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平成28年10月31日

【照会先】

雇用均等・児童家庭局総務課虐待防止対策推進室

室長補佐 竹中 大剛 (内線7797)

自治体支援係長 上田 祐介 (内線7946)

(代表電話) 03-5253-1111

報道関係者各位


平成28年度「児童虐待防止推進月間」の取り組みについて

厚生労働省では、毎年11月を「児童虐待防止推進月間」と位置づけ、集中的な広報・啓発を実施しています。今年度は主に、以下のような取り組みを行います。また、公募していた推進月間の標語も決定しましたので、併せて公表します。


1.「子どもの虐待防止推進全国フォーラム in ふくい」の開催〔11月19日(土)〕

 児童虐待に関する相談対応件数は依然として増加傾向にあり、特に子どもの生命が奪われるなどの重大な事件が後を絶たず、児童虐待は社会全体で解決すべき重要な問題となっています。児童虐待の発生予防、発生時の迅速・的確な対応から虐待を受けた子どもの自立支援まで、切れ目ない総合的な対策をさらに進めることが必要です。
 厚生労働省では、毎年11月を「児童虐待防止推進月間」と定め、児童虐待問題に対する社会的関心の喚起を図るため、集中的な広報・啓発活動を実施しています(平成16年度から実施)。
 平成28年度も、この取組の一つとして、児
童虐待問題に対する理解を国民一人一人が深め、主体的な関わりを持てるよう、「子どもの虐待防止推進全国フォーラム in ふくい」を福井県福井市で開催します。

 開催日時:平成28年11月19日(土)10:00~17:20(昼休憩含む)

 開催会場:福井県生活学習館(ユー・アイふくい) 福井県福井市下六条町14-1 ※参加定員500名

 全体のテーマ:社会全体で子どもの「命」と「権利」、そしてその「未来」を守るために

 構成:⑴ 開会式(10:00~10:20)  
       開会挨拶(主催者及び共催者代表)、
       平成28年度児童虐待防止推進月間標語最優秀賞(厚生働大臣賞)の授与

     ⑵ 福井県知事講話(10:25~10:55)

       福井県知事:西川 一誠氏/テーマ:すべての子どもの幸せのために(仮題)

     ⑶ 基調講演(11:00~12:30)

       講師:遠藤利彦氏/テーマ:「子育ち・子育ての基本について考える
                         ~アタッチメントという視座から見る虐待~」

     ⑷ 分科会(13:30~16:35)

       第1分科会 「母子保健と児童福祉の連携~切れ目ない支援のために~」

       第2分科会 「市町村等地域の身近な場所における虐待ケース等への支援の在り方」

       第3分科会 「要保護児童対策地域協議会における関係機関の連携の在り方」

       第4分科会 「虐待の子どもへの影響~医療的観点から~」

       第5分科会 「社会的養護の子どもの自立支援~関係機関での連携の在り方~」

     ⑸ ゲストライブ(16:15~16:35)

       悠々ホルン氏 ※子どもたちのSOSを音楽や動画を通じて配信するなどの活動をしている。

     ⑹ 全体会(16:45~17:15)

       各分科会の代表者が議論を発表し、全体のまとめを行う。

     ⑺ 閉会式(17:15~17:20)

     ※ 参加申し込み、フォーラムの詳細については下記リンクをご参照ください。

https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000137958.html

2.「児童虐待防止推進月間」標語の決定・公表

 全国公募を行い、応募数7,043作品の中から、最優秀作品を選考。厚生労働省が作成する各種広報媒体に掲載。最優秀作品の作者には、11月19日(土)の「子どもの虐待防止推進全国フォーラム in ふくい」で厚生労働大臣表彰を授与。

    (平成28年度最優秀作品)
     さしのべて あなたのその手 いちはやく

            山口 涼香(やまぐち すずか) ) さん(神奈川県 )の作品

3.ポスター・リーフレット・自動車用ステッカー・エコバッグの作成・全国配布

 都道府県、市町村、学校、警察、その他関係機関、関係団体などに幅広く配布し、啓発に活用(エコバッグについては自治体のみに配布)。
 ※ 自動車用ステッカーについては、子育てタクシー協会(全国29都道府県約130社加盟)
   にも配布し,車両への貼付を依頼。

 


B2ポスター

A3ポスター(まちかどポスター)


リーフレット(表)

リーフレット(裏)

