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2013年3月25日 第15回 医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議 速記録

○日時

平成25年3月25日(月) 13:00〜15:00


○場所

厚生労働省 専用第15・16会議室(12階)
(東京都千代田区霞が関1−2−2 中央合同庁舎等5号館)



○出席者

出席構成員:

堀田構成員、五十嵐構成員、岩田構成員、岡部構成員、奥田構成員
小川構成員、落合構成員、北田構成員、友池構成員、葉梨構成員
藤原構成員、村島構成員、横谷構成員、吉村構成員

出席参考人:

石川参考人、勝野参考人、中村参考人

○議事

○医薬食品局審査管理課 
 それでは、数分おくれましたけれども、ただいまより「第15回医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議」を開催いたします。
 本日は、伊藤構成員、後藤構成員、西川構成員、松石構成員、山本構成員より御欠席との御連絡をいただいており、現在、少しおくれている方もいらっしゃいますけれども、過半数に達しておりますので、成立しております。
 また、WGの検討状況を御報告するに当たりまして、前回同様、各WGのメンバーから参考人として御出席をいただいております。これまで御出席いただいている先生方でありますので、御紹介は割愛させていただきます。
 カメラ撮影の方は、ここまででお願いいたします。
 それでは、堀田先生、以降の議事進行をお願いいたします。

○堀田座長 
 皆さん、こんにちは。年度末の大変お忙しい中、お集まりいただきましてありがとうございます。また、きょうは少し寒くて、雨も降っておりますけれども、このような中で、皆さん、多数お集まりいただきました。
 早速ですけれども、本日の配付資料の確認を事務局からお願いします。

○医薬食品局審査管理課 
 本日の配付資料については、まず議事次第、及び座席表、及び資料1、検討会議における検討の進め方。
 専門作業班(WG)の検討状況の概要等について、第I回要望関連が資料2−1、第II回要望関連が資料2−2でございます。
 資料3−1から7につきましては、医療上の必要性に関する専門作業班(WG)の評価。
 公知申請への該当性に係る検討会議報告書(案)が資料4−1から4−6までございます。
 次に、医療上の必要性が高いとされた品目に係る専門作業班(WG)の検討状況について、第I回要望関連が資料5−1、第II回要望関連が資料5−2でございます。
 資料6−1は、企業から提出された開発工程表についてでございます。企業から提出された開発工程表の概要等について、第I回要望関連が資料6−2、第II回要望関連が資料6−3でございます。
 資料7は、開発企業の募集を行った医薬品のリストでございます。
 資料8は、ベバシズマブの進行性腎細胞がんに対する要望の取り下げについてでございます。
 以上の資料を配付しております。
 参考資料につきましては、一まとめにしてお配りしております。
 資料の不足等ございましたら、事務局までお申しつけください。

○堀田座長 
 資料の落丁等がありましたら、今、お知らせ願いたいと思いますが、いかがでしょうか。よろしいですか。
 それでは、本会議は前回が12月26日でございますが、その後の進捗状況について事務局からお願いいたします。なお、委員の中には、きょうは年度末でお忙しくて、他の会議とかけ持ちで参加されている方もありますので、途中で退席あるいは出入りがあるかもしれませんが、御容赦願いたいと思います。
 それでは、事務局、お願いします。

○医薬食品局審査管理課 
 それでは、事務局より御説明いたします。前回12月26日、第14回検討会議以降の検討状況について御説明いたします。
 まず、資料1の右下あたりですけれども、第II回要望のうち、昨年4月6日に企業に開発要請したものについては、引き続きWGにおいて、必要な試験の妥当性や公知申請の該当性の評価を行っております。また、その後の検討会議で医療上の必要性が高いとされた要望については、本年1月31日に企業に開発要請、開発企業募集を行ったところでございます。公知申請が妥当と御判断いただいたものについては、薬事食品衛生審議会における事前評価を踏まえ、企業より公知申請がされるという流れになっております。
 それでは、資料2−1をごらんください。第I回要望について医療上の必要性が高いとされたのは全部で185件となっておりまして、これらについては段階的に開発要請等を行ったところでございます。
 おめくりいただきまして、裏のページをごらんください。表に、開発要請等を行ったもののWGにおける検討状況をお示ししております。今回、1件について公知申請の該当性にかかる報告書(案)がとりまとめられましたので、追って御審議いただく予定です。
 その他の要望、検討状況は、資料5−1に掲載しております。残り1品目になったということでございまして、後で説明いたします。
 続きまして、資料2−2をごらんください。第II回要望につきましては、前回会議までに、合計98件について医療上の必要性が高いとの評価をいただきました。前回会議時点で検討中のものが合計27件あり、WGにおいて、そのうち合計2件について、必要性が高いと評価しております。なお、1件については資料8で御説明いたしますが、要望の取り下げがあったことから、検討対象外と評価いただいております。
 引き続き、WGで医療上の必要性について検討中の品目は、本資料の別添に一覧としてまとめております。
 次のページになりますが、こちらは開発要請または開発企業募集となった98件の状況をお示ししております。開発要請した81件のうち、新たに2件について公知申請への該当性に係る報告書(案)を取りまとめていただいております。また、既に開発に着手されているものが15件、今後治験等の実施が必要なものが23件、検討中が23件となっています。これらの品目のうち、前回会議中に検討中であったものの状況を資料5−2に一覧として提出されております。個別品目の状況については、後ほど御説明させていただきます。
 本日は、第I回、第II回要望を折り交ぜる格好になりますが、資料の順に沿って御検討をお願いしたいと考えております。
 以上です。

