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2013年3月5日 第4回「職業訓練上特別な支援を要する障害者」の職業訓練の在り方に関する検討会議事要旨

職業能力開発局能力開発課

○日時

平成25年3月5日(火)13:30〜17:00


○場所

厚生労働省 仮設第三会議室


○議題

特別支援障害者の範囲の検討

○議事

特別支援障害者に関する状況把握調査の結果について

○ 障害種別ごとに平均点が出ているが、その算出の元となった個々の評価点を見るとばらつきが見られ、調査を実施した各校によっても違いが見られる。
○ 現行では特別支援障害者の範囲に入っていないが、今回の調査では平均点が高かった障害種別がある。一方で、現行では特別支援障害者の範囲に入っているが、今回の調査では平均点が低かった障害種別もある。そうした障害種別をどう考えるかが検討の焦点になるのではないか。
○ 調査結果では、内部障害2級よりも内部障害1級の方が平均点は低い。個人差が表れたものと推測するが、そうした点も考慮しながら、総合的に検討する必要がある。
○ 平均点が低い障害種別には、訓練生に対する支援をそれほど要しない場合と、訓練校の体制として特別な訓練コースや個別のカリキュラム等を弾力的に設定することが困難なため、結果として平均点が低い場合とがあるだろう。点数が低いからといって、必ずしも支援の必要性が低いとは言いきれないのではないか。

特別支援障害者の範囲の見直し(案)について

○ 障害種別ごとの検討に係る主な意見
◇ 聴覚障害
・ 平均点は低いが、他の障害者と一緒に訓練する場合、聴覚障害者が1人入ることで、指導員にかかる負担が増え、授業もゆっくりしたペースにならざる得ない。指導員2人体制をとれる場合は1人が聴覚障害者につくが、1人体制だと様々な支援・配慮を行うことになる。手話通訳がつかない状況で対応していることもあり、かなりの支援が必要となる。
・ 手話通訳者の配置の有無によって支援の難しさが違ってくる。基盤環境整備に関わってくる問題と言える。
・ 聴覚障害の場合、コミュニケーション面でうまく配慮できれば、その他の面で特別な支援を必要とする余地は少ないのではないか。そのため平均点が低くなっていると思われる。その点をどのように解釈するかである。
・ 他の障害種別も見た上で相対的に決める必要はあるが、基盤環境整備も視野に入れて考えるならば、特別支援障害者の範囲に入れるのではなく、障害に応じた配慮を行うための基盤環境整備で対応する必要があるのではないか。
◇ 上肢障害(脳性まひによる上肢機能障害を含む)
・ 脳性まひによる上肢機能障害では、2級が1級の平均点より高い逆転現象が見られるが、2級を特別支援障害者の範囲に入れて、1級を入れないということはあり得ない。1級・2級ともに範囲に入れてはどうか。現行では脳性まひによる上肢障害2級は、特別支援障害者の範囲に入っていないので、現行より範囲が拡がることになる。
・ 脳性まひの障害は、一般的に様々な支援を必要とする場合が多い。脳性まひによる上肢障害2級を範囲に入れるということでよいのではないか。
◇ 知的障害
・ 知的障害は、現行ではその障害程度にかかわらず特別支援障害者の範囲に入っていない。今回、改めて調査した結果、重度知的障害は、障害者校での受入れが進んでおらず、中度・軽度に比べて特別な支援を必要とする実態が窺える。調査対象者数は少ないが範囲に入れるべきではないか。
◇ 3級以上の脳性まひによる上肢機能障害及び3級以上の脳性まひによる移動機能障害の重複
・ 現行では、3級以上の脳性まひによる上肢機能障害及び3級以上の脳性まひによる移動機能障害の重複を特別支援障害者の範囲に入れているが、今回の調査では平均点が低い結果となっている。もちろん個人差はあるとしても、1級・2級を除いた場合には、もっと点数が低くなる可能性がある。特に問題がなければ、脳性まひによる上肢障害2級以上を対象範囲に含めることを前提に、特別支援障害者の範囲から外してもよいのではないか。
◇ 知的障害及び身体障害の重複
・ 知的障害と身体障害の重複があれば、全てを特別支援障害者の範囲に入れるのではなく、例えば校長の判断により、特に支援が必要な人を特別支援障害者と捉える考え方でよいのではないか。
◇ その他
・ 今回、その他の多岐にわたる重複障害については、特別支援障害者の範囲に入れるか否かを直ちに検討することは難しいと思われるが、今後の検討課題として位置付けてはどうか。難病や視覚障害と聴覚障害の重複等も調査対象になっていないが、支援の上で難しさはあるだろう。現在のところ、障害者校への入校実績はあまりないが、これから課題として出てくる可能性はある。


<照会先>

職業能力開発局能力開発課

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