明らかになってまいりました。しかし、こちらは自治体の栄養担当者からの意見の抽出ということで、全国レベルで本当にどういう実態なのかということを把握する必要もございます。

 以上より、(3)にありますように、子供の食を支える上で現在必要となっている保護者の困りごとということを再度整理し、食に関する保護者への支援策を検討するための解析、要因等を確認してまいりたいと思っております。

 このほか、(4)と(5)につきましては、現状で乳幼児期に関するデータが現在ないというような状況ですので、まずは基礎資料を得ることを目的に解析を進めたいと考えております。

 以上でございます。

 

○吉池座長

 ありがとうございます。

 これにつきましては、特に何か本日決定をするというよりは、先生方から今後に向けての御意見をいただければと思っております。特に枠組みについて大変わかりやすくまとめていただきましたので、それらの関連についてどのような解析を具体的に行っていくのか、また、必要な交絡要因等も変数を多くとれますので、考慮しながらしっかりまとめていくことになろうかと思います。

 今回、今、御説明いただいたような、ざっとこの順番で見ていきたいと思いますが、まず、水色の部分が栄養調査ですので、主に食生活の状況ということで、ここがコアになって、それぞれ各因子が、要因がこれとどうかかわっていくのかということになろうかと思うのです。御意見いただきたいことは、この属性の中で、現在の身長、体重が書かれているのですが、ある意味、栄養状態としての痩せ、肥満といったものも大事で、身体発育調査とはまた違い、いわゆる自己申告ということはあるのですが、これについても解析上、積極的に加えていくのか、あるいは背景因子としてとどめるのかということについて意見をいただければと思います。

 当初、これについては、あまりどう解析するのかということは前回までの整理ではなかったので、今回せっかくですので、私自身は、積極的にこれを栄養上の因子、アウトカムとして捉えたいと思うのですが、いかがでしょうか。

 

○阿部委員

 ぜひやるべきかと思います。ただ、ここでのおっしゃっている分析というのはどこかに委託なさるのだと思うのですけれども、その報告書を書くためのような形でやるのであれば、これはかなりテクニカルに難しい問題がありますね。生まれた月と日から調整体重を全部つくらなければいけない部分もありますので、そこまで総研等がやってくださるのか、それとも、それは私たち研究者の仕事なのかというのはあるような気がします。

 

○吉池座長

 あまりたくさんになると、処理しきれない。あと、交絡要因を調整しなければいけないようなもの自体を半端に出すと、また解釈が難しくなるということがあります。身長、体重については、積極的には捉えたいけれども、そこはテクニカルな面も加味しながらということで。

 私から1点、気になりましたが、特に(1)(2)ですね。(2)も含めて、あと、母親、保護者の生活習慣、あと(3)も入れると困りごとといったようなことと食習慣という、この辺のところを全体的に、堤先生、何か解析上、今後さらに考えていくべきこととかあればお教えいただきたいのですが。

 

○堤委員

今回、提示していただいたもので、いろいろな関係が明らかになると思いますので、特に意見はございません。

 

○吉池座長

 いろいろなことが見えてきますかね。実際、地域で支援するために、こういうことを支援するとこういうことにつながるのではないか。

 あと、睡眠とか身体活動、テレビ視聴時間などとの関連は先ほどもありましたけれども、尾島先生、どんなアウトプットのイメージで見ていけばよろしいでしょうか。

 

○尾島委員

 一番意義があると思いますのが長期的な推移です。この後、5年後、10年後にどうなっていくかということですとか、あと、もし過去の比べられる数字があるものについては、過去に比べてふえているのか減っているのかということが重要だと思います。

 報告書に、前回と比べられるものについては変化を入れるとよいと思います。それ以外のものについては今回の報告書には入れられませんがが、意義としてはそういう時間の推移というのはかなり重要だと思います。

 

○吉池座長

 すなわち、この関連性を見ていくということのみではなく、継続的なモニタリングの指標として重要なものがかなり含まれているだろうということで、また、初回からの議論で、この調査を何年後に行うとよいかということは、時間があれば、最後に御意見いただきたいと思います。

 あと、アレルギーのことも今回、新たに大分整理できましたけれども、その辺も含めて、清水先生、何かございますでしょうか。

 

○清水委員

 アレルギーは今回の調査である程度のことがわかるかと思いますけれども、それを参考に今後また広げていく必要があると思いますし、あと、前回の報告で得られた解析というところ、もう一回ちょっと検討していきたいと私自身は思っています。

 体格はぜひ必要なところだと思うのですけれども、発達あたりまで及べば一番いいかと思うのですが、これはなかなか難しいかとは思います。

 

