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2014年8月25日 児童部会子どもの預かりサービスの在り方に関する専門委員会(第2回)

雇用均等・児童家庭局保育課

○日時

平成26年8月25日(月)17:00〜19:00


○場所

経済産業省別館各省庁共用1111会議室


○出席者

委員

松原委員長 尾木委員 桑子委員
坂本委員 鈴木委員 高田委員
西尾委員 普光院委員 吉田委員
若菜委員

オブザーバー

櫻井主査 (総務省総合通信基盤局電気通信事業部消費者行政課)
保木口課長 (独立行政法人国民生活センター相談情報部相談第1課)

関係事業者

吉川所長 ((株)ジャパンベビーシッターサービス) 中舘代表 ((株)ファミリー・サポート)
神代代表 (imom.jp) 西内代表 (子ごころ((株)エヌシーエムエージャパン))

事務局

朝川保育課長 南幼保連携推進室長
田野課長補佐

○議題

(1)関係事業者等からのヒアリング
(2)その他

○議事

○田野課長補佐 
 それでは、定刻となりましたので、ただ今から「第2回子どもの預かりサービスの在り方に関する専門委員会」を開催いたします。委員の皆様方におかれましては、お忙しい中お集まりいただきましてまことにありがとうございます。

 本日も、委員10名、オブザーバー2名、全ての方に御出席をいただく予定でございます。鈴木委員と総務省は御到着が遅れておるようでございますけれども、時間になりましたので始めさせていただきます。

 最初に、資料の確認をさせていただきます。本日配付させていただきました資料は、議事次第と、資料につきましては資料1〜6と、あとは参考資料ということで資料については7点となってございます。参考資料につきましては、普光院委員より『日経DUAL』に4月8日に掲載されました「悪質なベビーシッターを利用しないために」という原稿について御提出をいただいてございますので、参考資料として添付をさせていただいてございます。

 資料について、欠落等がございましたら事務局までお申しつけください。大丈夫でしょうか。

 まず、傍聴される皆様方におかれましては事前にお知らせをしております傍聴時の注意事項の遵守をよろしくお願いいたします。

 それでは、議事に移りたいと思います。委員長、どうぞよろしくお願いいたします。


○松原委員長 
 お忙しい中、御出席いただきましてありがとうございます。

 今日はヒアリングということで、4つの事業者の方にお見えいただいています。御協力をいただきましてまことにありがとうございます。

 第2回の「子ども預かりサービスの在り方に関する専門委員会」を始めてまいりたいと思います。

 議事にございますように、今日は子どもの預かりサービス実施事業者の方、それからインターネット上のマッチングサイトの運営者の方から御意見を伺いたいと思っております。両事業者の方、2事業者ずつお見えです。まず子どもの預かりサービス実施事業者の方から1社15分程度、2社続けて御意見をいただいて、その後、委員の皆様から20分程度御質問をいただきたいと思っております。よろしくお願いします。それが終わりましたら、インターネット上のマッチングサイト運営者の方からやはり1社15分程度で2社続けて御意見をいただいて、同様に20分程度の意見交換という流れでいきたいと思います。

 では、事務局より今回御意見を頂戴する事業者の方及びヒアリング項目などについて御説明をお願いいたします。


○田野課長補佐
 資料1をご覧ください。本日御出席いただいてございます子どもの預かりサービス実施事業者の株式会社ジャパンベビーシッターサービス様と、株式会社ファミリー・サポート様につきましては、公益社団法人全国保育サービス協会より御紹介いただきまして、本日御出席いただきますよう御依頼をさせていただきました。

 また、インターネット上のマッチングサイト運営者の方、「imom」様と「子ごころ」様につきましては6月末に厚生労働省で公表いたしました実態調査に御協力いただいたマッチングサイトの運営者の方の中から御依頼をさせていただきました。

 資料1の裏面に、ヒアリング項目()ということで書かせていただいてございます。事業者の方が、何を話したらいいんだろうということになると思いましたので、事務局で、あらかじめ作成いたしましてお願いをしてございます。中には営業上の理由等で話しづらい部分もあるかもしれないので、その点につきましては意見交換の際に御配慮いただけたらと思います。

 ヒアリングの項目につきましては、それぞれ料金、サービス提供エリア等、事業者の概要の部分と、あとは保育者の本人確認も含めまして、サービスの提供の流れですとか、保育者との契約内容などにつきまして御説明をいただくことにしております。

 それと、専門委員会におきまして論点となってございます事項に対する御意見ということで、それについても御意見をいただくということを事前にお願いしてございます。

 ヒアリング項目等の説明は以上でございます。


○松原委員長 
 それでは、非常に項目も多岐にわたって、かつ1社15分でお願いをしておりますので、なかなかせわしくなるかと思いますが、よろしく御協力をいただきたいと思います。

 それでは、まず子どもの預かりサービス実施事業者の方から御意見を頂戴したいと思います。最初に、株式会社ジャパンベビーシッターサービスの吉川様、よろしくお願いいたします。


○(株)ジャパンベビーシッターサービス(吉川) 
 皆様、はじめまして。株式会社ジャパンベビーシッターサービスの所長をしております吉川千穂と申します。

 私どもは、1972年に日本で最初に設立されたベビーシッター会社でございます。40年余り、ベビーシッターのみを業務としてやってまいりました。私どもの経験が少しでもお役に立てればと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

 今、御紹介で2点のことについてのお話ということでございましたが、もし許されるのであれば私のほうから3点お話をさせていただきたいと思います。

 1点目は事業概要について、2点目は今回の論点について、3点目にお時間がありましたら別の角度から私どもの意見を述べさせていただきたいと思います。

 まず初めに、私どもの事業の概要でございますが、今回資料2のほうでシートを提出させていただきました。こちらを見ていただければと思いますが、私のほうからは補足という形で、口頭でお話をさせていただきたいと思います。

 まず料金についてでございますけれども、私どもは3時間の保育を基本としておりまして、それより短い時間の場合は少し料金を高く設定しておりますので、今回提示させていただいた料金につきましては3時間以上利用した場合の1時間当たりの単価をこちらに記入させていただきました。また、3時間未満の場合につきましては、会員の場合はこちらに300円増しです。それから、ビジターと書いてございますが、非会員様の場合は660円増しで行っております。

 また、従業員の資格状況でございますけれども、こちらに書いてある数字を見ていただいてわかるとおり、無資格者の方が多いように感じられる方が多いかもしれません。しかし、私どもは自社研修を非常に重んじてございます。毎年15科目以上の研修を無料でベビーシッターに提供しておりますために、全シッターが有資格者と同等の知識を持てるような仕組みをとってございます。補足については、以上でございます。

 次に、今回の論点についてお話をさせていただきます。まず、届け出制の範囲の拡大ということでございますが、悪質なベビーシッターを排除するという意味におきましては、ベビーシッターについての届け出をとらざるを得ない状況になっているかと私どもも考えております。事業者が届け出る場合と、それから個人で事業主としてやっていらっしゃるベビーシッターが届ける場合と2通りあるかと思いますけれども、いずれにいたしましても届け出た内容をデータベース化などされて保育園や地域の子育てセンター、市区町村の保育課などで共有して、保護者が気軽に情報を得られるシステムがあればよいのではないかと考えました。

 指導監督基準についても、届け出た内容が実際の業務と相違ないかというチェック機能におきましてはやはり必要になってくるかと考えます。

 あるいは、届け出の更新時に自己評価表というようなものを提出しなければ更新ができないようなシステム機能があればよろしいかと思いました。

 無資格者がシッターとして就労するために研修受講を義務づけること、こちらについても私どもも非常に必要かと思っております。こちらにつきましては、全国保育サービス協会の認定ベビーシッター制度がございますので、こちらの研修が個別訪問保育に特化された知識が網羅されている完成された形になっているかと思いますので、ぜひとも保育サービス協会の研修を活用すべきだと考えております。

 ただし、受講さえすれば誰でもシッターと名乗ることができる、あるいは届け出さえすれば優良なシッターとなってしまう、このような制度にならないようにするためにもう少し課題があるかと思います。

 それから、個人のシッターを利用する際のルールについてでございますが、厚生労働省の公表されたベビーシッターなどを利用するときの留意点、こちらを整理してということにつきましては私どもも大いに賛成してございます。

 ただし、現時点での留意点10か条につきましては、事業者に登録しているシッターと、それから個人で活動しているシッターの両方についての注意事項が混在している形になっているかと思いますので、あくまでも個人のルールということにおいて考えるのであれば少し整理する必要があるかと思います。例えば3項目に事業者名、氏名、住所、連絡先の確認をという項目がございますが、私ども事業者におきましては労働者の個人情報を保護する意味で、あまり顧客のほうにシッターの個人的な電話番号や住所をお伝えしてはございません。それから、身分証明書もお見せすることはもちろんしておるのですけれども、コピーを渡してしまうということはしてございません。その点について、少し整理が必要なのではないかと考えました。

 それから、個人もできるだけ団体に所属することを推奨する。こちらについては、若干心配点がございます。まず事業者は営利を目的としているサービス業でございます。個人のシッターの中では、個人事業主としてしっかりと業務をなさっておられるベビーシッターさんがたくさんいらっしゃるかと思われます。このような方々を事業者に登録する、所属させるということはいささか難しいのではないかと思っておりますので、全国保育サービス協会のような総括的な団体に所属することをあくまでも推奨するという形をとってはいかがかと思いました。

 また、顧客の視点で考えた場合でも、事業者としてお客様にどうしても応えられないニーズがあるということは事実でございます。そのような希望に対して個人事業主でなさっているベビーシッターさんが応えていらっしゃるのであるとすれば、このような方を団体に所属することによって規制してしまうことになりかねないということで少し懸念を感じております。あくまでも、団体への所属は推奨という形にとどめるのであればよろしいのかもしれないと思いました。