○堀田座長 
 ありがとうございました。
 ただいまの御説明に何か御質問があれば、お受けいたしますが、いかがでしょうか。第I回要望につきましては、かなり大詰めと申しますか、残り少なくなっておりまして、第II回要望のほうは着々と進んでいるという状況です。残りの検討中のものについては、やや難しい点もあったりして、進捗が必ずしも毎回順調というわけにはいきませんけれども、全体としてはうまく対応されているのかなと思います。何か御質問や御意見がありましたら、お願いいたします。よろしいでしょうか。ありがとうございます。
 それでは、第II回要望に係る医療上の必要性に関する検討状況につきまして、WGからの御説明をお願いしたいと思います。
 まずは、小児WGから中村先生に御報告をお願いします。

○中村参考人 
 飛びまして、資料3−7をごらんください。本日2つ、抗HBs人免疫グロブリンと組換え沈降B型肝炎ワクチンでございます。
 めくっていただきまして1ページでございますけれども、まず抗HBs人免疫グロブリンでございます。
 要望者が日本産科婦人科学会で、効能・効果が新生児のB型肝炎予防ということでございます。
 適応疾患の重篤性につきましては、母子感染によるB型肝炎ウイルス感染は容易にキャリア化し、肝炎から肝硬変、肝細胞がんといた致死的な疾患に至る場合があるということで、「ア」と判断いたしました。
 また、医療上の有用性につきましては、既承認の用法・用量で読めなくはないのですけれども、ガイドライン等で推奨されているプロトコルで、国内の医療実態に沿った用法・用量であり、接種漏れを少なくするためにも有用であろうと判断しております。
 当初要望された内容から記載が一部変わっておりまして、「生後12時間以内が望ましい」という表現になっております。
 それから、2ページに参りまして、これも関連したものですけれども、今度はワクチンのほうで、組換え沈降B型肝炎ワクチンでございますが、これは2つの学会、日本小児栄養消化器肝臓学会と日本産科婦人科学会から要望が出されております。
 適応疾患の重篤性につきましては、先ほどと同じ理由で「ア」と判断いたしました。
 医療上の有用性につきましては、現在の用法・用量ですと、接種開始月齢は生後2カ月以降とされておりまして、2カ月未満には適応外ということで、これは標準といいますか、ガイドラインとそごを来しておりまして、一般的に生後直後、生後1カ月及び生後6カ月に計3回注射するのが今のスタンダードですので、その実態に合わせるということで、これも医療上の有用性は「ウ」に該当すると判断いたしました。
 当初、2つの学会から出された内容に微妙に違いがありましたけれども、それを学会間で調整された上で、今回の評価となっております。
 以上でございます。

○堀田座長 
 ありがとうございます。
 ただいまの説明につきまして、何か御意見あるいは御質問があれば、お受けします。いかがでしょうか。特に、産婦人科あるいは小児の先生方、あるいは感染症等の関係で追加することがありましたら。岡部先生。

○岡部構成員
 追加するわけではないのですけれども、非常にありがたい判断になると思います。ありがとうございました。

○堀田座長
 よろしいでしょうか。グロブリンのほうは、受動免疫で、ワクチンは何回かブーストする必要がある。これは両方とも必要だということですね。

○岡部構成員
 ともにより早くやったほうが、その後の効果がいいということと、産婦人科と小児科の連携ということで継続ができるのではないかということです。

○堀田座長
 生後12時間が望ましいという表現、そこに工夫というか、苦労が見受けられるのですけれども、12時間以内にやったほうがいいのだけれども、生後間もなくの忙しい時期にこれをきっちり守るということは難しいという現場の判断かなと思います。よろしいでしょうか。特に問題がなければ、これはこのような形で処理させていただきたいと思います。
 次に、公知申請の該当性に係る報告書(案)につきまして御説明をお願いするわけですが、参考人の先生方の御都合等がありまして、資料の順番を変えたいと思います。資料4−3から、次に資料4−1、4−2の順番でお願いしたいと思います。まずは資料4−3に関係して、生物WGから石川先生に御説明をお願いします。

