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2014年11月13日 第2回「乳幼児栄養調査企画・評価研究会」

雇用均等・児童家庭局母子保健課

○日時

平成26年11月13日(木)
13:30〜15:30


○場所

経済産業省別館8階850室


○出席者

委員

吉池委員 (座長)
阿部委員
石川委員
尾島委員
清水委員
堤委員

事務局

一瀬母子保健課長
木下母子保健課長補佐
杉原母子保健課長補佐
米倉栄養専門官

○議題

1.開会
2.議題
(1)平成27年度乳幼児栄養調査の枠組みについて
(2)平成27年度乳幼児栄養調査の調査項目について
(3)その他

○議事

 

○木下母子保健課長補佐

 それでは、定刻より少し前ではございますが、委員の先生方おそろいということで、ただいまから第2回「乳幼児栄養調査企画・評価研究会」を開催いたします。委員の皆様にはお忙しい中お集まりいただきまして、まことにありがとうございます。

 本日は構成員の先生方、皆様に御出席いただいているところでございます。

 さて会を開催する前に、前回の検討会から事務局に異動がありましたので、御紹介させていただきます。

 母子保健課長の一瀬でございます。

 

○一瀬母子保健課長

 一瀬と申します。平素よりお世話になっております。

 どうぞよろしくお願いいたします。

 

○木下母子保健課長補佐

 カメラの撮影はここまでとさせていただきます。

( 報道関係者退室 )

 

○木下母子保健課長補佐

 それでは議事に移りたいと思いますので、座長どうぞよろしくお願いいたします。

 

○吉池座長

 それでは、早速議事に入りたいと思います。よろしくお願いします。

 資料について事務局より確認をお願いいたします。

 

○木下母子保健課長補佐

 資料の確認をさせていただきます。

 お手元の資料ですが、議事次第と座席表のほか、資料1から資料4までの4点と、参考資料も1から4までの4点ございます。お手元の資料過不足等ございませんでしょうか。不足等ございましたら、お気づきの際に事務局までお申しつけください。

 

○吉池座長

 よろしいでしょうか。

 それでは、議事次第をごらんいただきまして1番目に今回の調査の枠組みについて、事務局から御説明していただき、今回の本論であります調査項目について検討していきたいと思います。

 それでは資料1の御説明をお願いいたします。

○米倉栄養専門官

 それでは資料1をごらんください。

 資料1は「平成 27 年度乳幼児栄養調査 枠組み ( ) 」でございます。下の段には平成 17 年度当時の枠組みを参考までにお示ししております。

 平成 17 年度におきましては、子供の食に対する現状について、親の認識や行政を中心といたしました指導・支援状況を踏まえて、実態を把握するという枠組みとなっておりました。

 これに対しまして、第1回の研究会でも御説明いたしましたように、「健やか親子21」における最終評価や昨今の母子保健の課題なども踏まえまして、赤字太枠でお示ししている内容を追加的に把握していく必要があるのではないかと考えております。

 具体的に申し上げますと、これまで把握してきた「子供の食習慣に影響する要因」や「保護者の生活習慣」、社会経済的な要因などを含めた「その他の要因」について、新たに枠組みとして組み込み、子供の栄養や食状況の実態を多面的に把握していけるようにしたいと考えております。

 以上でございます。

 

○吉池座長

 今、御説明いただきましたことについては、議論をするということではなく、前回までの検討課題について図として整理をし、このことを頭に入れながら各論の議論に移るという位置づけです。この図について先生方から何か御質問等ございますでしょうか。

 また各論に、議論に入ったときに必要に応じて資料1を見ながら確認をしていきたいと思います。ありがとうございます。

 議題の2に移りたいと思います。資料3でございますが、先生方におかれましては、第1回の研究会後、さまざまな角度から優先すべき調査項目の設定、また具体的な設問について御意見をいただきました。ありがとうございました。これらの意見を踏まえまして、資料をまとめさせていただきました。

また、先生方との事前のやりとりで幾つかの項目については、再度しっかり検討しておく必要があるのではないかという項目がございます。

 今回時間も限られている中、まずは調査内容の全体像を共有させていただき、本調査で把握すべき項目について選定することを優先したいと思います。さらに時間の状況に応じ、具体的な設問内容についてもある程度詰めていきたいと思っております。

 それでは項目ごとに説明をしていただきたいと思います。よろしくお願いします。

 

○米倉栄養専門官

 それでは資料3をごらんください。

 資料3は今回の「乳幼児栄養調査」の具体的な質問項目を前回の平成 17 年度版と対比する形でおまとめしたものでございます。

 まず1ページ目ですが、ここには全体の構成をお示しいたしました。

 今回の調査では「1 子どもの栄養・食状況の実態」を把握するとともに、子どもの食状況を規定したり、影響を与えていると思われる「2 子どもの健康状態及び生活習慣」「3 保護者の生活習慣及び食に関する認識」「4 属性」、これら3つの視点を含めて主に4点からなる構成とさせていただいております。

 次に2ページ目に移ります。

2ページ目以降には具体的な質問項目や設問内容の案をお示しいたしました。特に表頭の真ん中にあります対応(案)については「継続」、「一部変更」、「削除」、「新規」と、前回と比較してどう対応するかをお示しし、変更部分には下線を引かせていただいております。

また、今回の設問内容を示した一番右側の欄には、第1回研究会において回答者の負担を考慮し調査対象を明確化していくことが必要との御提案をいただきましたので、案として、授乳・離乳期とそれ以降をそれぞれ一くくりとして区切ることとさせていただいております。

さらに、具体的な質問項目のところに※がついているものは、 28 ページの脚注にあります既存調査と比較していくことを現時点ではあくまでも想定し、その調査における設問内容を引用しております。現時点では、言葉の精査や整合性がとれていないものもまだまだございますが、あらかじめ御了承いただければと思います。

それでは具体的な質問内容に移ります。

まず、1番の子どもの食状況について、2ページ目から6ページ目の主に授乳についてお示しいたします。授乳・離乳の実態といたしまして、まず2ページ目、3ページ目にございますが、母乳、人工乳と離乳の実態を尋ねる設問を設けております。

これまでは乳幼児身体発育調査と乳幼児栄養調査で把握をしているものでございます。また、事務局といたしましては、今後も引き続き母乳育児の割合などの推移を継続的に把握していくということがございますので、この継続性を重視していくことを踏まえ、乳幼児身体発育調査バージョンの案Aか、3ページにございます乳幼児栄養調査バージョンの案B、もしくは案Cかを御検討いただきました上で、具体的な設問内容について御意見をいただければと思います。

続きまして4ページです。授乳に関する妊娠中の認識については「継続」、授乳に関する困りごとについては、構成員の先生方の事前の御意見を踏まえまして「一部変更」とさせていただきました。

5ページ目は削除ということで対応しております。

6ページ目です。授乳に関する支援状況については継続ということにしております。

7ページ〜 10 ページ目の離乳についてです。7ページ、9ページ、 10 ページに示しました離乳につきましては、事前にいただきました先生方の御意見を踏まえ、「一部変更」とさせていただきました。

次に 11 ページ〜 16 ページ目までを御紹介いたします。

 

○吉池座長

 いったんここで切らせていただきます。

11 ページ以降は今回の整理ですと2歳以降と一応させていただいております。まず乳幼児期の授乳・離乳のところで、検討いただいて次に進みたいと思います。

 2ページをごらんください。問6からどう変更するかということですが、前提として前回の議論では同じ調査票を対象年齢全てに使うと、今回は対象年齢が広がりましたので、6歳児の保護者に対してゼロ歳児のことを聞くといった昔の思い出しが前提でありました。今回は、より精度の高い情報を得るためには2歳までで区切って、それぞれのセグメントについて聞いたほうがよいのではないかという判断をしております。

 これは、精度の高いデータを得るということと、もう一つは経年的な変化を見たときに、6歳の児に対してゼロ歳のことを聞くというのは、5年以上の前のことですので、例えば 10 年に1回の調査を今後5年に1回という形でモニタリングする場合では、余り古いことの思い出しより、年齢範囲が限定されたセグメントに対し、モニタリングするとよいのではという前提での提案となっています。

 そのことについての御意見はあろうかと思いますが、まず調査項目については、2歳までの親に対して授乳・離乳の間のことを聞くという前提で、議論していただきたいと思います。

2ページ目、3ページ目を並べてごらんください。事前にもいろいろ議論があったことではありますが、案の A-1 が先ほど事務局から話があった乳幼児身体発育調査に近い形で、各月齢で母乳、人工乳がとられているかということで、ゼロから 24 まで数字を並べるわけにはいかないだろうということで、こういう形にしています。

 案の B については、離乳食も含めて「有」「無」「完了月齢」「現在の有無」ということを聞いているのは、ほぼ同じですが、聞き方が違います。

 また案 C については、第1回目の後の議論にあったように、人工乳以外の母乳に変わるかもしれない飲料を飲ませた場合、これは WHO 、ユニセフ等の定義にできるだけ沿った形ですが、そういうものを入れたらどうだろうかということです。

このことについては既に先生方御意見をいただいているところですが、私のほうから少し論点を整理させていただくと、案の C というのは国際比較には必要な情報かもしれませんが、なかなか解釈しやすいデータを得るのは難しいと思っておりまして、私のほうからも提案検討させていただきましたが、こちらは余り積極的には考えないということにさせていただきたいと思っております。

