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2013年7月24日 第245回中央社会保険医療協議会総会議事録

○日時

平成25年7月24日(水)11:01〜11:41


○場所

於 厚生労働省講堂(低層棟2階)


○出席者

森田朗会長 印南一路委員 関原健夫委員 牛丸聡委員 西村万里子委員 野口晴子委員
矢内邦夫委員 白川修二委員 花井十伍委員 石山惠司委員
田中伸一委員 伊藤文郎委員
安達秀樹委員 嘉山孝正委員 鈴木邦彦委員 西澤寛俊委員
万代恭嗣委員 堀憲郎委員 三浦洋嗣委員
丹沢秀樹専門委員 北村善明専門委員 福井トシ子専門委員
<参考人>
保険医療材料専門組織松本純夫委員長
<事務局>
神田審議官 宇都宮医療課長 佐々木医療課企画官
竹林保険医療企画調査室長 近澤薬剤管理官 田口歯科医療管理官 他

○議題

○医療機器の保険適用について
○平成24年度診療報酬改定の結果検証に係る特別調査(平成
25年度調査)の調査票案について
○歯科用貴金属の随時改定について
○診療報酬基本問題小委員会からの報告について

○議事

○森田会長
 それでは、時間がまいりましたので、ただいまより第245回「中央社会保険医療協議会 総会」を開催いたします。
 委員の出席状況についてですが、本日は、花井圭子委員、藤原専門委員が御欠席です。
 また、保険局長も所用により欠席されております。
 次に厚生労働省におきまして、異動がございましたので、事務局より御紹介をお願いいたします。
 医療課長、どうぞ。
○宇都宮医療課長
 医療課長でございます。
 それでは、紹介させていただきます。
 保険局の大島総務課長でございますが、公務で欠席となってございます。
 秋田調査課長でございます。
 佐々木医療課企画官でございます。
 渡辺医療課医療指導監査室長は、出張で欠席でございます。
 藤田医療課医療指導管理官でございます。
 医政局の城経済課長でございます。
 以上でございます。
○森田会長
 ありがとうございました。
 それでは、早速ですが、議事に入らせていただきます。
 初めに「○医療機器の保険適用について」を議題といたします。
 本日は、保険医療材料専門組織の松本委員長にお越しいただいておりますので、松本委員長より御説明をお願いいたします。よろしくお願いいたします。
○松本委員長
 それでは、説明いたします。中医協総−1−1の資料をごらんください。
 1ページにありますのは、製品の一覧表です。今回の医療機器の保険適用は、C1が2種類、C2が1種類です。
 2ページ目をごらんください。1つ目の製品は、ブレンド−E XLバイポーラカップです。
 4ページ目の製品概要をごらんください。本品は、大腿骨の人工骨頭置換術に使用される骨頭形成用カップです。内部に使用されているインナーライナ及びポリエチレンリングの部分にビタミンEが添加され、製品の耐久性を高めています。
 さらに体重がかかりやすいインナーライナについては、電子線を照射することで、ポリエチレン分子の間に架橋構造を設け、構造強化を図るクロスリンク処理が行われています。これにより関節が動くことなどによる、摩擦への抵抗性が向上し、製品の耐久性の向上や再置換率の低下が期待できます。
 また、培養細胞を用いた実験では、ビタミンEを添加することにより、ポリエチレン単体のものと比べて、炎症性惹起物質の産出を抑えることができ、炎症による骨溶解の軽減が期待されます。
 価格につきましては、057人工股関節用材料(2)大腿骨側材料丸4人工骨頭用イバイポーラカップを類似区分とし、過去に類似の加工がなされた製品の評価に倣い、耐摩耗性の向上を評価して、改良加算5%を加算し、13万4,000円といたしました。
 外国平均価格との比はありません。
 2つ目の製品は、5ページ目のJOURNEY UNIニーシステムです。
 7ページ目の製品概要をごらんください。本品は、片側人工膝関節置換術に用いる大腿骨側材料のインプラントです。表面参加処理ジルコニウム合金を使用することにより、既製品と比べて耐久性が向上し、先ほどの製品と同様、関節の動きなどによる製品の摩耗性を防ぐことができることから、再置換率の低下が期待できます。
 また、同時にアレルギーを起こしやすい金属の含有量を低下させています。
 価格につきましては、058人工膝関節用材料(1)大腿骨側材料丸5片側置換用材料(II)を類似区分とし、過去に同様の加工がなされた製品の評価に倣い、耐摩耗性の向上を評価して、改良加算10%を加算し、17万8,000円といたしました。
 外国平均価格との比は0.78です。
 3つ目の製品は、8ページ目のドルニエDelta IIです。
