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2015年3月3日 第17回社会保障審議会統計分科会疾病、傷害及び死因分類専門委員会議事録

大臣官房統計情報部企画課国際分類情報管理室

○日時

平成27年3月3日(火)16:00〜17:00


○場所

厚生労働省共用第8会議室


○出席者

明石定子委員、石井太委員、井関邦敏委員、宇於崎宏委員、柏井聡委員、
加藤稲子委員、神谷茂委員、嘉山孝正委員、木下博之委員、久具宏司委員、
小池和彦委員、小崎健次郎委員、柴原孝彦委員、鈴木眞理委員、玉岡晃委員、
土屋了介委員、名越澄子委員、冨士幸蔵委員、松原知代委員、松本万夫委員、
三島和夫委員、森内浩幸委員、横田順一朗委員、鷲見幸彦委員、渡辺賢治委員、
渡辺重行委員、渡邉裕司委員

○議題

(1)委員長の選出について
(2)世界保健機関勧告によるICD-10の一部改正の日本への適用について
(3)ICD-11改訂に関する動向について
(4)WHO-FICネットワーク年次会議(バルセロナ)の報告について
(5)WHO-FIC分類改正改訂委員会(URC)へのICD-10一部改正提案について
(6)その他

○議事

○事務局

 定刻よりやや早い時間ではございますが、委員の先生方が皆さん揃われましたので、これから「第17回社会保障審議会統計分科会疾病、傷害及び死因分類専門委員会」を開催いたします。各委員の先生方におかれましては、お忙しいところ御出席を賜り、まことにありがとうございます。

 私は、本日、司会進行を務めてさせていただきます統計情報部企画課国際分類情報管理室(以下「ICD室」という。)の丹藤と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

 それでは、お手元の資料の確認をさせていただきます。まず、議事次第がございまして、座席表、名簿等がございます。

  資料1 「疾病、傷害及び死因の統計分類」について(総務省告示第35号)(一部抜粋)

  資料2 ICD-11改訂に関する動向について

  資料3−1 WHO-FICネットワーク年次会議(バルセロナ)報告

  資料3−2 URC2014年)投票結果について

  資料4 URC2015年)へのICD-10一部改正提案について(案)

  資料5-1 社会保障審議会統計分科会疾病、傷害及び死因分類専門委員会運営要綱(案)

  資料5-2 死因選択検討ワーキンググループ設置要綱(案)

  資料6 標準病名マスター更新時のICD-10コードの取り扱いについて(案)

  参考資料1 ICD改正・改訂スケジュールの概要

  参考資料2 URCにおけるICD-10改正の流れ

  参考資料3 20141月、2015年1月WHO公表のICD-10改正

  机上配付資料1 社会保障審議会運営規則

  机上配付資料2 疾病、傷害及び死因分類に係る委員会の設置について

  机上配付資料3 世界保健機関国際統計分類(WHO-FIC

机上配付資料4 疾病、傷害及び死因に関する分類に係る部会審議の際に出された意見に基づく報告 

 以上、お手元の資料につきまして、過不足等がございましたら事務局にお知らせいただければと思います。資料の確認は以上でございます。

 本日の委員会は、本年1月16日に第5期の委員の方が任命されまして今期初めての委員会となりますので、委員の皆様をこちらから御紹介させていただきます。

 

(委員一同挨拶)

 

○事務局

 ありがとうございました。

 それから、オブザーバーとして、社会保障審議会統計分科会疾病、傷害及び死因分類部会(以下「ICD部会」という。)から大江委員でございます。

 

○大江委員

 大江です。よろしくお願いいたします。

 

○事務局

 ありがとうございました。

 本日御欠席は、岡本委員、神庭委員、小林委員、滝澤委員、戸倉委員、中野委員、中谷委員、針谷委員、望月委員の9名でございます。なお、土屋委員につきましては、遅れて御出席されるという御連絡をいただいております。

