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平成26年10月31日

【照会先】

雇用均等・児童家庭局総務課虐待防止対策室

室長補佐 小松 秀夫 (内線7797)

子どもの心のケア専門官 笹川 浩昌 (内線7799)

調整係長 山口 真司 (内線7800)

(代表電話) 03-5253-1111

報道関係者各位


平成26年度「児童虐待防止推進月間」の取り組みについて

厚生労働省では、毎年11月を「児童虐待防止推進月間」と位置づけ、集中的な広報・啓発を実施しています。今年度は主に、以下のような取り組みを行います。公募していた推進月間の標語も決定しましたので、併せて公表します。


1.「児童虐待防止推進月間」標語の決定・公表

 全国公募を行い、応募数8,157作品の中から、最優秀作品を選考。厚生労働省が作成する各種広報媒体に掲載。最優秀作品の作者には、11月24日(祝・月)の「子どもの虐待防止推進全国フォーラム」で厚生労働大臣表彰を授与。

    (平成26年度最優秀作品)
     「ためらわず 知らせてつなぐ 命の輪」

            水谷 康夫(みずたに やすお) ) さん(愛知県)の作品

2.ポスター・リーフレット・しおりの作成・全国配布

都道府県、市町村、学校、警察、その他関係機関、関係団体などに幅広く配布し、啓発に活用。

B2ポスター
B2ポスター

A3ポスター(まちかどポスター)


リーフレット(表)

リーフレット(裏)

しおり表(フクロウ)

しおり表(コアラ)

しおり裏(共通)

3.「子どもの虐待防止推進全国フォーラムinわかやま」の開催〔11月24日(祝・月)〕

「和歌山県民文化会館(和歌山県和歌山市)」にて開催
(主催:厚生労働省、共催:和歌山県、和歌山市)
○ 基調講演(10:30~12:00)
第1部 講演 「子どもとどうやって接するの?」講師:田中章二氏(和歌山県立北高校教諭)
 《田中章二氏プロフィール》
 福岡県立戸畑高校、日本大学で体操部に所属し、1973年和歌山県教育委員会に体育指導員として入庁し、その後教諭として県立高校に勤務。32歳まで競技生活を続け国体等多数の大会に出場した。現在、県立北高校教諭、同校体操部監督。和歌山オレンジ体操クラブ代表。和歌山県体操協会副理事長。2013年度和歌山県スポーツ功労賞受賞。ロンドンオリンピックに世界体操界で初めて兄妹3人で出場した、田中和仁、理恵、佑典の3選手の父親。

第2部 対談 「親子の関係を振り返って」田中理恵氏(日本体育大学助教)& 田中章二氏(聞き手:中村富子氏)
  《田中理恵氏プロフィール》
 和歌山県生まれ。日本体育大学卒業。 同大学大学院修了。女子体操選手としては大柄な身長157センチの長身と長い手足を生かした美しい演技を持ち味として活躍。ロッテルダム世界選手権(2010年)にて、日本女子初の「ロンジン・エレガンス賞」を受賞。全日本体操競技選手権大会(2012年)個人総合優勝、NHK杯体操競技(2012年)女子個人総合優勝など輝かしい実績を残す。ロンドン五輪(2012年)のも同じ体操選手である兄の和仁、弟の佑典とともに出場。兄弟3人そろっての五輪出場は日本体操史上初の快挙。現在、日本体育大学児童スポーツ教育学部助教、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会理事を務める。振り付けを担当した「紀州っ子かがやきエクササイズ&ダンス(和歌山県教育委員会)」が好評。
 
○ シンポジウム(13:00~15:30)
 「地域ネットワークで支える子育て」
  概要:子育てを支援する地域の取り組みが児童虐待の防止に重要であり、その実践報告と男性の育児参加や親支援プログラムの活用などの観点も加えて今後の展開について議論する。
   《コーディネーター》
     中川 利彦氏(弁護士)
   《パネリスト》
     工藤 充子氏(長岡京市子育て支援ネットワーク代表)
     小崎 恭弘氏(大阪教育大学教育学部准教授)
     林 明子氏(NPO法人わかやま子育てサークル本部 サンマザー 代表)
     柳川 敏彦氏(和歌山県立医科大学教授)
     村木 厚子氏(厚生労働事務次官)

4.政府広報などの各種広報の実施

政府広報ラジオ・TOKYO FM「Weekly ニッポン!!」[11月1日(土)、2日(日)]
政府インターネットテレビ「徳光&木佐の知りたいニッポン!」[11月6日(木)~]

5.学生による「オレンジリボン運動」の展開

厚生労働省から大学などへ呼びかけ、学生の創意工夫による「オレンジリボン運動」を実施(順次実施中。102校が協力)。

(参考)オレンジリボンについて
オレンジの色は、こどもたちの明るい未来を示す色として選ばれ、民間団体(NPO法人児童虐待防止全国ネットワーク)が児童虐待防止のシンボルとして様々な運動を実施しています。厚生労働省もこの活動に賛同し、「こども虐待防止のシンボル」として使用しています。

6.地方自治体・民間団体による「オレンジリボンキャンペーン」など各種広報・啓発の取り組みの展開

 児童虐待防止推進月間に併せ、地方自治体や民間団体でもさまざまな取り組みを実施。

(その他)

  11 月の児童虐待防止推進月間に先立ち、児童虐待防止対策に関する関係府省庁と関係団体が意見交換などを行う「児童虐待防止対策協議会(第18回)」を10月31日(金)に開催。

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