 10ページ目の製品概要をごらんください。本品は、体外から衝撃波を与え、体の中に出た結石を非侵襲的に破砕する体外衝撃波結石破砕術(ESWL)に使用する装置です。既に上部尿路結石と胆石が保険適用となっていますが、今回、新たに膵石に対しても薬事承認が下りたため、保険適用申請がなされました。
 価格につきましては、既に上部尿路結石と胆石の破砕術が技術料で評価されていることから、本品についても、特定保険医療材料としては算定せず、新規技術料にて評価することが適当と判断いたしました。
 このため、外国平均価格との比はありません。
 今回、御説明いたします内容は以上です。
○森田会長
 ありがとうございました。
 事務局から補足があればお願いいたします。企画官、どうぞ。
○佐々木医療課企画官
 医療課企画官でございます。
 中医協総−1−2の資料をお願いいたします。こちらが、既存の機能区分、既存の診療報酬項目に該当いたします機器、材料等でございまして、これはいずれも7月1日付で適用されているものでございます。詳細な説明は省略させていただきます。
 以上でございます。
○森田会長
 どうもありがとうございました。
 ただいまの御説明につきまして、御質問等はございますでしょうか。よろしいでしょうか。
 それでは、本件につきまして、中医協として承認するということでよろしいでしょうか。
(「異議なし」と声あり)
○森田会長
 ありがとうございました。それでは、ただいま説明のありました件につきましては、中医協として承認したいと思います。
 松本委員長におかれましては、御説明どうもありがとうございました。
 本件に関する議論は以上といたします。
 次に「○平成24年度診療報酬改定の結果検証に係る特別調査(平成25年度調査)の調査票案について」を議題といたします。
 検証部会の牛丸部会長より御説明をお願いいたします。どうぞ。
○牛丸委員
 検証部会長の牛丸です。
 本日は、平成24年度診療報酬改定の結果検証に係る特別調査(平成25年度調査)のうち、前回の総会で承認していただきました、歯科医師等による周術期等の口腔機能の管理に係る評価についての影響調査を除く、次の4つの調査の調査票案について御議論していただきます。
 申し上げますと、病院勤務医の負担の軽減及び処遇の改善についての状況調査、後発医薬品の使用状況調査、慢性期精神入院医療や地域の精神医療、若年認知症を含む認知症に係る医療の状況調査、維持期リハビリテーション及び廃用症候群に対する脳血管疾患等リハビリテーションなど疾患別リハビリテーションに関する実施状況調査、以上の4つの調査の調査票案です。
 中医協の委員の皆様にお送りする前に、印南委員を委員長としまして、それぞれの分野の専門家で構成します、私も委員として参加いたしました、調査検討委員会を開きまして、そこで議論・検討を行いました。そして、事務局と一緒に苦労して、本調査票案の原案を作成いたしました。それを中医協の委員の皆様にお送りいたしました。
 中医協の委員の皆様には、短い期間で、本調査票案の内容を確認していただきまして、何人かの委員の方々からはコメントを頂戴いたしました。本当にありがとうございました。この場をかりて、厚く御礼を申し上げます。
 頂戴いたしましたコメントにつきましては、1つずつ検討いたしまして、できるだけ反映するように整理をいたしました。その結果、でき上がりましたものが、お手元にある本調査票案であります。
 4つの調査票案につきましては、先ほど開かれました診療報酬改定結果検証部会において、承認されました。まずそのことを報告いたします。
 これから、事務局より、本調査票案につきまして、説明してもらいます。その後、御意見を頂戴したいと思います。
 それでは、本調査票案に関しまして、事務局より説明をお願いいたします。竹林保険医療企画調査室長、よろしくお願いいたします。
○森田会長
 どうぞ。
○竹林保険医療企画調査室長
 事務局でございます。
 私からお手元の中医協検−1の調査票の中身を説明させていただきます。
 最初は目次でございますので、3ページ目からでございます。
 最初は、病院勤務医の負担の軽減及び処遇の改善についての状況調査の調査票でございます。24年の診療報酬改定では、主に病院勤務医の軽減、処遇の改善に資する体制を要件とする項目を8項目から15項目に拡大したり、あるいは医療クラークの配置について、よりきめ細かく評価したり、看護補助者の夜間の配置を評価したり、チーム医療の推進ということで、精神科リエゾンチームの新設等々を行っておりますので、それに基づいた質問を設定しております。
 3ページの中ほどの「■ 調査対象」でございますけれども「丸1病院調査」ということで、病院勤務医の負担軽減、処遇改善を要件とする診療報酬項目や、チーム医療に関する診療報酬項目を算定している病院などを対象にいたします。
