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シルバー人材センターによる取組事例と工夫一覧表 別添1

シルバー人材センターによる取組事例と工夫一覧表 別添1

1−1 就業開拓に関する工夫(福祉・家事援助・育児関連事業)

番号 名  称 工夫内容
1 草加市シルバー人材センター 1)福祉・家事援助・育児
  • (1) 親子のひろば「のびーすく旭町・青柳」
     草加市の補助により、0〜3歳児親子のつどいのひろばを旭町と青柳で2カ所運営。ひろばの中で、のび〜すく利用者を対象とした“のびママサポート”(一時預かり)を併せて実施。
    <工夫している点>
     近年の核家族化、少子化、近隣関係の希薄化により、子育てに対する不安や負担は重くなっているが、親子がいつでも自由に行け、安全で安心出来る居場所を提供できる場所となっている。このうち「のびーすく青柳」は地元の大型スーパーマーケットの協力のもとテナント施設の一角に設けられたものであり、買い物や歯科医院に通院する際に利用しやすいという利用者のメリットがある。そこに子育て経験豊富なシルバー会員が子育てに悩む母親などをサポートすることで、地域の子育て支援と高齢者の就業機会の両立を図るという工夫が見られる。
    事例1「草加市シルバー人材センターの取組」(親子のひろばのびーすく青柳)参照
  • (2) ちょこっと手助けサービス
     高齢者や障がいのある方の日常生活上のささやかな手助けをする“ちょこっと手助けサービス”を平成24年7月より実施。ご利用料金は、500円(1人・30分程度)
    <工夫している点>
     お買い物の代行や、簡単なお掃除、朝のゴミ出し、電球の交換など、ちょっとした手助けがほしい高齢者への手助けサービスとして「ちょこっと手助けサービス」を開始した。
     これは、一方で「草加市高齢者地域見守りネットワーク」へ協力する手段としても有効であり、シルバー会員の就業機会の提供と高齢者の地域見守りを同時に達成できるという工夫が見られる。
    事例1「草加市シルバー人材センターの取組」(ちょこっと手助けサービス)参照
  • (3) 生活援助(基本・継続)サービス
     共働き家庭・高齢者世帯等の希望に合わせた家事援助サービスや子育て世代の子どものお世話等のお手伝いを実施。
  • (4) 草加市認知症高年者家族やすらぎ支援
     やすらぎ支援員養成講座を受講した会員及び市民が認知症高年者のご家庭へ訪問して傾聴する“草加市認知症高年者家族やすらぎ支援事業”を草加市より受託。やすらぎ支援事業とは、認知症高年者を介護するご家族が外出時や介護疲れで休息が必要なときにやすらぎ支援員が高年者の居宅を訪問して、ご家族に代わって見守りや話相手になることでご家族の身体・精神・経済的負担の軽減を図ること、また認知症高年者の相談相手になることで、孤独感や不安の軽減により、在宅ケアの継続・向上を図っているサービスである。一回2時間までを限度として、週2回まで利用できる。
2)介護関連事業
  • (1) 訪問介護サービスなの花
     基準該当居宅サービス(訪問介護サービス)を実施。生活援助を中心に支援
3)独自事業
  • (1) リフレッシュサイクル
     草加市より払下げされた自転車を修理しリサイクルして販売。修理も可。作業場は事務局の隣の建物
  • (2) 襖・障子張替
     襖・障子を張替、作業場は事務局に隣接
  • (3) 少人数学習教室
     元小中学校教員や塾の講師等の会員による学習教室
  • 小学生コース 国語・算数・英語(一部) 教室:手代町・旭町教室
  • 中学生コース 数学・英語 教室:手代町・旭町教室
  • (4) ヘアーカットサービス
     理容師資格のある会員によるヘアーカットサービス。会員の福利厚生(会員対象)として実施
  • (5) カルチャー教室
     会員の特技を活かした各種カルチャー教室(水彩画・中国語・詩吟・写真・卓球・マクラメ編み・英語・パンづくり・毛筆細字)を実施
2 福井市シルバー人材センター 1)介護保険事業
  • (1) 通所介護事業(日だまりの家)
     要支援または要介護状態にある高齢者等に対して、デイサービスとして、日常生活の援助、口腔ケア、機能訓練サービス、入浴サービス、食事サービスなどを提供している。
    <工夫している点>
     この拠点となる場所が「ひだまりの家」である。約二千坪の敷地に日本家屋と広い庭がある、閑静な環境でゆったり過ごせると利用者の好評を得ている。この不動産物件は自治体に物納されたものを借り受けたものである。高齢者が喜んで来るデイサービスとなっている点で工夫が見られる。
    事例2「福井市シルバー人材センターの取組」(介護と子育て支援の拠点「日だまりの家」)参照