○吉池座長

 あと、食物アレルギーのところについて、医療サイドに、実態としては地域で起こっているニーズに対して、小児アレルギー、小児科の専門機関がカバーできていないかもしれないということがわかり、それをうまく支えるための地域での取り組み、母子保健上の取り組みであるとか、保育所がそういうお子さんを受け入れたときにという、そんな形が少し見えてくると、今後、地域で医療機関との連携など、大事なことがわかるかと思っております。

 

○清水委員

 我々のところに来る前の段階でどうなっているかというのが、これである程度はっきりしてくるかもしれないです。

 

○吉池座長

 ありがとうございます。

 あと、今回調査で目玉となっている部分としては、社会経済的な要因との関連ということで、その辺について、先ほども少し議論していただきましたが、どういう形で解析をし、発表しということについて、今回は検討会最後になりますので、阿部先生、尾島先生からいただければと思います。

 

○阿部委員

 分析はすごく重要だと思います。ただ、この報告書というのは恐らくクロス表でしか出さないのですね。なので、おっしゃるとおり、交絡要件がいろいろある中でどれを出すべきかというのが非常にあって、恐らくこの四角の2も3も4も全てみんな関連しあっているので、社会経済活動を一番表に出すのであれば、そういうやり方もあると思うのですね。それで、社会経済活動によって子供の状況に格差があるというようなことをメーンに出すのであれば、やはりそういった切り口でクロス表をつくっていただければとは思います。

 

○吉池座長

 国民健康・栄養調査で初めて収入の項目が入れられたときに、世帯収入のグループの間での、例えば野菜摂取量その他ということについては、交絡要因等を調整した上での差とについて、その検定結果というところまで報告書に入れられて、図示もされています。 重要な部分については、基本は、その形のものは報告書に含めたほうがよいですね。

 

○阿部委員

 コントロールも入れて、何かとの回帰か何かしたものでもいいということなのであれば、そうやったほうが、より正しいものが出ると思います。

 

○吉池座長

 この研究会としては、交絡が多く非常に解釈が難しいあるいはミスリードするようなクロス表をたくさん出すよりは、要因を調整した形で重要点がきちんと出せるような多変量解析等の結果を報告書に含めるとよいのではないかということでよろしいでしょうか。

 尾島先生。

 

○尾島委員

 まず、全ての子供たちへの支援とともに、やはり強い支援をすべき階層というのはあると思いますので、この調査結果からその辺が浮き上がってくるのではないかと思っております。今お話に出ました必要な調整などがうまく、わかりやすく表現できれば、そのほうが理想ですし、ある程度ミスリーディングしなければ、シンプルな見せ方でもいいと思います。その辺がうまく生かせるといいなと思います。

 

○吉池座長

 最後に、モニタリングのデータとしても、非常に今日的で重要なものが入れられたということで、10年に1度では余りにも遅過ぎる。世の中の変化、あるいは意思決定についていけないという第1回目にいただいた御意見については、今回、調査内容がほぼ固まった時点でもそういう見解ということでよろしいでしょうか。

 尾島先生、5年に1遍ぐらいで。それより短い間隔だと、また大変ですから。

 

○尾島委員

 そのぐらいがほどよいのではないかと思います。

 

○吉池座長

 今回、解析をし、発表する中で、継続的なモニタリング指標として大事なものも見えてくると思いますので、それを次につなげていただくとよいかと思っております。

 ほかに先生方から何かありますでしょうか。

 

○阿部委員

 分析のやり方なのですけれども、基本的に動きが少ない設問ですので、この検討会では報告書が上がってきたときにその中身を紙で見るということで、私たちが実際にデータにさわるということはないと想定しているのでしょうか。または、それは別に行うのでしょうか。集計開始が11月で、結果の公表は2月、3月と考えているのであれば、データをさわるのはとても間に合わないということがありますけれども、それこそコンサルに委託ということもあるかと思いますが、もう少し長く詳細にするとしたら、このタイムフレームだと、重回帰なんて絶対に無理で、単純集計と簡単なクロス表ぐらいしか出ないと思うのですね。3カ月しかないのですから。それで、その後に詳しい分析をなさるというようなイメージで、また検討会をして、二次利用申請をしてというようなことをなさるのか。

 たしか総務省の統計では、調査の実施から公表するまで1年間猶予があるのですね。1年以内に公表しなさいというのがあったと思うので、公表自体を、例えば調査実施が9月だとすれば、1年かけてやると割り切れば、それはもうちょっと時間をかけた分析もできます。先ほどのスケジュール感的なところでそこら辺をどう考えていらっしゃるのですか。

 

○吉池座長

 せっかくですから、資料4、スケジュールを見せていただいて。事務局から、これについて御説明があればしていただけますか。

 