 また案Aと B ‐1については、聞き方の問題なのですが、「健やか親子21」等でのモニタリング指標が平成 22 年度の乳幼児身体発育調査ベースということなので、それに近いものである案Aを、ファーストチョイスとして提示させていただいています。案Aで進めるということについて何か異論はございますでしょうか。

( 首肯する委員あり )

 

○吉池座長

 よろしいですか。また解析等踏まえた細部の検討は、ほかの設問にもかかわりますので、次回までの宿題としますが、本日のところは案 A 1 と案 A 2 のセットで把握をするという形にさせていただきたいと思います。

 

○清水委員

 一つだけよろしいですか。

 私は、案Aで賛成なんですけれども、これでいくと母乳の完了がいつかというのが、わかからなくなってしまうと思うのですけれども、そこのところがもし必要であれば、別の形で聞くか、必要でないのであればこのままでもよろしいのではないかと思います。

 

○吉池座長

 例えば完了が8カ月なのか、9カ月なのかというのがわからないという、その数字的な話ですね。

 

○清水委員

 もしくは、もう少しあとの人もいるのかと思います。

 

○吉池座長

 これだと6〜 12 の間が「 unknown 」になってしまうので、現場での確認等において、実際にどのような形で調査員がかかわるのか。乳幼児身体発育調査については面接で 0 24 の数字が並んでいても確認しながらということで、1刻みの数字がとれたのですが、今回についてはどのような形になりますか。

 

○米倉栄養専門官

 今回は前回と同様と考えておりますので、留置法になるだろうと思います。ただし、面接をする時に必ずここについては確認することと、必携に記すことはできますので、そのあたりで工夫をするのも一つかなと思います。

 

○吉池座長

 そうするとたとえば6〜 12 の間が6カ月あいていますけれども、その間のところは確認する訳ですね。もし、そうなら最初から欄があった方がいいかもしれないですね。

 

○米倉栄養専門官

 そうですね。

 少なくとも現在の乳幼児身体発育調査の形式にプラスする形で完了時期を書き込めるような工夫をして、かつ面接をしてくださる調査員の方がその時期を確実かつ、間違えなく聞き取るというような仕組みにしてみてはどうかと思いますがいかがでしょうか。

 

○吉池座長

 その辺、解析のところで、数字が並んでいる箇所でイレギュラーな回答があったときにどうするか、いろいろあろうかと思います。逆にB案というのは、 A 1 に近いものを○とか数字を入れていただくので、途中での変動がないという前提ですが、開始と完了の月齢は1刻みでわかるということになります。そのへんは次回に解析とセットで検討し、基本的な考え方はこういう形としたいと思います。細かい聞き方については、清水先生から御指摘のあったことについて必要なデータが集まるようにするということでよろしいでしょうか。

( 「はい」という声あり )

 

○吉池座長

 ありがとうございます。

次に4ページをごらんください。これについて問2の上は「継続」ということで「 0-2 歳」ということですが、次のところが「授乳に関する困りごと」ということで、これも先生方から御意見をいただきながら追加をしたということであります。これについて何か追加の御発言、御提案はありますでしょうか。

これはよろしいでしょうか。

 

○清水委員

 一ついいですか。

 

○吉池座長

 はい。

 

○清水委員

11 番で「相談する人がいない(場所がない)」というのがあるのですけれども、場所がわからないのか、実際にないのかというのが、どちらかわからないのですけれども、これはいかがでしょうか。

 

○吉池座長

 今回特に支援方策等の施策に有用なデータを集めるということから言うと、「人がいない」という解釈と、「公的支援を含めて場所がない、わからない」というのは違うかもしれないと思います。これは今回初めて議論するところかとは思います。

 事務局、いかがでしょうか。

 

○米倉栄養専門官

 前回ベースで議論いただいたのでそのままにしていたのですが、前回のデータでいきますと、 1.6 %というようなところで実際にそれを分けて聞くのか、そのあたりどうしたらいいのでしょうか。

 

○吉池座長

 支援ということを考えると、上がってくるパーセンテージは多くないわけではありますが、分けておいていいのかと思います。その辺について、石川委員、堤委員から御提案あればいただきたいのですが。

 

○石川委員

  平成 24 年度に実施した市町村対象の乳幼児健診時の栄養指導に関する調査において、相談する場が少ない、という内容もあげられておりました。その意味には母親の目線では相談できる場所がないと思っている、また、相談できる場所がわからないという両者の意味が含まれたように思います。

 

○吉池座長

 「わからない」と「ない」と、あとは「人」というのは、そういう場所だと公的支援機関が多いと思うのですが、主にどちらなのでしょうか。「人」と言った時にパーソナルな関係での人なのか。

 

○清水委員

 人や場所はないと一緒にして大丈夫なのですかね。

 

○堤委員

 私も「相談する人、場所がわからない」としてしまえば、1つになってしまうかなと思います。

 

○吉池座長

 では「相談する人、場所がわからない」という形で。

 

○阿部委員

 わからないと言うと、公的な機関を想定していると思いますが、まず、第一に相談するのは自分の母親だとか友人だとかお母さん仲間ではないでしょうか。その場合「人がいない」のほうがぴったりだと思います。

 

○吉池座長

 「人」だといないですよね。「場所」だとわからない、あるけど遠いとか。

 設問がさらに増えることが多少気になるのですが、まずここをわけるとしたら「相談する人がいない」はいいですよね。そうすると「相談する場所がない」あるいは「わからない」とすると項目が1つ増えますが、今の懸念については解決できるかと思いますが、よろしいですか。

( 首肯する委員あり )

 

○吉池座長

 ありがとうございます。

 次の5ページ目は、削除という前提で進みますが、どうしても必要ということであれば議論にはしたいと思います。一旦これは削除ということで進みます。

 次は6ページ目ですが、問1について母乳に関する指導、支援ということで、継続ということでよろしいでしょうか。これは必要なデータということで認識しております。出産場所は削除ということです。

7ページ目ですが、これも今までは5歳まで随分昔のことを聞いていたわけですが、「離乳食を開始したときの目安は何ですか。これから開始する方は、何を目安にしようと思いますか」ということで、5が加わりました。これについて何か補足の御意見、御提案ありますでしょうか。

よろしいでしょうか。なければこのような形で進めたいと思います。

 2ページ進んで、9ページ「離乳食に関する困りごと」ということで、離乳食で「 0- 2歳」ということになります。基本的に2歳というのは、離乳は完了しているという想定で、多少過去にさかのぼる方もいるということにはなります。

 これは2つの年齢のセグメントが混じっています。既に開始して、あるいは終わったという経験者と未経験者ですが、これについては、解析上2つのセグメントに切り分けて解析するという前提になります。

 先生方からいただきました御提案について、下線部を追加・変更させていただいております。いかがでしょうか。よろしいでしょうか。

( 首肯する委員あり )

 

○吉池座長

 それではこのような形で進めさせていただきます。

 次、 10 ページになります。 13 番が「継続」と「一部変更」ということで、やはり支援の場ということで少し細かくわけてみたものです。特にインターネット情報というのもわかりますし、テレビ、インターネットはおそらくただですけれども、育児雑誌は買って読むということで分けて、保育施設というのは別にしております。これについていかがでしょうか。特に支援ということから考えたときに、よろしいですか。

( 「はい」という声あり )

 

○吉池座長

 ありがとうございます。それでは引き続きまして、2歳から6歳を想定しての項目について御説明をお願いします。

 

○米倉栄養専門官

 では説明をさせていただきます。

11 16 ページについて、特に幼児を対象とした子どもの食事のところの説明をさせていただきます。

まず 11 ページ目の「食物摂取頻度」については、子どもの貧困に関する国際データへの対応も踏まえまして、主にカテゴリーを修正させていただきました。

 食品群のほかに頻度を把握しておくべき必要がある項目がございましたら、把握する目的とともに、何を見ていくべきかというところについてもぜひ御意見をいただければと思います。

 続きまして 12 ページです。

先生方から、虫歯の状況だけではなく、虫歯予防のための食行動について設問に加えてはどうかという御提案をいただきましたので、対象年次が同様で、かつ全国規模で実施されております国民健康・栄養調査や幼児健康度調査を参考に、新規としまして ( 案1 ) ( 案2 ) を項目として設定させていただきました。

13 ページ目は、朝食摂取状況と共食の状況についてでございます。

こちらは、今年文科省で行います児童生徒の食生活実態調査と同じ設問を用いております。過去に同様の調査を平成 17 年、 19 年、 22 年、 26 年と非定期ではございますが、継続的に実施をしておりまして、対象年次が違う学童期との比較ができるということを踏まえ、あくまでも参考としてですが、設問内容をこの調査から引用させていただきました。

14 ページ、 15 ページは先生方の御意見を踏まえまして、「一部変更」とさせていただいております。

16 ページ目の「子どもの食事に関して必要な支援場所」は「継続」ということとしております。

 以上です。

 

○吉池座長

 ありがとうございます。

それでは 11 ページで前回もいろいろ議論をしながら量的な把握は難しいということで結局進めていて、頻度のカテゴリーについて少し細分化して毎日2回以上等も含めたということであります。これについては事前にいろいろと検討いただいておりますが、いま一度ごらんいただいていかがでしょうか。