○石川参考人
 それでは、資料4−3になります。人血液凝固第XIII因子、要望番号II−172の公知申請の該当性に関して、生物WGでの検討結果について御説明いたします。
 まず、資料の1ページ目からになります。厚生労働科学研究費補助金(難治性疾患克服研究事業)「後天性血友病XIIIの実態調査、発症機序の解明と治療方法の開発研究」班から、後天性血液凝固第XIII因子欠乏症による出血傾向の効能・効果を追加する要望が提出されております。
 同じく1ページ目の2.要望内容の医療上の必要性について記載してあります。そこでは、本要望の対象となる後天性血液凝固第XIII因子欠乏症患者では、出血の部位・程度によって致死的となる場合がある。本邦においては既存の治療薬はありませんけれども、この要望内容は、ドイツにおいては承認されていること。それから、英国のガイドラインに記載されていることを踏まえ、平成24年3月に開催された本検討会議において、本剤の治療上の必要性が高いと判断されました。
 めくっていただいて3ページから5ページになります。国内外の臨床試験等の報告を記載しています。いずれの国においても、本剤投与により出血がコントロールされたと報告されております。
 また先に進んでいただいて、8ページから9ページになります。公知申請の妥当性について記載しております。海外で実施された臨床試験において本剤の有用性が報告されていること。また、本邦においても本剤の有用性が報告されていて、既承認の薬剤であり、安全性の問題はないと考えられることから、後天性血液凝固第XIII因子欠乏症患者に対する本剤の有用性は、医学薬学上公知であるという判断が可能と考えております。
 9ページから10ページに、この効能・効果及び用法・用量について記載しております。効能・効果については、先天性及び後天性血液凝固第XIII因子欠乏症による出血傾向と設定することが妥当と判断しております。また、用法・用量については、ドイツにおける本適応に対する承認用量が、本邦の既承認の先天性血液凝固第XIII因子欠乏症の用量と同程度であることを踏まえて、先天性血液凝固第XIII因子欠乏症と同じ用法・用量とすることが妥当と判断いたしました。ただし、後天性血液凝固第XIII因子欠乏症に対する用量の選択においては、年齢・症状のほかに、欠乏の原因についても考慮する必要があるということから、記載を整備させていただいております。
 説明は以上です。

○堀田座長
 ありがとうございます。
 それでは、ただいまの後天性血液凝固第XIII因子欠乏症の出血傾向に対する人血液凝固第XIII因子の公知申請の妥当性につきましての報告ですが、いかがでしょうか。
 先ほど参考人のほうから少しコメントがありましたけれども、後天性の因子欠乏の原因についての考察が必要だというのは、具体的にはどのようなことを念頭に置かれるのでしょうか。

○石川参考人
 要望者のほうから、これについて、欠乏の原因によって状況が変わるということで資料が出ておりますので、そこに対しては注意が必要ということで、添付文書のほうにもそれに対する注意を記載するようにさせていただいております。

○堀田座長
 白血病の場合とか、あるいは自己免疫疾患に絡んでインヒビターが出てくるとか、そんなことで、作用機序が多少違ってくる可能性もあるというわけですね。ありがとうございます。
 よろしいでしょうか。どうもありがとうございました。これは、公知申請妥当という判断で進めてまいりたいと思います。
 それでは、資料4−1のほうに移らせていただきますけれども、その他WGの小早川先生の御説明でよろしいですか。お願いします。

○小早川参考人
 資料4−1をごらんください。今回、ヨード化ケシ油脂肪酸エチルエステルをシアノアクリレート剤であるヒストアクリルを用いた胃静脈瘤の治療において、ヒストアクリルと混合して用いる適応を追加する開発要請がなされました。
 ヨード化ケシ油脂肪酸エチルエステルは、現在、リンパ系及び子宮卵管の陽性造影剤として、ヒストアクリルは皮膚用接着剤として承認されております。ヒストアクリルは、医療上ニーズの高い医療機器等の早期導入に関する検討会において、胃静脈瘤の内視鏡的治療における血管塞栓物質としての使用について、臨床上の必要性があると判断されたことを受けて承認申請されました。
 本薬は、ヒストアクリルを用いた胃静脈瘤の内視鏡的治療において、ヒストアクリルの重合時間の調節と注入部の可視化を目的として、混合して使用されます。
 報告書の2ページから9ページにある欧米等6カ国の承認状況と、また10ページから21ページに要望内容に係る国内外の公表文献・成書等についての概略を取りまとめております。これらの資料には、ヒストアクリルと本薬を用いた胃静脈瘤の内視鏡的治療に関する海外臨床試験、国内における相当程度の使用実績、出血性胃静脈瘤の治療には、ヒストアクリルと本薬を用いた内視鏡的治療が推奨されていることが記載されております。以上より、本薬で調製したヒストアクリルを用いた胃静脈瘤の内視鏡的治療の有用性は、医学薬学上公知であると判断可能と考えました。
 ただし、治療における留意点として、22ページの(2)に記載しておりますが、国内外の教科書及び診療ガイドラインにおいて、組織接着剤の大循環への流入による脳梗塞や肺塞栓、静脈瘤周辺組織への接触による潰瘍、穿刺針の静脈瘤との固着等が挙げられております。
 なお、胃静脈瘤以外の疾患の治療に対する本薬の使用実態について調査がなされたところ、脳動脈瘤奇形や静脈瘤に対して、ヒストアクリルと本薬を用いた治療が行われており、また肝細胞がんに対する冠動脈化学塞栓療法において、抗悪性腫瘍剤と本薬を混合して使用されている実態が確認されました。これらの報告から、本薬を含む混合液が目的以外の血管に流入することにより生じる塞栓に対しては、使用目的にかかわらず、共通して留意が必要であると考えられます。
 効能・効果についてですが、23ページに記載しておりますように、医薬品または医療機器の調製とすることが妥当と考えております。先ほども御説明したように、本薬は要望された胃静脈瘤の内視鏡的治療のほかにも、それぞれの治療法において目的に応じた調製溶剤として必要とされ、使用されている実態が確認されていることを考慮したものです。ただし、それぞれの治療の主体となる薬品、または医療機器において、本薬を用いて調製した際の有効性及び安全性を評価した上で、適切な効能・効果等が設定されることが必要と考えます。
 ヒストアクリルについては、本薬を調製溶剤として用いる胃静脈瘤の内視鏡的治療が、先週金曜日に部会があって承認されたと聞いております。
 本薬の効能・効果に関連する使用上の注意には、ヒストアクリルの調製溶剤として用いる旨を記載することが妥当と判断しております。
 用法・用量についても同様に、治療の主体となる医薬品または医療機器において、適切な用法・用量または使用方法等が設定されることを前提として、本薬ではそちらの添付文書を必ず確認し、適切に使用されるように使用上の注意として記載することが妥当と判断いたしました。
 以上でございます。