 出席委員が3分の1を超えておりますので、会議は成立しておりますことを御報告申し上げます。

 それでは、議事に先立ちまして、企画課長の三富より御挨拶を申し上げます。

 

○三富企画課長

 企画課長の三富でございます。

 委員の皆様方におかれましては、大変御多忙のところ本委員会に御出席を賜り、まことにありがとうございます。

 近年、国際疾病分類の活用範囲は、人口動態統計や患者統計などの統計調査のみならず、電子レセプトやDPCなどの医療保険分野においてますます広がっております。こうした中、国内における適切な運用を確保するためにも、ICD-10の一部改正に我が国の意見を適切に反映させるためにも恒常的な検討の枠組みが必要となりました。

 こうした情勢を踏まえまして、平成18年に社会保障審議会統計分科会の中の専門委員会として本委員会が発足いたしました。以来、ICDに関する課題や改善の方向について、WHOにおける審議・検討の過程を踏まえながら御審議をいただいております。

 本年2月には、本委員会の皆様の御尽力によりまして、ICD-102013年版に準拠した分類が、無事、総務省告示として公表されまして、厚く御礼申し上げます。

 また、ICD-10は採択から20年以上経過しているため、WHOではその改正作業と並行してICD-11への改訂作業も進められております。ICD-11の改訂についても、厚生労働省は委員の皆様の御協力を得て、WHO国際統計分類協力センターの1つとしてWHOの改訂プロセス会議に幅広く貢献しております。この点につきましても改めて御礼申し上げます。

 なお、本会合は、委員の改選を行って以来、最初の会合となります。多くの委員に引き続きお願いいただくとともに、16名の委員の皆様に新たに御就任いただいております。委員の皆様方におかれましては、極めて御多忙の中、まことに恐縮ではございますが、本委員会の趣旨を十分に御理解いただきまして、御協力、御尽力賜りますよう何とぞお願い申し上げます。

 本日はどうぞよろしくお願いいたします。

 

○事務局

 ありがとうございました。

 それでは、円滑な議事の進行のため、写真撮影等はここまでとさせていただきます。御協力をよろしくお願いいたします。

 それでは、議事に入ります前に、事務局より運営について御説明をいたします。

 本委員会の運営につきましては、社会保障審議会の運営に準ずること、会議は原則公開であること、議事録も原則公開であることとなっております。よろしくお願いをいたします。

 それでは、議事に入らせていただきます。

 委員長が選任されるまでの間、事務局にて議事を進めさせていただきます。

 まず、議事1、本委員会の委員長の選任を行いたいと思います。

 委員長は委員の互選により選任することとなっておりますが、委員の中から御推薦をいただきたいと思います。各委員の先生方、いかがでしょうか。

 

○名越委員

 よろしいでしょうか。

 

○事務局

 名越委員お願いします。

 

○名越委員

 私は小池和彦委員を委員長に御推薦したいと存じます。
 ICD-11の改訂では、前委員長の菅野健太郎先生がずっと内科TAGのチェアマンをされておりました経緯から、内科系の各学会が作業を牽引されてこられました。さらに、内科TAGのフェース・ツー・フェース・ミーティングを内科学会がサポートしていただいてきたということもございますので、ほかの学会等も皆様御協力されているかとは思いますが、やはり内科学会理事長であられる小池委員に私はぜひ委員長をお願いしたいと存じます。

 

○事務局

 ありがとうございます。

 ただいま名越委員から小池委員の推薦がございました。いかがでしょうか。御異存がないようでしたら、本委員会の委員長は小池委員にお願いしたく存じます。いかがでしょうか。

 

(一同拍手)

 

○事務局

 ありがとうございます。

 それでは小池委員はお席の移動をお願いいたします。

 

(小池委員、委員長席へ移動)

 

○事務局

 ありがとうございます。

 続いて、委員長代理の選出に当たりましては委員長の指名によるものとしたいと思いますが、皆様、いかがでしょうか。よろしいでしょうか。

 それでは、小池委員長、委員長代理の御指名をお願いいたします。

 