○米倉栄養専門官

 現時点といたしましては、もともと私どもの局での議論の中で、実施年度中に公表することが望ましいというところから、先生がおっしゃるとおり、クロス表などを私どもが行政的につくりまして、そこで業者にお願いして、分析をしていただくという想定で、2月から3月の結果公表となっております。しかし、これだけでは支援方策等につながる分析はできないと思っていますので、何らかの次の年以降にまとめるという前提の中で、より研究的に分析等をできるよう、こちらは何らか考えたいとは思っているところです。

 

○阿部委員

 そうしますと、3月あたりには本当にシンプルなものが出て、そこまでを一次分析とすると。その先は、二次利用申請をしなければいけないわけですね。

 

○米倉栄養専門官

 阿部先生もお話しされていたように、国民生活基礎調査の二次利用がちょうどできるのがその後になるかと思っていましたので、そういう二次利用でき得るものがあるのであれば、さまざまなデータ等を確認しつつ実態を深めていくということが一つ大切ではないかと。

 

○阿部委員

 そうですね。ただ、この部署でやられても、報告書を出した後は二次利用申請しなければいけないはずです。課内のものなので、これだけ単体でやる場合でも、この調査の二次利用をしなくてはいけなくてという手続です。国民生活基礎調査は、データを借りられるのが、恐らく一番早くて9月ですね。なので、9月ごろに、そちらも二次利用してマッチングをするのであればマッチングするというような形になります。

 

○吉池座長

 そうですね。その辺は、事務局としてもデータをタイムリーに公表するということと、重要なデータについてきちんと解析し、社会に還元するという、そこのバランスをとって考えるということで、また今後うまくやっていただければと思います。

 ほかに、先生方、全般を通じて何かございますでしょうか。

 それでは、これで本研究会、9月から3回にわたって、また、この会議以外にもたくさんの時間をいただき、御意見をいただき、本日は調査票案をおおむねまとめることができたと思います。

 この先は事務局に基本的に委ねます。そして、総務省の協議に進んでいくことになりますが、その過程の中で、先生方に個々の設問等に関して少し御相談があるかもしれませんが、そのときにはどうぞよろしくお願いいたします。

 全体を通じての感想ですが、非常に短期間の中でたくさんの検討をしていただき、また、事務局、米倉さんも大変すばらしい仕事をしてくださったと感謝しています。私は10年前の調査においても、同じような形で委員としてかかわらせていただきましたが、やはり10年たつと随分社会情勢も変わりました。また、調査に対する目的、枠組みということも明確化されてきたと思っております。そういう意味で、前回気づかなかったようなことについても、もう一度精査することによって、よりよい項目になったと思いますし、あとは、調査票の完成に向けて事務局はまた大変と思いますが、できるだけ重要な項目については最終的に残り、そして、何よりも調査に協力する方々、また、その調査の実務を担当する保健所の方々が気持ちよく協力していただき、よいデータが得られ、それが世の中に返るという、そこまでを含めてよい調査となることを心より祈念いたします。

 本研究会についてはこれで終わりということになりますが、また、データのさらなる解析等も今後生ずるということですので、それらも含めて、先生方にはいろいろな意味で御協力いただくことになろうかと思います。どうぞよろしくお願いいたします。本当にありがとうございました。

 それでは、事務局のほうにお戻ししたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

 

○木下母子保健課長補佐

 吉池座長、円滑に議事を進行いただきましてまことにありがとうございました。また、取りまとめいただき、まことにありがとうございました。

 事務局を代表いたしまして、課長の一瀬より一言御挨拶申し上げます。

 

○一瀬母子保健課長

 委員の皆様方には貴重な御意見を賜りましてまことにありがとうございました。また、吉池座長におかれましては、8月から非常に短い中でありましたけれども、本日取りまとめることができました。どうもありがとうございました。

 会議の中でお話もありましたとおり、今後のスケジュールは、総務省協議をやっていくわけでございますけれども、多少細かい修正等の中で、いろいろ先生方にお話を聞いたり、御助言いただいたりすることがあるかと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 また、この取りまとめ結果につきましても、単純集計だけではあまり政策に反映させることができず、より社会に還元するための方策が必要となってまいりますので、先生方の御助言、アドバイスが必要となってくると思いますので、そのときはまた改めましてどうぞよろしくお願いいたします。

 本日はどうもありがとうございました。

 

○木下母子保健課長補佐

 以上をもちまして本研究会は終了となります。構成員の皆様、まことにありがとうございました。


(了)
<照会先>

雇用均等・児童家庭局母子保健課

03-5253-1111(内7936)

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