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「今回の研修が実りあるものとなることを祈念いたします」。塩崎厚生労働大臣は、輸血事業の研修のため訪日したミャンマー医師会レイ・ムラ会長とミャンマー国立血液センターのティダ・アウン所長に激励の言葉を贈りました。
2015年8月7日
厚生労働大臣室
「今回の研修が実りあるものとなることを祈念いたします」。塩崎厚生労働大臣は、輸血事業の研修のため訪日したミャンマー医師会レイ・ムラ会長とミャンマー国立血液センターのティダ・アウン所長に激励の言葉を贈りました。
塩崎大臣は、ミャンマー医師会のレイ・ムラ会長やミャンマー国立血液センターのティダ・アウン所長と面会をしました。
厚生労働省とミャンマー保健省との間では、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(すべての人が適切な予防、治療などの保健医療サービスを、必要なときに支払い可能な費用で受けられる状態のこと)の実現にむけて協力覚書を交わしています。
今回の研修は、その一環として行われるもので、国立国際医療研究センターや日本赤十字社などの連携のもとに実施され、日本の輸血事業に関する講義や視察などが行われます。
面会では、ミャンマーでの輸血事業の地方格差、血液製剤の臨床使用の改善などの課題が伝えられるとともに、今回の研修で得たことを自国に生かしたいとの話がありました。ミャンマーの現状を聞いた塩崎大臣は、ミャンマーの医療水準の向上に向けて「今回の研修が実りあるものとなることを祈念いたします」と激励の言葉を贈りました。
今後、日本から専門家を派遣し、輸血事業などに関するセミナーを行う予定です。厚生労働省では、今後もミャンマーの医療水準の向上のため協力をしていきます。
(医政局総務課医療国際展開推進室)
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