児童虐待相談対応件数は令和３年度に20万件を超え、社会的養護の重要性がより一層増す中、児童養護施設等で働く人材の確保及び専門人材の育成に取り組むことは重要な課題ですが、各施設では採用広報に力を注ぐ余裕がないことも多く、学生等がその情報に触れる機会も限られている状況です。
　このため、厚生労働省では、働く場所として児童養護施設等の魅力を発信するため、学生向けの広報啓発活動や、各施設等での職場体験等や施設職員の就業継続を支援するなど、人材確保に向けた取組の強化を図ることを目的として、令和４年度より社会的養護魅力発信等事業を創設いたしました。
　実施事業者の公募を行った結果、これまでも独自に施設で働くことに関心のある人と施設をつなぐ活動などを行ってきた「特定非営利活動法人チャイボラ」が業務を受託することとなりましたので、今年度の事業の取組についてお知らせいたします。
　また、10月13日（木）に事業の取組について記者勉強会を実施いたします。

 [記者勉強会　ご案内]（PDF：13KB）

事業概要：

◆インターネット広告、ＳＮＳ等を利用した学生等への広報に用いるコンテンツの作成

◆児童養護施設等で働くことを目指す学生等に対する各施設等での職場体験等に関する情報提供

◆仕事の悩みを抱える施設従事者に対する相談支援の場を設けるためのオンライン等でのピアサポート　等

令和４年度社会的養護魅力発信等事業の内容については下記資料をご参照ください。
[令和４年度社会的養護魅力発信等事業について]（PDF:87KB)

 

•