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2013年1月28日 薬事・食品衛生審議会総会 議事録

○日時

平成25年1月28日(月)
13:00~


○場所

厚生労働省専用第18~20会議室


○出席者

出席委員(26名) 五十音順

 明 石 博 臣、 飯 島 正 文、 五十嵐   隆、 板 倉 ゆか子、
 井 部 俊 子、 大 澤 真木子、 大 野 泰 雄、 小 幡 純 子、
 笠 貫   宏、 春 日 雅 人、○岸    玲 子、 木 津 純 子、
 黒 木 由美子、 河 野 康 子、 鈴 木   勉、 高 橋 孝 喜、
 土 屋 文 人、 中 川 俊 男、◎西 島 正 弘、 橋 田   充、
 松 井   陽、 毛 利 資 郎、 山 内 明 子、 吉 田 茂 昭、
 若 林 敬 二、 渡 邉 治 雄
 ◎会長  ○会長代理

欠席委員(4名)

 大 前 和 幸、 寺 本 民 生、 望 月 眞 弓、 山 本 茂 貴

行政機関出席者

 榮 畑   潤(医薬食品局長)、 平 山 佳 伸(大臣官房審議官)、
 松 岡 正 樹(総務課長)、 赤 川 治 郎(審査管理課長)、
 俵 木 登美子(安全対策課長)、 中井川  誠(監視指導・麻薬対策課長)、
 加 藤 誠 実(血液対策課長)、
 新 村 和 哉(食品安全部長)、 高 島   泉(大臣官房審議官)、
 伊 原 和 人(企画情報課長)、 森 口   裕(基準審査課長)、
 加 地 祥 文(監視安全課長)  他