○堀田座長
 ありがとうございました。
 今までにちょっとないタイプのものかなと思いますけれども、もともとこれは皮膚接着剤のヒストアクリルに混ぜて凝固するような形に持っていくためのものですね。相手は、ヒストアクリルでないといけないのかどうか、その辺はどうですか。

○小早川参考人
 今のところは、ヒストアクリルが相手方としては指定されておりませんが、今後、例えば肝臓の肝細胞がんに関して、エピルビシンというお薬と混ぜて使用している実態がありまして、そちらのほうが今後承認をとりにいく予定があると聞いておりますので、そういった形でいろいろな薬剤とともに使えるようになるかと思います。

○堀田座長
 ということで、今回はどちらかというと、ヨード化ケシ油脂肪酸エチルエステル単独で認めるかどうかではなくて、用法の変更で使えるようにするという形かなと思います。ヒストアクリルのほうは、別途申請が出ているという状況ですが、それは今、まさにやっているところですか。

○小早川参考人
 そうです。

○堀田座長
 どうでしょうか、何か御意見。要望としては日本消化器内視鏡学会から、出血性胃静脈瘤の内視鏡的治療でありますけれども、もう少し幅広くそれを拾おうということになっております。この点に関しても、何か御意見があれば。吉村先生、よろしいですか。

○吉村構成員
 はい。

○堀田座長
 よろしいでしょうか。特に異論はないようでございますので、小早川先生、ありがとうございました。
 続きまして、精神・神経WGのほうから勝野先生にお願いいたします。

○勝野構成員
 精神・神経WG、精神・神経用薬分野の座長をしています勝野です。クロミプラミン塩酸塩の公知申請への妥当性に係る報告書について御説明いたします。配付資料4−2をごらんください。このたび日本睡眠学会からナルコレプシーに伴う情動脱力発作の要望がございました。
 2ページから、欧米4カ国の承認状況についてまとめてございますが、英国及びドイツでナルコレプシーに伴う情動脱力発作に関連した効能・効果について承認されており、それぞれの承認用量は1日当たり10〜75?及び25〜75mgです。
 10ページから無作為化比較試験の結果等をまとめてございます。海外においてさまざまな用量で投与した結果が報告されていますが、1日当たり100〜200mgの用量範囲で情動脱力発作の消失及び改善が報告されております。
 14ページからは、日本国内において臨床試験成績は報告されておりませんでしたけれども、症例報告等の公表文献において、ナルコレプシーに伴う情動脱力発作に対してクロミプラミンが使用されていることが報告されております。
 16ページからは、国内外の教科書、ガイドライン等の記載をまとめてございますが、ナルコレプシーに伴う情動脱力発作に対する標準的な治療法の一つとして、1日当たり10〜200mgの範囲で記載されております。
 19ページは、日本睡眠学会により行われた使用実態調査の結果をまとめてございます。国内では、主に1日当たり10〜75mgの用量範囲で使用されているということが確認されました。
 22ページから、要望内容に関する有効性と安全性について検討を行った結果ですけれども、海外での承認状況、国内外の教科書、ガイドライン等に標準的な治療法として記載されていること。国内での使用状況。既に知られている副作用を除き、日本人においてクロミプラミンをナルコレプシーに伴う情動脱力発作に用いた場合に、特に安全性の問題は認められないと考えられることなどから、ナルコレプシーに伴う情動脱力発作に対してクロミプラミンを投与したときの有効性・安全性は医学薬学上公知であると判断いたしました。
 24ページの効能・効果につきましては、ナルコレプシーに伴う情動脱力発作といたしました。ただ、用法・用量につきましては、英国及びドイツで承認されている最大用量は、いずれも75mgであること。また、国内ガイドラインの推奨用量や使用実態調査の結果等を踏まえ、通常成人にはクロミプラミン塩酸塩として、1日10〜75mgを1日1〜3回に分割投与するといたしました。
 説明は以上です。