2)福祉・家事援助・育児
  • (1) 高齢者宅、産前産後等の子育中の家庭への家事サービス
  • (2) 子ども一時預かり事業(日だまりの家・えくぼ・のびのび)
     当施設は安心して乳幼児を預けられるシルバーママサービスを行っている。子供を子育て経験が豊富なシルバー会員が一時的に預かることで、お母さんが上手にストレスを解消させる手助けをする子育て支援事業を行っている。
    <工夫している点>
     地域の子育て支援と高齢者の就業支援をうまく組み合わせる工夫が図られている。
    事例2「福井市シルバー人材センターの取組」(介護と子育て支援の拠点「日だまりの家」)参照
  • (3) 市の子育て支援、軽度生活支援事業の受託
3)独自事業
  • (2) さをり織り教室、さをり織り作品の製作・販売(ワークプラザ)
     「さをり織り」では「機械のマネはしない」ということをスローガンとしており、均一・均質、パターン化されたものから抜け出す織物を自分で創造的に作り出すという教室である。常識や既成概念から離れ、自由な発想と視点を大切にする。心を「無」にして織るアート作品である。
    <工夫している点>
     趣味と実益を兼ねたオリジナルの織物であるが、この独自の手織り作品を作る教室を運営しており、機織り機の使い方や、折り方などの指導も行っている。高齢者の方の趣味と実益を兼ねた事業として工夫がなされた結果である。
    事例2「福井市シルバー人材センターの取組」(多様な独自事業の展開 「さをり織り教室」)参照
  • (3) 着付教室、着付出張サービス
  • (4) パソコン教室
  • (5) 外国語教室(英語、中国語)
  • (6) 牛乳パック再生による名刺等の作成・販売
  • (7) 不要品の委託販売
  • (8) 資源循環型農業講習会
  • (9) EMボカシ(土壌改良剤)の製作・販売、カブト虫の養殖・販売、門松製作・ 販売、衣類のリホーム・寸法直し
  • (10) フリーマーケットでの委託販売
    <工夫している点>
     商店街の空き店舗を活用することで、商店街の活性化を図ると同時に、不要品の処分と収益を還元することで事業を成り立たせ、同時に高齢者の就業支援と両立させている。 
    事例2「福井市シルバー人材センターの取組」(多様な独自事業の展開 「フリーマーケットでの委託販売」)参照
3 上田地域シルバー人材センター 1)就業促進開拓運動
 「会員一人一開拓運動」を進めている。その結果、95人が177件に及ぶ開拓の成果を挙げており、うち一人10件の開拓を行った会員を表彰。一般家庭の就業実績で前年度比111.4%(平成24年度対平成23年度)を記録した。
2)福祉・家事援助・育児分野での就業開拓
  • (1) この分野に適性が高い女性会員の拡大をめざした活動に力を入れている。
  • (2) JAや社会福祉協議会と連携し、有償ボランティア連絡会を組織、連絡を取り合いながらコラボレーションを推進している。
  • (3) 地元自治体に協力し、認知症の傾聴ボランティアを実施しているが、将来的にはシルバー事業として実施する方針。
  • (4) 地元自治体の指定を受け障害者総合支援法に基づく重度生活支援事業を実施している。
3)独自事業
  • (1) 事業としてしめ縄作りを実施。現在はしっかり定着し高い実績。
  • (2) 着物のリフォームは女性会員活動の一つであるが、高齢化が進み、後継者不足の問題がある。
  • (3) シルバー農園の野菜生産物を商店街振興に協力した朝市へ出品したり、会員向けに朝市を開催、販売。
    <工夫している点>
     耕作放棄地を再活用するとともに農作業を基礎から教えて農業人口を増やそうとしている点、また更に耕作放棄地が発生するのは、農業の後継者が育たないからだという点から、子供体験教室を春、夏休みに開いて子供に農業を理解してもらうことで、将来の後継者を育てようという立派な目標を持っている。
    事例3「上田地域シルバー人材センターの取組」(シルバー農園)参照
4 甲賀市シルバー人材センター 1)福祉・家事援助・育児
 福祉・家事援助・育児分野では市の事業(高齢者・障がい者安心生活支援事業)と連携を図り、高齢者・障がい者が地域や住まいで安心して日常生活が送れるよう1時間未満の軽易な家事援助サービスを実施。また、子育て支援分野では子育てが終わられた家庭で不要になった子育て用品(主に絵本、育児書、DVD等)を必要な家庭に無償で利用していただく子育て用品リサイクル、それから地域イベントでは昔遊びの伝承を目的とした育児支援を実施。 
2)介護関連
 介護予防事業として健康体操教室、健康ウォーキングを実施。
3)独自事業
  • (1) 剪定枝葉チップリサイクル堆肥の生産販売
     剪定作業で発生した膨大な量の枝葉を集積したものを、機械でチップ化し、発酵菌を混合し半年かけて熟成させ、堆肥を作成する。これを袋詰めして商品(商品名:コンポ水口2000)化し販売している。
    <工夫している点>
     剪定事業で不要となった剪定済枝葉を単にゴミとして捨てるのではなく、肥料として、再活用することで更に収益を上げようという点で良く工夫されている。
    事例4「甲賀市シルバー人材センターの取組」(剪定枝葉チップリサイクル)参照
  • (2) 甲賀野菜の栽培販売
     新鮮で安全・安心な農産物への需要は高く、生産者の顔の見える地元新鮮野菜に対して、消費者ニーズは年々高まっている。生産履歴がしっかりと記帳された野菜を甲賀野菜として、シンボルマークを付けて出荷することで、インパクトのある形で、消費者に届けられる様にしている。
    <工夫している点>
     シルバー世代の生きがい対策、就業拡大を目指して、耕作放棄地を活用すると共に従来の有機肥料の取り組みから、滋賀県の推奨する「環境こだわり農産物認証制度」(化学合成農薬および化学合成肥料の使用を現行の5割以下に削減し、周辺環境への負担軽減を図る制度)によって年間を通じて安定供給できるようにした。この四季まんてん甲賀野菜のブランド化で消費者の満足度も高い。このようにして生産されたブランド野菜は、地元直売所だけではなく、シルバーネットワークを使い、京阪神の市場への出荷を図っている。
    事例4「甲賀市シルバー人材センターの取組」(四季まんてん甲賀野菜ブランド化推進事業)参照
  • (3) 地域特産品「かんぴょう」の栽培販売
     休耕田等を利用して甲賀市の特産品である『かんぴょう』の原料となる夕顔を栽培、育った実を加工・天日干したものを製品として地域の方々に販売している。
    <工夫している点>