 指導上( 10 )の甘い飲み物の形容詞として「果汁など」というのは、いいですか。果汁もいろいろなものがあって、指導上どういう扱いなのかというのが、私はよくわからないのですが。前回を踏襲したということで、前回は「甘味飲料」ということなのですが、眺めてみると、そこだけちょっと気になりました。

 

○阿部委員

 栄養学的にはこのようなグレープフルーツ 100 %ジュースと、コカコーラとでは変わりないのですか。

 「甘味飲料」と書いてあると、普通のお母さんはコカコーラなどを想定して、オレンジジュースは含めないと思うのですけれども、これは「果汁など」としてあえてそれを入れているので、コカコーラはここに入ってこないかもしれないというような気もします。「果汁など」のほうがきつく出てしまうので。

 

○尾島委員

  むしろ「果汁など」というのを入れていると、後ろめたさがなくて、つける人がふえるのではないかなと。これをとったほうがつける人は少なくなると思います。

 

○吉池座長

 聞く意図にもよるわけですよね。「甘い」ということが、甘い飲み物がいけないのか、エネルギーを含む飲み物がいけないのか、何なのかということによると思うのですけれども、いかがでしょう。

 

○吉池座長

 乳酸菌飲料を飲ませたときにつける人が多いかなと思ったのですが、でも乳製品は8番にあり、ちょっと微妙ですね。

 

○阿部委員

 ヤクルトなどだと乳製品につけるのですかね。

 

○尾島委員

 甘い飲み物ですので、 10 番のほうにつけてほしいですね。

 

○阿部委員

 ヨーグルトとか。

 

○尾島委員

 乳酸菌飲料は、 8 番と 10 番のどちらにつける人もいるかもしれないですね。

 

○堤委員

 果汁 100 %のジュースですと、お母さんたちも健康志向で体にいいかなと思う場合があると思います。しかし、飲料には果汁 30 %、 10 %、5%入りなどもあります。ここで多分9番の甘くないに対しての甘いということであれば、果汁の含有量の低いものもコーラもような清涼飲料水も全部含めて、甘くないに対しての甘いということであれば、この表現でよいと思います。また、果汁 100 %のジュースであっても、それを頻回に飲むことで、将来の甘味志向を増長してしまうという観点に立てば、この表現で私はいいのではないかと思います。

 

○吉池座長

 いかがでしょうか。 100 %でもそれを水分がわりにかなり頻度を多く飲ませるということは食習慣としてよろしくないということですね。逆に「果汁など」とすると、○がつくというのは、ある意味でつけてもらってよいということですかね。

 今、堤先生からクリアに御説明いただいたので、これで進めるということでよろしいでしょうか。

( 首肯する委員あり )

 

○吉池座長

 ありがとうございます。

 頻度等についてはいかがですか。

 

○清水委員

 よろしいでしょうか。「それ以下」というのは、要するに週に1回以下ということかと。

 

○吉池座長

 「週に1回未満」ということになりますね。

 

○清水委員

 重複してしまうかなと思うのです。

 

○吉池座長

 「週に1回未満」のほうが、表現がはっきりしますね。

 ありがとうございます。

 

○清水委員

 前は「まだ食べていない」だったものが、今度は「まだ食べない」になったのですか。これは何か意味があるのですか。

 

○米倉栄養専門官

 一部脱字でした。

 

○清水委員

 そうなんですか。

 

○吉池座長

 ありがとうございます。

 次は、間食についてで、案1、2と意味ですが、これはどちらかということではなくて、1もあり2もありという理解でよろしいですね。

 まず間食の摂取頻度としてとると、おやつの与え方、複数選択可ということですが、これについていかがでしょうか。

 

○尾島委員

 間食の取り方についてという見出しになっていますが、質問文は甘味食品飲料となっています。甘くないおやつの場合につけていいのか、つけてよくないのか悩むかもしれないですね。

 

○吉池座長

 間食として、上の設問では甘味に限定して、下の設問でのおやつは、甘くても甘くなくてもということですね。その辺はこういう順番で答えると、整理しにくくないかということはどうでしょうか。

 

○米倉栄養専門官

 国民健康・栄養調査で「健康日本21」の第一次計画の歯科の目標として挙がっておりました、間食として甘味食品飲料の頻回飲食をする習慣のある幼児を減少させるということのモニタリングとしてとられていたもので、対象年次が同じだったことと、先生方のほうから間食のとり方に関して入れたほうがいいのではないかというところで、過去と比較ができるというところから選ばせていただいているものです。恐らく内容としては甘味というところがポイントなのかなと認識しております。

 

○吉池座長

 聞き方の問題として、間食とおやつは違うといえば違うのですが、こう並ぶとどちらなのかという話になります。

順番からいうと、おやつ全般について先に聞いて、その中でおやつ、仮に間食をおやつ等に置き換えるのであれば、おやつの中に甘味飲料がどのぐらいあるのかという方が、全体を捉えてから個別的なものという順序で、「甘いもの」というところで下線を引いておくと、答えやすいかと思います。

おやつとか間食という言葉は、この分脈の中でどうでしょうか。細かい話なので後で、検討します。ほかに何かありますでしょうか。順番を入れ換え、おやつと間食の文言の整理はしながら、2つを入れるということでよろしいでしょうか。

( 首肯する委員あり )

 

○吉池座長

 ありがとうございます。

 次が朝食の摂取についてということで、「ほぼ」が「必ず」と少し頻度の聞き方等が変わったということですね。これは他の調査、文科省の方との比較可能性ということですね。

共食については、基本的に比較できるデータを集めるということですので、このような形でよろしいでしょうか。

 

○清水委員

 一つ細かいことなのですけれども、1が「必ず」になったので、例えば1週間に1回食べないことがある人がどこも入れなくなってしまうので、1から3にしなくてはいけないのと、6日食べない人が入るために、問 16 と同じように4から6とか、1から3にしたほうがよいかと思います。

 

○吉池座長

 文科省の調査にならっているのですね。

 

○米倉栄養専門官

 この文科省の調査が内閣府等の意識調査にも全て選定されているので、多くの省庁が子どもの朝食摂取状況等については、この文言で統一されています。ただ、私どものほうでは調査員が面接できるという点はございますので、整合性も含めてそのあたりを必携等に入れて確認していくなど、何らか工夫を検討したいと思います。

 

○吉池座長

 調査員が確信をもって仕事に臨めないといけませんので、その辺は必携等に解説していただき、文科省の調査とあわせるという形でまずは進めさせていただきたいと思います。

ありがとうございます。

 

○尾島委員

 文科省の調査で、そういう質問が出たらこう答えてくださいというマニュアルなどはあるでしょうか。

 

○米倉栄養専門官

 確認できていないのですが、恐らくあるのではないかと思いますので、それも共有してみます。

 

○吉池座長

 過去の経緯を踏まえて、今後どうするかが重要と思います。将来的に文科省では変えて、こちらはこのままということでもいけないので、よろしくお願いします。

 

○米倉栄養専門官

 わかりました。

 

○阿部委員

 文科省の調査ではその次の調査などもそうですが、学校のある日か学校のない日かの区別はしていないのですか。

 

○米倉栄養専門官

 少々お待ちください。

 文科省のほうで特に児童に対して行う調査は、この質問紙調査のほかにどういったものを食べているかという調査が実はございます。しかし、質問紙調査でとっているものについては、朝食の摂取状況については限定していなく、「あなたは毎日食べていますか」というような問いになっています。

 

○吉池座長

 よろしいでしょうか。それでは、次の 14 ページに行きたいと思います。これも先生方からいろいろ御意見をいただいて、大分項目についても変更が加えられています。これも2歳以上というセグメントに限って整理しましたので、そういう視点からもう一度選択肢について御確認いただければと思います。

 よろしいでしょうか。それでは 15 ページですが、これも「一部変更」ですが「 2 6 歳」ということをターゲットとして再度ごらんください。

11 番、今度は「嗜好飲料」という言葉で、甘味飲料と、今度は嗜好飲料と、近いものを言いながら、意図は違うのだろうと思うのですが、新たな項目なのでどうしたらよいでしょうか。甘くないけどコーヒーを飲みたがる場合は、嗜好飲料ですかね。

 

○米倉栄養専門官

 そちらにつきましては、困りごとのところで間食に関する御意見が多かったという研究班の結果を踏まえて、設定いたしました。文言については、制約はございませんので、困りごとに反映させたような言葉に変更することは可能でございます。

 

○吉池座長

 細かい文言は後で時間があればということにしたいと思いますが、大筋のところはいかがでしょうか。

( 首肯する委員あり )

 

○吉池座長

 よろしいですか。支障があれば振り返りたいと思います。

16 ページについては「継続」でそのままということです。支援場所について、先ほど学習の場所ということである程度の修正をしましたが、こちらのほうは特に修正について検討をしておりませんが、お気づきの点があればおっしゃってください。一応今は「継続」ということで次に進めたいと思います。

 パート2の健康状態のほうに移ります。それでは事務局、御説明をお願いします。

 

○米倉栄養専門官

 それでは「子どもの健康状態及び生活習慣」ということで、 17 ページ〜 22 ページまでこちらの対応について案を御説明させていただきます。

 まず 17 ページ〜 20 ページまでの子どもの健康状態についてです。

17 ページの健康状態については、第1回の研究会におきましても網羅的ではないという御意見や、意識よりも実態指標のほうが重要なのではないかという御意見をいただきました。そこで子どもの食状況や肥満などの体格に影響すると考えられるものを前回項目からピックアップさせていただきました。