○堀田座長
 ありがとうございました。
 それでは、ナルコレプシーに伴う情動脱力発作に対するクロミプラミンの公知申請への該当性について、いかがでしょうか。これは、用量が国内の使用実態というのは75mgまでで、海外では200mgまでという違いがありますが、国内ではガイドライン上はそうなっているのですね。

○勝野構成員
 そうです。国内の使用実態を見ますと、維持量も最終投与量も9割近くは75?までとされております。
 それから、先ほど申しましたが、承認用量が海外でも75?までとなっております。

○堀田座長
 わかりました。ありがとうございました。
 そのほか、いかがでしょう。特に問題ないですか。ありがとうございました。それでは、勝野先生、どうもありがとうございました。
 以上で、各WGの検討について御承認いただいたものと考えたいと思います。
 続きまして、医療上の必要性が高いとされた品目に係る専門作業班(WG)の検討状況について、事務局からまずは御説明をお願いします。

○医薬食品局審査管理課
 それでは、資料5−1をごらんください。第I回要望で医療上の必要性が高いとされた品目に係るWGの検討状況で、前回会議時に検討中であったものでございます。
 おめくりいただきますと、まず精神・神経WGのアナフラニール錠につきましては、本日、公知申請を行うことが妥当となりました。
 続きまして、抗菌・抗炎症WGでございまして、こちらは残り2品目のうちの1品目でございますけれども、バンコマイシンでございますが、まだWGで詳細に検討中ということでございます。これにつきましては、耐性菌拡大防止のためのガイドラインを学会のほうで策定していただくことがまず必要でございまして、現在、学会のほうにいつぐらいにこのガイドラインが発出されそうかということを確認しているところでございます。なるべく早く、学会のほうで発出され次第、WGのほうで急いで検討を進めたいというところでございます。現在、残り1品目となっているところでございます。
 続きまして、資料5−2のほうは、第II回要望で医療上の必要性が高いとされた品目に係るWGの検討状況で、前回会議時に検討中であったものでございます。
 おめくりいただきまして、代謝・その他WGでございます。これは、本日、ヨード化ケシ油脂肪酸エチルエステルにつきまして公知申請への妥当性の評価が行われましたので、これについては進捗があったということでございます。
 続きまして、循環器WGでございまして、こちらは3品目ございますが、これにつきましては現在、WGにて詳細を検討中ということでございます。
 次は、抗菌・抗炎症WGでございます。こちらは4品目ございまして、いずれもマラリアに関するものでございます。これにつきましてもWGで詳細に検討中ということでございます。
 次に、抗がんWGでございます。こちらにつきましては、3−ヨードベンジルグアニジンでございますけれども、当該医薬品は開発企業を募集する医薬品であるということでございます。
 続きまして、生物WGでございます。こちらも本日報告がありましたとおり、人血液凝固第XIII因子で、後天性血液凝固第XIII因子欠乏症による出血傾向でございまして、こちらは公知申請を行うことは妥当とされました。
 最後、小児WGでございます。こちらにつきましては6品目ございまして、それぞれWGで詳細に検討中のものでございましたり、イブプロフェン リジン塩につきましては、開発企業を募集する医薬品ということでございます。リファンピシンにつきましては、現在、企業のほうに問い合わせを行っているところでございます。
 以上です。

○堀田座長
 ありがとうございました。
 それでは、ただいまの専門作業班の検討状況のまとめですけれども、何か事務局の説明に御意見はございますでしょうか。
 開発企業募集中というのは、結局、国内に現状では受け皿がないものということですね。これに関しては、製薬業界のほうの対応というのは何か動きがあるのですか。

○医政局研究開発振興課治験推進室長
 研究開発振興課でございますが、私どものほうで日本製薬工業協会等にお願いしておりますけれども、それについて個別に御相談はいろいろ承っているものでございます。

○堀田座長
 ありがとうございます。業界としても積極的に動けるということで御協力願っているところですので、引き続きよろしくお願いしたいと思います。
 何かほかにございませんでしょうか。よろしいですか。きょうは早く進みそうなので、何か問題があったら遠慮なくご意見をよろしくお願いします。
 続きまして、企業から提出されております開発工程表でありますが、これにつきまして現状を事務局から御説明をお願いします。