     衰退する地元産業の活性化と伝統産業の伝承に貢献すると共に高齢者の就業支援を行っている点は創意工夫点として十分に評価出来る。
    事例4「甲賀市シルバー人材センターの取組」(四季まんてん甲賀野菜ブランド化推進事業)参照
  • (4) かんぴょうを原料としたゆうがお茶の販売
     かんぴょうを原料としたゆうがお茶も生産・販売している。地元商工会女性部を離れ、新たに立ち上げた『ゆうがお會』が企画・製造する『ゆうがお茶』の原料として「かんぴょう」を提供する事で、地元の素材を活かした地元ブランドの普及に協力。
    <工夫している点>
     近隣シルバーとのネットワークを活かしてゆうがお茶の新たな販売ルートの拡大にも協力し、地元産業の活性化を図っている。
    事例4「甲賀市シルバー人材センターの取組」(四季まんてん甲賀野菜ブランド化推進事業)参照
  • (5) カサブランカ等花類栽培・販売
  • (6) 手作り布ぞうり製作・販売
  • (7) 古布を利用したリメイク手芸品製作・販売
5 守口市シルバー人材センター 1)福祉・家事援助・育児
  • (1) 老健施設入居者の家族に代わっての衣類等の洗濯
     介護老人保健施設と提携して、身寄りのない入居者など身の回りのことが出来ない方の衣類の洗濯、買い物、掃除などを担当する。
    <工夫している点>
     地域の介護老人福祉サービスの向上と共に高齢者の就業の機会を確保できる事業としての創意工夫が見られる。
    事例5「守口市シルバー人材センターの取組」(病弱者等福祉サービス)参照
  • (2) 託児ルーム「ララキッズ」での一時保育事業
  • (3) 障害を持つ児童の学校行事でお世話をするスクールヘルパー事業
2)介護関連事業
  • (1) 介護保険事業の訪問介護
     訪問介護サービスを提供している。ベテランの主婦が行っているので、調理などにも自信があり、非常に限られた食材しかない場合でも、何品も作って利用者に喜ばれている。
    <工夫している点>
     地域への介護サービスの提供と高齢者の就業機会の確保の両立を図れるように創意工夫をしている。
    事例5「守口市シルバー人材センターの取組」(訪問介護事業)参照
  • (2) 障がい者総合支援事業での「居宅介護」「外出援助」
3)独自事業
  • (1) パソコン教室
  • (2) 着付け教室
  • (3) そろばん教室
  • (4) おさらい教室
6 伊丹市シルバー人材センター 1)福祉・家事援助・育児
  • (1) みどり保育園の運営(月極、延長、一時預り、休日、体験の各保育) 
     認可外保育施設として月極保育事業を行っている。保育士資格をもつ12人を臨時・パート職員として採用。その他、保育にあたる会員12人、調理担当の会員4人、清掃担当の会員5人が就業している。子供の人数は0才から5才までの50人。利用者には隣接する市民病院勤務の看護師が含まれるが、夜勤、準夜勤の時は夜間保育、子供が病気の時は病児保育まで引き受けている。課題はコストであり、公的補助のある認可保育所の認可を目指している。
    <工夫している点>
     若い女性の社会進出を側面から支えることと同時に、高齢女性会員に適した仕事を見つけて組み合わせることを達成している。しかも会員の殆どが生きがいを感じているとのことである。
    事例6「伊丹市シルバー人材センターの取組」(保育園の運営)参照
  • (2) 他保育所における保育補助
  • (3) 園児の送迎、子供の見守り 
  • (4) 夜間託児(病院関係) 
  • (5) 行事、会議等における子供の見守り
  • (6) 保育所での保育サポート 
  • (7) 掃除(各部屋、風呂、トイレ、台所、換気扇、庭他)、片づけ、布団干し、敷地内除草、散水、洗濯、買い物、食事、食事介助、トイレ誘導、話し相手 
  • (8) ごみ当番、家具の移動、電球取替え等 
  • (9) 高齢者の見守り、相談、サポート(市営住宅)
2)介護保険事業
  • (1) シルバーディサービスセンターの運営(通所介護、介護予防通所介護)
  • (2) 介助、通院同行、見守り、話し相手
  • (3) 散歩(車いす)
3)独自事業
  • (1) デイサービスセンター
  • (2) 売店事業(昆陽池売店、スカイパーク売店) 
     伊丹市内の「昆陽池」公園内の売店で、公園を訪れる人たちに飲み物、菓子、アイスクリームなどを販売している。現在は女性会員が8名で運営している。また、大阪国際空港(伊丹空港)の隣接地公園スカイパークの売店でも女性が9人で運営している。
    <工夫している点>
     高齢女性の就業支援として適した仕事を斡旋していること、地域社会への貢献を実施していること。
    事例6「伊丹市シルバー人材センターの取組」(女性の就業機会の拡大)参照
  • (3) 食堂運営(「シルポ大学」、「市立伊丹高校」) 
     大阪芸術大学短期大学部の喫茶および食堂、市立伊丹高校での食堂等学園内店舗の運営を行っている。シルポとはシルバーパワー(SILVER POWER)の略称である。
    <工夫している点>
     シルバー世代と若い世代の交流をめざして世代間コミュニケーションを図り、かつ地域社会への浸透も図っていること。
    事例6「伊丹市シルバー人材センターの取組」(女性の就業機会の拡大)参照
  • (4) 自転車リサイクル事業
  • (5) リサイクルショップ事業 
  • (6) チップ化事業 
  • (7) 水彩画教室 
  • (8) 子供英会話教室 
  • (9) 成人英会話教室 
  • (10) 琴教室 
  • (11) 書道教室 
  • (12) 着付教室 
  • (13) 和裁教室 
  • (14) 手内職 
  • (15) フラダンス教室 
  • (16) ウクレレ教室 
  • (17) 三味線教室
7 府中町シルバー人材センター 1)福祉・家事援助・育児
 子育て支援事業(産後の家事支援)、ファミリーサポートセンターと連携した子育て支援(幼稚園、保育所、小学校などへの送迎、児童等の一時預かり)
2)介護関連
  • (1) 入会員の就業先の拡大のため、民間の教育機関等の受講を勧め介護分野の雇用の需要に応じるため平成11年度から高齢者のサテライト型のデイサービスを開始。
  • (2) 介護予防事業として平成13年度からシルバーサロンの利用者に高齢者の転倒防止教室を開始。 
3)独自事業
  • (1) シルバーママサービス(子どもの一時預かり)
  • (2) ふれあい喫茶「椿庵」
  • (3) 介護予防体操「お達者クラブ」
  • (4) 町内イベント出店事業(祭り参加)