また、食物アレルギーにつきましては、就学前の全国的な子どもの実態、母子保健の観点からいいますと、食物除去などの実態やその対応方法について、最近の状況というものが把握できていないということから、新たに説明を加えさせていただいております。

 以上より、 18 ページの「子供の体型に関する認識」につきましては、問 18 にあったものを「一部変更」とさせていただきました。

「むし歯の状況」「むし歯予防のために行っていること」について、「むし歯の状況」は「継続」のままとし、あわせて追加的に「むし歯予防のために行っていること」を国民健康・栄養調査から引用させていただいております。

食物アレルギーにつきましては、基本的に新規項目として入れさせていただいておりますが、この精査についても御意見をいただければと思っております。

 続きまして 21 ページ〜 22 ページの「子どもの生活習慣について」に移ります。

まず「子どもの排便頻度」につきましては、先生方の御意見をいただき設定しております。ただし、現在のカテゴリーにつきまして、もう少し整理をする必要もあろうかと思いますので、ぜひ御意見をいただければと思います。

続きまして「子どもの睡眠状況」についてです。

こちらはこれまでの調査では睡眠量はある程度確保できているのではないかという結果が出ておりますが、睡眠の質などを視野に入れる必要がないのか悩んでいるところでございます。ぜひ御意見をいただければと思います。

また、続きまして 22 ページ「子どもの身体活動状況」についてです。

こちらでは体格や健康状態との関係という意味で、総合的に子どもがどれぐらい身体を動かしているのかを把握していきたいと考え、質問の項目として立ち上げております。先生方から(案1)を御提案いただいておりますが、外遊びという表現で聞きますと、地域的には回答にバイアスがかかるのではないかというところも少し危惧しております。

以上より、厚労科研の調査票なども参考にいたしまして、「学校」となっているところを「保育園等」と変えました(案2)をお示ししております。

なお、保育園等に通いますお子様のことを考えますと、夕方までは自由な時間がそれほどないとも予想されますので、仮に(案2)で検討していく場合には、本来の調査目的を踏まえて、保育園での活動も含める案や、運動と捉えるのではなくて身体を動かしているかどうかという身体活動全体を捉える設問にしていく必要もあるのではないかと感じております。ぜひここにつきましては御意見をいただければと思います。

最後に「子どものテレビなどの視聴時間」について、(案1)以外にも、もし御提案があればお伺いできればと思っております。

以上でございます。

 

○吉池座長

 ありがとうございます。

 それでは 17 ページにお戻りください。1〜6で列挙された項目を重要なものについて、ここにフォーカスを当てながら聞いていった結果の案です。まず 18 ページについて、これは「 2-6 歳」というセグメントに対する質問ということでごらんください。「太っている」か「やせている」かということについて聞いております。これは国民健康・栄養調査で既に用いられているものですので、基本的にこの案で行きたいと思っております。

 

○阿部委員

 体重、身長は聞かないということになったのですか。

 

○吉池座長

 後の属性のところで聞きます。

 

○阿部委員

 現在のですか。

 

○吉池座長

 現在のです。

 

○阿部委員

 これはただ親がどう認識しているかということですか。

 

○吉池座長

 そうです。認識です。実際の判定と親の認識のずれを見ようという意図です。

よろしいですか。むし歯についても過去の乳幼児栄養調査、国民健康・栄養調査との比較ができるということですね。

 

○米倉栄養専門官

17 ページにございます前回調査のものをそのまま抜粋で抜いた上で「むし歯予防のために行っていること」を追加的に聞くというようなイメージの設定です。

 

○吉池座長

 むし歯の本数は、基本的に過去の調査でも聞いていますか。

 

○米倉栄養専門官

 はい。

 

○吉池座長

 むし歯のために行っていることについては、これでよろしいでしょうか。

 それでは次に進みます。

 食物アレルギーについては「 0-6 歳」までがセグメントとなっています。これについても比較可能性ということを考え、アレルギー疾患に関する全都調査の項目にあわせています。オールジャパンではないのですね、

 

○米倉栄養専門官

 なぜかと申しますと、今回私どもが行う調査は保護者の方の認識等を中心に聞く質問紙調査であるためです。例えば文部科学省等でやっているものは罹患率の調査であり、そういった調査の違いも踏まえて考えますと、全都調査が最も参考になるのではないかなと考えました。

 

○吉池座長

 アレルギーの病気についての有病率等の推計と目的としているのはなく、あくまでも食物アレルギーに関する食との関係を、背景情報として押さえるという意図で、今回既存の調査等を参考にしながら質問項目を提案しているということですね。裏にも続きますが、まず 19 ページの3問ですね。 C 1 C 2 C 3 をごらんいただきまして、いかがでしょうか。「どこに相談に行きましたか」などというのも支援の場所として大事かと思います。

 

○吉池座長

 清水先生。

 

○清水委員

 相談に行きましたかということなのですけれども、例えば家族とか友人に相談する際はわざわざ「相談に行きました」とは言わないような気がするので、「相談しましたか」あるいは「相談に行きましたか」とするか、あるいは「相談しましたか」だけでもよいのかなと思うのです。

 

○米倉栄養専門官

 実はここで最も聞きたいなと思っていたのは、吉池座長のほうもおっしゃったように、しっかり診断を受けて実際にアレルギーだとされた人がどの程度いるのかというところをC案の C 1 の部分と対比させてある程度把握したいという考えがございました。ただし、相談のアクセスポイントを知るということも必要ということで、このような少しミックスされた問いになっています。分けたほうが明確なのであれば、今のように相談したかどうかと、要は医師に診断してもらったかどうか、「診断して食物アレルギーだとされましたか」というような問いにしていくのも一つかなと思ってはいるのですが、どのようにするのがよろしいでしょうか。

 

○吉池座長

 このページの1、2、3のステップをもう一回確認をしましょう。

まず1で親の申告ではありますが、「食事が原因と思われるアレルギーの症状を起こしたことはありますか」、「はい」「いいえ」。「はい」の場合、これがアレルギーの症状を起こしたと感じた際、はっきりはしないけれども、「相談に行きましたか」「行った」「行かない」。相談に行ったとするともうここで行ったと、どちらかというと専門的な機関あるいは幼稚園等も含むとは思いますが、限定しています。ではその場所はという分脈の中で「家族、友人」ということの意味合いですね。不安だからちょっとという状況もあるかと思うのですが、この3つのステップをどう捉えるかにもよると思うのです。

 「家族、友人」だけ○がつくということも、それはそれで情報として欲しいのか、あるいはこういう比較的専門的な判断ができるところに、どこに行ったのかの情報が重要なのかにもよると思うのですが、いかがでしょうか。

 

○石川委員

 栄養指導におけるアレルギーについての先行研究で、アレルギーへの対応方法についての深い知識やスキルをもつ保健医療従事者とそうでない職種とで、対応に違いがあるという報告もありました。そういう意味で何を聞くかでしょうか。ここでは、医療機関に行って診断してもらったか、または、アレルギーへの対応についての知識・スキルを十分にもつ保健医療従事者に相談をしているか、どちらの意味でしょうか。

○吉池座長

 現実的な問題として、保育所などの子どもを抱えているお母さんが、どこの医療機関に行ったらいいのだろう、どこで的確な診断と指示をしてくれるのかということも、地域によってはちょっと難しいところがあると思います。意図としては、そうことものも含めて食物アレルギーということで、親が不安に感じたときに、どういう受け皿があって、実際に行っているかということですね。

 そのあと食物除去についてのことがあって、結局どういう専門レベルの方が判断して、指示書や診断書をつくるということは現実の問題として、母子保健上極めて大事だと思います。この調査でどこまで追うかということによると思うのですが、清水先生いかがでしょうか。

 

○清水委員

 先ほどの米倉さんの御質問は、どこかの段階で食物アレルギーと診断されましたかというのが必要かどうかということだと思います。相談センターでもそれはアレルギーですねと言われることもあるので、実際にちゃんと診断されているかどうかということも大切と考えます。アレルギーと診断された、あるいは食物アレルギーと言われたかどうかというのはどこかに入れておいていいのではないかなと思います。

 

○阿部委員

 それでしたら、 C 2 のほうはアレルギーと診断されたかどうかというより専門的なことで、どこに相談したかということは次の問いでわかるので、 C 2 は今のままだと別になくても構わないですよね。 C 3 で誰にどう相談したかわかるので、 C 2 のほうは診断的に書いてしまうというのもありだと思います。

 

○吉池座長

 診断されないけれども、相談だけで済まされるところもあるので、 C 2 のところを C 3 の中身で相談者は誰かと複数選択で書く。そこには「家族、友人」も含まれ、もう一つ項目として「食物アレルギーと診断されたことがありますか」ということですね。

 

○清水委員

 それをどこでと入れていただけるとありがたいですね。

 

○吉池座長

 そこで、医療機関の中での専門性がわかるような形でもし入れると、どう聞きますか。

 

○清水委員

 例えばアレルギー相談センターで相談されたのか、保健センターで診断されたのかというのもあるとは思うのです。

 

○米倉栄養専門官

C 2 のところの診断されたかどうかではなくて、相談場所のところでしょうか。

 

