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平成29年4月13日 【照会先】 医政局医事課試験免許室 試験専門官 青木 史子 (2573) 国家試験係長 高原 裕弥 (2574) (代表電話) 03(5253)1111 (直通電話) 03(3595)2204 |
報道関係者各位
医道審議会医師分科会の審議結果について
今般開催しました医道審議会医師分科会において、平成30年の第112回医師国家試験は、出題数を現行の500問から400問に縮小し、試験日数も3日間から2日間に変更することとされましたので、お知らせします。
● 平成26年度医師国家試験改善検討部会報告書において、平成30年からは、これまでの医師国家試験の「医学総論」および「医学各論」から「一般問題」として100題程度減らすことが可能であるとされました。
●その理由として、
▽共用試験CBT(※1)の出題内容と医師国家試験の出題内容に重複があること
▽平成27年度より、全ての医学部において、共用試験CBTの合格基準が統一化されたこと
とされ、今般の医道審議会医師分科会における審議の結果、平成30年の第112回医師国家試験は、出題数を500問から400問に縮小し、これに伴い、試験日数も3日間から2日間に変更することとされました。
※1 医療系大学間共用試験実施評価機構により臨床実習開始前に実施されている共用試験のうち、コンピュータを活用した知識の評価(Computer
Based Testing)のこと。
●一方で、医師としての基本的姿勢を含めた基本的診療能力を問う「必修問題」、ならびに、より臨床の思考過程に重点をおいた「臨床実地問題」の出題数については、現行維持が妥当とされました。これを踏まえ、今般の分科会においても、平成30年の「必修問題」および「臨床実地問題」の出題数は現行維持とされました。