展示会「子どもの健やかな成長のために－厚生労働省社会保障審議会推薦児童福祉文化財（出版物）の紹介」を開催します

　厚生労働省では、２月21日（火）から３月11日（日）まで、国立国会図書館 国際子ども図書館（東京・上野）と共催で、展示会「子どもの健やかな成長のために　—厚生労働省社会保障審議会推薦 児童福祉文化財（出版物）の紹介」を同図書館ホールで開催しますので、お知らせします。
　児童福祉文化財は、幼児から高校生向けに、また保育士など、子どもに関わる人が保育や指導を行う上で参考としてもらえるように、同審議会が毎年、出版物、舞台芸術、映画・メディア等の３分野ら優秀作品を推薦する制度です。
　このうち、出版物については「子どもたちに読んでほしい本」とし、広報啓発ポスターを作成するなどして普及に努めています。展示会には、平成22年度（平成23年度分）に推薦された絵本や図書全60点を集め、実際に手に取って読むことができるようになっています。来場者には、推薦作品の中でも特に優れた特別推薦作品（過去５年分）の一覧表も配布します（入場無料）。

１．日時
　平成24年２月21日(火)～３月11日(日)

２．開館時間
　午前9時30分～17時（月曜休館）

３．場所
　国立国会図書館 国際子ども図書館ホール（３階）
　東京都台東区上野公園12-49

４．展示内容　
（１）　厚生労働省 社会保障審議会推薦の児童福祉文化財
　　　　（22年度出版物委員会推薦分）60点
（２）　説明パネル、広報啓発ポスター

■厚生労働省 社会保障審議会推薦 児童福祉文化財について

Ｑ．厚生労働省社会保障審議会推薦児童福祉文化財とはなんですか。

　厚生労働省が子どもたちや家族、保育士など子どもと関わる立場の人向けに推薦する、「出版物」「舞台芸術」「映画・メディア等」の作品のことで、絵本や児童書、演劇や人形劇、ミュージカルやコンサート、映画、テレビ番組など、幅広い分野を対象にしています。
推薦は、昭和26年から毎年行っており、平成23年度分（平成22年度推薦分）は３分野で95作品が選ばれました。


Ｑ．どうして厚生労働省が推薦しているのですか。

　子どもたちの健やかな育ちを推進している厚生労働省では、子どもが家族と一緒に、小さなうちから優れた絵本や劇、映像に触れることで、健やかな成長が促されると考えています。また、子育てをする家族の心にもゆとりと豊かさが生まれることで、子どもと親とが落ち着いた関係を築きやすくなるとも考えています。
　こうした考えに基づき、「児童福祉法」でも社会保障審議会が児童福祉文化財の推薦を行うと定めています。


Ｑ．どのようにして推薦作品を決めているのですか。

　制作者や販売者から申請のあった作品について、分野ごとに設けた選定委員会の委員が審査し、審議会として推薦を決めています。委員には、各分野（出版物、舞台芸術、映像・メディア等）に詳しい学識経験者や、図書館司書など実際に現場で子どもたちに接する人などが含まれています。
　推薦作品は、随時、厚生労働省のホームページ等で公表するほか、特に優れた作品については、毎年５月に開催する児童福祉週間の中で厚生労働大臣表彰を行っています。


Ｑ．推薦作品を知りたいのですが。

　厚生労働省のホームページで、直近の推薦作品を見ることができます。
（厚生労働省ホームページ「分野別の政策」の「子ども・子育て”→“子ども・子育て支援”→“子育て支援”→“児童福祉文化財”）


Ｑ．問い合わせ先

　作品についての質問や作品の申請方法などの問い合わせは、以下で受け付けています。
　厚生労働省 雇用均等・児童家庭局 育成環境課内
　社会保障審議会 福祉文化分科会事務局
　TEL：03-5253-1111（代表）　内線：7905（育成環境係）

• 【参考資料】平成23年度版ポスター（PDF:1,048KB）

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