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第7回ASEAN+3保健大臣会合について

日程・場所

平成29年9月7日(木) 於ブルネイ・バンダルスリブガワン

出席者

我が国からは高木美智代厚生労働副大臣が出席。

開催概要

  「共に健康なASEANに向けて」をテーマに保健分野における共通課題や技術協力等について意見交換を行った。

  高木副大臣が本テーマに関して演説を行い、日ASEANUHCイニシアティブ、アジア健康構想、AMR(薬物耐性対策)、グローバル技術振興基金(GHIT)、UHCフォーラム2017等の我が国の取り組みを紹介し、ASEAN地域への我が国からの協力と、域内協力の推進の必要性について言及した。

  「生涯を通じた健康の向上」をテーマとしたラウンドテーブルディスカッションでは、高木副大臣が、国民皆保険や定期予防接種、介護保険等の日本の戦後の歩みを紹介し、ASEAN各国のUHC達成への協力強化を表明した。

  以上の討議を経て共同宣言を採択した。共同宣言の主要な論点は以下のとおり。

 ・    ASEAN+3 の保健開発に係る協力は、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)、保健医療のICT、非感染性疾患(NCDs)、伝統医療、アクティブエイジング、保健人材等の分野を重点的に実施。また、感染症、食料安全、AMR、栄養、災害時の健康管理等に対応。

 ・    高齢化への対応として、人材開発を含む地域包括ケア及び高齢者の身体機能回復ケアの促進の重要性を認識。

 ・    2030 年までにUHCを達成するとの持続可能な開発目標(SDGs)へのコミットメントを再確認し、高級実務者に全ての国でUHCへの進捗の加速を指示。また、国連総会を含めハイレベルの地域・グローバルなフォーラムでのUHCの課題の推進にコミットする。日ASEANUHCイニシアティブの進展のための日本の努力に留意。

 ・    次回は、2019年にカンボジアで開催。

 

 

大臣官房国際課国際保健・協力室
直通 03(3595)2404

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