 論点については、以上でございます。

 今回、3点目の別の角度からの私どもの意見を述べさせていただきたいと思います。今回、私どもがこの問題を考えるに当たりまして、そもそもベビーシッターとはどんな人のことを言うのであるか。あるいは、子どもを預かる、預けるということはそもそもどういうことであるかということを原点から考え直す必要があるのではないかと感じております。私どもの考えるベビーシッターというのは、ただ一定時間子どもを預かる個人のことを呼んでいるつもりはございません。私どもは子どもの育ちの筋道をきちんと全て理解した上で、目の前にいるお子さんの様子、発達具合、性質などを極めてよく観察しながら、そのお子さんの育ちに寄り添う人である。こういう人のことをベビーシッターと呼んでいます。

 ある部分においては、その子どもさんが年齢よりも発達している部分があるかもしれない。ある部分においては、ゆっくり発達している部分があるかもしれない。今、自分の目の前にいる子どもはどういうところが自ら伸びようとしているのか。どういうところが発達しようとしているのか。こちらのほうをよく見極めた上で、深く考えて接しております。こういった者のことを、私たちはベビーシッターと呼んでいます。

 先日、生まれてすぐからベビーシッターを利用していた御家族が私どもの会社に来社されまして、引っ越すからということでお礼にいらっしゃったことがございました。そのときに私どもの会社のほうにそのお客様をお招きしてお父様が上がられたときに、その3歳の女の子が、「お父さん、どうぞ」と言ってスリッパをお父さんに持ってきたんです。お父さんが履きやすいようにきちんとスリッパをそろえてお父さんの足元に置かれていました。それを見たときにその御両親が、「見てください、これがベビーシッターさんがしてくれたことなんです」とおっしゃっていました。

 その方の御両親は共働きで、「決して子どもに接する時間が長いとは言えない」とおっしゃっていましたが、その中でもベビーシッターさん、「あるいはベビーシッターさんのほうがお母さんよりも、そのとき、そのときのお子さんの気持ちをわかっていたかもしれない」とおっしゃっていました。そのお子さんをよく見て、観察して、そのとき、そのときの子どもの気持ちをよく理解して、一つ一つ根気よく丁寧にたくさんのことを教えてくださったんだということで、お礼をおっしゃっていました。まさにこのことが、ベビーシッターとして私たちがやっていることだと思います。父母のほうにベビーシッターの本質というところを理解していただくために、私たちはもっともっと努力していかなければいけないのだなと思いました。

 それから、「子どもを預かる、預ける」という言葉なのですが、もし私たちが気軽に「子どもを預ける、預かる」という言葉を使っていることによって、あたかも荷物を預けるような感覚になってしまっている個人のベビーシッターがいるとしたら、私たちはこの「預ける、預かる」という言葉を使うことに再考する余地があるのではないかと考えました。以上でございます。

 最後に、今回犠牲になられました男のお子さんの御冥福を心よりお祈りいたしまして私の発表を終わりにさせていただきます。ありがとうございました。


○松原委員長 
 ありがとうございました。それでは、後ほど意見交換でいろいろお伺いしたいと思いますが、続きまして株式会社ファミリー・サポートの中舘様、よろしくお願いいたします。


○(株)ファミリー・サポート(中舘) 
 このような機会に話をさせていただけること、ありがとうございます。それから、今回のベビーシッター事件の被害者のお子さんに心からお悔やみ申し上げます。

 このような事件があって、初めてベビーシッターという名前が新聞の大きな活字になった。私は、それをプラスに考えていきたい。このことによって、本当のベビーシッターサービスがどうあるべきかということに皆さんが耳を傾けてくださった。そのことを大きく考えたいと思っております。

 ファミリー・サポートは1994年、20年前に、単に子どもさんを預かるサービスではなくて、やはり子どもが育つには家族ですね。そこの御家庭そのものをサポートすることが必要だと思って名づけました。

 ちなみに、私どもの会社は2月設立で、ファミリー・サポートセンターは12月にできまして名前が少し宙ぶらりんのようになってはおります。業務としては、ベビーシッターを中心に行ってきました。それから、現在の公益社団法人全国保育サービス協会、旧社団法人全国ベビーシッター協会の理事も15年続けさせていただいた経験があります。

 御質問項目につきましては、ここに書いてあるとおりです。時間帯ごとの料金に幅がありますのは、コースによって料金が変わっております。あとは料金表を見ていただければわかると思いますけれども、障害をもつお子様の単価が上がっている。それは、専門性が必要となるというような意味で幅があります。

 それから、「年間利用件数」「従業員の状況」ということでありますが、この無資格者というのは実は小学校、中学、高校の教諭の資格を持っている方がたくさんいますが、ここでは資格の数に数えられなかったという部分があります。美術の専門家、音楽の専門家も多数おります。

 それから、研修につきましてはこういう独自の教科書を使っております。この教科書ですが、最近まで16時間着任時に研修していたのですが、なかなか16時間受講できないということがありまして、今、必須A、それから必須Bくらいはいきますけれども、同行の研修OJTをした後、現任研修という形で、今まで16時間続けていたものを分けて行っています。

 それから、通信研修、毎月の便りですね。こういった便りを出しているのですけれども、そういう中に毎月問題を出して事故などの啓発をしております。それから、フォローアップ研修というのは毎年1回必ず出なければいけないもので、これについては1年の振り返りとか、毎年テーマを決めて行う講義、それから保育の最新情報、ディスカッション、こういったものを入れております。

 それから、事故につきましては、年最低2回は開催しております。今年は大規模なアンケートをとって研修を行いました。特別研修というのは随時テーマを決めて行う研修で、これは専門の先生にいらしていただくケースが多いです。

 それから、年に1回、全社研修ということで全部集まりまして専門講師による研修とか、パネルディスカッションなどを行っています。それから、全国保育サービス協会の研修を推奨しています。

 身元確認につきましては、ここにありますように身元保証書というのは義務づけられないのですが、特に個人宅に入ってお子さんを見る仕事なので会社として提出してもらうようにしております。

 次に採用基準ですけれども、10項目の客観的評価、それから主観的評価、稼働地域、時間、条件などによって2名以上の面接者が面接を行い、その結果によりまして判断をしております。

 それから、保育場所の確認につきましては、直接ではなくて会社が保護者から保育場所の情報を入手して、その情報を保育者に指示するようにしております。

 それから、毎回保育終了後にメール、または電話で終了報告を行うようにしています。

 緊急時につきましては、24時間365日緊急電話対応、それからリモートシステムを導入しまして会社の業務管理システムを沿革操作できるようにしていて、急な欠勤などの対応をしているということと、メールを利用しながら一斉の地震があったとか、台風があったとか、大雪があったときに情報を発信できるようにしています。

 それから、保護者から大震災以降、より詳しい情報を入手しています。

 相談の窓口としては社長室で行っておりまして、ホームページに会員専用フォームを作りまして会社に対する意見や苦情があったら伝えてくださいとしてあります。

 規約、それから契約書、それから雇用契約書はここに添付してあるとおりです。

 次に、御質問事項にいきます。まず、届け出制の範囲の拡大についてということですけれども、子どもさんの命を預かる保育である限り、施設の有無、それから人数の多少にかかわらず、やはり届け出を行って一定の基準を設けることも必要だと思っています。

 また、届け済みのベビーシッターなのか、そうでないのかということを公表する必要があると思います。しかし、行政に届け出をした場合に行政に責任が生じてきます。特に、市区町村が管理監督する必要があると思うんですが、これは全て個人ベビーシッターについて行うということはほとんど不可能に近いのではないかと思います。それで、やはり届け出の基準をつくったり、シッターの質の確保が必要であり、それから質の向上ですね。特に施設のようにそこに監督者がいない状況での保育ですので、繰り返し教育を行うことが必要です。

 それから、弊社は自分の会社で行っておりますけれども、会社に対する苦情というようなものもあると思いますし、苦情の窓口、それからその苦情を処理していくという制度も必要かと思います。ベビーシッターは、できたらある団体にまず所属する。会社のような事業者に所属する。そして、その事業者を統括する組織が必要、自治体でこれを全て行っていくということは非常に難しいかと思います。この組織としては20年の歴史があり、それから設立のときに厚生省様から認可を受けました全国ベビーシッター協会がふさわしいと思います。こういった協会が統括していくという届け出制がいいのではないかと御提案させていただきます。

 次に指導監督基準ですけれども、研修に関する基準ですね。保育士を有する者であっても、一人で子どもの居宅等で保育する居宅訪問型保育は安全管理ですね。保育所のように安全を満たされた環境でないケースもあります。非常に危険なケースもあるかもしれません。そういった安全管理、それから保護者との対応が保育所以上に個別対応が必要です。それから、保護者によっては非常に不安になっているような保護者様に対応することが必要です。

 それから、個々のニーズの把握ですね。これが必要です。それから、究極の緊急時、大震災のときには個々の自己判断ということも必要とされました。こういうことで、保育士の専門性以上にさまざまな専門性が必要です。

 協会の新任研修、現任1研修は平成7年から国庫補助事業という形で行われてきました。これは、国がやはりベビーシッターの資質向上に対してお金を投じてきたということでありますし、新任研修を受講した人は1万人に上ると聞いています。平成12年に、ベビーシッター資格認定制度が開始されました。それで、平成17年には今度は全国の保育士を養成する学校、認定ベビーシッター資格取得指定校制度というものができまして、保育士の資格プラス在宅保育論2単位で認定ベビーシッターになるという制度ができました。

 それで、いろいろな研修制度はあるかと思うんですけれども、やはり協会のベビーシッター研修というのは公費が投じられたものであるということで、今後の各自治体で行う研修のベースにぜひしていただきたいという思いがあります。それから、全国の保育士養成校ですね。こういったものの協力によって、より専門性の高い個別保育者を生む必要があるのではないかと思っています。

 賠償責任保険は、当然加入が必要です。それから、保育終了後は利用者、それから事業者の両方に報告する。利用者だけではなくてやはりそれを束ねる事業者に報告することも必要かと思います。