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1−2 就業開拓に関する工夫(企画提案事業等、自治体との連携)

番号 名  称 工夫内容
1 草加市シルバー人材センター 1)企画提案事業
  • (1) いきいき子育て応援事業(平成21年4月〜平成24年3月)
     シルバーボランティア農園で保育園児等と農作物の植付や収穫する活動、また保育園でチューリップを保育園児と共に育てる活動を通して世代間の交流を深める事業。
  • (2) 地域ささえあい生活援助サービス事業(平成21年4月〜平成24年3月)
     定期的に訪問する福祉・家事援助サービスを行う「生活ほっと支援サービスあしたば(現・生活援助継続サービス)」及び単発的・短期的に家庭内のお手伝いを行う「くらし応援サービス(現・生活支援基本サービス)」を積極的に推進し、市民の生活を支援する事業。生活支援基本サービスは「換気扇・窓などのお掃除」「家事手伝い」「通院介助」「家具の移動」など一時的なサービスである。この他に継続サービス(週2回・1回2時間以上)では、「日常の家事お手伝い」「食事作り」「洗濯」「お掃除」「お買い物」等が依頼出来る。
  • (3) リフレッシュサイクル事業(平成22年4月〜平成25年3月)
     草加市より払下げを受けた放置自転車を分解して修理し、組み立てて販売(再利用)し、ゴミの減量化を進める事業。
  • (4) ちょこっと手助けサービス事業(平成24年4月〜平成27年3月)
     65歳以上の高年齢者や障がいのある方のご家庭の、買物・お掃除・ごみ出し・電球交換等の日常生活上のささやかな手助けを通して、市民の生活を支援する事業。利用料金はワンコイン(30分500円)で安価に依頼できる。利用例としては「お買い物」「簡単なお掃除」「植木の水やり」「朝のゴミ出し」「電球・蛍光灯の交換」等である。
2 福井市シルバー人材センター 1)企画提案事業
  • (1) 「特別支援教育推進事業」:修学前の発達障害児を対象に集団適応指導、一般対象のセミナーを開催
  • (2) 「中心市街地活性化事業」:駅前中心市街地の空き店舗を活用した高齢者が気軽に立ち寄れるサロンの運営
3

