人材育成事例004
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生産拠点京都府城陽市の本社工場と、京都府宇治田原工業団地内にある宇治田原工場の２拠点で事業を展開。 主な営業品目と各部門薄板金属、フィルム等の打抜き金型や樹脂成形金型等の製作を手掛ける金型部門、電子部品や車載部品、錠剤関連の製造装置の製作を手掛ける自社装置部門、顧客図面に基づいて半導体、食品関連装置の組立調整を手掛けるＯＥＭ製造部門、そして電子部品のプレス加工、医療関連樹脂成形部品製造を手掛ける量産部門の4部門から成ります。 （株式会社 山岡製作所 ウェブサイト） |
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－当社の経営基本方針－１、お客様のニーズを先取りし信頼される商品、サービスを提供する
２、どのような経営環境にも対応し企業の永続的発展をめざす ３、自由闊達な企業風土と失敗を恐れぬチャレンジ精神を育む ４、人が育つ企業環境を造る の４項目としています。 －企業経営と人材育成－企業間競争を勝ち抜くには企業の差別化が必要であり、当社は他社にできない難易度の高いものづくりを実現することで、他社との差別化を図ってきました。そうした企業が差別化や競争力を発揮するには、社員一人ひとりが如何にして競争力を高めるかに懸かってきます。そして、その競争力を高めるには、長期的な視野に基づく計画的な人材育成が不可欠です。具体的には、「企業間競争を勝ち抜き経営の安定を図るには、社員一人ひとりに競争力を持たせることが必要であり、その競争力を持った人材をいかに短期間で目標とするレベルに育てるかにかかる」ということになります。 要するに「企業経営＝人材育成」です。 |
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当社では『企業経営＝人材育成』との観点に立ち、積極的に人材育成を実践しています。その中で代表的な二つの取組みについて説明します。 －マンパワー活動－ （役職者以外全員参加）個々のスキルアップに大きな役割を果たしている活動に、1997年にスタートした「マンパワーアップ活動」があります。その具体的な内容を説明すると 1.従業員一人ひとりが自分の業務遂行能力（スキル）を向上させる目的でテーマを決め、その達成に取組み成果を確認する活動です。テーマとしては「加工精度ワンランクＵＰ活動」とか、「技能検定1級合格」、「TOEIC650点突破」「ビジネスキャリア検定試験合格」等々があり、約1年（9ヶ月から10ヶ月）をかけて取り組みます。 2.テーマは社長承認で決定されます。毎年4月中旬～5月中旬にかけてグループ単位で行なわれるテーマ発表会には全役員が立会い、社員自らが定めた改善ステップに沿って、スキルアップ計画を発表するもので、一年間の意気込みをアピールできる場所となっています。 3.2月～3月にかけて開催されるマンパワー活動発表会も、全役員が出席して開催され、スキルアップした自分をアピールできる絶好のチャンスとなっています。そして、優秀者には褒賞が授与されるという仕組みにもなっています。 －スキル・マネジメント教育－人材育成の中でマンパワーアップ活動と同様に重要な役割を果たしているのが「スキル・マネジメント教育」です。この教育は大きく「スキル教育」と「マネジメント教育」に分かれ、前者は主に一般社員が対象、後者は管理職を対象にしています。この教育の大きな特徴は、通信教育等を除く講習会の講師は、全て社員が担当するところにあります。これは、教える側に立つということは、それだけ多くの知識をしっかりと身につけなければならず、必然的に自らのさらなる能力アップにも繋がっています。 この教育は「当社の社員として、必要な知識や技能にはどのようなものがあるか ！」という観点から、学習科目を選び出しています。 教育の時間帯は基本的に時間外の３パターンで実施しており、(1)早朝の1.5時間 (2)土曜日の午前中3.5時間(3)土曜日の７時間となっています。 科目数は現在196教科を準備し、2014年度は71教科を実施中。教育計画は期初に各人が教育科目メニューから受講科目を選び『受講申請書』を提出。それに基づき年間の開催講習科目や講師、開始日程が決定される仕組みとなっています。 |
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世間が求めるニーズは、日々一刻と変化しています。そのような状況の中にあって、当社が実践している人材育成プログラムも常に時代に即したシステムを目指し、スパイラルアップして行く必要があります。次の世代を担う若年層や中間層を対象とした研修プログラム創りに注力し、常に社員全体の底上げを図っていくことが必要不可欠です。 |
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| 【会長奨励】 |