○小池委員長

 横田委員を御推薦申し上げたいと思います。

 

○事務局

 ありがとうございます。

 それでは、横田委員に委員長代理をお願いしたいと思います。

 横田委員はお席の移動をお願いいたします。

 

(横田委員、副委員長席へ移動)

 

○事務局

 それでは、ここから先は小池委員長、議事進行をよろしくお願いいたします。

 

○小池委員長

 委員長を務めさせていただきます小池でございます。

 名越委員からも御紹介がありましたように、現在、内科学会の理事長を務めているということで適任かと言われましたので、頑張らせていただきます。よろしくお願いします。

 それでは、早速ですが、議事を進めたいと思います。

 まず、議事2「世界保健機関勧告によるICD-10の一部改正の日本への適用について」。

 これについて事務局から御報告をお願いいたします。

 

○事務局

 それでは、資料1「疾病、傷害及び死因に関する分類(総務省告示第三十五号)」をごらんください。横書きの資料となっております。

 御存じのとおり、我が国では、ICDは総務省告示として制定をされております。本委員会でも分類内容を御検討いただきました結果、資料1に抜粋がございますとおり、先月2月13日に総務大臣より総務省告示第三十五号として「疾病、傷害及び死因の統計分類」が公表され、平成28年1月からの施行となります。検討に当たっては、多大な御協力をいただき、まことにありがとうございました。この場を借りて御礼を申し上げます。

 以上でございます。

 

○小池委員長

 ありがとうございました。

 これについて何か御質問がございましたら、どうぞ。いかがでしょうか。特に御質問ございませんか。これは御報告ですね。ありがとうございました。

 続きまして、議題3「ICD-11改訂に関する動向について」。事務局から御説明をお願いいたします。

 

○事務局

 それでは、資料2に基づきましてICD-11の改訂に関する動向について御説明を申し上げます。

 まず、資料2の御説明に入る前に、お手元の参考資料1「ICD改正・改訂スケジュールの概要」という横書きの表をごらんください。疾病及び関連保健問題の国際統計分類(ICD)は、異なる国や地域から異なる時点で集計された死亡や疾病のデータを体系的に記録、分析、解釈を行うための分類でございます。このICDは、医学・医術の進歩に合わせて、下の表にありますような改正や改訂を繰り返しているものでございます。

 先ほど資料1で御説明しましたICD-102013年大改正年のものについては、先日、総務省告示を行ったところでございます。このように、毎年改正が行われておりまして、今回、ICD-11の改訂の準備が進められているところですので、これからそのICD-11の御説明をいたしたいと思います。

 資料2に戻りまして、ICD-11改訂に関する動向でございます。これまで平成25年以降も、米国、中国、フランスといったところで年次会議が行われてまいりまして、WHO-FICネットワーク年次会議というものが2510月には中国の北京、26年にはスペインのバルセロナで開催されております。

 今後は、平成27年以降をごらんいただければと思いますけれども、いよいよICD-11のレビューやフィールドトライアルが開始されます。その後、イギリス・マンチェスターや日本でもWHO-FIC年次会議が行われ、平成29年5月にICD-11世界保健総会(WHA)承認を目指して、今、準備が進められているところでございます。
 ICD-11の改訂に関する動向につきましては以上でございます。

 

○小池委員長

 ありがとうございました。ただいまの御報告について何か御質問ございますでしょうか。

27年度からICD-11に向けたレビュー等が始まるということですね。予定では3年。あくまでも予定でありますけれども。そういうことですが、何か御質問ございませんか。

 よろしければ、次へまいりたいと思います。

 次は、議題4「WHO-FICネットワーク年次会議(バルセロナ)報告について」です。

 事務局から説明をお願いいたします。

 

○事務局

 それでは、資料3-1、3-2をごらんください。

 資料3-1は「WHO国際統計分類(WHO-FIC)ネットワーク年次会議(バルセロナ)報告」でございます。昨年1011日からバルセロナで開催された会議のまとめでございます。