○吉池座長

 相談場所は相談場所、診断は診断として、診断場所までさらに聞くかですね。

 

○清水委員

 診断というのは難しくて、アレルギーですよと言われたのが診断ととるかどうかということですね。恐らく診断と書いてしまうと、ほとんど医療機関になってしまうのかもしれないです。

 

○吉池座長

 血液検査だけしたのでは、診断ではないというのが基本です。

 

○清水委員

 本当の診断は医療機関でも容易ではないことも少なくありません。

 

○吉池座長

 負荷試験、除去負荷試験などをしないと。

 

○木下母子保健課長補佐

 そこまでいくと、多分対応するお母さんのほうが診断という言葉の解釈にぶれが出てくる。

 

○吉池座長

 あくまでもここは食物除去のところにフォーカスを絞り、どういうルートでそこにたどり着いて、どういう指示が出ているのかということについて、診断そのものよりは、むしろ除去の指示が出たときに、そこがどういう理由で、どういうところからという、次のページの所に診断がどこでという内容を持っていきたいのですが。

 

○清水委員

 診断というとかたいのですけれど、言われたかぐらいだと、それはそれで必要だと思います。

 

○吉池座長

 この流れからいうと、とにかく食物除去が必要な状況かどうかというのがまずあって、それがどういう状況の中で生まれたかというところで、「診断」ということを食物除去がされたかどうかと変えてもいいのかもしれません。診断と一言で言っても、結局は何を捉えているのかよくわからないということにもなるので。

 

○清水委員

 言われたから除去したのか、言われてないのに除去しているかというその辺も問題になるかと考えます。

 

○吉池座長

 その辺は次のページをごらんいただければと思います。次がそういう意図で、食物制限や食物除去を行ったことがあるか、仮にある場合は、医療機関での診断、指示のもとではなくて自分で行ったということで、1、2、「その他」となっています。ちょっと違う状況もあるかもしれませんけれども、ここのところが知りたい部分ではあるのです。

 診断の場所を細かく聞くよりは C 5 のところの医師の指示と書いてありますけれども、ここのところを少し細分化することによって、必要な情報が得られればよいのかもしれません。

あとは代替食について、仮に栄養士の指導を受けたとか、「卵がだめ」と言われっぱなしで、あと何もフォローされていなかったり、といったケースもあるかもしれません。今までの整理にはないことなのですが、栄養調査として、どういうところにフォーカスするのかでしょうか。

 

○清水委員

 細かいことなのですけれども、 C 4 の「食物制限や食物除去」となっていますけれども、これは食事制限ですか。

 

○米倉栄養専門官

 食事制限ですね。失礼いたしました。

 

○尾島委員

 この調査は 3,000 人弱で予定されていますが、C−4について、このサンプルサイズで調査する意味があるか気になりました。今、食物除去などをしている人はだいたい何%ぐらいいるでしょうか。

 

○米倉栄養専門官

 今データを確認させていただきます。

 

○尾島委員

 数%、一桁ぐらいですか。

 

○米倉栄養専門官

 そうですね。

 

○吉池座長

 過去までさかのぼって、「ことがあるか」。

 

○米倉栄養専門官

 東京都の全都調査の結果ですと、「これまでに食物アレルギーの原因と思われる食物を食べないように除去したり制限したことはありますか」という問いに対して、「現在もしている」が 295 名、「過去にしたことがあるが現在はしていない」が 271 名で、回答者数 619 人に対して、9割くらいです。

 

○吉池座長

 もともとの分母は何人ですか。

 

○米倉栄養専門官

 標本は、 2912 名です。

 

○吉池座長

 1割ですね。では今回もそのぐらいだとした時に、過去の通過率的なことですから、とれますよね。 C 5 のところいかがでしょうか。 300 ぐらい仮にいたとしたときに、そこでプラスの情報を得ることは、数的にも意味がありそうだと。

 

○阿部委員

 これは医師の指示で行ったか、自分の判断で行ったかなど区別することに何か意味があるのですか。

 

○吉池座長

 食物アレルギーについて、十分な診断と支援がある中で本来除去しないといけないのですが、それが何となく診断もあやふやな中でその指示もはっきりしない、あるいは自分の判断で除去する必要がないのにされている場合もあると思います。それによって栄養学的に食事の質が落ち、本人も余計な苦労をしているという子どもは少なからずいるだろうということが考えられます。要は本当の意味での診断と食物除去の適用をきちんとして、その後もきちんとフォローされているということが必要だけれども・・という状況です。

 

○堤委員

 “念のために”とか、“心配だから”という親御さんがとても多いですね。それはよくないということを厚生労働科学研究において作成した「食物アレルギー栄養指導の手引き」などに、今井先生などが書いておられますが、なかなかそこが浸透しない状況にあります。ですから、医師の診断のもとにやってくださいということを徹底することが重要であると考えます。たまたま体調が悪いときに食物アレルギーでなくても何か症状が出たときに、適切な診断ではないのに、“念のために”、“心配だから”除去しておこうという、そのような状況が多くて、今、吉池先生がご説明なさったような状況になるので、これは問わないといけない項目であると思います。

 

○吉池座長

 逆に言うと、よく学校でそういう事故の話題にもなりがちなのですが、何かあると困るからという保育園にしても学校としても、逆に過度に制限したりとかしてしまうという状況もあると思います。それでおそらく小児医療の中でも、地域によっては医療なり、支援体制が十分じゃないということは考えられます。さらに言うと、管理栄養士がそういうところにきちっとかかわって、代替食をどうするのかということを含めてできればいいのですが、そうではないですよね、石川先生。

 

○石川委員

 管理栄養士が対応できる体制ができるとよいと思います。

 

○吉池座長

 仮に除去している 300 人ぐらいの、オールジャパンで代表性のあるサンプルで得られたとすると、貴重な集団ですよね。特に栄養という面で何を聞きますか。

 

○阿部委員

 何を除去しているかにもよるのではないですか。

 私の子どももピーナッツがアレルギーと診断されて、ピーナッツを除去していますけれども、そういうものと卵を除去するのは違うのではないかという気がします。詳しく聞くのであれば「何か」というところまで聞かないといけないと思います。

 

○米倉栄養専門官

 実際に診断された原因食物を確認するかどうかというのも考えたのですけれども、質問数の関係で、今回は加えませんでした。ただし、卵、牛乳、小麦というような主要なものだけ聞いて、残りはそのほかということで記名していただいて、特にこの年齢において気をつけるべき食品について確認するというのは一つかなとも考えていたところです。

 

○堤委員

 海老澤先生や今井先生は、厚生労働科学研究で、アレルギーの原因食物の調査を実施されています。その時期と状況はそれほど変わらないと思うので、そこまでこの調査で問う必要があるのかなと思います。先ほど吉池先生がお話されて、私も申し上げましたが、ここでは“念のために”とか、“心配だから”ということの問題が大きいので、どのくらいそういう人がいるのかということを明らかにすることが重要であると考えます。その結果、もしもそういう人が多かったならば、管理栄養士などがもっと具体的な支援を、医師の診断のもとにやらなければいけないということを国民に周知していくことを、ここでは主眼にすることでよいのではないかと思います。

 

○吉池座長

 そういう意味で、食物アレルギーの原因の食品についての調査はほかにあります。それがどういう原因食品であり、どの程度の除去をするにしても、手順や考え方は同じなのですが、プロセスとして、完全除去と不完全除去では全く扱いが違います。

どこまで厳密に気をつけるのかという意味では、 C 5 のところで三択になっていますが、その食事制限、食事除去を行った際に受けた広い意味での支援を複数で、例えば、医師によるその食物負荷試験とか、あるいは医師の診断書・指示書とか、あるいは管理栄養士による代替食の指導とか、何かそういう重要なポイントを幾つか列記します。そういうのも全く受けずになんとなく自分でやっているという人を区別し、そうじゃない人がどの程度の必要と思われる支援を受けているのかを、複数選択で聞くということではいかがですか。

ぜひとも管理栄養士がきちんとかかわっているかどうか、多くないかもしれないのですが把握したいと思います。

 

○石川委員

 栄養指導の現場では、実際にご家族の方に対して代替食の指導を実施していますので、調査項目に入れていただければと思います。

 

○吉池座長

 心配ごととしてですね。

 

○石川委員

  そうです。診断を受けたけれども、毎日の生活の中で具体的にどのようにしていけばよいか悩んでいらっしゃる保護者等が市町村保健センターの管理栄養士・栄養士に相談しにくることがあると報告されておりました。調査項目に入れていただければ、そのような相談がどの程度あるかについて把握できると思います。

 

○吉池座長

 このところは今の流れとし、具体的な項目については後の検討課題にしますけれども、必要と考えられる支援について複数列記して書いていただくということでよろしいですか。

( 首肯する委員あり )

 

○吉池座長

 ありがとうございます。

 次に 21 ページ。排便の頻度でこれ一部選択肢が変更になっています。わからないというものを不規則、確かに規則性がないから答えにくいのかわからないのかといった時に不規則という方が、はっきり状況がわかると思います。

 便秘の治療を行っているということが加わりました。これは「 0-6 歳」でありますが、いかがですか。よろしいでしょうか。

 次に、睡眠状況については前回と同じということです。

 

○尾島委員

 排便の質問についてですが、便秘の治療を行っている場合に、5の選択肢に加えて、1から4のどれかに該当して、複数選択になるのかなと思うのですが。

 

