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平成28年12月26日 【照会先】 医薬・生活衛生局国際薬事規制室 室長 中島 宣雅 (内線4223) 室長補佐 佐野 喜彦 (内線4232) (代表電話) 03(5253)1111 (直通電話) 03(3595)2431 |
報道関係者各位
第4回 日本—台湾医薬交流会議を開催
~台湾薬事規制当局との連携の更なる強化~
平成 28 年 12 月 7 日~ 8 日に東京において、(公財)交流協会と駐日台北経済文化代表事務所の間で、第 4 回日本-台湾医薬交流会議が開催され、次のとおり合意され、今後引き続き議論を継続していくこととなりました。
1.医薬品分野に関して、
・欧米と日本で用量違いで承認される新薬について、薬物動態学的な民族差の観点からの議論を継続すること
・日本・台湾の OTC 医薬品業界と協働し、平成 29 年半ばを目途に、 OTC 医薬品規制に関するワークショップを台湾で開催すること
2.医療機器分野に関して、
・医療機器の日本と台湾の承認申請に関するQ&A集を作成すること
・医療機器輸出の際に必要な資料において、日本側と台湾側のQMS適合性調査報告書等を活用していくこと
3.医薬品・医療機器分野において情報共有に係るワーキンググループを新たに設置し、日台間における規制情報の共有の方法等について検討を行うこと
なお、これまで両協会の間で実施されてきている協力活動についても、引き続き継続されることとなっています。
両協会間の協力活動は、平成 27 年 6 月に厚生労働省が策定した「国際薬事規制調和戦略」及び同月に PMDA が策定した「 PMDA 国際戦略 2015 」に資するものです。厚生労働省としては、日本の薬事規制の信頼性構築に向けて、引続き積極的に両協会間の活動を支援していきます。
(参考)日台薬事規制協力取決め(英語)
https://www.koryu.or.jp/ez3_contents.nsf/15aef977a6d6761f49256de4002084ae/09cf6050f5c0ad1149257c1600298d0e/$FILE/yakuji2.pdf