 「丸2医師調査」ということで、診療科責任者に対する調査票とそれ以外の個人のお医者様に対する調査票、2種類がございます。
 「丸3看護師調査」につきましても、看護師長と個人の看護師の方に対する調査票がございます。
 「丸4薬剤師病棟業務調査」についても、薬剤部長と個人としての薬剤師の方を対象にした調査がございます。
 「丸5診療所調査」につきましては、病院勤務医の負担軽減という観点から新設されました、時間外対応加算に関しての調査・検証という趣旨で、診療所の時間外診療の実施状況を調査するということでございますが、具体的に調査票の中身を見てまいりたいと存じます。
 私が申し上げますページ数は、右下に153分のという形で、通しのページ数を示しておりますけれども、通しの番号でございます。
 5ページ以降が病院調査でございます。
 8ページをごらんいただきたいと存じます。下の丸3のところで、対象の病院の常勤医師の月の所定労働時間や残業時間といったことをお伺いしております。
 9ページ目の丸4でございますけれども、当直の回数でありますとか、延べ連続当直回数といったことについて、お尋ねをします。
 10ページ目でございます。丸7が中段の辺りにございますけれども、新たな項目でございますが、医師の処遇として、診療実績に応じた報酬体系、いわゆるドクターフィーを導入しているかということについての質問です。昨年の調査との関係でいけば、新しく設けさせていただいておるということでございます。
 11ページは、看護職員の勤務、具体的には夜勤などの状況をお尋ねするということでございます。
 15ページ目をごらんいただきたいと思いますけれども、さまざまに考えられる勤務医の負担軽減策の中で、どういったものが実施されていて、その中で、どういうものが効果があるとお考えなのかということをお尋ねしてしたいと考えております。
 17ページ目でございますけれども、こちらのほうは、看護職員の負担軽減策の取り組み状況でございます。
 18ページ目の8以降がチーム医療に関する調査でございまして、(1)が新設されました、精神科リエゾンチーム加算についてのお尋ねでございます。
 19ページ目、下のほうですが、(2)は移植後患者指導管理料に関する調査です。
 (3)は、新設された、外来緩和ケア管理料についてのお尋ねをしたいと考えております。
 22ページ目以降は医師責任者票ということで、診療科の責任者としてのお医者様にお尋ねする中身でございます。
 23ページ目をごらんいただきたいと思いますけれども、これは診療科としての負担軽減の取り組みの現状、あるいは今後の予定といった部分でございます。
 24ページ目から26ページ目にかけまして、先ほど見ていただいた23ページで、実施したができない、あるいは実施する予定がないとお答えいただいた軽減策については、どうしてできないのか、あるいはする予定がないのかという部分をお尋ねしたいと考えております。
 34ページ目以降は、医師票ということで、そのほかのお医者様にお尋ねする内容でございます。
 34ページ目の下のほうに、2として、あなたの勤務状況などについてお伺いしますということで、ここにおきましては、1)で1週間の診療時間のみならず、2)として従業時間、従業時間の意味するところは、下に注2がございますけれども、診療時間に教育、会議などに要した時間を加えた時間ということで、そういったものを含めた時間、あるいは3)として、滞在時間ということで、さらに待機時間なども含めた時間をお尋ねするという形にしたいと考えております。
 36ページ目につきましては、お医者様の業務を細かく、例えば外来、入院、手術、当直、あるいは診療外の業務に分けまして、それぞれの業務ごとの負担感についてお尋ねをするものでございます。
 38ページ目については、さらに細かく、採血、注射、あるいは電子カルテ、こういった業務について、ほかの職種の方々との分担の取り組み状況についてお尋ねをしたいということでございます。
 39ページから40ページにかけましては、病棟の薬剤師の方の業務の中身でございますとか、どういった部分で、勤務医の方の負担軽減につながったと考えておられるかということをお尋ねしたいということでございます。
 47ページ目に移っていただきたいと思います。こちらが個人としての看護職員にお尋ねする調査票でございます。
 48ページ目の2から勤務状況ということで、夜勤の回数でございますとか、休憩時間、あるいは休日の状況、こういったことをお尋ねしたいと考えております。
 49ページ目でございますけれども、3で看護補助者の配置の状況でございますとか、それによりまして、看護職員の方の負担の軽減の状況がどうかという部分について、お尋ねしたいと考えております。