 主な議論としては「1 ICD-11改訂スケジュール」として、ベータ版の凍結版、201410月版を公表した。これのレビュー作業については2015年前半にプロセスを開始する予定である。また、フィールドトライアルの準備を想定している。こういったスケジュールの公表がございました。

 さらに「2 ICD-11改訂関連ツール」として、ICD-11のブラウザーですとか、ICD-11の提案メカニズム等が紹介をされたところでございます。

 さらに、各委員会。教育普及委員会では、共同議長に日本協力センターの横堀氏が選出され、事務局を担うことになりました。また、情報科学用語委員会では、東北大学大学院の中谷教授が発表されております。今後の年次会議は、ことしは英国のマンチェスター、来年は日本の東京での開催を予定しているところです。

 資料3−2をごらんください。このWHO-FICネットワーク会議の分類改正改訂委員会が毎年行われているわけでございますが、今回、ここに76件の提案がございました。このうち採択されたものが63件、否決・取り下げが5件、継続審議が7件、保留が1件という内容になっております。下の表の1から76までがその提案の内容と結果を簡単に示しているものでございます。

 主な内容につきましては、表の17番目にございますが、ウイルス性肝炎のキャリア(Z225)を削除したということ。それから、表の15番目ですけれども、異所性腫瘍のコーディングのルールの改正などが行われております。

 それから、日本からの意見が反映されたものとしては、表でいうと1番目の「煙吸入による死亡コーディング」。これは日本法医学会からの御意見がありまして、これまで死亡診断書に「煙吸入」と書かれた場合、コーディングはX09詳細不明の煙、火及び火災への暴露ということが明確化された提案でございますが、これが日本からの意見を踏まえて、故意、あるいは事故か故意か不明な場合はX09ではなくて該当コード、自殺ならX76、不明ならY26となるような改正が、提案がそのように修正されて、日本の意見が通った上で採択をされたものです。

 表の8番目「原死因選択における貧血及び胃腸出血の扱い」が、日本消化器病学会からの御意見が反映されまして、採択されたということになっているところでございます。

 説明は以上でございます。

 

○小池委員長

 ありがとうございました。ただいまの説明に関して御質問等ございますでしょうか。

 日本からの提案は今の御説明の2件だったと。

 

○事務局

 日本から提案に対して意見を申し上げたもので、それをもとに修正されたというところで、明らかに結果に反映されたものが2件というところです。

 

○小池委員長

 いかがですか。御質問、特にございませんか。ありがとうございます。それでは、次の議題に移りたいと思います。

 次は、議題5「WHO-FIC分類改正改訂委員会(URC)へのICD-10一部改正提案について」です。事務局からお願いいたします。

 

○事務局

 ありがとうございます。

 それでは、資料4の御説明にまいります。「URCへのICD-10一部改正提案(案)について」でございます。先ほどバルセロナでの結果を御報告したところですが、次回、マンチェスターでの会議に向けての御提案を各学会の先生方からいただいております。資料4にございますとおり、提案は3つございます。今回はこの3つについてマンチェスターで提案をしたいと考えているものでございます。

 提案の1つ目「胃及び十二指腸のその他の明示された疾患」でございます。これまでの「十二指腸憩室」を「K31.8 胃及び十二指腸のその他の明示された疾患」にコードするように変更する提案でございます。

 下の表をごらんいただければと思います。現行では「K57 腸の憩室性疾患」の「K57.1 穿孔又は膿瘍を伴わない小腸の憩室性疾患」に「十二指腸憩室」は入れられていたというものですが、これを「K31.8 胃及び十二指腸のその他の明示された疾患」としてはどうかという御提案でございます。

 十二指腸の壁外憩室は、通常、胆管と膵管が十二指腸で合流するVater乳頭付近の領域に局在するため、ほかの腸管領域とは異なるユニークな合併症が生じる。そのために、腸の疾患であるK57ではなくてK31にコードするのが適当ではないかという御提案でございます。

