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独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構の役員の報酬等及び職員の給与水準の公表について(平成17年6月)
様式1 公表されるべき事項
独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構の役職員の報酬・給与等について
I 役員報酬等について
(1) 役員の報酬等の支給状況
役名 | 平成16年度年間報酬等の総額 | 就任・退任の状況 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
報酬(給与) | 賞与 | その他(内容) | 就任 | 退任 | |||
理事長 (1人) |
千円 | 千円 | 千円 | 千円 | |||
19,324 | 12,240 | 5,365 | 1,469 | (特別調整手当) | |||
249 | (通勤手当) | ||||||
理事長代理 (1人) |
千円 | 千円 | 千円 | 千円 | |||
17,646 | 11,244 | 4,929 | 1,349 | (特別調整手当) | |||
124 | (通勤手当) | ||||||
理事 (4人) |
千円 | 千円 | 千円 | 千円 | 7月1日3名 | 6月30日3名 | |
62,658 | 40,464 | 16,367 | 4,856 | (特別調整手当) | |||
972 | (通勤手当) | ||||||
監事 (1人) |
千円 | 千円 | 千円 | 千円 | |||
14,353 | 9,156 | 4,014 | 1,099 | (特別調整手当) | |||
85 | (通勤手当) | ||||||
監事 (非常勤) (1人) |
千円 | 千円 | 千円 | 千円 | |||
2,904 | 2,904 | 0 | ( ) | ||||
( ) |
- (注1)「特別調整手当」とは、民間における賃金、物価及び生計費が特に高い地域に在勤する役員に支給されているものであること。
- (注2)小数点以下は四捨五入としたこと。そのため、総額が内訳の合計と一致しない場合があること。
(2) 役員の退職手当の支給状況(平成16年度中に退職手当を支給された退職者の状況)
区分 | 支給額(総額) | 法人での在職期間 | 退職年月日 | 業績勘案率 | 摘要 | |
---|---|---|---|---|---|---|
理事長 | 千円 | 年 | 月 | 該当者なし | ||
理事長代理 | 千円 | 年 | 月 | 該当者なし | ||
千円 | 年 | 月 | 業績勘案率は、厚生労働省独立行政法人評価委員会の決定に基づき1.0とした。 | |||
理事A | 1,340 | 9 | 平成16年6月30日 | 1.0 | ||
理事B | 1,340 | 9 | 平成16年6月30日 | 1.0 | ||
理事C | 1,340 | 9 | 平成16年6月30日 | 1.0 | ||
監事 | 千円 | 年 | 月 | 該当者なし | ||
監事 (非常勤) |
千円 | 年 | 月 | 該当者なし | ||
- (注1)独立行政法人役員としての在職期間、支給額等を記載していること。
- (注2)小数点以下は四捨五入としたこと。
II 職員給与について
- (注1)対象となる職員は、平成17年4月1日現在で在職している職員のうち、次に掲げる者を除いたものであること。
- 平成16年度の給与支給額がない者
- 欠勤、病気休職等で平成16年4月以降の給与を減額された者
- 平成16年度の途中で採用された者
- 平成16年度に採用された者で、在職期間が不足するために夏季賞与が減額される者
- 平成16年度中に異なる職種による給与を支給された期間がある者
- (注2)「年間給与額」は平成16年度に支給された給与から時間外手当を控除したものであること。
- (注3)「所定内給与」は「年間給与額」から賞与を控除したものであること。
(1) 職種別支給状況
区分 | 人員 | 平均年齢 | 平成16年度の年間給与額(平均) | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