 57ページ目に飛んでいただきまして、こちらが診療所票でございます。下の2以降で、標榜診療時間以外の患者さんからの問い合わせに、どういう体制で対応いただいているかということについて、お尋ねしたいと考えております。
 以上が病院勤務医の負担軽減等々に関する調査でございます。
 続きまして、63ページ目でございますけれども、ここからが次の調査項目でございます。後発医薬品の使用状況調査でございます。
 調査対象は、63ページ目の下のほうにございますけれども「丸1保険薬局調査」ということで、調査対象期間中に受け取った処方箋の状況などについては、処方箋枚数ベースの調査票と品目ベースの調査票の2通りがございまして、それぞれ750施設ずつの調査をするということでございます。
 あとは「丸2病院調査」「丸3医師調査」「丸4診療所調査」「丸5患者調査」というものも、例年のどおり実施をいたします。
 保険薬局に対する調査票で、これまでと違うものとして、65ページ目でございますけれども、1の丸3が真ん中の辺りにございます。要はチェーン薬局、あるいはそうではないという部分の区別がつくような形で、調査をするということがございます。
 その他の調査内容は、24年度実施分とほぼ同じでございまして、一般名処方の状況でございますとか、後発医薬品に変更して調剤が行われている状況、あるいは医療機関における後発医薬品への取り組みの状況、患者さんに対しては、そもそも後発医薬品の認知度でございますとか、一般名処方の認知度について、調査をいたしたいと思います。
 以上が後発品の調査票の説明でございます。
 続きまして、99ページまで飛んでいただきまして、こちらが慢性期精神入院医療や地域の精神医療、若年認知症を含む認知症に係る医療の状況調査でございます。
 この分野におきましては、24年度の診療報酬改定で、主として、精神療養病棟の重症者を受け入れている病棟の評価、あるいは退院支援の評価でございますとか、精神科デイ・ケアなどについて、診療計画を作成するなどの要件の見直し、多剤大量投与の適正化、精神科リエゾンチーム加算の新設、認知症についての短期集中的な認知症治療の評価でありますとか、夜間対応の評価、退院支援の評価などを行っておりますので、それに基づきました質問を設定してございます。
 「■ 調査対象」でございますけれども「丸1施設調査」。これは精神病床を有する病院について、悉皆の調査をする予定でございます。
 「丸2病棟調査」でございますけれども、施設調査の対象における精神科療養病棟、認知症治療病棟を対象といたします。
 「丸3患者調査」でございますが、病棟調査の対象、病棟に入院しておられる患者さんでございます。それに加えまして、調査日におきまして、精神科デイ・ケアなどを利用された患者さんも対象としてまいります。
 調査票の中身を少し見てまいりますと、101ページ目からが施設票でございます。
 106ページには、精神科病棟における退院支援の状況ということで、専門部署の設置の有無でございますとか、どういう業務をなさっているのかということについて、お尋ねをします。
 107ページ目は、精神科デイ・ケアなどについての調査ということで、職員の体制、あるいは疾患などに応じた診療計画の作成の有無、計画の中身といったことについてのお尋ねでございます。
 109ページ目でございますけれども、6のところで、認知症患者に対する専門的な外来診療、すなわち認知症専門診断管理料と書いてございますが、こういったものの算定状況などについて調査をいたします。
 111ページ目からが精神療養病棟票でございます。
 今、ごらんいただきました111ページ目で、精神療養病棟の患者さんについて、主たる疾患、在院期間がどうか、あるいはGAF尺度という精神疾患の重篤度をあらわす尺度がどうかということのお尋ねでございます。
 112ページ目でございますけれども、入院患者さんの入院の前の状況、あるいは退院、転棟した後の状況についてお尋ねします。
 113ページ目におきましては、下の3でございますけれども、退院支援の実施状況がございます。
 114ページ目の下の丸5丸6辺りでは、重症患者への対応についてお尋ねするという内容としてございます。
 115ページ目以降は、認知症治療病棟票がございます。
 117ページの3で、退院支援の実施状況についてお尋ねしたり、下の丸4丸5といった辺りで、クリニカルパスの導入の有無の調査がございます。
 118ページ目の4ですけれども、長期療養中の認知症患者の急性増悪に対する医療連携の実施状況についても、お尋ねするという中身になっております。
 患者調査でございますけれども、例えばということで、精神療養病棟の患者票をごらんいただきますと、119ページ目でございますが、下の2の丸12で身体合併症の状況かございます。