○議事

○総務課長 ただ今から、「薬事・食品衛生審議会総会」を開催いたします。私は医薬食品局総務課総務課長の松岡でございます。本日の会議で会長が選出されるまでの間、司会を務め、議事を進めさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。カメラ撮りはここまでとさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
 本薬事・食品衛生審議会については、薬事・食品衛生審議会令において、委員30名以内と定められております。今回、30名の方の任命が行われ、委員として御参画をいただくことになったところです。
 それでは、まず議題に先立ちまして、総会として本来ならば、厚生労働大臣から御挨拶を申し上げるべきところですが、国会用務のため、あいにく出席できませんので、厚生労働省を代表して、榮畑医薬食品局長から御挨拶申し上げます。
○医薬食品局長 今日、先ほど司会の総務課長からも御紹介がございましたけれども、まず今日お集まりの諸先生方におかれましては、それぞれ大変重要な職務のあるところですが、今回快くこの薬事・食品衛生審議会の委員を承認いただきました。大変、ありがとうございました。それとともに、本日大変御多忙な中を御出席もいただきました。ありがとうございます。
 さて近年、国民の健康に対する意識の高まりなどを背景に、医薬品や食品の安全性等に対する国民の関心は、大変高くなってきておるところです。それとともに、急激な少子高齢化の進行、科学技術の進歩など、医薬・食品行政を取り巻く環境も大変大きく変化してきております。そういう中で、安全で優れた医薬品等を迅速かつ安定的に国民生活に提供していくことや食品の安全確保などは、日本国民の健やかな生活と健康を図る上で大変重要なことであり、そういう意味からも、この薬事・食品衛生審議会に担っていただいている役割は極めて大事なところがあると考えております。厚生労働省といたしましても、このように日々高まる医薬・食品行政に対する国民の期待に沿えるように、各種施策に全力で取り組んでいきたいと考えております。
 医薬品・医療機器については、承認審査の迅速化や質の向上を進めていかなければならないと思っております。いわゆるドラッグ・ラグ、デバイス・ラグについても、その解消を図るということは、大変喫緊の課題だろうと思っております。そのために、審査人員の充実なり、薬事戦略相談事業の実施、適応外・未承認薬の解消への取組み等を進めていかなければならないのとともに、また、薬事法改正法案についても国会提出を視野に入れつつ、様々な検討を進めていきたいと思っております。
 一方、食品安全に関しましても、輸入食品の安全性の確保であるとか、食品中に残留する農薬等の対策といった課題があり、このような中にあって、事業者はじめ、国、地方公共団体等の関係者の方々がそれぞれの役割に応じて、食品の安全性確保を図るために、着実に取組みを進めていくことが必要であり、厚生労働省といたしましても、国民の健康の確保を最優先として、科学的根拠に従う食品安全行政を一層進めていきたいと考えてります。
 また、それとともに、消費者や事業者の御理解を頂戴できるようリスクコミュニケーションについても更に進めていくとともに、今後とも関係行政機関ともよく相談しつつ、職員の安全確保対策を図っていく所存です。今日お集まりの先生方についても、それぞれの専門分野における最新の科学的知見や豊かなこれまでの御経験ということから、厳正な御審議を頂戴いたしまして、この薬事・食品衛生審議会に対します国民の方々からの厚い信頼に応えていただきますようお願いしたいと思っております。
 簡単ですが、これからこの審議会の審議を始めるに当たりまして、一言御挨拶とさせていただきます。今後とも、どうぞよろしくお願いしたいと思います。
○総務課長 ありがとうございました。では、会長選出に進みたいと思います。選出に先立ちまして、委員の方々を御紹介申し上げます。お名前を順次読み上げさせていただきます。
 明石博臣委員、飯島正文委員、五十嵐隆委員、板倉ゆか子委員。井部俊子委員、遅れて出席ということで承っております。大澤真木子委員、同じく遅れて出席ということで承っております。大野泰雄委員。大前和幸委員、本日は御欠席ということで承っております。小幡純子委員、笠貫宏委員、春日雅人委員、岸玲子委員、木津純子委員、黒木由美子委員、河野康子委員、鈴木勉委員、高橋孝喜委員、土屋文人委員。寺本民生委員、本日は御欠席でございます。中川俊男委員、西島正弘委員、橋田充委員、松井陽委員、毛利資郎委員。望月眞弓委員、本日は御欠席でございます。山内明子委員、山本茂貴委員、吉田茂昭委員、若林敬二委員、渡邉治雄委員。以上でございます。
 引き続きまして、事務局の職員を紹介させていただきます。榮畑医薬食品局長、平山大臣官房審議官、新村食品安全部長、高島大臣官房審議官、以上でございます。
本日は委員数30名のうち、現在24名の方の御出席をいただいておりますので、定足数に達しておりますことを御報告申し上げます。また、委員の辞令につきましては、本来ならば厚生労働大臣からお一人お一人に手渡すべきものですが、手元にお配りいたしておりますので、御確認いただければと存じます。
 それでは、ただ今から会長の選出をお願いいたしたいと思います。薬事・食品衛生審議会令第5条によりますと、委員の互選によって定めることとされていますが、いかがいたしましょうか。松井委員、どうぞ。
○松井委員 西島正弘委員に会長をお願いしてはいかがと存じますが、いかがでしょうか。
── 拍手 ──
○総務課長 ただ今松井委員から御発言があったとおりでございますが、拍手をいただきました。ありがとうございました。それでは、御賛同いただいたものと認めまして、会長に西島委員が互選されました。西島委員、会長席にお移り願います。
 では、西島会長から御挨拶と以後の進行をお願いいたします。
○西島会長 ただ今、会長に選出していただきました西島でございます。よろしくお願いいたします。先ほどもお話にありましたけれども、医薬品、食品あるいはその他いろいろな化学物質の承認審査を行う最終的な審議会でありますこの薬事・食品衛生審議会の会長といいます極めて責任の重い職をお引受けすることになりましたが、大変緊張しておりまして、また同時に大変身の引き締る思いでおります。
 この審議会の任務といいますのは医薬品でありますとか、食品などいろいろな物質の品質、有効性、安全性について科学的な根拠に基づいて、厳正に審議して、そして国民から厚い安心と信頼の得られる医薬品、食品などを円滑に提供できる、供給できるそのようなことであると理解しております。このような目的のために、この審議会においては、医薬品や食品の御専門の先生方、また看護あるいは法律の御専門の先生方、更には一般の国民を代表される方々が委員となられております。
 私自身なのですけれども、私は厚生労働省の国立感染症研究所という所で研究者として30年ほど研究して、その後、国立医薬品食品衛生研究所の所長として5年間ほど勤務して、今は薬科大学に勤めております。そのようなバックグラウンドの者でありますことを御理解いただきたいと思います。
 この審議会においては医学、薬学あるいは農学など、多くの専門分野から、また社会的にも広い視野から検討、審議することが要求されておりますが、この審議会が透明性を保ちまして、そしてまた国民から信頼されるよう、お集まりの多くの専門の先生方並びに事務局の方々の御協力と御支援によりまして、この大変責務の重い会長の職務を務めさせていただきたいと考えております。私には能力など至らぬところが多々あるかと存じますけれども、どうぞよろしくお願いいたします。極めて簡単ですが、私の御挨拶とさせていただきます。ありがとうございます。
 議事の最初ですが、会長代理の選出をさせていただきます。薬事・食品衛生審議会令第5条によりますと、会長が指名すると定められておりますので、これについては引き続き岸委員にお願いしたいと思っておりますが、いかがでしょうか。
 ありがとうございます。それでは、会長代理には岸委員にお願いしたいと思います。岸委員、こちらの代理席にお移りください。
 それでは、各委員が所属されております分科会について、事務局より御説明をお願いいたします。
○総務課長 薬事・食品衛生審議会令第6条により、当審議会には薬事分科会と食品衛生分科会を置くこととなっております。また、それぞれの分科会の所属については、厚生労働大臣が指名することとされております。各委員のお手元にお配りしております辞令に記載されている分科会が各委員の所属される分科会となりますので、御確認をお願いいたします。
○西島会長 各委員の先生方よろしいでしょうか。それでは、本日のこの総会の議事は以上で終了といたします。この後、薬事分科会並びに食品衛生分科会の開催となっておりますけれども、具体的な手順については、また事務局の方から御説明お願いいたします。
○総務課長 薬事・食品衛生審議会令第6条により、分科会長はそれぞれの分科会に属する委員の互選によって定めることとされております。お手元にお配りしております薬事・食品衛生審議会総会等の流れを御覧ください。これから薬事分科会はこの場所で、食品衛生分科会は18階の専用第22会議室において、それぞれの分科会を開催し、分科会長及び分科会長代理の選出等を行います。更に両分科会の途中で部会長の選出を行います。薬事分科会に属する部会の部会長選出は、この階の専用第21会議室で行い、食品衛生分科会に属する部会の部会長選出は2階の共用第6会議室で行います。部会長の選出が終了しましたら、各委員所属の分科会の会場にお戻りいただき、分科会を再開して、部会長選出の結果報告を行います。なお、各委員にはそれぞれの分科会で選出いただきました分科会長及び各部会長の結果を本日中にメールで御報告させていただきます。よろしくお願いいたします。
○西島会長 ありがとうございます。よろしいでしょうか。それでは、以上をもちまして薬事・食品衛生審議会の総会を閉会いたします。ありがとうございました。


(了)

備考
 この会議は、公開で開催された。

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