総額 | うち所定内 | うち賞与 | |||||
うち通勤手当 | |||||||
常勤職員 | 人 | 歳 | 千円 | 千円 | 千円 | 千円 | |
541 | 39.7 | 7,200 | 5,184 | 142 | 2,016 | ||
事務・技術 | 人 | 歳 | 千円 | 千円 | 千円 | 千円 | |
214 | 40.1 | 7,512 | 5,401 | 187 | 2,111 | ||
研究職種 | 人 | 歳 | 千円 | 千円 | 千円 | 千円 | |
15 | 48.7 | 9,261 | 6,641 | 162 | 2,620 | ||
医療職種 (医師) |
人 | 歳 | 千円 | 千円 | 千円 | 千円 | |
該当者なし | |||||||
医療職種 (看護師) |
人 | 歳 | 千円 | 千円 | 千円 | 千円 | |
該当者なし | |||||||
教育職種 (高等専門学校教員) |
人 | 歳 | 千円 | 千円 | 千円 | 千円 | |
該当者なし | |||||||
職業訓練職 | 人 | 歳 | 千円 | 千円 | 千円 | 千円 | |
29 | 43.9 | 8,186 | 5,972 | 44 | 2,214 | ||
障害者職業カウンセラー職 | 人 | 歳 | 千円 | 千円 | 千円 | 千円 | |
283 | 38.4 | 6,753 | 4,861 | 117 | 1,892 | ||
在外職員 | 人 | 歳 | 千円 | 千円 | 千円 | 千円 | |
該当者なし | |||||||
任期付職員 | 人 | 歳 | 千円 | 千円 | 千円 | 千円 | |
該当者なし | |||||||
事務・技術 | 人 | 歳 | 千円 | 千円 | 千円 | 千円 | |
該当者なし | |||||||
研究職種 | 人 | 歳 | 千円 | 千円 | 千円 | 千円 | |
該当者なし | |||||||
医療職種 (医師) |
人 | 歳 | 千円 | 千円 | 千円 | 千円 | |
該当者なし | |||||||
医療職種 (看護師) |
人 | 歳 | 千円 | 千円 | 千円 | 千円 | |
該当者なし | |||||||
教育職種 (高等専門学校教員) |
人 | 歳 | 千円 | 千円 | 千円 | 千円 | |
該当者なし | |||||||
再任用職員 | 人 | 歳 | 千円 | 千円 | 千円 | 千円 | |
該当者なし | |||||||
事務・技術 | 人 | 歳 | 千円 | 千円 | 千円 | 千円 | |
該当者なし | |||||||
研究職種 | 人 | 歳 | 千円 | 千円 | 千円 | 千円 | |
該当者なし | |||||||
医療職種 (医師) |
人 | 歳 | 千円 | 千円 | 千円 | 千円 | |
該当者なし | |||||||
医療職種 (看護師) |
人 | 歳 | 千円 | 千円 | 千円 | 千円 | |
該当者なし | |||||||
教育職種 (高等専門学校教員) |
人 | 歳 | 千円 | 千円 | 千円 | 千円 | |
該当者なし | |||||||
非常勤職員 | 人 | 歳 | 千円 | 千円 | 千円 | 千円 | |
235 | 45.9 | 2,892 | 2,756 | 20 | 136 | ||
事務・技術 | 人 | 歳 | 千円 | 千円 | 千円 | 千円 | |
該当者なし | |||||||
研究職種 | 人 | 歳 | 千円 | 千円 | 千円 | 千円 | |
該当者なし | |||||||
医療職種 (医師) |
人 | 歳 | 千円 | 千円 | 千円 | 千円 | |
該当者なし | |||||||
医療職種 (看護師) |
人 | 歳 | 千円 | 千円 | 千円 | 千円 | |
該当者なし | |||||||
教育職種 (高等専門学校教員) |
人 | 歳 | 千円 | 千円 | 千円 | 千円 | |
該当者なし | |||||||
嘱託職員 (賞与有り) |
人 | 歳 | 千円 | 千円 | 千円 | 千円 | |
30 | 50.1 | 4,009 | 2,947 | 161 | 1,062 | ||
嘱託職員 (賞与なし) |
