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平成23年5月30日

職業能力開発局能力評価課

課長 星 直幸

課長補佐 石川 悟

(代表電話) 03(5253)1111(内線5943)

(直通電話) 03(3502)6958

中央職業能力開発協会

能力開発支援部長 山口 満

能力開発支援部次長 中園 司

(直通電話) 03(6758)2817

「プラントメンテナンス業」、「ウェブ・コンテンツ制作業(モバイル)」の職業能力評価基準が完成

「フィットネス産業」については基準を改定


  厚生労働省では、このたび、職業能力を客観的に評価するための「職業能力評価基準」について、関係団体の協力を得て、「プラントメンテナンス業」と「ウェブ・コンテンツ制作業(モバイル)」の基準を新たに策定するとともに、「フィットネス産業」の基準を改訂しました(概要は別添)。これら3業種の基準は、中央職業能力開発協会のホームページ(http://www.hyouka.javada.or.jp/)で公開しています。

 「職業能力評価基準」とは、従業員が発揮することを期待される仕事上の成果につながる行動と、そのために必要な技術・技能、知識について、担当者から組織・部門の責任者まで4つのレベルを設定し、業種別、職種・職務別に、整理・体系化したものです。

 今回、新たに基準を策定した「プラントメンテナンス業」とは、石油精製や化学などのプラント(生産設備)の性能を維持・改善するため、管理や保全、整備改善といった業務を請け負う仕事です。プラントの多様化によるメンテナンス難易度の上昇などが課題となる一方で、高い技能を持つ後継人材の不足により人材育成の重要性が高まっていることから、基準を設けることになりました。
また、「ウェブ・コンテンツ制作業(モバイル)」は、インターネット上で提供される文字や画像、動画、音声、ゲームといったコンテンツを、特に携帯電話などモバイル端末向けに制作する仕事です。モバイルコンテンツビジネスの市場規模が拡大する中、技術革新による新しい通信方式やスマートフォンなどに迅速に対応できる技術力の向上が強く求められ、それに対応した人材の確保や育成が急務となっていることから基準を策定しました。

 一方、「フィットネス産業」については、現行基準の策定(平成18年2月公表)後、同産業を取り巻く経営環境の変化や、多様化する顧客ニーズに対応した総合健康ビジネスへの転換が必要となっていることを踏まえ、改訂しました。
 
 厚生労働省では、「職業能力が適正に評価される社会基盤づくり」の一環として、能力評価のいわば“ものさし”、“共通言語”となる「職業能力評価基準」の整備に、幅広い業種について取り組み、労働者の能力評価やキャリア形成に役立てています。これまで、経理・人事などの「事務系職種」に関する業種横断的な「職業能力評価基準」のほか、業種別に電気機械器具製造業、ホテル業など、44業種の基準を策定しています。詳細は、中央職業能力開発協会のホームページをご参照ください。


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