○医政局研究開発振興課治験推進室長
 企業から提出されました開発工程表等につきまして、医政局の研究開発振興課より御説明させていただきます。
 まず、資料6−1をごらんください。
 提出状況でございますが、これまで提出されておりました第I回要望に係る開発工程表186件、及び第II回要望に係る開発工程表74件につきまして、2月28日現在の更新版が提出されております。未提出の企業はございません。
 また、本年1月31日に新たに14件の開発要請を実施いたしまして、それらにつきましても2月28日現在の開発工程表が提出されております。
 詳細につきましては、資料6−2、6−3に基づきまして、後ほど御説明いたします。
 評価基準のほうでございますが、これについて特段変更はございません。
 ただ、裏に参りまして、(3)第II回要望分の第2回の開発要請について、日付を入れたものを追加させていただいております。中身につきましては、変更ございません。
 続きまして、資料6−2をごらんください。第I回の要望募集に係る2月28日時点の開発工程表の概要でございます。
 項目毎に説明いたしますが、5ページからa−0.承認済みのものが111件となっております。以後の説明につきましては、前回から変更したところにつきまして御説明させていただきます。
 まず、ちょっと飛びまして16ページ、17ページに新たに承認済みになったものがございます。16ページの77bとcのレボカルニチン、それから180、348a、b、c、それから273、これらにつきまして、昨年12月及び本年2月に承認となっております。
 それから、飛びまして、22ページと23ページでございます。22ページの上のほう、要望番号22、237、265の3品目が昨年12月に承認となっております。
 それから、23ページの362番の2社のものも同様に昨年12月に承認になっております。
 続いて、24ページからがa−1.承認申請済みのものということで、今回は20件となっておりますが、前回からの変更は24ページの一番下、176、次の25ページの一番上、193の2件が新たに承認申請されております。
 続きまして、27ページからがa−2.治験計画届提出済みのものでございます。今回、47件ございますが、前回からの変更といたしましては、27ページの205、バイオジェンのナタリズマブ、それから374、サノフィの髄膜炎菌ワクチンですが、これが現在、承認申請準備中となっております。治験を終了しております。
 それから、飛びまして、30ページでございます。一番上の要望番号314.2、ガルデルマのメトロニダゾールですが、特記事項として、「新たに症例を追加することとなったため、治験実施期間を延長」と書いてございますが、これは誤記でございまして、「被験者の組み入れが遅れたため治験実施期間を延長」と訂正させていただきたいと思います。申しわけございません。
 次に、同じく30ページの80、続いて32ページの283b、シンバイオ製薬、ベンダムスチン、それから33ページの268、アボットジャパンとMeiji Seikaファルマのフルボキサミンマレイン酸塩、これら4件について、新たに治験届が提出されております。
 以上、a−0からa−2までは、適切に開発を行っているものと評価いたしたいと思います。
 それから、次ページ以降、b、c、dに該当するものはございません。
 続きまして、37ページ、e.開発要請半年後以降に公知申請を予定するものでございますが、今回、2件となっております。これらは個別評価でございます。先ほど御審議いただきました要望番号114のアルフレッサファーマのクロミプラミンでございますが、使用実態調査あるいは行政の持ち時間等を考慮いたしまして、適切に開発を行ったものと評価したいと思います。
 もう一つの239、バンコマイシンにつきましては、まだWGで検討中ということでございますので、評価保留とさせていただきたいと思います。
 それから、めくっていただきまして38ページ、fについて該当はございません。
 39ページ、gのその他ですけれども、6件ございます。これらは個別評価でございますが、前回からの変更は特にございませんので、いずれも評価保留とさせていただきたいと思います。
 資料6−2につきましては、以上でございます。
 続いて、資料6−3をお願いいたします。こちらは、第II回の要望募集分についての開発工程表の概要で、2月28日現在のものでございます。今回は、先ほど御説明させていただいたように、1月31日付で行った14件の開発要請分が、第2回開発要請分として新たに追加されております。
 個別の品目につきましては、5ページからでございます。a−0.承認済みのものが4件でございまして、前回からII−10、II−77、II−150の3件が本年2月に新たに承認になっております。
 続きまして、6ページからがa−1.承認申請済みのものでございます。今回、21件でございますが、前回からの変更につきましては、1枚めくりまして8ページ、II−195、II−262、II−263、II−264、II−141、II−148の以上6件について新たに承認申請が行われております。
 次に、9ページからがa−2.治験計画届提出済みのものでございます。18件ございますが、こちらでは前回からの変更はございません。
 以上、a−0からa−2までは適切に開発を行っているものと評価したいと思います。
 12ページからのb、cに該当するものは、今回はございません。
 14ページをごらんください。ここからがd.開発要請後半年以内に公知申請を予定しているが、WGが検討中であるものでございまして、13件ございます。いずれも本年1月の第II回要請分のものでございます。これらにつきましては、いずれも適切に開発を行ったものとして評価したいと思っております。
 次のページをめくっていただきまして、16ページでございます。e.開発要請半年後以降に公知申請を予定するものということで、今回、10件ございます。これらにつきましては、個別評価となります。先ほど御審議いただきました要望番号II−253、ゲルベ・ジャパンのヨード化ケシ油脂肪酸エチルエステル及びII−172、CSLベーリングの人血液凝固第XIII因子でございますけれども、WGでの検討終了ということで、若干時間はかかっておりますけれども、行政での持ち時間等を考慮いたしまして、この2つにつきましては適切に開発を行ったものとして評価したいと考えます。その他のものにつきましては、評価は保留とさせていただきたいと思います。
 次に、18ページのf.開発要請後一年以内に治験計画届を提出するものが、今回4件でございますが、前回からの変更はございません。いずれも適切に開発を行ったものとして評価いたしたいと思います。
 次の19ページからがg.その他でございます。今回は18件でございますが、こちらは個別評価とさせていただいております。
 前回からの変更でありますが、めくっていただきまして21ページ、上から2つ目のII−200、CSLベーリングのプロトロンビン複合体でございますが、FDAのほうから、継続中の治験の安全性情報や解析結果等の提出を求められているということでございまして、それらのFDAでの審査結果を踏まえた上で、国内治験の実施計画を検討する予定ということで、6カ月ほど遅れるということでございます。
 次のII−274、グラクソ・スミスクラインのレチガビンでございますが、前回の工程表では、a−2の治験計画届提出済みのものとなってなりましたが、開発方針が変更になりまして、日本国内での治験を中止して、オーストラリアにおいて日本人を対象とした第I相試験を本年4月に実施予定と変わっております。
 次のII−283、ヤンセンファーマのレミフェンタニル塩酸塩でございますが、昨年12月のPMDAとの治験相談を踏まえまして、一部治験計画の変更を行うということで、3カ月ほど遅れるということでございます。
 それから、一番下のII−183、グラクソ・スミスクラインのピリメタミンでございますが、現在、治験の要否についてPMDAと相談中とのことでございます。
 以上、gのその他につきましては、個別評価ということでございますが、現時点では評価保留とさせていただきたいと思います。
 資料6−3は以上でございます。
 続きまして、資料7でございます。開発企業の募集を行った医薬品の状況ということで、これも本年2月28日時点の更新版でございます。
 まず最初に、第I回要望募集分、20品目ございますけれども、前回からの変更があったところについて御説明させていただきます。
 上から2つ目、?2のデクスラゾキサンですけれども、治験実施中だったものが終了いたしまして、承認申請中となっております。
 それから、?7の亜セレン酸ナトリウムでございますが、治験準備中から治験実施中に進んでおります。
 裏に参りまして、第II回要望募集分についてでございます。まず、今回新たに3品目追加されまして、全部で17品目となっております。
 ?15、16、17の3−ヨードベンジルグアニジン(131I)が追加となっております。
 それから、変更となったところでございますが、?1と2のヒスタミン二塩酸塩について企業名が公表されまして、日本たばこ産業と鳥居薬品が開発の申し出をしているということでございまして、開発状況も治験準備中ということでございます。
 それから、?3、4のメサコリン塩化物でございますが、?3のほうが三和化学研究所、4のほうが参天製薬ということで、申し出があった企業名が公表となっております。
 説明は以上でございます。