○吉池座長

 便秘の治療を行っているとそれは人工的な形での排便なので、対象から除外をするという意図です。結果的に毎日出ていてもそれは飲まなければいけないほどの状況であると解釈する、そういう構成になっています。

 

○尾島委員

 一応、単数回答なんですね。

 

○吉池座長

 単数回答です。よろしいですか。ありがとうございます。

 睡眠状況は親にも聞くということで、次は、身体活動がなかなか難しいということで、先ほど御説明いただいたように、平日と休日少なくとも保育所幼稚園に通っていると随分違う。特に保育所で親が就労していると、かなり生活パターンが違うだろうという状況の中でどうするか。この調査の季節はいつですか。

 

○米倉栄養専門官

 9月の1ヶ月のうちの一日で行っていただきます。

 

○吉池座長

 全国的に晴れの日が多い月ですね。

 

○尾島委員

 少なくとも雪は降っていないですね。

 

○吉池座長

 ほかもそうですけれども、どのぐらいの期間を想定しての質問になりますか。例えば最近1ヶ月の間とか、それ言い出すとまた切りがないですけれども。

 

○米倉栄養専門官

 基本的にはお子さんの日常的、習慣的な身体活動の量というのを聞きたいということですので、その習慣性がより的確に聞けるという意味で、例えば最近1ヶ月とかというような形で聞くのはありなのかなと思います。

 

○吉池座長

 「晴天の日」というのが加わった意図はどういうことですか。

尾島先生。

 

○尾島委員

 この設問案の参考にしました文部科学省の「体力向上の基礎を培うための幼児期における実践活動の在り方に関する調査研究報告書」の設問文に、かっこ書きで入っていましたのでそれに準拠しました。

 

 

○吉池座長

 曇ってはいけないのですか。

 

○尾島委員

 曇っていないというより、雨が降ってないという趣旨だと思います。

 

○吉池座長

 雨が降っていないですよね。栄養学をやっていると、ビタミンDが関係するのかなどと少し思ってしまうのです。

 

○阿部委員

 この保育所等の活動以外の必要というのはどういった意図なんですか。保育所に通っていれば活動していると想定して、保育所に通っていない子どもたちの状況を聞くという意図なんでしょうか。

 

○米倉栄養専門官

 こちらにつきましては、厚労科研のほうで学童期以上で同じように身体活動の状況を把握していたものを参考にさせていただいたので、その並びで書かせていただいたところです。

 

○阿部委員

 活動量は別に保育園であろうと幼稚園であろうと自宅であろうとそれは別に構わないのですから、「保育所等の活動も含め」でいいと思います。

 

○米倉栄養専門官

 ただそうなった時に保護者の方に聞きますので、保育所内の活動についてどこまでわかるかというような部分も実際にあるのかなと思うと、どう答えを伺うのが一番かなと悩んでおりました。

 

○阿部委員

 保育所の中でも活動を出さなければいけないのではないですか。

 

○吉池座長

 活動しています。保育所ですとほぼ毎日何らかの活動があります。

 

○阿部委員

 認可外保育所などで全く園庭がないというようなところでもない限りは、法律で決まっているかどうかは別として、しなければいけないものとして、毎日何らかの活動はありますよね。でも、どういった保育所に通っているかのところでおそらくそこまでは聞けないので、そうすると「保育所等の活動を含め」でやったほうが、はっきりとはわからなくても、どういう保育所なのかがわかると思います。

 

○吉池座長

 一つはこれもまた2歳から6歳という幅の中で、就園していないお子さんもいれば、幼稚園に行っているお子さん、保育所に行っているお子さん、そういう中でやはり昼間平日の活動も違うし、親の目の届き方も違うし、子どもとの関わりも違うので、次回の解析の時にどのように解析できるのかという含みとして、今回整理をしておきたいのですが。例えば保育所の場合は、まず通っていればある程度の時間、身体活動、運動はしているでしょう。あと、子供の身体活動量を決める要因としては、休日、親とどのぐらい外に行ったりお散歩したり身体を動かすか。保育園児だけであれば、そこにフォーカスを当てれば個人差はほとんどわかるでしょう。しかし、それ外の集団もあるので、幼稚園児と保育園児がほぼ全部であれば、平日、休日という概念に分ければいいかもしれないけれども、さてどうしようかというところです。

あとの属性のところで聞くわけですが、日常過ごしているかということは、サブグループとして、切りながらどういう解析をするのか、できるのかということを含め、きょうはその細部までなかなか結論が出ないかもしれませんけれども、御意見をいただければと思います。

 

○石川委員

 子育ては様々な方が関わりいろいろな状況の中で行われていると思います。例えば、私が健康増進計画策定に関わった北海道のある町では、農業に従事する世帯の割合が高く、収穫期で父母が農作業に忙しい時期に祖父母が孫の面倒を見ている世帯があることが課題の関連事項にあげられておりました。そのような住民の状況等も考慮すると、この質問の意図は外で遊んでいる活動時間であるならば、保育園の時間とそれ以外の時間の両方とも含めることで様々な状況の方が回答できるのではないかと思います。

 

○阿部委員

 保育園や幼稚園、幼稚園はそうでもないかもしれませんけれども、質が本当に色々ありまして、ある意味で本当に認可外で職場の中に設けられているようなところだと一部屋に全部押し込めてずっと一日中いるようなところや、ベビーホテルみたいなところもありますし、「保育所等も含め」のほうが、お母さんが知っているという前提のもとではいいのではないのかなと思います。

 

○吉池座長

 それではきょうのところとしては、保育園等の活動以外でというのをとる、次にトータルでということでにし、分析、解析のところで、改めてまた議論をしたいと思います。

例えば、案1、案2を頻度と時間を聞くのであれば、先に案2のほうがあって、トータルでの頻度ということがあって、次に晴天の日ということをどう捉えるか、また検討をするとして、どのぐらいの時間、外遊びをしていますかという時間的なもので一応構成することにし、あとは解析とあわせて検討するということでよろしいでしょうか。

( 「はい」という声あり )

 

○吉池座長

 ありがとうございます。

 そろそろ終わりの時間も考えながら議論する状況になりましたので、よろしくお願いします。

 次は家でのテレビ、ビデオゲーム、タブレット等とのことです。5時間より多いというのが一番時間の長いところですが、これはいかがでしょうか。これも既存の調査ですか。

 

○米倉栄養専門官

 はい。既存調査で、尾島委員のほうからスマホとなっていたのを乳幼児の特性などを含めてタブレットと、少し文言の修正をさせていただいております。

 

○吉池座長

 ほかよろしいでしょうか。

 ありがとうございます。それでは最後の箇所について御説明をお願いします。

 

○米倉栄養専門官

 それでは 23 ページの「保護者の生活習慣」について、御説明いたします。

現在、子どもと同様に、文科省の児童生徒の食生活実態調査の中で、保護者の朝食摂取状況を聞くことになっておりますので、そのまま準用しております。また睡眠状況につきましても、子どもの睡眠に保護者の睡眠状況がどう影響しているのかを把握するため、同様の設問内容を新規で加えさせていただきました。なお、就寝時刻につきましては、実態にあわせてお子さんの時間よりも少し遅めで設定しているというところが変更点でございます。

 なお、子どもの生活習慣においては、朝食摂取と睡眠のほか、排便頻度や身体活動状況、テレビの視聴時間なども聞いております。保護者についても子どもの食行動等に影響を与える項目について、同様に聞くべきかどうかも、もし御提案がございましたら御意見をいただければと思います。

 続きまして、 24 ページの「保護者の食に関する認識」についてです。

こちらは先生方の御意見を踏まえますと「削除」という形になるかと思います。一方で学歴だけでなく子どもの食事については、保護者の食経験や食に関する認識が子どもの食習慣を規定したり、影響するということも可能性としてございますので、新規で把握する必要がありそうな項目があればこちらも教えていただければと思います。

 以上です。

 

○吉池座長

 ありがとうございます。

 まず 23 ページですが、朝食は子供と同じ形で聞くということ、睡眠状況、「新規」となっていますけれども、これも以前と基本的に同じですよね。少し選択肢変更ということですが。

 

○米倉栄養専門官

 以前は保護者には聞いていません。

 

○吉池座長

 保護者はなかったですか。では保護者にも聞くということですが、これについてはよろしいですね。

 では次は、 24 と先ほど御説明があったように、保護者の食習慣あるいは認識で、例えば支援のことを考えると比較的若い母親などで、子育てする時期までの間にどういう食習慣があり、意識があり、そしてそれに対して支援を受けてきたかが、この時期の子どもの食にも影響及んでいる可能性があるわけです。特に母親になる前からの教育や支援を視野に入れた形で何らかの検討が必要かもしれないという提案ですが、いかがでしょうか。インスタント食品を食べたか食べないかということが重要という話ではありません。

今まで事前の検討でもなかったことをお諮りしているので、ちょっと答えにくいかと思うのですが、仮に「 0-2 」と「 2-6 」でセグメントを分けると全体の数としては比較的すっきりするので、ここについても設問を入れられるかもしれないという状況の中でお伺いしています。

 

○石川委員

 子どもの食事との関係を検討するならば、子どもの設問項目としてあげられている、食物摂取、間食、外食、インスタント食品の利用などがあります。また、栄養に関わる何らかの教室への参加経験も重要になると考えられます。具体的にどのような項目をどのような表現でたずねるかについては、もう少し時間をかけて考えられるとよいと思います。