 それから、保育者の情報ですけれども、事業者がこれだけ先ほど述べたような多くの書類で選考したベビーシッターなんですね。だから、事業者としては安心して送り出せる保育者なので、利用者さんに対しては必要な情報ですね。その人の個人情報にかかわらない、何か起きたときに電話番号やら住所がわかっていますとベビーシッターをする方も非常に不安だと思うんです。事業者が介在することによって、ベビーシッターさん自身の個人情報も守っていくことができるかと思います。

 次に、厚生労働省さんから出されたベビーシッターなどを利用するときの留意点についてですが、ここに公益社団法人のリストを挙げていただきまして本当にありがとうございました。

 それから、7番ですね。預けている間もチェックをということなんですけれども、実際に仕事に専念するお母さんが何分おきかにメールを送ったり電話をかけていたら本来のベビーシッターの役割を果たすことができません。それで、事業者の場合、何時間も安心して御利用できるようにしております。

 それから、実施アンケートをとりましたけれども、やはりこういった希望がほとんどありませんでした。ただ、利用者から確認の電話やメールがあったときには即対応するような制度をとっております。

 最後に、ベビーシッターの仕事というのはなかなか施設型保育とは違いまして全ての保育、継続性のある連続性のある保育という中の粘着剤のような、保育園から自宅に連れてくるとか、あるいは産後直後、福祉からまだ抜けている部分の本当に産後のお母さんのケアですね。こういったものを含むサービスであるとか、シニアとか緊急とか、たまには保護者のリフレッシュのときのサービスであるとか、さまざまな柔軟なサービスができる本当に必要な制度だと思うんです。それで、この必要な制度をやはりこういった届け出制にしていくことが必要かと思います。

 それからもう一つ、コーディネーターが介在する意味があると思います。コーディネーターが介在する意味というのは、やはり個別性の強い仕事ですし、それから保育をする場所をコーディネーターが実際に見に行って、どんな場所で保育するのかといったことを見てくることも必要かと思います。

 それから、マッチングをします。マッチングをしたときに、そこがうまいマッチングにいかなかった場合、やはり調整作業をすることができます。お客様から御要望を伺いまして、では指導いたしますとか、あるいは他のベビーシッターを伺わせますというような究極の個別サービスもできます。

 それからもう一つはコーディネーター、会社というのは子育てのアドバイス機能があります。それで、子育て不安の御家庭も多いんですね。うちの会社の一つの事例なんですけれども、うつ病のお母さんに2歳のお子さんと生まれたばかりのお子さんがいらして、赤ちゃんの泣く声が聞こえるとどうしようもない状態になるというお母様のお仕事がありまして、家庭が崩壊する直前だったんですけれども、そこはベビーシッターが伺うことによりまして何年か経ったときに非常に健全な家庭に戻られた。そういう役割もたくさん果たしております。

 ベビーシッターというのは先生でも、それから親でもない。だからできる保育、第三者が家庭に入って、あたかもそこの家族の一員であるように客観的な目、それから専門的な保育をするサービスというふうに考えております。以上です。


○松原委員長 
 ありがとうございました。

 それでは、各委員のほうから御質問、あるいは御意見を伺いたいと思います。偶然ですが、吉川さんと中舘さんは個人が団体に所属するというところで少し見解が違われるようですので、そのことも含めて、吉川さんはそこの部分の中舘さんのお話を聞かれて何かありますか。


○(株)ジャパンベビーシッターサービス(吉川) 
 私どもで今回このような意見を述べさせていただいたんですけれども、お客様の中には極めて少数な人だけにしか自分の情報を教えられないというような仕事をお持ちの方がいらっしゃるかと思います。そのような方から私どもも御相談を受けることがありまして、例えばたった1人にだけ自分の情報を教えたいんだ、あるいはいつ何時でも自分のところに同じ人に来てほしい、あるいはその子どもだけではなくて家事や家族の世話も同時にしてほしい。このような依頼があった場合、私ども事業者としてはどうしても全てに応えることができないのが現状です。

 もしそういう依頼を個人事業主でやっていらっしゃるシッターさんがお応えできるのであれば、そのようなニーズも一定数はあるのではないかと思いまして述べさせていただきました。


○松原委員長 
 ありがとうございます。それでは、各委員の方いかがでしょうか。

 では、尾木委員お願いします。


○尾木委員 
 お話どうもありがとうございました。お二方に質問させていただきたいのですが、1つは保護者の方が夜間ですとか、それから前日に利用が必要になったときに困るというような声も聞こえるわけですけれども、そういったことも踏まえてマッチングサイトというような、例えばそれぞれの事業者さんの中でも所属されるベビーシッターさんと、それから利用者が直接夜間に限っては連絡を取り合うとか、一定の条件のもとでそういうような利用の仕組みを考えたことがあるか、あるいはそういうことに対してどのようにお考えか、そのことをお聞かせいただければと思います。

○松原委員長 
 では、お二方への質問ですので順にお願いします。


○(株)ジャパンベビーシッターサービス(吉川) 
 夜間については、私どもも24時間のサービスをしております。

 ただし、かなり厳しい条件を設けております。例えばSIDSの問題があります。その点について、私どもは3歳以上のみ夜間はお引き受けしている。あるいは、会員様になられて何度かでもこちらを利用したことがある方のみお伺いしている。それから緊急連絡先、例えば病児登録というものがございまして、あらかじめ既往歴ですとか、保険証ですとか、それから希望の受診病院を第1、第2、第3、第4と、それから連絡先を第1〜第6くらいまで全部提出していただいた上で、その病児登録を行った方だけにお伺いしているというようにやってはいますけれども、極めて限定された方で行っております。


○(株)ファミリー・サポート(中舘) 
 夜間、前日のオーダーというのは病児さんが多いかと思うんです。それで、会社でメールによる申し込み、それから留守番電話に入れる申し込み、こういったものは行っておりますけれども、翌朝の9時以降にお答えして可能な範囲ということになっております。やはり、病児さんに対しては慎重にお受けしないと、病児さん独自の申込書をつくっているんですけれども、直接コーディネーターが聞いてから手配するようにしています。

 ただし、レギュラーといいまして同じお宅に5年も10年も伺っているケースがあるんです。こういう場合にはシッターのほうが自分の連絡先を伝えていることがありますし、そのお子さんの体の状況ですね。どういう病気のときにどう対応するかということをシッターのほうは知っておりますので、そういうときに直接連絡をして、その後シッターから会社に報告をするといったこともあります。


○松原委員長 
 よろしいですか。


○尾木委員 
 吉川所長さん、受付のほうはどうですか。夜間とか、夜中でも。


○(株)ジャパンベビーシッターサービス(吉川) 
 受付は通常どおり19時まで、土曜日は12時までという中でやっております。

 1つ付け加えさせていただくならば、夜間にお仕事をしている方はたくさんいらっしゃいますので、例えば飛行機で海外のほうに何泊かという方のためにもこの夜間のサービスはしてまいりたいと思っております。


○松原委員長 
 ほかにいかがですか。

 では、普光院委員お願いします。


○普光院委員 
 私もいろいろサイトを見させていただいて、多くのシッター会社さんがどんな料金等で運営されているかというのは調べさせていただいたのですけれども、私どもの出版物は8年くらい前に出たものには、ベビーシッターの1時間当たりの相場は1,500円ですと書いてございまして、今それは間違いであるということに気がつきました。最低でも1,500円、2,000円、3,000円までの料金になっているかと、もっと高いところもあると思うんです。それで、この間、デフレであった年もあることを考えると、とても高くなったのではないかと思っております。それというのも、皆さんの間で質を高める努力、研修をされたり、本当に細やかにされているんだなと今日お話を伺って非常に納得をした次第ですが、正直申し上げまして、例えば親の会の普通の会員層を見ますとちょっと庶民には手が届かないサービスになりつつあるのではないかと感じました。

 そこで、お聞きしても余り意味がないかもしれないのですが、今こういう料金になっている現状、何がこれだけの料金を押し上げているかということが1つお聞きしたいということと、もう一つ、これは無理だったら結構なのですが、実際にこのシッターさんの料金のうち事業者のほうでお取りになっているのがどのくらいの割合あるのかということをお聞きしたいと思いました。


○松原委員長 
 では、お答えいただける範囲で吉川さんのほうからお願いします。


○(株)ジャパンベビーシッターサービス(吉川) 
 料金が高いというお話ですが、私ども資料2を見ていただきますと、会員様で9時〜5時までの間に御利用なさった方は1時間1,400円プラス消費税という料金でございます。こちらが高いかどうかは皆様が御判断なさるところではございますが、こちらからベビーシッターの支給ということを差し引いた金額でございます。ベビーシッターの支給は決して高いものではないです。それこそ最低の賃金、無資格者で経験がない方のスタートは最低賃金から始まっております。最低賃金が上がっていけばいくほど、私たちの取り分というか、そういったところは切迫しております。まして有資格者を希望される方が多うございますので、この辺でお察しいただければと思います。


○松原委員長 
 それでは、中舘さんどうぞ。


○(株)ファミリー・サポート(中舘) 
 ベビーシッターというのは必要であるけれども高い。子ども・子育て支援新制度に居宅訪問型保育が組み込まれるということでとても期待していたのですけれども、かなり限定された範囲というお話を伺っておりますが、やはり公的な補助がないと利用しやすい料金にはならない。特にこども未来財団の助成金がなくなるというあたりもやはり真剣に考えていただかないと、共働きをしている方たちが4月からの利用が非常に困難になるのではないかということは思っております。

 それで、シッターの最低賃金は今レジ打ちでも都内では950円とか1,000円なので、そういう料金でシッターの最低料金に果たしてしていいのだろうか。本当は、1,300円〜1,500円の価値のある仕事だと思っております。

 ただし、今は事業者の割合は30%〜35%で非常に利潤の出る仕事ではありません。真剣に丁寧にすればするほど時間がかかりまして、これだけで運営していくというのは難しい状況でありますし、ベビーシッター事業者に対する税制的な優遇であるとか、助成であるとか、そういったものが一切ないんですね。そういう中で、本当になければならないサービスを福祉とサービス業の狭間で悩み続けて20年という思いでございます。