 120ページ目の丸5でございますけれども、重症度・看護必要度の状況でございますとか、4として治療の状況、5として退院の見通し、こういったことについて、お尋ねをしたいと考えております。
 以上が慢性期精神入院医療、あるいは若年認知症を含む認知症についての調査の概要でございます。
 続きまして、126ページ目以降が、維持期リハビリテーション及び廃用症候群に対する脳血管疾患等リハビリテーションなど疾患別リハビリテーションに関する実施状況調査でございます。
 この調査に関する24年の診療報酬改定の中身でございますが、例えば職員配置の充実でございますとか、アウトカムの改善を前提として、回復期リハビリテーションの評価を充実したということ、あるいは脳血管疾患等のリハビリ、運動器のリハビリにつきましては、要介護者などの維持期のリハビリテーションの診療報酬上の算定は、原則、今年度末とされたものの、次期改定時に介護サービスにおけるリハビリテーションの充実状況などを確認することにされたということ、早期リハビリの充実を図るために初期加算を新設したということ、こういったことを踏まえた調査を実施いたします。
 「■ 調査対象」でございますけれども「丸1病院調査」ということで、1)でございますが、回復期リハビリテーション病棟入院料を算定している病棟。2)として、それ以外で脳血管疾患等リハビリテーション料、あるいは運動器のリハビリテーション料を算定している病院でございます。
 「丸2診療所調査」につきましても、今、申し上げました、リハビリテーション料を算定しているところを対象といたします。
 それから、病棟票ということで、回復期リハビリテーション病棟調査を、調査対象施設における回復期リハビリテーション病棟1つについて行うということでございます。
 調査票をざっと見てまいりますと、128ページ目からが病院票でございます。
 具体的には131ページをごらんいただきたいともおります。こちらでは、入院患者さんに対する各種リハビリテーション料に関する状況のお尋ねでございます。
 例えば「2)脳血管疾患等リハビリテーション料」でございますが、丸6で維持期リハの患者さんの状況、その中で、丸7として、要介護被保険者等に該当される方がどれぐらいおられるかといった状況調査、丸8丸9は早期の加算、あるいは初期の加算をどのぐらいの方が算定されているかということでございます。
 132ページ目の下の問10については、初期リハビリテーション加算の導入で、早期にリハビリテーションを開始する患者さんがふえたというような、主観的な評価で結構ですのでという形で、その効果として、選んでいただくような質問も用意してございます。
 133ページ目では、外来患者さんの維持期のリハビリテーションの状況についてお尋ねします。
 135ページ目の上に問17−1がございますけれども、こちらでは、急性増悪などのため一時的・集中的な訪問リハビリテーションができるようになっていますので、この実施状況をお尋ねするということでございます。
 145ページ目からが、回復期リハ病棟票でございます。
 146ページの2が、人員配置についてお尋ねする部分でございます。
 147ページから148ページにかけての3でございますけれども、回復期リハビリテーション病棟における入棟時の看護必要度がどうかとか、どういう状況であったかということをお尋ねするとともに、148ページ目の問7におきましては、退棟される患者さんで、どの程度改善されたかということも、お尋ねをしていくということでございます。
 149ページ目以降が患者調査です。
 149ページ目からが入院患者票でございますが、これについては、維持期のリハビリテーションを受けておられる要介護被保険者などの状況をお尋ねします。
 151ページから外来患者票についても、ほぼ同じような中身の内容となってございます。
 以上が調査票の中身でございます。
 今後のスケジュールについてでございます。スケジュールは、各調査とも基本的には共通でございまして、例えばということで、4ページ目の下段に調査スケジュールの評価がございますけれども、そこにございますとおり、調査票につきまして、本日、御了承いただいたとした場合には、8月から9月にかけて調査を実施しまして、その後の集計・分析を経まして、10月下旬から11月ごろに調査結果の報告をさせていただきまして、何とか次期改定の御議論に間に合わせたいという形で、進めてまいりたいと考えてございます。
 調査票の中身については、以上でございます。
○牛丸委員
 ありがとうございました。