 

○吉池座長

 設問的に物理的に可能であれば、そのような行動もそうですけれども、食態度的なことについて、あるいはどういう支援を受けてきたのかとかについて、後ほど検討するということです。

きょう最初に御説明いただいたこの資料1をごらん下さい。保護者の生活習慣が、睡眠と朝食、欠食ということですが、子供に対する認識はたくさん聞いていますが、御自身の食に対するそれまでの経験や態度等について、図の赤の部分を少し充実させていくということで、次に向けて検討することでよろしいですか。

( 首肯する委員あり )

 

○吉池座長

 次の属性でも重要なことがありますので、属性のところに行きます。 25 ページからお願いします。

 

○米倉栄養専門官

 それでは最後に属性のところについて、 25 28 ページを御説明させていただきます。

25 ページの「子どもの属性」についてですが、性別と子どもの現在の身長、体重、就園状況について「新規」で加えさせていただきました。

 なお、現在の身長と体重につきましては、いつの結果かをわかるようにしたほうがいいということで、第1回の研究会で御意見はいただいておりましたが、最終的な解析などもイメージして追記すべきことがありましたら、ぜひ御意見をいただければと思います。

26 ページの「保護者の属性」についてですが、こちらは御意見いただきましたとおりで「現在の就労状況」と「保護者の学歴」というのを加えさせていただきました。

27 ページの「( 3 )世帯の属性」につきましては、「世帯構成」「世帯収入」「世帯のゆとり感」につきまして、厚労科研や内閣府調査を参考に設定させていただきました。

なお、現在、世帯収入は経済的側面の反映として設定しておりますが、実際には経済面以外の側面も影響することもあるのではないかと思いまして、総合的な指標としての「世帯のゆとり感」をあわせて追加させていただいたところでございます。

 以上です。

 

○吉池座長

 ありがとうございます。

まず 25 ページのところです。

 

○阿部委員

 これは出生時と現在と両方聞くということですか。

 

○吉池座長

 はい、そうです。

25 の真ん中のより少し下がったところに、新規で子どもの現在のおよその身長、体重というのがあります。

 「継続」というところ、「新規」が性別、あとは子供の出生順位は優先順位としてはそれほど高くはないけれども、解析等の関係で必要があれば、ここは多い項目ではないので、解析検討の際にもう一度確認したいと思います。

 就園状況についていかがでしょうか。選択肢として「保育園(所)」「幼稚園」「認定こども園」「その他」ということです。

 

○阿部委員

 保育所は認可外か、認可かぐらいは載せたいとは思います。また、細かい点ですが「預けていますか」というのは語弊があるのではないかと思います。「お子さんはどこかに通っていますか」や「昼間の主な保育者は誰ですか」というような言い方が適当だと思います。

 

○吉池座長

 そうですね。保育を誰が、どこで行っているということですね。そこは保育課と御相談いただきながら、文言と、あと選択肢も実際に答えられるかということと、分類整理は恐らく難しいと思うので、解析とあわせて検討してください。

 

○米倉栄養専門官

 今回は第1回の研究会の中で、お子さんの給食状況が変わる可能性があるという御意見をいただきましたので、保育所、幼稚園としか書いてないのですが、もっと小さなお子さんの年次もとることを考えると、ベビーシッターですとか違った形の回答も入れなくてはいけないかなと思っております。

 

○吉池座長

 今後の政策的展開なども考えながら、解析方法とセットでここは考えていきたいと思います。

 次は 26 ページでありますが、就労状況で「現在の就労状況」が加わりました。これは「働いている」「働いていない」。これは非常に大事なことですので、これはよろしいかと思います。

 

○阿部委員

 これは回答者が母親だと決まっているのですか。

 

○米倉栄養専門官

 基本的には保護者で、仮に母親ではない場合、今までの例では、食事を提供している養育者が回答しているという例はあったようです。一番下に「本調査の記入者」というところを書いておりますけれども、父母以外のその他養育者の可能性もあるということで対応しています。

 

○阿部委員

 二親世帯で父親が書いているということはないのですか。そのときに「あなたは働いていますか」というと、かなり色々な答えが返ってきてしまうと思うのですが。

 

○米倉栄養専門官

 父親が回答しているかどうかについて、実際にN数が上がっていないのでわかりません。ただ、面談で調査員が確認することはできます。

 

○阿部委員

 簡単な方法としては、父親が働いているか、母親が働いているかの2つに分けてしまうか、母親は働いていますかにするかだと思います。でも母親と言ってしまうと、サンプルは少ないですが、父子世帯などが抜けてしまいます。

 

○米倉栄養専門官

 両方聞くほうがいいですか。

 

○阿部委員

 両方聞くのが安全ですが、父親の多くが就労しているので、実際にはほとんど関係なくなってくると思います。

 

○吉池座長

 この属性のところを、どのような構成でどう聞くかということにもなるので、また検討してください。出産後の状況については、母親ということになりますが、1年未満の就労といっても、いろんなパターンがありますよね。

 そこはそこで一区切り置きながら、現在の状況を聞くときに、どういう対象を記入者として想定するのか。 26 ページの一番下に、記入者が書いてありますが、その辺はまた調査票の審査等でも指摘されるところかと思います。まず事務局の方で、整理していただければと思います。

 

○阿部委員

 学歴も母親と父親とで別々に聞くならいいのですけれども。

 

○吉池座長

 別々ですね。

 

○阿部委員

 父親の学歴、母親の学歴と。

 

○米倉栄養専門官

 別々に聞くこととしております。

 

○吉池座長

 父親、母親という両親について、現在の状況を聞けるのかについて、いったん整理しないといけないかもしれません。中身としては、これで行きたいと思います。

27 ページの「世帯構成」です。これもどういうように解析するのかということを、次に考えなきいといけないわけですが、情報としてはいかがですか。

 

○阿部委員

 このゆとり感の。

 

○吉池座長

 世帯構成についてお願いします。

 

○阿部委員

 祖父、祖母はこれ以上いることがないという想定ですか。

 

○米倉栄養専門官

 そうですね。

 

○阿部委員

 ここは同じですね。

 

○吉池座長

 人数を聞いても、いるかいないかでもいいのではないですか。

 

○米倉栄養専門官

 ここに祖父、祖母を入れた理由としましては、食事については、提供する人の影響が強いということから、祖父母に育てられている可能性を踏まえ、人数というよりは、実態を把握する目的で加えたところです。

 

○吉池座長

 その世帯におられるかどうかということですね。

 

○阿部委員

 世帯人数がわからないと、後ろの世帯収入が調整できなくなってしまうと思います。

 

○吉池座長

 世帯人数を聞くのであれば、トータルの人数で聞くべきですよね。個々にカウントすると精度は落ちると思います。生計をともにする世帯人数と世帯収入とをセットで聞かないといけないわけですね。

 

○阿部委員

 本当はそうですね。

 

○吉池座長

 世帯と言ったときの捉え方も一緒に住んでいる人なのか、それとも生計をともにする人は違いますので、阿部先生がおっしゃったのは、次に尋ねる世帯収入の中で、「家計を一緒にしている人全員は何人ですか」という情報が必要だということですね。

 

○阿部委員

 そうですね。

 

○吉池座長

 こういう家族と世帯、生計同一というのは、どのような表現になるのですか。「世帯」と出てきたり、「家族」と出てきたりと。

 

○米倉栄養専門

 これは、できればご教示いただきたいのですが、実際の回答者の方がイメージして書きやすいように、※をつけて説明を加筆しました。文言の整理は必要かなとは思っています。

 

○吉池座長

 そうですね。属性のところはいろいろな角度から、十分に表現や構成を検討していかないといけないですね。

 それはさておき、この選択肢はよろしいですか。

 

○阿部委員

 本当はもう少し細かくしたいですけれど、特に 400 600 800 200 万のカテゴリーということで、質問票にうまく入れなければいけませんので。

 

○吉池座長

 そもそもどの程度わかるのですか。ざっくりというか。例えば、複数収入があると、どこまで細かくわかるのでしょうか。

 

○阿部委員

 大まかにしかわかりません。

 

○吉池座長

 おじいちゃんが年金をもらっていて、幾らもらっているかをどこまで把握しているのかは、なかなか難しいかもしれません。

 

○阿部委員

 お子さんの調査の場合は、割り切っておじいちゃんの年金など子どもには関係ないというところで、お母さんとお父さんの合算収入のみというのもありだと思います。しかし実際には、3世代で家計を担っているのはおじいちゃんの場合もあったりするので、あやふやになってしまう場合があります。

 

○吉池座長

 この辺のところは、今後総務省などに説明をするとき、こういう形で聞くことで、極めて有用なことがこれだけでわかるとを言う必要があるでしょう。今、阿部先生がおっしゃったような、家族の人数の定義でよろしいですか。

 

○阿部委員

 同一生計であるというのを書くのは重要だと思います。

 上の世帯構成というのが何を示しているかというところもあって、上が同居している人という意味で、先ほどのおばあちゃんがというような意味であれば、生計を一緒にしているということではなく同居している人という意味ですね。そういった意味で上の世帯構成があって、というのは一番多い例が単身赴任で父親がいないということがあるので、同居していないのです。ただしお父さんが単身赴任の場合は、生計は一緒ですね。ですから上とは区別されます。上は同居していらっしゃる方をという意味で世帯構成と書いていますが、下は上と差異をつけるという意味で家族としてこのアスタリスクをつけて同一生計としています。