 答えになっているかどうかわかりませんけれども、以上です。


○松原委員長 
 ありがとうございました。ほかにはいかがでしょうか。

 では、吉田委員お願いします。


○吉田委員 
 幾つかありますが、まず1点目は最近のベビーシッターのニーズというのは増えているのかどうかというところを確認したい。それで、登録をしている従業員の数についても最近どれだけ増減があったのかということを教えていただければと思います。


○松原委員長 
 では、1点ずつということでお願いします。


○(株)ジャパンベビーシッターサービス(吉川) 
 最近のニーズが増えているかどうかということでございますけれども、確実に増えております。最近では病児のお子様、夜間に必要な方、障害児のお子様、それから産前産後の方、このような保育園では対応しきれない部分で特に増えてございます。

 それから、登録のベビーシッターの数は資料2のほうに添付してございます。現在、4月時点で238人です。大体300人前後ということなのですが、こちらに示した数字が4月ですので、若干3月、4月は減る時期なのでまた少しずつ数が増えております。


○松原委員長 
 それでは、中舘さんお願いします。


○(株)ファミリー・サポート(中舘) 
 ベビーシッターのニーズというのは、どちらかというと夕方の時間に限られたものなんですね。17時〜20時とか、18時〜21時というような二重保育の形ですね。それで、ニーズは少し増えているかなという感じです。

 それから、従業員の数は毎年増やしているんですけれども、継続しない人もいるというような感じで、これも少しずつ増えているかなという感触です。


○松原委員長 
 では、吉田委員、引き続きどうぞ。


○吉田委員 
 それで、預ける側の例えば収入要件というものはあったりしますか。


○(株)ジャパンベビーシッターサービス(吉川) 
 収入要件というと、これ以上の収入の方が利用してくださいというようなことでしょうか。


○吉田委員 
 そうですね。一定の収入以上の人でないと受けられないということはないですか。


○(株)ジャパンベビーシッターサービス(吉川) 
 そういうことは一切ございません。今、福利厚生の会社、代行会社が多うございまして、そちらのほうで従業員の方に割引券を発行していることがございます。ですので、ごく昔は富裕層のサービスと言われた時期もございましたが、現在ではごくごく普通のサラリーマン家庭の方が多うございます。


○吉田委員 
 それは、どちらのほうが多いですか。福利厚生で利用している企業のほうが全体としては多いのか。


○(株)ジャパンベビーシッターサービス(吉川) 
 企業として使うのではなくて個人として使うんですけれども、そのお金の支払いの中で福利厚生代行会社との契約で1時間当たり何百円とか、そういう券を使っていらっしゃるということです。


○松原委員長 
 中舘さん、どうぞ。


○(株)ファミリー・サポート(中舘) 
 同様に、収入要件というものは全くありません。それで、ジャパンさんと同じに福利厚生会社の1時間300円とか700円というようなチケットと、それからこども未来財団の1日1,700円という補助金を使いますと、実は2〜3時間の御利用が非常に手ごろなお値段になるんですね。そういった御利用の方が多いです。富裕層といわれる方は、本当にパーセンテージが低いです。


○吉田委員 
 ありがとうございます。

 続いて、そういう状況の中で家計の経済状況が急に悪くなったりして、会員の費用などが払えないことになった場合の措置というのは何かの対応策をとっていらっしゃいますか。


○(株)ジャパンベビーシッターサービス(吉川) 
 実際には、一定数そのような方がいらっしゃいます。その場合には話し合って分割してお支払いいただくとか、そのような方法をとっておりますが、高額になってしまわないように私たちも努力はしておりますが、万が一、高額になってしまった場合は弁護士さんにお願いしてそういう処置をしております。


○松原委員長 
 中舘さん、どうぞ。


○(株)ファミリー・サポート(中舘) 
 最近は、払えないという方はほとんどいません。それで、念入りに請求をまめにして再請求をするという形で、不払いはありません。


○松原委員長 
 大体よろしいですか。


○吉田委員 
 では最後に1点、そのシッターさんが所属する業者があって、まさにそれを統括する機能としてベビーシッターの協会があるというのは重要だというお話があったと思うんですけれども、そういう中でベビーシッターの協会の機能として、現状のままでいいのか。例えば、協会の機能としてこのような機能を強化、改善していくべきではないかという何か方策みたいなものはあったりしますか。


○(株)ジャパンベビーシッターサービス(吉川) 
 今すぐには考えつかないのですけれども、かなり協会のほうが完成された形になっているのではないかと思います。

 ただ、今回の制度の見直しということに当たりまして、もしこの届け出制を統括するのが協会のほうがいいというのであれば、その時点で考え直す必要があるかとは思います。


○松原委員長 
 中舘さん、いかがですか。


○(株)ファミリー・サポート(中舘) 
 先ほども協会の役割が大きいのではないかということをお話ししましたけれども、一番大きい役割はやはり個別保育としての独自の研修ですね。これが国庫補助事業でなくなるということも聞いておりますので、ぜひ自治体にこういったものが行える、それを統括する機能ですね。それからさらにブラッシュアップする機能、いわゆるベビーシッターの資質を向上する機能がもっと強化されたらいいなと思います。

 それから、苦情窓口ですね。こういった機能も必要だと思います。

 それから、やはり統括ですね。全国にあるベビーシッターの事業者を統括して管理していく。こういった機能が必要だと思います。


○松原委員長 
 ありがとうございました。ほぼ時間になりましたので、私のほうで最後に1つ質問をさせていただきます。

 我々は専門委員会で前回議論をしていろいろな論点を出しましたが、ああいう悲惨な事件がきっかけになっていて、あの事件をお知りになって我々が用意をした論点以外のところでこんなことを考えていったらどうかというような御意見があったら最後に伺って終えたいと思います。いかがでしょうか。


○(株)ジャパンベビーシッターサービス(吉川) 
 今回、本当に悲しい事件が起きてしまったんですけれども、やはりベビーシッターというのはどういう人のことを言うのか。こちらをわかった上で、ベビーシッターと名乗っている人とそうでない人がいる。ただの荷物の預かりのような感覚で、自分はベビーシッターであるというような考えを持っている方がいるとすれば、そちらのほうを排除すべき何かシステムをとらなければいけないかと思います。


○松原委員長 
 中舘さん、どうぞ。


○(株)ファミリー・サポート(中舘) 
 あの事件の犯人がベビーシッターという名前を使われたこと自体に非常に私は納得がいかなくて、自称ベビーシッターというように思っておりますけれども、やはりベビーシッターに対するイメージがあの事件によってあまりよろしくないものになっていますし、この専門性の高い協会で研修をしっかり受けたようなベビーシッターに対して何かその名称があるといいなとあの時は思いました。これは、ベビーシッターではないという思いですね。

 それから、このことによって社会の目が向けられまして、やはり居宅訪問型保育、保育の一つですね。施設は使わない。それから大勢を見るわけではないですけれども、1人の子どもの命を責任持って預かる仕事ですから、やはりここに保育制度の一つとしての届け出とか、そういったものが必要なのではないかと思いました。


○松原委員長 
 ありがとうございます。それでは、お二方からいろいろ御意見をいただきましてありがとうございました。

((株)ジャパンベビーシッターサービス・(株)ファミリー・サポート出席者退席 「imom.jp」・「子ごころ」出席者着席)

○松原委員長 
 続きまして、インターネット上のマッチングサイトの運営者の方から御意見を頂戴したいと思います。

 最初にマッチングサイト「imom」の神代さん、よろしくお願いいたします。


imom.jp(神代) 
 マッチングサイトを運営しております神代めぐみと申します。このような場でお話することがなく、若干緊張しておりますが、誠心誠意お話をさせていただければと思います。よろしくお願いします。

 私がやっておりますこのマッチングサイトですけれども、サイトを立ち上げましたのが平成18年の4月となっておりまして、私自身が初等教育学科の短大を卒業してから老人ホーム、幼稚園での経験を経て個人のベビーシッターとして独立しました。女性の社会進出が進むにつれ、シッターの需要が増えていることを肌で感じまして、個々のニーズに合わせた保育をしていく必要性を感じましてマッチングをスタートさせていただきました。最初は私どもが保育の学校を出たということもありまして、仲間うちで小さくやっていたんですけれども、やはり公共の場ですとか公園などでお母さん方とお話をしていくと、そんなことがあるんだね、私もちょっと利用してみたいわということもありまして、どんどん利用したいという方の声が多かったため、最初はアナログでのマッチングだったんですけれども、2009年に自動マッチングシステムというものを取り入れまして、現在のような利用者さんとベビーシッターさんが双方で自動にマッチングができるようなサービスにさせていただいています。

 現在のマッチングサイトの登録人数なのですが、平成26年8月現在、ベビーシッターは851人で、実際に承認をしているベビーシッターさんは750人程度になっております。これは、この間の事件がありまして本人確認をさせていただいた方に限り承認をさせていただいたということになっています。前回の事件を受け、ベビーシッターとして自信がなくなってしまったという方もおられますし、また個人情報を提出するのはちょっと気が引けますという方もいらっしゃいまして、そういった方は承認しないようになっております。

 利用者さんのフォローは、798人になっています。事件前、ベビーシッターさんも利用者さんも500人前後でした。それで、テレビ報道などを見てやりたい、こういうサービスがあるんだったら使いたいという方もありまして、増えているのは目に見えてわかっております。

 そのベビーシッターさんの内訳ですが、保育士さんが150人、幼稚園教諭が130人、小中教諭免許を持っている方が30人、看護師さんが15人、その他民間の資格でベビーシッターの資格をお持ちの方、チャイルドマインダーなどの資格をお持ちの方が120人、それ以外で子育て経験があるという方も登録させていただいています。