人 | 歳 | 千円 | 千円 | 千円 | 千円 | |
205 | 45.3 | 2,728 | 2,728 | 0 | 0 |
- (注)嘱託職員は、業務内容により勤務条件が異なるので、常勤職員との比較上の均衡を図るため月20日勤務程度のものを対象として上表に記載したこと。
なお、「嘱託職員(賞与有り)」は常勤職員と労働時間が同じもの、「嘱託職員(賞与なし)」はそれ以外のものであること。
(2) 年間給与の分布状況(事務・技術職員/研究職員)〔在外職員、任期付職員及び再任用職員を除く。以下、(5)まで同じ。〕
【事務・技術職員】
- (注1)(1)の年間給与額から通勤手当を除いた状況である、以下、(5)まで同じ。
(事務・技術職員)
分布状況を示すグループ | 人員 | 平均年齢 | 四分位 | 平均 | 四分位 |
---|---|---|---|---|---|
第1分位 | 第3分位 | ||||
人 | 歳 | 千円 | 千円 | 千円 | |
代表的職位 | |||||
・部長相当 | 18 | 54.7 | 11,608 | 12,234 | 12,893 |
・課長相当 | 24 | 51.7 | 10,469 | 10,856 | 11,284 |
・課長補佐相当 | 10 | 49.1 | 9,252 | 9,486 | 9,756 |
・係長相当 | 100 | 40.7 | 6,021 | 7,035 | 8,079 |
・係員相当 | 62 | 29.0 | 4,111 | 4,654 | 5,094 |
- (注1)「四分位」とは、ばらつきの度合を示す指標のひとつ。この表における「第1分位」とは年齢別の年間給与額を小さい順に並べたときの小さい方から25%目の額、「第3分位」とは小さいほうから75%目の額とする。
【研究職員】
- (注1)年齢32〜35歳、36〜39歳、44〜47歳、48〜51歳及び56〜59歳の該当者は1名であるため、当該個人に関する情報が特定される恐れのあることから、平均給与額については記載していないこと。また、年齢区分の人員が4人以下である場合は四分位の値が求められないため、第1四分位及び第3四分位は表記していないこと。
(研究職員)
分布状況を示すグループ | 人員 | 平均年齢 | 四分位 | 平均 | 四分位 |
---|---|---|---|---|---|
第1分位 | 第3分位 | ||||
人 | 歳 | 千円 | 千円 | 千円 | |
代表的職位 | |||||
・統括研究員 | 1 | ||||
・主任研究員 | 7 | 53.9 | 9,378 | 10,200 | 10,710 |
・研究員 | 7 | 42.6 | 6,977 | 7,585 | 8,100 |
- (注1) 統括研究員は1名であるため、当該個人に関する情報が特定される恐れのあることから、「平均年齢」以下の事項について記載していないこと。
(3) 職級別在職状況等(平成17年4月1日現在)(事務・技術職員/研究職員)
【事務・技術職員】
区分 | 計 | 7等級 | 6等級 | 5等級 | 4等級 | 特3等級 | 3等級 | 2等級 | 1等級 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
標準的な職位 | 係員 | 係員 | 係員 | 係長 | 係長 | 課長補佐 | 課長 | 部長 次長 |
|
人員 (割合) |
人 | 人 | 人 | 人 | 人 | 人 | 人 | 人 | 人 |
214 | 該当者なし | 17 | 33 | 59 | 53 | 10 | 24 | 18 | |
( %) | (7.9%) | (15.4%) | (27.6%) | (24.8%) | (4.7%) | (11.2%) | (8.4%) | ||
年齢 (最高〜最低) |
歳 | 歳 | 歳 | 歳 | 歳 | 歳 | 歳 | 歳 | |
〜 | 27 〜 24 |
32 〜 26 |
41 〜 29 |
58 〜 34 |
57 〜 44 |
59 〜 40 |
59 〜 44 |
||
所定内給与年額 (最高〜最低) |
千円 | 千円 | 千円 | 千円 | 千円 | 千円 | 千円 | 千円 | |
〜 | 3,211 〜 2,717 |
3,980 〜 2,965 |
5,348 〜 3,419 |