自動車用ステッカー

コットンバッグ

5.厚生労働省庁舎(中央合同庁舎5号館)のオレンジリボンドレスアップ

 室内照明により厚生労働省の庁舎(中央合同庁舎5号館)の窓ガラスにオレンジリボンが 浮かび上がるようドレスアップを実施

 実施期間:11月7日(月)~1111日(金)の1週間

 実施方法:中央合同庁舎5号館日比谷公園側の窓にオレンジの紙を貼り、
        事務室の照明によりオレンジリボンの形を浮かび上がらせる。

 ※近隣ビルからの撮影会を設ける予定(報道関係者には別途ご案内します。)

6.児童虐待防止対策協議会の開催

 平成11年以降、例年10月又は11月に児童虐待に関係する府省庁等及び関係団体が一堂に会し、取組状況に係る情報交換、関係団体等との連携強化や更なる対策の充実を図るための方策を検討することを目的として開催。

   開催日時:1110日(木)17:3019:00

 

   会場:厚生労働省3階共用第6会議室

 

   構成

   ⑴ 厚生労働大臣挨拶(17:3017:35

   ⑵ 関係府省庁における児童虐待防止対策の直近の状況・取組
     (推進月間の取組を含む。)の説明
17:3518:05

      内閣府、警察庁、法務省、文部科学省、厚生労働省 他

   ⑶ 児童福祉法等改正を踏まえた関係団体における取組の説明(18:0518:35

     (一社)日本子ども虐待防止学会、(公社)日本小児科医会、全国児童相談所長会、
     全国連合小学校長会、日本弁護士連合会が説明予定。

   ⑷ 意見・情報交換等(18:3519:00

 

   関係府省庁等:内閣府政策統括官(共生社会政策担当)、警察庁生活安全局、
             法務省人権擁護局、文部科学省生涯学習政策局、
             厚生労働省雇用均等・児童家庭局、最高裁判所事務総局家庭局(オブザーバー)

   関係団体:57団体

 

   ※ 詳細については下記リンクをご参照ください。

 

 

 

 

7.関係府省庁、関係団体及び地方自治体による各種広報・啓発の取組の展開

 児童虐待防止推進月間に併せ、関係府省庁、関係団体及び地方自治体でもさまざまな取り組みを実施。
1.関係府省庁の取組 関係府省庁.pdf

2.関係団体の取組 関係団体.pdf

3.地方自治体の取組
  1フォーラム等事業の開催 地方自治体(1).pdf 2啓発物品作成・配布 地方自治体(2).pdf
  3広報誌、テレビ等で周知 地方自治体(3).pdf 4民間企業等とのタイアップ 地方自治体(4).pdf
  5その他 地方自治体(5).pdf

8.民間企業、民間団体における取組

 企業、民間団体から厚生労働省へ情報提供のあった取組について紹介させていただきます。

 ⑴ 子ども虐待防止オレンジリボンたすきリレー2016
   主催:子ども虐待防止オレンジリボンたすきリレー実行委員会
       ((事務局)子どもの虹情報研修センタ
ー)
   内容:子ども虐待防止の象徴であるオレンジリボンをたすきに仕立て、
       駅伝方式でたすきをつなぎ、子ども虐待防止について市民に呼びかける。
   日時:全国10地域によって異なる。
       (東京・神奈川、滋賀県、岐阜県、山口県、名古屋市、長野県
        静岡県、鳥取県西部、茨城県、高知県で開催)

 

   ※ 詳細については下記リンク先をご参照ください。 
http://www.orange-tasuki.org/relay_map.html

 ⑵ 子どもの虐待死を悼み命を讃える市民集会
   主催:(特非)児童虐待防止全国ネットワーク

   内容:虐待によって命を奪われた子どもたちに鎮魂の祈りを捧げ、
       私たち一人ひとりがすべきこと、できることについて考える。

   日時:平成281113日(日)13:0017:00(終了予定)※ 12:15開場

   会場:ニッショーホール(東京都港区虎ノ門2-9-16)

 

   ※ 詳細については下記リンク先をご参照ください。
http://www.orangeribbon.jp/info/npo/2016/07/1113-14.php


 ⑶ グリッター8×アウェアネスカラー
   主催:フジテレビ
   内容:児童虐待防止推進月間の初日である11月1日(18:00頃~21:30頃まで)に、
       フジテレビの社屋イルミネーション(グリッター8)を活用して、オレンジ色の
       ライトアップを実施。


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