 ベビーシッターさんが登録する際に本人確認をしているのですけれども、免許証や保険証などをこちらで確認させていただいて、登録していただいている住所、氏名などと照らし合わせ、相違がないものに関して承認させていただいています。利用者さん側も本人確認はしていないのですけれども、住所、電話、氏名、その他子どもさんの状況ですね。どういった状況でベビーシッターを必要としているかというものも記入していただいております。

 そして、資料のほうですね。次に「サービス提供までの流れ」が書いてあるんですけれども、私どもで簡単に流れとして書かせていただいています。

 「会員登録」をしていただき、「ログイン」していただき、御希望の方、条件に合う方、ベビーシッターさんなり保護者なりを選んでいただいて、そこでメッセージ、メールのアドレスが見えない状況でのやりとりをしていただくことになります。そちらのやりとりは管理者側、私どものほうでは見えるようになっておりまして、その中で何か不自然なものはないか。そういったものを見て、ちょっとおかしいなというものに関してはこちらから連絡させていただくようにしております。

 そして、「メッセージのやりとり」をしていただきまして、条件に合うようであれば面談をするように促しております。

 そして契約書、別紙のほうですね。最後のほうについているんですけれども、このようなものを誰でもダウンロードができるようになっておりまして、そちらのほうを参考にして契約書を作っていただくか、もしくはこちらを利用していただきまして契約をしていただくようになっております。その他、一時預かりの同意書ですとか、その他の連絡事項、緊急連絡先等もこちらで用意させていただいております。

 また、私どものベビーシッターマッチングサイトでは、御契約をしていただいてシッターサービスを開始してもらって、その後、評価システムというものも取り入れておりまして、利用者様がベビーシッターを☆とメッセージで評価できるようになっております。

 そちらはまだ皆さんがたくさん記入していただいているわけではないのですが、そちらを通して今後利用する利用者さんの参考にしていただければと思っております。評価の低いベビーシッターさんに関しては、こちらが承認の取り消しや注意喚起などを行っていこうと思っている次第です。

 次に、マッチングサイトの実態ですけれども、現状としまして今までクレーム等は特にございません。ベビーシッターさんからは、親御さんが帰ってこないですとか、料金の未払いがあるですとか、親御さんのほうのモラルが欠けている部分についてこちらに御連絡がくることはありますが、ベビーシッターのほうに問題があるということは余り聞いたことがないです。

 そして、話は戻るのですが、事件前の保育者の保育確認に関しましては特に身分だとか資格等の確認をしていなかったのですが、メールアドレスや名前などから検索をしまして、その本人のSNSですとかブログなどがある方に関してはチェックさせていただき、全くそれに引っかからないものに関しましてはその都度、電話連絡をさせていただいてお話をさせていただくということもしておりました。

 実際に事件の当事者となった犯人の方ともお電話で話をさせていただきまして、ちょっとお話をした感じで問題があるなと思われましたので、登録を控えさせていただいたという経緯がございます。

 質問の件に関してですけれども、マッチングサイト事業者に守っていただきたいガイドラインを国が作成することにつきましては、ガイドラインの作成についてはもちろん賛成ではあるのですが、マッチングサイト事業者の意見も酌んでやっていただければと思っております。また、マッチングサイト業界でガイドラインを作成することについては、完全無料でやっているところと、有料でやっているところと、全く同じやり方でやってしまうと多少無理が出てきてしまうかと思いますので、その辺も考えていかなければと思います。

 また、ガイドラインというよりも横のつながりですね。利用者やシッターさんの情報交換とブラックリストといいますか、ちょっと悪質なベビーシッターさんの共有等はやっていったほうがいいのではないかと思っております。

 また、個人もできるだけ団体に所属するべきかということに関しましては、団体に所属してしまうとシッターさんの利用料が高くなってしまう。親の負担が大きくなってしまうという点から、あまり意味がないのかなということになりますので、そういった形ではない方法で何か施策があればと思います。

 個人ベビーシッターを利用する点としましては、やはり個人ベビーシッターの融通性ですとか、料金が比較的安く利用できるということと、あとは同じシッターさんに来てもらえるという安心感ですね。親御さんにとっても子どもにとっても安心感があるという点だと思っています。

 あとは、厚生労働省さんが出しましたベビーシッターなどを利用するときの留意点ですけれども、こちらの6番、万が一の事故に備えて保険に加入しましょうということがあるのですが、個人で入るには保険が高いことになっていますので、ベビーシッター用の保険等が何かあればいいなと思っております。

 以上で終わります。


○松原委員長 
 ありがとうございました。

 それでは、引き続きましてマッチングサイト「子ごころ」の西内さんお願いします。


○子ごころ(西内) 
 初めまして。株式会社エヌシーエムエージャパンの西内と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

 まず、安心保育予約サイト「子ごころ」について御説明したいと思います。当社は、平成7年創業より英国チャイルマインダー養成セミナー及び保育士国家資格取得講座を主とした事業として行ってきました。こちらの安心保育予約サイト「子ごころ」は、平成19年ビジネス性実証支援事業(育児支援関連サービス分野)に関して経済産業省、NPO法人サービス産業振興機構の委託によって開発したものです。

 まず、チャイルドマインダーについて簡単に御説明申し上げます。チャイルドマインダーはイギリスで発祥しました、日本でいうと家庭的保育者の個人事業主の職業名称です。主に0歳から12歳までの幅広い年齢の子どもを対象に、個別または少人数制保育を行う家庭的保育者という形になっております。

 常に保護者の立場に立って一人一人の子どもに愛情を注ぎ、きめ細やかな保育サービスを提供し、そして子育て方針やしつけ、それから健康管理法につきまして深く保護者と情報を共有しながら子育てをサポートするといった使命を担っております。

 1ページ目をご覧ください。こちらに当サイトの概要が記載されております。参考資料2ページ以降に付けてございますので、追って一緒にご覧いただければと存じます。

 まず「登録人数」ですけれども、昨年1年の実績ですが、サイトに会員登録して御利用いただいた方は延べ1,000名です。そして、こちらのサイトに登録しているチャイルドマインダー数は延べと書いてありますが、こちらは誤植でして、実数で380名でした。

 「年間マッチング件数」は昨年度の1年の実績で860件でした。主に定期保育が7割強、一時保育が3割弱というような結果になっておりました。

 次に「利用方法」ですが、2ページ目をご覧いただきながら進めさせていただきたいと思います。こちらのサイトは、まず検索キーワード、インターネットで「子ごころ」というふうに入力していただきますと、どなたでもアクセスできるようになっております。サイトのトップページにあるチャイルドマインダー検索をクリックしますと、どなたでも条件入力することで検索が利用できるようになっております。ここでは、利用可能なチャイルドマインダーの一覧表を見るだけになっております。そして、そのチャイルドマインダーのプロフィールですとか、そのチャイルドマインダーはいつ利用できるのか、詳しく見るためにはそれぞれ個別に御利用者の方に会員登録の画面に進んでいただくような形になっております。

 ステップ2の「会員登録」のところに関しては、御利用者様に各項目を入力いただきまして、そして会員登録後、再びチャイルドマインダー検索のところに戻っていただきまして条件設定をし、そして御自分のマッチングというか、利用したいチャイルドマインダーを一人一人クリックしていただきますと、その中でチャイルドマインダーの個人情報が見られるような形になっています。

 実際にチャイルドマインダーを予約する画面に進みますと、一時利用、または定期利用という形で選択ができまして、予約・申し込みというふうにクリックしますと、この時点で予約の申し込みが完了いたします。

 ただ、この予約受付は、実際に保育をする利用日の3日前までで、例えば当日ですとか、前日ですとか、前々日に関しては予約ができないような形に設定されております。

 チャイルドマインダーの予約を完了していただいた後に、個人情報を会員登録していただいたメールアドレスに、このサイトを通じて24時間以内に予約のチャイルドマインダーから保育が可能か、不可能かの連絡がメールで配信されてきます。この連絡メールをサイト上で確認していただいて、そして、もしその段階で予約の確認、それから連絡事項のやりとりについて具体的に知りたいということであれば予約を確定していただくような形でクリックをしていただきます。

 サイト上での手続はここまでとなっていまして、実際にこの予約サイトは、いきなりここで予約してマッチングしてすぐに保育ができるかというとそういう仕組みには全くなっておりません。実は、ここから先は全てアナログでして、保育者と直接親御さんが面談をするような形の仕組みになっています。

 保育者は、事前にチャイルドマインダーという専門研修を受けている保育者のみです。主にその専門研修自体は実際に23カリキュラムを受けていただいて、親御さんと直接契約する、それからリスクマネジメントも含めた0歳から12歳までの幅広い年齢のお子さんに対応できる専門研修を終えている人たちですので、基本的には全員面談をしてから、そして親御さんと直接保育の内容ですとか保育場所の確認、もろもろの確認をした上で面談が成立すれば保育の予約完了という形に進むような仕組みがつくられております。

 実際に利用の多い曜日ですとか時間帯という質問がありましたので、資料の2で3ページ目から8ページ目に記載をしております。特に利用の多い曜日については実は私ども抽出していませんので、今回はデータとして提出しておりませんが、この中の6ページに利用時間の多いところを表記させていただきました。

 主に多い時間帯は午前9時からという希望が多かったと確認できました。この利用時間帯に関しては、実は分のところに関しては30分未満はその前の時間、そして30分以降に関しては次の時間という形で大きく分けてございます。実際に利用開始時間帯、そして子どもを実際にお預かりした7ページ目の「1回の保育で利用した時間」というところですけれども、これに関してはサイト上で申し込みの予約の希望のところでとっておりますので、実際に面談をして、そして保育を行った後に、この時間帯で収まったのか、それ以上延長したかどうかまでは統計としてはこのサイト上ではとれませんので把握しておりません。あくまでも予約の管理状況の中でのデータになっております。