6,899 〜 4,138 |
7,152 〜 6,200 |
8,934 〜 6,067 |
9,899 〜 7,047 |
||
年間給与額 (最高〜最低) |
千円 | 千円 | 千円 | 千円 | 千円 | 千円 | 千円 | 千円 | |
〜 | 4,327 〜 3,767 |
5,371 〜 4,111 |
7,466 〜 4,739 |
9,719 〜 5,745 |
10,043 〜 8,789 |
12,314 〜 8,608 |
14,254 〜 9,990 |
【研究職員】
区分 | 計 | 5等級 | 4等級 | 3等級 | 2等級 | 1等級 |
---|---|---|---|---|---|---|
標準的な職位 | 研究員 | 研究員 | 主任研究員 | 統括研究員 | 研究主幹 | |
人員 (割合) |
人 | 人 | 人 | 人 | 人 | 人 |
15 | 該当者なし | 7 | 7 | 1 | 該当者なし | |
(%) | (46.7%) | (46.7%) | (6.7%) | (%) | ||
年齢 (最高〜最低) |
歳 | 歳 | 歳 | 歳 | 歳 | 歳 |
〜 | 52 〜 35 |
58 〜 49 |
〜 | 〜 | ||
所定内給与年額 (最高〜最低) |
千円 | 千円 | 千円 | 千円 | 千円 | 千円 |
〜 | 5,911 〜 4,817 |
8,165 〜 6,551 |
〜 | 〜 | ||
年間給与額 (最高〜最低) |
千円 | 千円 | 千円 | 千円 | 千円 | 千円 |
〜 | 8,156 〜 6,625 |
11,455 〜 9,294 |
〜 | 〜 |
- (注1)人員欄の割合について、各級毎の割合はそれぞれ小数点第2位を四捨五入して表示しているため、総和が100とならない場合がある。
- (注2)【研究職員】の表について、2等級における該当者が1名であるため、当該個人に関する情報が特定される恐れのあることから、「年齢(最高〜最低)」以下の事項については記載していないこと。
(4) 賞与(平成16年度)における査定部分の比率(事務・技術職員/研究職員)
【事務・技術職員】
区分 | 夏季(6月) | 冬季(12月) | 計 | ||
---|---|---|---|---|---|
管理職員 | 一律支給分(期末相当) | % | % | % | |
62.4 | 67.6 | 65.2 | |||
査定支給分(勤勉相当) (平均) |
% | % | % | ||
37.6 | 32.4 | 34.8 | |||
最高〜最低 | % | % | % | ||
43.3〜33.8 | 39.3〜28.5 | 41.2〜30.9 | |||
一般職員 | 一律支給分(期末相当) | % | % | % | |
66.2 | 71.9 | 69.3 | |||
査定支給分(勤勉相当) (平均) |
% | % | % | ||
33.8 | 28.1 | 30.7 | |||
最高〜最低 | % | % | % | ||
33.9〜33.8 | 28.5〜27.2 | 31.0〜30.1 |
【研究職員】
区分 | 夏季(6月) | 冬季(12月) | 計 | ||
---|---|---|---|---|---|
管理職員 | 一律支給分(期末相当) | % | % | % | |
64.8 | 69.9 | 67.5 | |||
査定支給分(勤勉相当) (平均) |
% | % | % | ||
35.2 | 30.1 | 32.5 | |||
最高〜最低 | % | % | % | ||
43.3〜33.8 | 39.3〜28.5 | 41.2〜30.9 | |||
一般職員 | 一律支給分(期末相当) | % | % | % | |
66.2 | 71.7 | 69.2 | |||
査定支給分(勤勉相当) (平均) |
% | % | % | ||
33.8 | 28.3 | 30.8 | |||
最高〜最低 | % | % | % | ||
33.8〜33.8 | 28.3〜28.1 | 30.8〜30.7 |
(5) 職員と国家公務員及び他の独立行政法人との給与水準(年額)の比較指標(事務・技術職員/研究職員)
【事務・技術職員】
対国家公務員(行政職(一)) | 120.3 |