 今、最後に今後のスケジュールのお話がありましたが、余り時間がございません。調査結果を次回の診療報酬の改定に向けての議論に資するためには、秋の総会にお出しすることになると思います。これらについては、本報告は間に合いませんので、結果概要、速報版という形でお出しするわけですが、それでも時間が限られております。大変スケジュールが厳しいものとなっておりますので、できる限り、本日この調査票案を了承していただきたいと思います。ただ、今の段階で、まだ御意見があると思いますので、御意見がある方は、よろしくお願いいたします。
○森田会長
 どうもありがとうございました。
 ただいま御説明につきまして、御質問、御意見等がございましたら、御発言をお願いいたします。
 鈴木委員、どうぞ。
○鈴木委員
 153分の59ページですが、丸11です。時間外対応加算のところですけれども、五択の聞き方です。1〜5とあって、大いに貢献している、貢献している、どちらとも言えない、余り貢献していない、全く貢献していないと言っているんですが、一方、153分の80ページで、3の丸2−1、一般名処方による処方せんの発行により、事務的な負担は増えましたかというのは、わからないというものがあるから、六択になるわけです。そうすると、とてもふえた、少しふえた、ほとんど変わらない、少し減った、とても減ったという書き方になっています。要するに2番目の聞き方が、時間外対応加算のところは、貢献していると言っているわけですが、私が気になるのは、大いに貢献しているだったら、次は少し貢献している、どちらとも言えない、余り貢献していない、全く貢献していない、それがどちらとも言えないを真ん中にして平等な設問だと思います。全部そんな聞き方をしていると思ったら、先ほどの一般名処方のところは、六択にはなっています。少しふえたという形で、ほとんど変わらないを中心に、前後にバランスがとれたような形になっているので、こういう聞き方1つで、微妙に答えが変わってくる可能性もあると思うので、大いに貢献している、あるいは貢献しているというよりは、少しは貢献しているという意味で、貢献しているということであれば、はっきり少しを入れたり、あるいは統一したらよろしいのではないかと思います。それが1つでございます。
 修正していただいたところもあるので、それはそれでいいです。
 あとは、153分の54ページなんですが、薬剤師の在宅患者訪問薬剤管理指導は、前回のときにも話させていただいたんですが、医療機関からの訪問についてもしっかり設問が入っていますから、いいと思うんですが、実際、私どもの現場では、高齢者が多いので、介護保険の対象になっているんです。そうすると、医療保険の薬剤管理指導料は算定していないけれども、在宅の訪問は介護保険でしている。それはどこで回答したらいいかというと、その他になってしまうんです。在宅の推進と言いながら、医療保険と介護保険を分けて考えるというのが、現場では一緒でございますので、そこは結果的に誤ったデータが出かねないという気がするので、厚労省も縦割りで、介護という言葉を入れられないということがあれば、介護保険ということがわかるような設問を入れるとか、全体でつながるようにされたらよいのではないかと思います。
 以上でございます。
○森田会長
 事務局、お願いします。企画調査室長、どうぞ。
○竹林保険医療企画調査室長
 事務局でございます。
 最初の御指摘につきましては、そのように変えたほうが回答しやすいということであれば、対応させていただければと存じます。
 2つ目のポイントにつきましては、事前に鈴木先生から御指摘をいただいておりまして、御指摘はごもっともということでございまして、53ページの2の丸1の質問のところで、在宅患者訪問薬剤管理指導料等と書いておりまして、そこに注を書いてございます。字が小さくて恐縮なんでございますけれども、「等」のところに、今、御指摘がございました介護保険における居宅療養管理指導についても含みますということで、御指摘を踏まえまして、明確化させていただいてございます。わかりにくくて恐縮でございます。
○鈴木委員
 わかりました。そこは修正していただいたということで、結構でございます。
○森田会長
 ほかにいかがでございますか。よろしいですか。
 それでは、他に御質問がないようですので、本件につきましては、中医協として承認することにしたいと思いますが、よろしゅうございますか。
(「異議なし」と声あり)
○森田会長
 ありがとうございました。それでは、ただいま御説明のありました件につきましては、中医協として承認することにいたします。
 どうぞ。
○牛丸委員
 どうもありがとうございました。
 前回、承認していただきました、歯科医師等による周術期等の口腔機能の管理に係る評価についての影響調査と、本日承認いただきました4つでもって、平成24年度診療報酬改定の結果検証に係る特別調査(平成25年度調査)の5調査の調査票が全てそろったことになります。