 あとは利用形態ですけれども、一時保育、定期保育ということでパーセンテージが出ておりますが、これもサイト上でのことで、実際に私ども登録している会員と定期的に連絡ですとか報告などの確認作業をしている中で、基本的には一時保育での契約後に、定期保育に移行しているなどということで先ほどの定期保育が大体7割強、一時保育が3割弱になっているというところに繋がってきております。

 次に保育の利用料金になりますが、チャイルドマインダーは実際にこのサイトで親御さんと直接契約できる仕組みになっておりまして、私どもでは保育料はいただいておりません。それから、保育のマッチング料ということでサイト利用料という形で、保育料金ではなくサイト利用料金を課金させていただいております。そちらが、9ページ目の資料になります。

 こちらのほうに会員の記載がありますけれども、主にスタンダード会員というのは一般の方が入ってこられて、そして個人登録された場合に一番多く登録される会員の種類です。プレミアム会員というのはネット上だけではなく、個別に探してほしいというアナログでの希望があった場合にプレミアム会員に進んでいただくような形になっております。当然、プレミアム会員でアナログでもマッチングしますけれども、随時例えば保育者をいろいろ交換したいとか、直接契約していた方の都合が悪くなってしまったのでほかのチャイルドマインダーを紹介して欲しいといった場合、まずはネット上で検索できるようなサービスを提供しております。

 そして、子ごころのサイト立ち上げの経緯ですが、説明の冒頭でもお話をしましたように平成19年度に経済産業省より委託を受けて開始したのがきっかけでございます。もともとこのサイト自体、子育て家庭のさまざまな保育ニーズに柔軟に対応したい。また、質の高い本当に親御さんの立場になって、そして子どもを我が子のようにかわいがってくださる愛情の深い保育者、チャイルドマインダーを多くの方々に知っていただきたいという気持ちもありまして、このようなサイトを立ち上げました。

 次に、利用者と保育者との取り決めについてですけれども、14ページ〜21ページになります。これは、サイト上で親御さんと交わす個人情報の取り扱いについてということで、こちらに添付させていただきました。親御さんにつきましては、別途事前の面談のときに各チャイルドマインダーが契約書、同意書、SIDSに関する注意事項、あとはパーソナルデータといってお子さんの既往歴ですとか成長記録になるようなものですね。あとは親御様の緊急連絡先ですとか、さまざまな保育ニーズを親御様に記入していただいたものをよんでおりますけれども、そういったフォーマットに記入していただき、なおかつ保育時に使うデイケアレポートの説明、あとは午睡ですとか夜間にお預かりする際には、睡眠の間にチェックをするブレスチェック表というものも別途用意してございまして、それらの書面を一式、面談のときに説明させていただいております。当然、そのときには本人確認ということで御自分の身分証明書、免許証、もろもろ御提示いただいて親御さんに確認をしていただいております。

 あとは、事故の際ですね。万が一、事故に遭った場合、チャイルドマインダーがどういった保険に入っているかということで付保証明書、それから保険内容についても親御様に全て説明をいたします。その上で親御さんから保育ニーズ、それから注意事項、例えば訪問形態でお預かりする場合は自宅の中の使ってよいところ、使ってはいけないもの、それから家でのルール、しつけなどについても詳しくヒアリングさせていただきまして、それに対応できるか、できないか、チャイルドマインダーがきちんと判断をした上で契約に進めるというような形になっております。

 少し前後してしまいましたが、まず10ページ〜12ページまで3枚ありますが、こちらがチャイルドマインダーがこのサイトに登録する前に手続を行う入会登録フォームになっております。どんな人がここの登録フォームに進むかと申しますと、先ほど説明しました英国チャイルドマインダーセミナーの専門研修を終えて、そして検定試験などもございます。検定試験は全て筆記式で回答率8割以上が合格、子どもを預かる上で必要な事項については専門の試験問題を作成しており、そちらに合格した方、そしてさらにお子さんを預かる際に、例えば虐待や、機会の平等など、そういったこともきちんと宣誓をしていただいて宣誓書にサインをいただける方、あとはこちらのNCMA_Japanネットワークで作成しております自主基準、それから会則ですね。かなりのボリュームのもので本日こちらのほうは公開しておりませんけれども、そういった内容に全て同意していただく方を前提に登録に進ませていただいております。

 この登録フォームの中でまず個人情報を全て記入していただきまして、このほかに有資格者であれば資格証明書を必ず提示していただいております。もちろん専門研修を受講される際にも保育士、例えば幼稚園教諭、小学校教員資格、看護師、もろもろ国家資格などをお持ちの方が、全てその受講前もその資格証明書の提示を行っていただいて御受講いただいていますけれども、もう一回この段階でも資格証明書の確認をとらせていただいています。そして、運転免許証、保険カードの提示に関しても、今年度の4月からは提示を求めている状況です。

 その後に、次の12ページをご覧いただくと、こちらに「安心予約サイト『子ごころ』登録記載希望内容」がございます。どんな保育が可能なのか、どんな保育が提供できるのか。そういったものに可か不可をつけていただいて、その中で提供するサービスを具体的にあらわしてもらっております。この中で、例えば障害児保育であれば障害児保育をするに必要な知識、それから環境が整っているのかどうかといったものも確認させていただきます。なおかつ、必要であれば専門研修、外部でやっているようなものがありましたらそちらに御案内して、そういったものにも積極的に参加するように促しております。

 あとは病児保育、病後児保育に関しましては、私どものこの専門研修を受けた後、年に2回のブラッシュアップ研修を行っておりますし、またはそのブラッシュアップ研修とは別に病児・病後児保育の初級、中級、上級というような形でステップアップできる講座を設けておりまして、会員はもしこの保育をする場合、病児保育にかかわるのであれば必ず履修するように義務づけております。その段階で修了したら修了証を発行し、そして対応できる親御さんに提示する病児・病後児保育研修を受けましたという証明書も発行して、写真も貼って、そして提示するようにしております。こちらの期限は、毎年更新というような形をとらせていただいています。

 あとは、早朝保育、夜間保育、学童、産褥、もろもろについてはそれらの研修を定期的に受けるように、こちらで例えばブラッシュアップ研修ですとか、ブラッシュアップ研修以外の研修などの案内をして参加を募っております。

 そういった形で、基本的には直接親御さんと契約できる個人事業主を私どものほうでしっかり研修させていただき、そしてこちらの会員登録をする際にも面談ないしこういった専門の研修、それから教育、あとは知識と技術の確認ということで定期的な研修を行っておりますし、また個人の方々に一人一人に、自分の保育を評価してもらう自己評価表というものも別途作っておりまして、こちらも1年かけて自己評価を提出していただくような形をとっております。

 そしてまた、何か問題や相談がありましたら随時社内にて窓口を設けまして、それに適宜対応し、そして指導というよりは支援ができるような形で各個人事業主をサポートさせていただいています。

 こちらのサイト、そしてサイトに登録している保育者、それからサイトを御利用いただいている親御様に御協力いただいている内容は以上です。

 実際にこちらの英国チャイルドマインダー養成セミナーを受講修了された方は、今年の3月末現在で2万4,000人以上になっております。特にこのサイトに登録している方々は実は随時流動しておりまして、実際に1人で保育できる限界というものがありますので、ある程度固定客を持ちますとこのサイトから離脱していくというような形もございます。また、利用者が少なくなってきたらこのサイトに戻ってきて、またここで出会うというような形でお使いいただいている会員もおります。

 届け出制の対象範囲の拡大についてですけれども、私というよりもこのエヌシーエムエージャパン全体としての考えですが、やはり個人で実は勝手に自称ベビーシッターと同じように自称チャイルドマインダーという方が結構多いようで、そういった問い合わせもきます。この方はそちらの会員さんですかとか、そちらの修了生さんですかというような利用者からのお問い合わせなどもあるのですけれども、かなり横行しているようですので届け出制、そしてやはりどういった保育者が活動しているのかということをきちんと把握できる社会環境は必要なのかなと思っております。

 ただ、そうはいっても単に登録すればいい。登録したら誰でも活動できるということであってはいけないと思いますので、何かしらやはり届け出プラス子どもを預かる。例えばベビーシッターであっても、チャイルドマインダーであっても、保育士であっても、直接親御さんと契約するしないにかかわらず、子どもを預かる仕事につく人はきちんと届け出をして、そして届け出をしていない人に対しては厳しく罰するというような法律があってもいいのかなと考えております。

 実は、このチャイルドマインダーのマッチングサイトをつくる際にもそういったことが起こり得るだろうということは当然想定しておりましたので、できるだけそういったことにならないように、どうやって保育の利用を簡単ではあるが、簡単にしないか。親御さんにも簡単に気軽に誰にでも預けてしまうというような気軽さではなくて、やはり子どもを預ける、命を預けるという重さをしっかり感じていただくためにも、面談等の事前の打ち合わせは絶対に必要だろうということで、実はマッチングサイトといいながらも出会いサイトというか、予約サイトというところでとどまっておりますし、今後もこういった流れは変えるつもりもございませんし、こうあるべきだと考えております。

 ただ単に便利だからサイトでマッチングして、そこで保育料を確定してしまい、顔も見たことのない人が突然その日に訪れるというような状況では、やはり子どもの福祉や子どもの安全性を考えた上でも非常に恐怖ですし、その中で事故が再び起こってはいけないと強く思いますので、私どもサイトを運営している以上は厳しくその辺は制限して進めてまいりたいと考えています。

 あとは、指導監督基準の在り方についてというのも、いろいろな保育活動の在り方というのは多様化しています。ベビーシッター事業者に登録する保育者もいるでしょうし、個人で活動したいという方もいるでしょうし、団体に所属したいという方もいらっしゃるでしょう。あらゆることを想定して、共有して矛盾がないような基準であればあっていいかなと思います。

 ただ、余りにも縛りが強過ぎて柔軟に対応できない。非常に使い勝手が悪い。故に保育者が登録しない。そして潜りで保育をする等、なおかつその基準を無視した形でのサービスの提供をする事業者が横行するようであっては、かえってないほうがいいので、きちんと誰でも参加はできるんだけれども、厳しいルールがある。そういった基準があればいいかと思っております。