---|---|
対他法人 | 111.6 |
【研究職員】
対国家公務員(研究職) | 93.2 |
---|---|
対他法人 | 90.0 |
- 注:「対他法人」は、すべての独立行政法人を一つの法人とみなした場合の給与水準との比較
III 総人件費について
区分 | 当年度 (平成16年度) |
前年度 (平成15年度) |
比較増△減 | 中期目標期間開始時 (平成15年度)からの増△減 |
||
---|---|---|---|---|---|---|
給与、報酬等支給総額(A) | 千円 | 千円 | 千円 | (%) | 千円 | (%) |
5,614,709 | 5,822,546 | △207,837 | (△3.6) | △207,837 | (△3.6) | |
人件費((A)+退職手当繰入+法定福利厚生費) | 千円 | 千円 | 千円 | (%) | 千円 | (%) |
6,565,738 | 6,785,022 | △219,284 | (△3.2) | △219,284 | (△3.2) | |
最広義人件費 | 千円 | 千円 | 千円 | (%) | 千円 | (%) |
8,337,187 | 8,517,149 | △179,962 | (△2.1) | △179,962 | (△2.1) |
- (注1) 前年度の数値は、独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構の実績(平成15年10月〜平成16年3月)と日本障害者雇用促進協会及び独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構が事業を引き継いだ財団法人高年齢者雇用開発協会に係る実績(平成15年4月〜9月)の合計額であること。
- (注2)「給与、報酬等支給総額(A)」欄は給与の他退職手当を含むものであること。対象は全ての役員及び全ての常勤職員としたこと。非常勤職員等については「最広義人件費」欄に計上していること。なお、継続的な雇用形態ではない委員謝金については計上していないこと。
- (注3)人件費欄の退職手当繰入額について、独立行政法人化に伴い退職手当引当金の計上方法が変更されたが、平成15年度の公表においては前年度との比較のため旧法人の計上方法により計上した額を公表した。今回の公表にあたり独立行政法人の会計基準に基づき計上した額を示しているので、平成15年度の人件費欄及び最広義人件費欄の額については前年の公表と異なっていること。なお、前年度(平成15年度)の退職手当繰入額については、注1にかかわらず独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構の退職給付引当金繰入額から退職給付引当金戻入額を減じた額としたこと。
- (注4)前回公表した最広義人件費欄の当年度及び前年度の記載金額に非常勤職員に係る人件費の一部計上漏れがあったため、上表の前年度欄には修正後の金額を記載したこと。
IV 報酬・給与の考え方、改定について
1 平成16年度における役員報酬・職員給与の改定の概要
区分 | 改定の有無 | 改定率 (平均) |
本俸の主な改定内容 | 手当の主な改定内容 |
---|---|---|---|---|
理事長 | 有 | △6.59% | 本俸月額の引き下げ | |
役員(常勤) | 有 | △4.56% | 本俸月額の引き下げ | |
役員(非常勤) | 無 | |||
職員 | 有 |
|
- (注1)改定率は、本俸の改定率を記載していること。
- (注2)平成17年度適用分の改定内容については2-(2)及び3-(2)-ウを参照のこと。
2 役員報酬
(1) 平成16年度における役員報酬についての業績反映のさせ方
期末特別手当において、厚生労働省独立行政法人評価委員会が行う業績評価の結果を参考にして10%の範囲で増減することを可能としているが、平成15年度の業績評価結果が標準的なものであったため、増減措置は講じていない。
なお、退職手当については、手当額算出の際に厚生労働省独立行政法人評価委員会が0.0から2.0の範囲内で業績に応じて決定する業績勘案率を乗じることで業績を反映させることとしている。平成16年度に退職手当を支給した3名の役員については、業績勘案率を1.0として退職手当額を決定した。
