朝鮮半島出身旧軍人軍属の遺骨返還に関する第７回日韓協議の結果について

　厚生労働省は、祐天寺（東京都目黒区中目黒）に朝鮮半島出身旧軍人軍属の遺骨を預託しており、これまで遺族が判明する毎に、韓国政府を通じて遺族に遺骨をお返ししてきたところですが、昨年（平成２１年）１２月、韓国政府から遺族の判明しない遺骨についての正式な返還要請があったため、本日、韓国・ソウルにおいて第７回日韓協議を行い、下記の通り意見の一致を見ましたのでお知らせします。
　なお、遺骨の名簿は、厚生労働省内において閲覧に供するほか、厚生労働省ホームページに掲載します。
　また、祐天寺に預託している遺骨のうち１２柱について本籍地が日本であることが判明しましたので、これらの遺骨については、厚生労働省が遺族を調査し返還することとしております。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　記

１　日本在住遺族を確認するため官報公告を行い、公告期間経過後韓国出身者の遺骨を韓国政府に返還する。

２　公告期間は、平成２２年３月１日～４月３０日の２か月間とする。

３　返還時期は、公告期間経過後１か月程度を目途とする。

４　返還対象遺骨は２１９柱とする。