 あとは、個人の保育者の団体への所属の推奨についてです。これは、やはりいろいろな人の考えがあるかと思いますけれども、基本的には団体に所属し、その団体に所属しているからこそきちんと届け出もできている。そして、ルールが守られているということであれば、それは望ましいかと思います。

 逆に、一人で勝手に自由にできます。届け出さえすればいいですよということであれば幾らでも自由度が効いてしまいますので、そういう部分ではある程度団体は複数あってもいいかと思いますけれども、そういった統一の基準を守れる団体を複数、必要に応じてつくり、そこに登録をして働きましょう。もしくは、情報を共有しましょう。例えば、新しいルールが決まったらそれを即座に知る立場にいましょうというふうな環境ができればいいと思っております。以上です。


○松原委員長 
 ありがとうございました。それでは、各委員からの御質問を受けたいと思います。いかがでしょうか。

 西内さん、チャイルドマインダーの養成講座は有料ですか。


○子ごころ(西内) 
 そうです。有料です。


○松原委員長 
 その後のフォローアップの研修等はいかがですか。


○子ごころ(西内) 
 全て有料です。ですから、有料でもしっかりした学習をしたい、知識をつけたい、技術を身につけたいという意志の高い方、それからやはり保育、子どもが好きというだけではなくて自分としてもキャリアアップしたいという方が多いです。

 受講生の6割くらいは保育士、幼稚園教諭資格者です。それから、現役の方も多いです。あとは、園長先生とか小学校の先生、中には小児科の先生ですとか看護師さんとか、そういった方もいます。もちろん子育て経験者も多く含まれます。


○松原委員長 
 ありがとうございます。ほかの委員の方々、いかがでしょうか。


○桑子委員 
 説明をありがとうございました。幾つかお聞きしたいのですが、まずマッチングサイトの運営事業者ということで本日代表の2社から説明いただきましたけれども、そもそも全体でどのぐらいの運営者が実際に存在しているのかということは把握されていらっしゃいますか。マッチングサイトの運営者が今どのくらいあるのかです。


○子ごころ(西内) 
 私ども以外にということですか。


○桑子委員 
 はい。


○子ごころ(西内) 
 実数は全て把握できていませんけれども、ほかにもあるのは幾つか知っております。

 それから、多分この2007年度に私どもがつくるまでは、実はマッチングサイトはなかったかと思います。最初に作りまして、その後に結構増えてきたように思いますが、マッチングサイトを作りたいという結構大手の企業さんから御相談を何社か受けていまして、そのうちの何社かが作られておりますので、全てではないと思いますけれども、多少は知っております。


imom.jp(神代) 
 私がわかる範囲ですと、2006年の時点ではインターネット上でわかるものに関しては3〜4社だったんですけれども、現在であれば検索して出てくるものは15社程度だと思います。その他、個人的にシッターさんと親御さんではなく、保育士ですね。幼稚園、保育園などに紹介、マッチングをするようなサイトなどもあります。


○桑子委員 
 それから、現時点ではマッチングサイトの運営事業者の業界団体みたいなものはないという状況ですか。


imom.jp(神代) 
 ないかと思います。


○桑子委員 
 それから、先ほどの子どもの預かりサービス実施事業者の説明と、今のマッチングサイト運営者からの説明を伺っていて、実際にこの違いは何かというのが私の場合はわからなくなってしまったのですが、その辺はどう考えていらっしゃいますか。

 要は、場合によってはサービス実施事業者もマッチングサイトを運営していたりということもあるのかどうかという質問と御理解いただいてもよろしいのですけれども、いかがでしょうか。


○子ごころ(西内) 
 私の知る限りでは、わかりません。


imom.jp(神代) 
 その事業者さんがマッチングサイトを運営するというのは、お見かけしたことはありません。


○松原委員長 
 直接派遣をされるか、そこの違いかもしれないですね。


○桑子委員 
 とりあえずありがとうございました。


○松原委員長 
 ほかの委員の方、いかがでしょうか。

 では、尾木委員お願いします。

○尾木委員 
 2点お伺いしたいのですが、このマッチングサイトの運営費というのは今、御説明の中に利用者から会員登録とか、あるいは保育者から契約時にということだったのですが、それだけで運営ができるものなのか。それとも、何か他からの資金を充てているのかどうかというようなところと、もう一点は登録されている保育者の方たちなのですが、その方たちが登録時に面談をしているかどうか。書類だけの審査なのか、面談をしているかどうか。それから、定期的にその方たちと面談をして更新をするような仕組みがあるかどうか。その2点について教えてください。


imom.jp(神代) 
 私どものほうは、利用料というものは特に年間だとか、そういったものは取っておりません。ただ、紹介をしまして契約が成立した場合のみ利用者様、親御さんのほうから単発であれば1,000円、定期的なものであれば3,000円いただくようになっております。

 ただ、こちらをいただくようになったのも7月からでありまして、それ以前は料金をいただいておりませんでした。私個人でこちらのほうを運営しておりまして、私自身がベビーシッターとして活動しているプラス、こちらはボランティアというか、そういった形でやらせていただいております。

 そして、更新ですね。ベビーシッターさんの更新に関しましては、特にしておりません。ただ、利用日、登録日を見まして、全く動きがないものに関しましては承認を外させていただいていますし、こちらからメールさせていただくようにしております。


○松原委員長 
 おわかりになる範囲で結構なんですが、大体そうやって実際に仕事が始まった際、1時間当たり幾らくらいで契約されているんですか。


imom.jp(神代) 
 子育て経験があって資格がないという方であれば、低い方ですと1時間600円くらいからという方もおりますし、資格がある方でありますと1,500円くらい、プラスアルファでピアノを教えられます、英語を教えられます、御飯をつくれますという方であればどんどんプラスアルファで料金をいただいている方もいらっしゃいます。


○松原委員長 
 では、西内さんお願いします。


○子ごころ(西内) 
 私どもは個人で登録していただく利用者の利用料のほかに、年間で福利厚生サービス企業と複数社契約しておりまして、主にそちらで賄えるような形になっております。

 あとは、登録している会員は、毎年必ず1年ごとに更新、それも研修を実際に受けていただく。それから、幼児、小児の救急救護法の国際カードを取得し、2年毎に必ず更新していただく。期限が切れた間は掲載しないというルールになっております。


○松原委員長 
 ちなみに同じ質問なんですが、直接はタッチされないにしろ、大体幾らぐらいですか。


○子ごころ(西内) 
 利用料ですね。随分幅があるみたいですけれども、大体1,000円前後から高い方で2,000円くらいの方もいらっしゃるようです。


○松原委員長 
 ありがとうございます。他はいかがでしょうか。

 吉田委員、お願いします。


○吉田委員 
 サイトのほうを見させていただいて思ったのですが、ベビーシッターをやる方の多くはダブルワークの方が多いですか。例えば、保育所を普段やりながら土日にシッターをやったりとか、その割合はどれくらいかわかりますか。


○松原委員長 
 神代さん、どうぞ。


imom.jp(神代) 
 割合のほうはちょっとわからないんですけれども、現在保育士をしておりまして、土日の空いているときにベビーシッターとして活動している方は数多くいらっしゃいます。


○吉田委員 
 そうなった場合、体力的に大変かなということは感じるところですが、そういうことはきちんと把握している状況ですか。


imom.jp(神代) 
 そうですね。実際に個人のプロフィール画面を見ることはできるのですが、現在保育士をしておりますということをよく見かけます。


○松原委員長 
 西内さん、いかがですか。


○子ごころ(西内) 
 基本的にはダブルワークの方はまれにいるのかもしれませんけれども、知っている範囲ではこのサイトを登録している方でダブルワークの方はいらっしゃらないです。

 基本的にチャイルドマインダーとして活動していて、自宅・在宅で例えば保育ママみたいな形でやっている方もいらっしゃいますし、保育施設にお勤めしながら土曜日とか休日とかにだけ利用が可能ということでスケジュールを入れられる方もいらっしゃいますけれども、基本的には保育専門の方ばかりです。

 あとは、実は訪問の保育だけではなくて自宅で少人数、5人以下を預かる保育をしておられる方もいらっしゃいます。


○吉田委員  
 それは、もちろんきちんと把握をしてということなわけですね。


○子ごころ(西内) 
 そうです。それで、在宅でやる場合にはちょっとここにはありませんが、自宅の中の安全環境審査、安全チェックリスト、それから防災時の対策ですとか、あとは届け出ですね。自治体への届け出などの確認を全部行ってやってもらっています。


○吉田委員 
 それは実際に現場に行ってということですか。


○子ごころ(西内) 
 そうです。あとは、不手際があってそろっていないものがあったら写真を送っていただき、写真判定し、定期的に巡回するような形でやっております。


○吉田委員 
 今回、マッチングサイトに対しての基準を作る上で、1つは先ほども質問があったと思いますが、そういう統一した協会みたいなものを作るかどうかというところがポイントかなとは思っています。法律上罰則を伴う規定を作ったほうがいいのか、もしくはそういう協会独自に、もちろん協会を作った上で、その協会がガイドラインのようなものを作って、それに従って運営をするほうがいいのか。もしくは個別にあとはやるかということだと思いますが、どういうものが今後の状況としてはいいと思いますでしょうか。


imom.jp(神代) 
 私の考えですと、協会さんなどの設立はとても賛成ではあるんですけれども、やはり縛りが強くなってしまうと個人シッターさんの中にはそこに入りたくないという方がいて、潜りでやられる方も増えていくと思うんです。見えないことになってしまうとまた問題や事件などにつながってしまうと思いますので、その辺は避けていただきたいと思います。