 この御提案について、1ページめくっていただきまして、別紙1以降が学会から御提出をいただきました内容。詳しい提案理由ですとか、エビデンスとか、英文の根拠論文等が挙げられておりますので、ごらんになっていただければと思います。

 次に、2ページ目の提案2「大腸の血管形成異常症」でございます。具体的な提案は、その表のところにございますように、現在、小腸及び大腸の血管形成異常がコードされているわけですが、K55.2は大腸の血管形成異常症となっておりまして、範囲がちょっとわかりにくいという御意見でございます。これを大腸ではなくて腸に変更するとともに、腸管全域をきちんとカバーする。これまで小腸はどこになるのだということもありまして、それに対してこれを明確化するための御提案でございます。

 それから、提案3「下痢を伴わない過敏性腸症候群」についてです。現行、過敏性腸症候群は、下痢を伴う、伴わないの二分しかなかったわけですけれども、混合型とか分類不能型が世界に普及しておりますので、それに合わせて、下痢型、便秘型、その他、詳細不明ということで区分をしてはどうかという御提案でございます。

 いずれも消化器の分野からの御提案でございます。

 説明は以上でございます。

 

○小池委員長

 ありがとうございました。ただいまの御説明について何か御質問はございますでしょうか。

 どうぞ。

 

○渡辺賢治委員

 1つ確認です。

 資料4の中の表の上では「胃及び十二指腸のその他の明示された疾患」ということなのですけれども、1枚めくって別紙1のタイトルの日本語訳は「胃および十二指腸のその他の特異的疾患」とちょっと異なるのです。これはどうなのですか。

 

○小池委員長

 どうぞ。

 

○事務局

 告示されております病名のほうは資料4で書かせていただいているもので、後ろにつけております資料は、学会からいただいたものをそのままの形で掲載させていただいておりますので、多少そごがあるところもございます。

 

○渡辺賢治委員

 これが認められた後、日本で翻訳するわけですけれども、それはどちらにする予定なのでしょうか。

 

○事務局

 日本の改正の場合には、今回の2013年版の改正と同じでございますけれども、まさにこちらの委員会等で御審議をいただいて変更することになると思います。

 

○渡辺賢治委員

 わかりました。

 

○小池委員長

 ほかに御質問ございますでしょうか。

 いずれも今回の提案は、この辺が正しく診断できるようになってきたという進歩に基づくものだと思います。以前は余り分ける必要がなかったわけですけれども、今は明確に分けていないと分類が難しいということですね。

 もしほかに御質問がございませんでしたら、議事5は終了して、議事6に移りたいと思います。

 議事6は「その他」ということですが、事務局から説明をお願いいたします。

 

○事務局

 それでは、事務局から2点ほど説明をさせていただきたいと思います。

 資料5−1と5−2をお手元でごらんいただければと思います。

 まず1点目でございますけれども、こちらは机上配付資料4としてお手元に配付しております昨年11月にICD部会から出された報告を受けまして、本委員会に、死因統計における死因の選択を検討するワーキンググループを設置させていただくという提案でございます。昨年のICD部会におきまして、死亡統計における死因のとり方について、我が国にふさわしい原死因選択の法則について検討することが必要であるというような御指摘をいただきました。

 こうした指摘を受けまして、本専門委員会に、死亡統計における死因の選択に関して専門的な見地から具体的な事例を踏まえて検討するためのワーキンググループを設置し、継続的に御検討いただくことにしたいと考えております。

 御了解をいただけます場合は、手続的な点といたしまして、本専門委員会の運営要綱を資料5−1にお示ししました(案)のとおり設けさせていただくとともに、資料5−2のワーキンググループの設置要綱を設けさせていただきたいと考えております。また、ワーキンググループの検討結果につきましては本委員会に御報告をする予定としたいと思っております。