(2) 役員報酬水準の改定内容
理事長 | 増減額△72,000円、改定率△6.59% (注1) 特別調整手当の引き下げ(100分の12→100分の6)(注2) |
---|---|
理事長代理 | 増減額△62,000円、改定率△6.21%(注1) 特別調整手当の引き下げ(100分の12→100分の6)(注2) |
理事 | 増減額△47,000円、改定率△5.28%(注1) 特別調整手当の引き下げ(100分の12→100分の6)(注2) |
監事 | 特別調整手当の引き下げ(100分の12→100分の6)(注2) |
監事(非常勤) |
- (注1)平成16年3月31日改正、平成16年4月1日適用。
- (注2)平成17年3月1日改正、平成17年4月1日適用。経過措置:支給割合が100分の6になるまで毎年100分の1ずつ支給割合を減少。
3 職員給与
(1) 人件費管理の基本方針
組織・業務の効率化等を進めつつ、人員削減及び給与水準の見直しを行い、平成19年度までに平成14年度比で人件費の13%削減を行う。
(2) 職員給与決定の基本方針
ア 給与水準の決定に際しての考慮事項とその考え方
国家公務員の給与制度を参考にして、当機構固有の課題、状況等を踏まえつつ、社会一般の情勢に適合するよう決定する。
イ 職員の発揮した能率又は職員の勤務成績の給与への反映方法についての考え方
管理職を通じてヒアリングを実施し昇給・昇格により反映させるとともに、勤務成績等については勤勉手当において反映させる。
〔能率、勤務成績が反映される給与の内容〕
給与種目 | 制度の内容 |
---|---|
賞与:勤勉手当(査定分) | 勤勉手当は基準日前の一定期間の勤務成績により手当額に反映する。 |
ウ 平成16年度における給与制度の主な改正点
- 調整手当について、異動保障による支給期間を3年間から2年間に短縮し、2年目の支給割合を現行の100分の80とした。(平成16年4月1日適用)
- 寒冷地手当に係る改定(支給地域の見直し、支給額の引き下げ(経過措置あり))を実施(平成16年10月29日適用)
- 交通機関利用者等の通勤手当について、1箇月定期券等の価額による毎月支給から6箇月定期券等の価額による一括支給を基本とすることに変更するとともに、1箇月あたりの上限額を55,000円まで引き上げた。また、交通用具使用者に係る通勤手当について、使用距離区分を増設し、上限額を月額20,900円から月額24,500円に引き上げた。(平成16年4月1日適用)
- 調整手当支給割合の引き下げ(100分の9及び100分の7の支給割合を100分の3とする。経過措置:100分の3になるまで毎年100分の1ずつ支給割合を減少)・異動保障制度の廃止(経過措置:制度改正時に当該制度を適用されていた者については、適用期間終了までの間、異動保障による調整手当を支給)及び転居手当の創設を実施(平成17年4月1日適用)
- 特地勤務手当に準ずる手当の廃止(経過措置:平成19年度まで段階的に支給割合を引き下げ、平成19年度末をもって完全廃止)を実施(平成17年4月1日適用)
V 法人が必要と認める事項
事務・技術職員について、国家公務員との給与水準の比較指標が120.3となった。
その理由として、
- (1)給与水準の比較にあたり、国家公務員は全国の職員が対象となるのに対し、機構の事務職員は大半が東京を中心とした勤務となっているため、給与制度上、調整手当が高く支給される者の割合が高いこと
- (2)国家公務員の給与決定上の学歴を見ると大卒は39%程度(参考「平成16年国家公務員給与等実態調査の結果 第7表 適用俸給表別,経験年数階層別,給与決定上の学歴別人員及び平均俸給額」行政職俸給表(一))であるのに対し、機構の事務職員の88%弱が大卒以上であり、学歴による格差が生じている可能性があること
が考えられ、在職地域・学歴を勘案した国家公務員との給与水準の比較指標は、111.0であった。
また、職員給与は、これまで人材確保等の観点から類似法人の給与水準を勘案して定めてきたものであり、結果として比較指標の高さに影響していると考えている。
なお、給与水準の是正に関連して調整手当支給割合の引き下げ等の制度見直しに取り組んでいるところである。
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