 統括管理という形でガイドラインなども作っていただき、私たちがそれに倣って運営していくという方法がいいのではないかと思っております。


○松原委員長 
 西内さん、どうぞ。


○子ごころ(西内) 
 基本的には有料で、例えば親類間とか友人間とかということではなく、お金をちゃんといただいてプロとしてサービスを提供するのであれば、届け出制は必要かと思います。団体として届け出をするのでもよし、個人でやる方だったら個人で届け出をするでもよし、そちらの方法は後から考えればいいかと思いますが、基本的に罰則がなければ守らない人が大勢出てくるかと思います。そこでまた事故が起きた時に利用者、それから保護者の方、もっと言ったら一番の犠牲者はお子さんですから、そういったお子さんの犠牲者を出さないためにも、そこはやはり厳しく罰則が法律で決められるべきだと私は思います。


○松原委員長 
 マッチングサイト自体の届け出とか規制というのはどういうふうにお考えですか。


○子ごころ(西内) 
 それは、保育に関してのマッチングサイトということですよね。今、本当にITが便利になっていろいろなつくり込みはできると思いますが、やはり預ける親御さんの意識改革も必要ですが、そのサイトを使ってそれを商売にしていくというものに対してもきちんとしたルールづけなり、そういったコンプライアンスみたいなものがあったほうがいいだろうと思います。


○松原委員長 
 神代さん、同じ質問はいかがですか。


imom.jp(神代) 
 やはり、マッチングサイト業界でもガイドラインはあったほうがいいと思っております。私は個人であるということもあるのですが、私自身imom.jpの中で扱い方ですとか禁止事項等を書いてあるのですが、それにちゃんと目を通しているかというと皆さんそうではない方も多く、やはりガイドラインを作成いただいてそちらのほうを掲示していけたらなと思っております。


○吉田委員 
 今、個人でやっていると神代さんは思うので、実際にシッターさんに会うというところまではいっていないんですね。


imom.jp(神代) 
 実際に私自身がベビーシッターをやっていますので、リアルに横のつながりということで会う方もいらっしゃいます。遠方の方だと難しいのですが、都内近郊の方であれば。


○吉田委員 
 会える方には会っているということですか。


imom.jp(神代) 
 会う方もおります。

 また、渋谷区を拠点にして子どもや親御さんのため、ベビーシッターのために勉強会なども開いておりまして、そういった会に参加していただくようにニュースレター等で流しております。


○吉田委員 
 最後に、今回神代さんは3月の事件の容疑者ともそういう接点があったということですけれども、今後今回のような事故が発生した場合に、マッチングサイト側の責任についてはどういうように考えますか。


imom.jp(神代) 
 事件前、事件後も変わらず、マッチングサイトを私どもは関与しないということにはなっているんですけれども、なるべくそういう事故が起きないように親御さんとベビーシッターさんのやりとりのチェックは欠かさずさせていただいていますし、明らかにちょっとおかしい、当日ですとか、前日ですとかの急な依頼に関してはお断わりさせていただくようにしたり、事件、事故などが起きないような対策はしていこうと思っています。


○子ごころ(西内) 
 私どもも基本的に登録している方には面談はもちろんそうですが、研修期間中に実際に通学の方は来ていただきますし、通信講座も行っておりますが、スクーリングもやっておりますので、講師を通して各自チェックをさせていただいております。

 あとは、今後ですか。


○吉田委員 
 事故が起こった場合のマッチングサイト側の責任についてはどういうお考えをお持ちかと思いまして。


○子ごころ(西内) 
 基本的には、やはり道義的な責任というものが発生するかと思っています。ただ、実際に保育料を取ってちゃんとその保育者を管理までするというサイトであれば全責任は負う形になるかと思います。

 そうはいっても、実際にお子さんが亡くなった親御さんのお気持ちを考えますと、サイトであろうが、サイト側がどういう立場であろうが、それは関係ないと思いますので、そういったことが起きないように未然の対策が非常に重要で、二度と起こってはいけない。万が一もあってはいけないかと考えています。


○松原委員長 
 ほかにはよろしいですか。

 では、若菜委員お願いします。


○若菜委員 
 若菜でございます。クレーム対応についてお聞きしたいのですけれども、先ほど神代さんはクレームは特にないとのお話でしたが、実際のクレーム対応については利用者がサイト運営者に対してクレームを言ってくるケースと、利用者が直接保育の提供を行った方に言うクレームがあって、その保育を提供した方が運営者のほうに報告があるとか、そういった全体のクレーム対応の流れといいますか、そういった仕組みがあれば教えていただきたいのですが。


imom.jp(神代) 
 私のやっておりますimom.jpのほうはメール、電話等で苦情などを受け付けるようにしておりまして、そんなに数は多くないんですけれども、直接私のほうに来るようになっております。


○子ごころ(西内) 
 私どものほうも、相談ですとか苦情に対する窓口を設置していまして随時対応させていただいています。実際に保育上でのクレームではなく、マッチングシステムがうまく動かないとか、そういうものは何件かありました。保育者に対するクレームですとか、そういったことは一切これまでありません。あとは、事故報告も一切受けていません。


○若菜委員 
 ありがとうございます。特に第三者機関、第三者の立場のところにクレームを出すとか、そういった制度が仮にできた場合ですと、そこまでの必要はないと言われるかもしれませんが、その第三者機関を活用するということで何か御意見があったらお伺いします。


imom.jp(神代) 
 私としましては個人でやっていますので、これ以上負担が増えてしまうと正直つらいかなと思うものもありますので、第三者機関があるのであればありがたいなとは思っております。


○子ごころ(西内) 
 逆に、第三者機関がどの程度関与するのか、どういう想定なのか、何かありますか。


○若菜委員 
 特にはないのですが、もし仮にそういったものがあったら、例えばこれくらいの対応はしてほしいとか、そういった要望がもしあればお話をしていただければと思います。


○子ごころ(西内) 
 現在、これまでに第三者に依頼したいというようなニーズは当社では特に持っていません。逆に第三者が評価するとかチェックするということなのかなとちょっと思ったりもしましたが、そうではないですか。


○若菜委員 
 先ほど神代さんですか、評価システムを導入しているというお話がありましたが、それはやはり内部での評価ということで、それはそれでいいんだと思いますが、さらに一般的な利用をしていただいて、そして安心して保育を受けていただくためには、やはり第三者の客観的な判断があったほうがさらに信頼性が増すのではないかとは思われるんですけれども。


○子ごころ(西内) 
 その考え方には一理あると思います。

 ただし、その評価をする基準ですとか、そういったこともこと細かくきちんと明確にしないといけないかなと思います。独自の評価だったりとか、平等でなかったりとか、何か感情が入るような評価制度であってはいけないかと思います。


○若菜委員 
 ありがとうございました。


○松原委員長 
 それでは、時間がきておりますのでよろしいでしょうか。どうもお2人の方々ありがとうございました。

 では、本日配付をしておりますほかの資料について、事務局より御説明をお願いいたします。


○田野課長補佐 
 資料6ということで、1枚紙を配付させていただいてございます。

 前回の専門委員会におきまして桑子委員より、マッチングサイトの対応を検討するに当たって、先ほどの御質問にもございましたけれども、マッチングサイトについて全体の状況がわかる資料が必要という御意見をいただいたところでございます。

 現状、全国でどれくらいのマッチングサイトがあるのかということを私どもでも全て把握するということは困難でございますけれども、私どものほうで把握でき得る限りのマッチングサイトについて、この資料6にありますフォーマットで各サイトの運営者の方にこの概要を照会しまして記入していただいたものが資料6になってございます。

 「サイト名」につきましては登録の人数ですとか運営管理費の話もございますので、名称はA、B、Cということにさせていただいてございます。

 「サイトの概要」につきましては、単に掲示板のような形でその場所を提供しているところもございますし、あとは面接の日をサイトの運営者の方が設定、あるいは調整をするというような形態もございますので、それについて簡単に記載をしていただいてございます。

 「事業開始時期」につきましてはこのとおりになっていまして、サイトの運営者の順番は事業開始時期順で並べてございます。

 あとは、「サイト運営者と利用者との取り決め」、あるいは保育者との取り決め、利用者と保育者との間の取り決めについて、サイトの運営者が何かお示ししているものがあるかということのあるなしを回答していただいてございます。

 「登録人数」につきましては、利用者の人数と保育者の人数を記載していただいておりまして、E社については利用者の人数のところに※印が書いてございますけれども、これについてはその裏面の一番下に※で書いてございまして、このE社につきましてはベビーシッターのみを募集するサイトではないということがございまして、その他の募集も含めた全数を回答いただいてございます。

 最後が「運営管理費」ということで、利用料等の徴収についてどのようにしているかということで、利用者からの徴収があるか、保育者からの徴収があるか、広告収入をいただいているのか、あるいはその他、何か収入があるのかということで回答いただいていまして、その他についてはこれ以上の回答を求めていないということがございますので、F社のところは「あり」となってございますけれども、これが何かというのはちょっと不明になってございます。

 私のほうからは、以上でございます。


○松原委員長 
 ありがとうございます。11社から回答いただいているのですが、問い合わせをしたのは何社くらいですか。


○田野課長補佐 
 今回は11社、私どもで把握しておりまして、全部から回答をいただいてございます。


○松原委員長 
 ありがとうございます。何か御質問はおありになりますか。よろしいですか。

 それでは、今日は普光院委員に配付していただいた資料がありますので、後で読ませていただきたいと思います。

 今日の議事は以上になりますが、今後の予定について事務局から御説明をお願いいたします。


○田野課長補佐 
 委員の皆様方、子どもの預かりサービス事業者の皆様方、インターネット上のマッチングサイトの運営者の皆様方、本日はお忙しい中、御対応いただきましてありがとうございました。

 次回の専門委員会の日程につきましては、9月30日火曜日13時〜15時までを予定してございます。場所につきましては、追って御連絡をさせていただきます。

 次回につきましては、前回と今回の議論につきまして事務局において整理をさせていただきまして、それに基づいて引き続き子どもの預かりサービスの在り方について御議論をいただきたいと考えてございますので、よろしくお願いいたします。


○松原委員長 
 それでは、今日の専門委員会は閉じたいと思います。ありがとうございました。


(了)

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