 

○吉池座長

 これは、現在一緒に住んでいる方はということですね。

 

○阿部委員

 この世帯構成は、そういう意図で聞かれているんですよね。

 

○米倉栄養専門官

 今回はあくまでも子どもの食習慣の形成等に影響する要因という意味で考えたとき、日常の食事提供の現場に比較的影響のあるところを意識していたので、世帯構成はほぼ同居に近い形というイメージをしていました。

 

○阿部委員

 ですから、誰と一緒にご飯を食べるか、ということなども想定しているのであれば、上を同居人という意味で、同居している人が誰かという言い方とし、下は経済階層を把握するものなので、同一生計である家族という言い方でいいのではないかとは思います。

 

○吉池座長

 同一生計である方のトータルの合算収入は幾らですかということを、もっと直接的にい

えば、それをどう表現するかですね。

 

○阿部委員

 それと、そこでの家族の数を加えると。

 

○吉池座長

 そこでの家族の人数ということですね。

 あと表現ぶりはともかくとして、基本的にきょうの結論として、それでよろしいですか。

 

○一瀬母子保健課長

 世帯収入は職種とかは余り関係ないですか。一次産業の方とか給与所得者とかさまざまいると思うのですけれども、それは特にこだわりなく年収ですか。

 

○阿部委員

 そうです。

 

○一瀬母子保健課長

 細かくすればきりがないと思いますが。

 

○阿部委員

 自営業者の方は所得があやふやになる場合もあるのですが、手取り所得か、税込み所得かのどちらかは書いたほうがいいと思います。

 

○吉池座長

 そこがやはり違ってきますものね。収入と言った時ですね。

 

○阿部委員

 でも、自営業や農業の方などは、どうしてもあいまいになってしまいます。

 

○吉池座長

 今、課長がおっしゃられたのは、収入の捉え方として職種によってある程度何らかの考慮、調整が必要かということですか。

 

○一瀬母子保健課長

 食事の話なのでまさに農業をやられている方だとかはあまり収入がなくても豊富に食べ物があるご家庭もあるかなという意味で聞いたのです。

 

○吉池座長

 そういう視点であれば、食品の入手先として、自給自足のルートがあるかを直接聞いたほうが良いかもしれません。お金を払って食料を買うという以外の発想は、今までの調査でなかったですね。

 

○阿部委員

 村山先生の調査にもあるように、自給自足でどのぐらいあるか聞くのはありえると思います。ただそこまで考えていらっしゃらないのであれば、職種や国民生活とマッチングすることによって、明らかにすべきだと思います。

 

○吉池座長

 職種は、研究的に後からマッチングができますが、収入と食習慣、さらにその後の解釈をしっかりするのであれば、お金を払わない食品の入手についてある程度押さえるのも大事と思います。

どう聞くかですが、村山班はどう聞いているのですか。

 

○石川委員

 自家生産した食物を食べていますか、です。

 

○阿部委員

 あとは食料をもらったりしますかと。

 

○石川委員

 そうです、近所の人や親戚と食物のやりとりがありますか、です。

 

○阿部委員

 親戚からもらったりしますかと聞いていますね。

 広い意味でいえば、所得は経済状況をあらわす一番いい指標ですが、それでも 100 %の指標ではありませんよね。

 例えば、同じ 200 万円の収入であっても、家賃を払っている家とそうでない家では全然食費に使えるお金が違います。ですが、全部聞き出したらきりがなくなってしまうので、所得という指標を使います。所得は、一つの指標であらわせるものとしては一番経済階層をよくあらわしますので、ある程度割り切る必要があると思います。

 

○吉池座長

 わかりました。とにかく生計をともにする人たちの収入についてはこれでいくという形にさせていただきます。

 あとは、 27 28 で「ゆとり感」というのが2つあります。先ほど阿部先生が御意見あるようでした。

 

○阿部委員

 時間的なゆとり感というのは、お母さん等が食事をつくったり買い物に行ったりする時間的なゆとりというのが実際に子供の食生活にすごく関係するだろうという意味で、時間的ゆとりが入っているのだと理解しています。

 「世帯のゆとり感」は、暮らし向きですとか、生活感という主観的な状況です。ですが、ある意味で世帯収入のデータがうまくとれなかった時のバックアップに使えると思います。

ただし、例えばその人が健康であるかどうかだとか、家族の中に介護する人がいるかだとか、寝たきりのおばあちゃんがいて大変だとか、色々な意味での生活感が全部入ってきてしまうので、一体何をあらわしているのかわからないというところはあるだろうと思います。

 

○吉池座長

 経済的指標の代理指標という捉え方ではなくて、いろいろな概念を含むのかもしれません。世帯のゆとり感、時間的なゆとり感というさまざまな方々がいる中で、どう支援していくかと考えれば、非常に重要な項目だと私は思っています。

 逆にいうと、収入についてさまざまな課題はあるとしても、聞くのであればきちんと数値として押さえて、それプラスこの2つのゆとり感はこういう形で聞いていくのがよいのではないかと私は思っています。

 

○米倉栄養専門官

 そうすると経済的な点で世帯収入を聞き、次に時間的な点で時間的なゆとり感を聞き、最終的に総合的に世帯のゆとり感という形で聞かせていただくということでよろしいでしょうか。

 

○吉池座長

 はい。そろそろ〆なければいけないのですが、一通りのことは今、御議論いただきました。

 

○尾島委員

 今のゆとり感なんですが、 27 ページのゆとり感が、 28 ページの時間的なゆとり感と同じ選択肢になっていて、それを優先するということであればこれもあり得ると思います。一方で「健やか親子21(第2次)」の策定のための全国調査で聞いた選択肢は国民生活基礎調査の所得票の設問にならって「大変ゆとりがある」「ややゆとりがある」「普通」「やや苦しい」「大変苦しい」としていまして、似ていますが微妙に違っています。この時間の選択肢にそろえるのか、そういう調査にそろえるかはちょっと悩ましいかなと思いました。

 

○吉池座長

 どういう形でデータをまとめ、比較が必要であればするのかということも、次回までの検討事項にしましょう。

 

○尾島委員

 もう一つ、 25 ページの子どもの出生順位なのですが、一応削除という案ですが、残した方が良いと思います。1人目と2人目以降などで、いろんな設問への回答結果の違いが大きいのか、ほとんど違わないのかによって判断する必要があると思います。違いが大きいようですと、年次推移を見ていく時に、何らかの年次変化があっても、それは1人目が増えてきただけだったとか、そういうこともあるものですから、重要な交絡因子ではないかと思います。

 

○吉池座長

 ありがとうございます。

 

○石川委員

 職業については聞かないのですか。子育てに関わることのように思いますけれども。

 

○米倉栄養専門官

 現時点では想定はしていませんでしたが、解析等においてどこかとあるということであれば、検討できると思います。

 

○阿部委員

 国民生活とマッチングすれば、そこはわかるのですね。

 

○吉池座長

 オフィシャルな報告書には入りませんけれども、後々はそういう解析もするという含みです。

 

○阿部委員

 また母子世帯かどうかがわかるだろうかという懸念が結構大きくて、国民生活とマッチさせればわかるのですけれども、今も子どもの1割は母子世帯だと思いますが、母子世帯かどうかはかなり食生活に影響します。また働いているかどうかとかはありますけれども、働いている、働いていないの2選択なので、パートで働いていて半分専業主婦のようなお母さんなのか、またフルタイムで働いているお母さんなのかもわかりません。ですから母子世帯とそうでない世帯でのクロスとかを初めの報告書にも入ってくるべきだと思います。これが今の状況ではわからないですね。

 

○米倉栄養専門官

 勉強不足で申しわけないのですが、同居世帯のところの工夫でなんとかこのあたりをとっていくことは。

 

○阿部委員

 単身赴任があるので、同居世帯で父親がいなくても母子世帯とは限りません。一番簡単に聞くのは母親の婚姻状況を聞くことです。離別か死別か、婚姻中か。または独身か。

 

○吉池座長

 先ほど現時点での父親の就労と父親の学歴を聞く中で、どのような構成でそこに持っていくか。その中で、戸籍上の父親はいるかについても、もし聞ければ聞き、いろいろな手続上のことがあると思うので、そこは検討していただければと思います。

特にフェースシートの部分で、どこまでどう聞けるかというのは、今後の調整にかかわるところなので、解析上重要であるというのがこの研究会での意見ということでよろしいですか。

ほかに何かありますでしょうか。

なければ事務局のほうにお返しをしたいと思います。よろしくお願いします。

 

○木下母子保健課長補佐

 委員の皆様方ありがとうございました。

 今後のスケジュールにつきまして資料の4をお手元に御用意ください。

 来年の1月を目途に第3回目の開催を考えております。できましたら今年度中に総務省との協議を始められるように準備を進めてまいりたいと思っております。

具体的な次回の開催の日程につきましては、追って日程を調整の上御連絡させていただければと思っております。

以上でございます。

 

○吉池座長

 それでは本日の検討会をこれで終わりとさせていただきます。

どうもありがとうございました。


(了)
<照会先>

雇用均等・児童家庭局母子保健課予算係

03-5253-1111(内7936)

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