上田地域シルバー人材センター

1)企画提案事業

  • (1) 「遊休農地を活用した地産地消推進事業」
     自治体と連携して平成24年度から実施している。平成25年度からは市民農園管理を受託し、市民の農業への取り組みを支援している。
  • (2) こども体験教室
     この事業は遊休荒廃農地を活用し、子供の収穫体験や農業教室により後継者育成を支援するとともに安心安全な地産地消運動の推進を図ることを目的としている。現在は子育て支援の一環としてこども体験教室を開始し、こどもを対象に地域に好評を得ており、毎年延べ6〜8回開催。学校ではなかなか体験できない事業を意図的に加えることによって、子供たちも興味をもって積極的に参加。
2)その他の連携
  • (1) マレットゴルフ場(2ヶ所の指定管理を受注)
  • (2) 生活保護者への優先的就業斡旋
4 甲賀市シルバー人材センター 1)企画提案事業
  • (1) 四季まんてん甲賀野菜!ブランド化推進支援事業
     地域の耕作放棄地や会員所有の畑を利用して、化学肥料や農薬を通常の半分以下に削減し、環境への負荷を削減する目的で栽培した環境こだわりの野菜を地域はもとよりシルバーネットワークを通じて都市部のセンター等で販売、栽培規模拡大、ブランド化推進、都市部センターとの交流、会員の生きがい対策、就業機会の確保に努めている。
  • (2) 暮らしと住まいのお手伝い!シルバーサポート事業
     高齢者・障がい者世帯が住み慣れた地域や住まい(家)で安心して日常生活が送れるよう市の地域包括支援センター及び各地域市民センターと連携して1時間未満の軽易な家事援助サービスを実施している。
  • (3) 生涯現役!生涯学習!活き活き生活支援事業
     会員が永年培ってきた豊富な知識・経験、技能、特技を活かし講師やスタッフとして就業、ワークプラザ等を利用してパソコン教室や障子・襖の張替え教室、布ぞうり製作教室、華道書道教室、指編み教室、体操教室など利用者のニーズに対応したカルチャー教育事業を展開している。
2)自治体連携事業
  • (1) 市内公共施設の受付清掃等管理業務
  • (2) 駅前駐輪場の管理 
  • (3) 公園等の清掃、剪定、除草、街路樹の剪定 
  • (4) クリーンパトロール他 
3)その他の自治体連携
 市の開催する生涯学習のイベントに共催にて参加、指定管理施設6施設の運営管理。
5 守口市シルバー人材センター 1)企画提案事業
  • (1) 農業支援・野菜苗販売・社会参加・世代間交流  
  • (2) 子育てママのスキルアップ事業と寺子屋事業
  • (3) 子育て相談事業とワイワイ教室と出前教室 
  • (4) 公園環境整備とシルバーレンジャー事業 
6