 以上が1点目でございます。

 続けさせていただきまして、2点目の御説明をさせていただきます。資料6をごらんいただければと思います。横になっている資料でございます。

 こちらも昨年のICD改正について御審議いただいたICD部会の報告におきまして、病名とICDコードが適切に関連づけされるよう精査する必要があるとの御指摘をいただいたものを受けたものでございます。病名とICDコードの対応については、厚生労働省標準規格として標準病名マスターというものがございます。これは、病名情報が医療情報システムで処理できるようにされたもので、レセプトに記載できる2万超の傷病名情報を識別する病名コードのほか、それぞれの病名に対応するICD-10のコードも振られているもので、広く使われているものでございます。

 今後、このマスターが更新などされます際に、追加される項目について、ICDと病名の関連を本委員会の専門委員である先生方に御確認をいただきたいと考えております。その御確認の流れとしては資料6のようなものを想定しております。

 まず、病名マスターの作業班で作業が行われ、厚生労働省ICD室に確認依頼をいただきます。それを分野別に適切な専門委員の先生に御相談しまして、御確認をいただき、コードを確定させるという作業を行いたいと思っております。

 以上のような流れの中で、今後は定期的に個別に意見照会をさせていただきたいと思っておりますので、御協力をいただきたいと考えております。

 2点の説明は以上でございます。

 

○小池委員長

 ただいまの事務局からの御説明は2点ございましたが、これに関して御質問等ございますでしょうか。

 どうぞ。

 

○三島委員

 これは事前説明のときにもちょっと御質問したのですけれども、私などは睡眠障害の病名マスターの整理を少し手伝ってほしいということで、まだ具体的な作業には入っていないのですが、これからやろうと思っていた矢先だったのですが、そのときに、いわゆる作業班のお手伝いという形になるのかなと思ったのです。それと「4 ICD専門委員に確認依頼」というのは、同一人物でも構わないのかどうか。ダブルチェックということであれば、作業班のお手伝いはまた別途の人間にお願いしたほうがいいのなかと。

 ちょっとつまらない質問で恐縮なのですけれども。

 

○小池委員長

 どうぞ。

 

○事務局

 ありがとうございます。

 同一の先生ということは想定していなかったのですけれども、考え方としましては、厚生労働省の標準規格として出ておりますので、こちらのICD室というか、統計情報部の専門委員の先生方に御確認をいただくという流れを明確化したいということで、今回、このような案を出させていただいたところでございます。

 項目の内容にもよるかと思うのですけれども、今、先生のおっしゃったようなことについては御相談をさせていただければと思っております。

 

○小池委員長

 ありがとうございます。ほかに御意見、御質問ございませんか。

 ございませんでしたら、ただいまのワーキンググループの設置、それから病名意見照会について御了解いただいたということでよろしゅうございますでしょうか。

 

(一同首肯)

 

○小池委員長

 ありがとうございます。

 それでは、死因選択についてのワーキンググループの設置は委員会として認めたいと思います。なお、委員の指名については、委員長の私に御一任いただければと思います。

 また、病名のコードづけについては、メール等で事務局より意見照会が行われるということですので、委員の先生方、何とぞよろしくお願いいたします。

 それでは、事務局、今後の予定はどのようになっておりますか。

 

○事務局

 次回の本委員会は7月頃の開催を予定しております。また、期日が近づきましたら、日程調整の依頼をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。

 また、本日、この後、先ほど「その他」で御説明いたしました第1回の検討会を開催したいと考えています。

 それから、本日、机上に置かせていただきましたICD-10の内容例示の本でございますが、これは机上に置いて御退席をいただければと思っております。よろしくお願いいたします。

 

○小池委員長

 以上で、本日の第17回「社会保障審議会統計分科会疾病、傷害及び死因分類専門委員会」を閉会いたします。

 本日はありがとうございました。

 

 


(了)
<照会先>

大臣官房統計情報部企画課国際分類情報管理室
疾病傷害死因分類係:03-5253-1111 内線7493

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