○堀田座長
 ありがとうございました。大分たくさんの品目の資料でありますので、ちょっとフォローが難しい状況があるかもしれませんが、何か御質問があれば、お受けしたいと思いますが、いかがでしょうか。どうぞ。

○吉村構成員
 吉村ですけれども、今、第II回要望募集の3番、4番で、一方は成人で、一方は小児で、しかも開発企業は別なわけですね。何で一緒でなくて、別のほうがいいのでしょうか。

○医政局研究開発振興課治験推進室長
 詳しい事情は私どももちょっと承知しておりませんけれども、基本的に協力をして開発するということで聞いております。ただ、承認申請をする主体としては、それぞれ分かれるということではないかと思います。

○堀田座長
 そのほかいかがですか。よろしいでしょうか。
 先ほどの資料6−3の21ページのII−274、開発方針の変更で日本では治験をやらずに、オーストラリアで日本人対象に第I相をやるという話ですけれども、日本よりもそっちのほうがやりやすいという環境なのですか。これは会社の方針だろうけれども、日本でやれないものなのでしょうか。

○医政局研究開発振興課治験推進室長
 これは外資系の企業でございますので、その企業の内部で世界的にどこでやるかという開発方針を決めております。必ずしも日本国内でやりにくいからということではないと思いますけれども、企業の方針ということでございます。

○堀田座長
 いろいろ事情があるということなのでしょうけれども、ほかに何か御質問、御意見、ございませんか。これは、あくまで開発要請をこちらがかけているので、企業がどう対応するかというのは、それを見て、こちらが進捗の評価をするということになります。そのような観点で評価をお願いしたいと思います。よろしいでしょうか。ありがとうございます。
 それでは、次の話題でありますけれども、資料8に行きたいと思います。これは事務局から御説明をお願いします。

