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2011年12月12日 第3回「原爆体験者等健康意識調査報告」の検証に関するワーキンググループ議事要旨

健康局総務課原子爆弾被爆者援護対策室

○日時

平成23年12月12日(月)13:00~15:00


○場所

厚生労働省 共用第6会議室(2階)


○議題

1.開会

2.議事

(1)解析状況の報告

(2)その他

3.閉会

○議事

1.出席者
(1)ワーキンググループメンバー
   飛鳥井望、大瀧慈、笠置文善、川上憲人、金吉晴、佐藤健一、柴田義貞、横田賢一
(2)事務局
   外山健康局長、篠田大臣官房審議官、松岡健康局総務課長、和田健康局総務課原子爆弾被爆者援護対策室長

2.議事概要
(1)解析状況の中間報告
■「資料1 第2回ワーキンググループにおける議論の概要」「資料2 内部被ばくに関する疫学的知見について」「資料3 原爆投下後の降雨の状況について(原子爆弾災害調査報告書・報告集)」「資料4 原爆体験者等健康意識調査に関する解析について」について、事務局から説明の上、参集者から発言や質疑がなされた。
・原子爆弾災害調査報告は原子爆弾投下後間もなく行われた調査であり、貴重な調査であるといった意見があった。

■「資料5 心身の健康影響について(アンケートデータの解析)」「資料6 心身の健康影響について(面接データの解析)」について、参集者から発言や質疑がなされた。
・被爆者手帳等を持っていない者のうち、黒い雨を体験した者と体験していない者の2群における精神健康面への影響を比較した結果、黒い雨以外の原爆体験を調整した結果の解釈について議論された。
・同じ黒い雨を体験した者のうち、第一種健康診断特例区域の者の方が被爆者手帳を持っていない者に比べて精神健康に関する尺度の結果がよいことの解釈について議論された。
・地域で比較した場合の健康影響については、引き続き検討することとされた。
・転入群については、背景が異なるため、比較対象群として用いるのは適当でないと考えられるとの意見があった。

■「資料7 黒い雨の降雨時間の地理分布について」について、参集者から発言や質疑がなされた。
・黒い雨を体験していない者のデータも活用した体験率に関する解析結果について議論された。
・アンケート調査であるということや限られた調査項目であるということ、爆心地から遠いところデータが少ないことなどによる限界が確認された。

(2)その他
■資料の公表について:今回提示された資料のうち、資料5~7は解析の中途段階のものであり、公表しないことが合意された。
■今後の日程について:引き続き、今年中を目途にワーキンググループとしての取りまとめを目指すことが確認された。


<照会先>

健康局総務課原子爆弾被爆者援護対策室

代表: 03-5253-1111
内線: 2318

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