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平成24年12月17日

年金局事業企画課調査室

室   長  真鍋(3533)

室長補佐  楠田(3582)

係   長  宮崎(3585)

(代表電話) 03(5253)1111

(直通電話) 03(3595)2794

平成23年国民年金被保険者実態調査結果の概要について


厚生労働省では、このほど、平成23年国民年金被保険者実態調査結果の概要をとりまとめましたので公表いたします。


【調査結果のポイント】
<保険料納付状況>
 第1号被保険者の保険料納付状況をみると、納付者が48.6%、1号期間滞納者が26.2%、申請全額免除者が13.2%となっており、平成20年調査(前回調査)と比べると、納付者の割合は5.3ポイントの減少となる一方、1号期間滞納者の割合は2.6ポイントの増加、申請全額免除者の割合は2.0ポイントの増加となっている。(4頁 図1)
<就業状況>
 第1号被保険者の就業状況をみると、自営業主が14.4%、家族従業者が7.8%、常用雇用が7.7%、臨時・パートが28.3%、無職が38.9%となっている。平成20年調査と比べると、自営業主や家族従業者の占める割合が減少し、臨時・パートの占める割合が増加している。(9頁 図5)
<学生の状況>
 第1号被保険者のうち学生の割合をみると、15.2%となっている。(12頁 表8)
また、学生について、保険料納付状況をみると、学生納付特例者は62.1%、納付者は23.4%、1号期間滞納者は12.3%となっている。(12頁 表9)
<世帯の所得状況>
 第1号被保険者の属する世帯の総所得金額の分布をみると、1号期間滞納者は、納付者に比べ低所得者の割合が高くなっている一方、世帯の総所得金額が1,000万円以上の者も3.0%いる。(16頁 図9、図10)
<国民年金保険料を納付しない理由>
 1号期間滞納者について、国民年金保険料を納付しない理由をみると、「保険料が高く、経済的に支払うのが困難」が74.1%と最も高くなっている。(30頁 表25)
また、1号期間滞納者について、世帯の総所得金額が、500万円以上1,000万円未満の者で69.7%が、1,000万円以上の者であっても55.8%が、「保険料が高く、経済的に支払うのが困難」であると回答している。(31頁 図22)
<生命保険・個人年金加入状況>
 生命保険や個人年金のどちらかに加入している者の割合は、第1号被保険者の59.4%となっており、1号期間滞納者では49.6%となっている。(35頁 表32)

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