○医薬食品局審査管理課 
それでは、資料8は、ベバシズマブの進行性腎細胞がんに対する要望の取り下げについてでございます。
 ベバシズマブの進行性腎細胞がんに対する要望は、平成23年8月2日から平成23年9月30日にかけて実施された第II回医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬の要望募集において、日本臨床腫瘍学会から提出されたものであるが、当該疾患領域の治療薬については、昨今の開発状況等を踏まえ、要望者である学会から、下記のとおり要望の取り下げに関する要望が提出され、受理したので、報告するという資料でございます。
 1.要望の概要でございまして、要望番号はII−207、成分名がベバシズマブ、要望内容は進行性腎細胞がんで、要望者が日本臨床腫瘍学会になっております。
 2ポツが学会からの取り下げに関する要望でございまして、学会のほうから進行性腎細胞がんの効能追加要望について取り下げをしたいということでございます。
 当初、進行性腎細胞がん(特に肺単独転移症例)におけるベバシズマブとインターフェロンαとの併用療法は、PFS延長効果が見られる等、既存の療法と比較し優れた成果をあげていることから、泌尿器を専門領域とする学会により適応追加要望が出され、本学会所管委員会において妥当なものと判断し申請いたしました。
 しかしながら、転移性腎細胞がん適応で新薬(インライタ(一般名:アキシチニブ))が承認・市販されたことを受け、当要望の内容が臨床現場の実態と合わない状況になり、本学会からの要望は取り下げるべきと判断いたしましたとあります。
 おめくりいただきまして、裏に臨床腫瘍学会からの取り下げに関する要望が出ております。
 以上です。

○堀田座長
 このような形で、要望を出した時点と現在では状況が変わってきているということがあり得ます。既にこの疾患に対する有望な新薬が承認された状況の中で、そういう要望内容そのものが現状に合わないという状況で、取り下げという話ですが、こういうことでよろしいですか。要望の品目があって困るわけではないでしょうけれども、緊急性あるいは重篤性、そして代替治療がないかどうかという視点から言うと、現在では有効な新薬が承認されたので取り下げということです。
 藤原構成員、何かございますか。

○藤原構成員
 副委員長なので、関与しています。

○堀田座長
 関与しているから、利益相反状態になる。
 ほかの先生、いかがでしょうか。よろしいでしょうか。

○岩田構成員
 ほかにいいものが出たので、このスキームには合わないからという認識でよろしいですか。

○堀田座長
 そういうことです。その当時は、それしかないということでしたけれども、適応外で申請をしていたのが、現状では普通に使える薬ができたということかと思います。よろしいでしょうか。こういうことはままあることですね。検討に時間が少しかかったりしますので、その間に状況が変わるということはあります。よろしいですか。特に異存がないようでしたら、申請の取り下げを承認したいと思います。
 それでは、順調に進んでまいりまして、1時間ほどで終盤に差しかかってまいりましたけれども、そのほかの事項で事務局から何かありましたら、よろしくお願いします。

○医薬食品局審査管理課
 それでは、次回検討会議につきましては、6月17日16時から開催予定でございます。御多用のところ恐縮でございますが、どうぞよろしくお願いいたします。

○堀田座長
 少し早目に終了になりますけれども、何かこの際、今後の進行とか持ち方について御意見があればお伺いしたいと思いますが、いかがでしょうか。藤原構成員。

○藤原構成員
 先ほどの資料4−1から4−3の公知申請の該当性の報告書を読んでいて、後から気づいたのですけれども、7番、公知申請の妥当性ということで、最終的に各グループの方々のまとめの言葉で、「有用性が医薬薬学上公知」というのと「有効性と安全性が医学薬学上公知」というのと「有効性が医薬薬学上公知」と、記載ぶりがばらばらになっているので、将来的に、じゃ、安全性は公知じゃなかったのかと言われたら困るのかなと思いまして、その辺は過去のものも踏まえて、どこまで認めるのか、あるいはこれは差別化して記載しているかというのを、次回ぐらいに教えてください。

○堀田座長
 今、何か答えられることはありますか。

○医薬食品局審査管理課 
各WGで有効性・安全性につきましては、両方の観点から公知の該当性は確認しておりますけれども、書きぶりが少しばらついているという点につきましては、今後、統一できるよう検討したいと思います。

○堀田座長
 そのほかの点で何かお気づきの点がありましたら、お願いします。
 どうぞ、吉村先生。

○吉村構成員
 吉村ですけれども、これで第II回もある意味では山が過ぎた気がするのですが、第III回というのも考えられるのでしょうか。

○医薬食品局審査管理課
 現時点においては、第II回要望につきましてもかなり難しい案件が残っている状況でございまして、まずはこれらについて処理を進めていきたいというところでございます。

○堀田座長
 そのほかいかがでしょうか。第III回があるかないかは、第II回の進捗を見て、また考えるということでした。実は、第I回のときもII回があるのかと、すぐに問い合わせがありましたね。次々とそういった問題が出てくるかと思います。本検討会議では必要な未承認薬や適応外薬への取り組みを実務的にきちんと押さえていって、一つ一つを潰していくという意味では、着実な進歩をしているかと思います。皆様の御協力によるものだと感謝申し上げたいと思います。
 そのほか、よろしいでしょうか。
 特になければ、これで本日は終了といたします。ありがとうございました。


<照会先>

厚生労働省医政局研究開発振興課
厚生労働省医薬食品局審査管理課

03−5253−1111(内線 4165、4221)

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