 歯科に関しては、既に調査票の発送に入りました。本日、承認いただきました4つも同様に、早速、調査票の発送に入ります。
 これら5つの調査は、先ほどスケジュールのお話がありましたように、次期改定の議論に向けて、本報告の作成は間に合いませんが、結果概要、速報版の作成で対応させていただきます。秋の総会にお出しするつもりです。
 一方、平成24年度診療報酬改定の結果検証に係る特別調査(平成24年度調査)は、既に24年度に6つ行いました。それらの調査に関しましては、既に結果概要、速報版ができ上がり、これまで何回かの総会において承認していただいております。それらは、当然、次期改定の議論に向けて本報告が作成されます。きょうの検証部会でも申し上げたのですが、私としましては、6つの本報告を9月の総会にお出ししたいと考えております。そのつもりで検証部会をやっていきますので、御協力をよろしくお願いいたします。
 以上です。
○森田会長
 ありがとうございました。
 それでは、次の議題に移ります。次に「○歯科用貴金属の随時改定について」を議題といたします。
 事務局より資料が提出されておりますので、御説明をお願いいたします。
○田口歯科医療管理官
 歯科医療管理官でございます。
 中医協総−3をごらんください。
 1ページ目でございますが、歯科用貴金属の価格につきましては、その素材であります、金やパラジウムなどの市場価格に大きな変動がございますことから、素材価格の変動の幅が告示価格の±5%を超える場合には、診療報酬改定時以外の6カ月ごとに、随時価格の改定を行うこととしております。
 恐れ入りますが、3ページ目をごらんください。歯科用貴金属の素材価格の変動を示したグラフでございます。
 一番上にプロットしているのが金、その下がパラジウムでございますが、金につきましては、ここ3カ月ほど価格が低下しておりますけれども、昨年11月以降、一時価格が上昇しており、また、パラジウムにつきましても、昨年11月以降、価格が上昇しております。
 このような価格変動の影響によりまして、先ほど申し上げました、素材価格の変動幅が5%を超えておりますことから、10月1日付で価格の改定を行いたいと考えてございます。
 2ページ目をごらんください。今回、価格の改定を予定しておりますのは、網かけをしております、上から8番目の歯科非鋳造用金銀パラジウム合金バー状パラタルバーでございまして、現在、1グラム758円を796円に改定する予定をしております。
 以上でございます。
○森田会長
 どうもありがとうございました。
 ただいまの御説明につきまして、何か御発言はございますでしょうか。よろしいですね。
 御質問もないようですので、本件につきましては、中医協として承認することにしたいと思いますけれども、よろしゅうございますね。
(「異議なし」と声あり)
○森田会長
 ありがとうございました。ただいま御説明のありました件については、中医協として承認することにいたしたいと思います。
 さて、最後の議題でございますが「○診療報酬基本問題小委員会からの報告について」を議題といたします。
 総会ですので、これを議題といたしますが、本件につきましては、丹沢専門委員以外の委員の方は、基本問題小委員会の委員でもあり、先ほど質疑を行っております。また、丹沢専門委員におかれましても、事務局から事前に事情を説明し、了解を得てございますので、資料説明と質疑を省略して、基本問題小委員会から報告を受けたことにいたします。
 実質的に先ほど御議論いただきましたように、部門別収支調査を継続するか、しないかということについては、私のほうで預からせていただきました。調査の内容そのものの報告につきましては、繰り返しになりますので、省略をさせていただきたいと思いますけれども、いかがですか。よろしいでしょうか。
(「異議なし」と声あり)
○森田会長
 ありがとうございました。それでは、本件については、あっさりとこれぐらいにさせていただきます。
 本日は御協力を得まして、かなり順調に審議が進みましたが、議題は以上でございます。
 最後の次回の日程等につきまして、事務局から御報告をお願いいたします。
○宇都宮医療課長
 医療課長でございます。
 次回は、来週水曜日31日を予定してございます。よろしくお願いいたします。
○森田会長
 どうもありがとうございました。
 本日の総会はこれにて閉会といたします。次回もこういうペースで進むことを期待しております。ありがとうございました。


(了)
<照会先>

厚生労働省保険局医療課企画法令第1係

代表: 03−5253−1111(内線3288)

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