伊丹市シルバー人材センター

1)企画提案事業
  • (1) 緑のリサイクル事業
     剪定屑を再利用しチップ化(土壌改良剤)し、ゴミの減量、温暖化防止、資源化に寄与。 
  • (2) シルバー地域農業応援事業
     会員が地元で栽培収穫した野菜を販売し、地産地消を推進する。会員の農業活動を通じて地域の農業活性化に繋げる。  
  • (3) シルバーから広める伊丹の魅力・深める伊丹の歴史事業
     講座等の開催により伊丹の魅力を発信する。同時に伊丹ウォーキングを絡めて伊丹の史跡・文化財等を紹介。
2)自治体連携事業
  • (1) サンシティホール管理
  • (2) 自転車駐車場管理
  • (3) 市役所内駐車場管理
3)その他の自治体連携
  • (1) 市のイベント事業に併せてシルバーのブースを確保してもらい販売やPRを実施 
  • (2) 特定随意契約に係る案件など各担当部局への折衝・通知等の徹底
7 府中町シルバー人材センター 1)企画提案事業
  • (1) よい子の森(野外での子ども一時預かり)
     デンマークやドイツで積極的に実施されている「体験型保育」を取り入れた屋外型のシルバーママサービス事業「よいこの森」を実施。 単に公園に行って保育を行うのではなく、四季折々のテーマを踏まえた架空のストーリーをたどりながら、子供たちと楽しく府中町内の公園を訪れることで子供の一時預かりを行っている。実施は毎月一回で、対象年齢は1歳〜未就学児童を対象にしている。
  • (2) くすのきプラザコミュニティサロンの企画運営
     「椿庵」のある多目的施設くすのきプラザでコミュニティプラザの運営を行っている。内容としては「地産地消の軽食の提供」「府中町公衆衛生協議会への廃油せっけんの材料の提供」「マイ箸運動の推進」「町民参加事業ハッピーボックスの推進」「椿庵でのワンデイシェフ体験」「児童の野外一時預かり(よいこの森)への食育協力」「ホームページへのオリジナルメニューの掲載」などである。
  • (3) メンズサロン(男性専用介護予防事業)
     いままで生きがい型のデイサービスの主流は女性好みの企画が多く、男性の利用が少なかったので、男性利用者を対象にした生きがい型の事業に取り組むこととしたもの。支援通所事業としてメンズサロンを開催。内容は「血圧チェック」「マシントレーニング」「健康麻雀」「カードゲーム」「地域の話」などである。
2)その他の連携
  • (1) 町内公共施設の管理・清掃  
  • (2) 駐輪場の管理  
  • (3) 町内公園・遊園の清掃・剪定など維持管理・受付事務
  • (4) 高齢者生きがい活動支援通所事業
  • (5) 高齢者筋力向上トレーニング事業  
  • (6) 高齢者軽度生活援助事業 

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2 利用勧奨の取り組みに関する工夫

番号 名  称 工夫内容
1 草加市シルバー人材センター
  • (1) お客様担当(就業開拓創出員)を2名配置
     市内の民間事業所の訪問活動を中心とし、新規業務の受注をめざす。
  • (2) 理事の発注者訪問活動
     既存発注先の訪問活動を行い(年3回)、発注先との良好な関係を構築。
  • (3) 会員によるチラシのポスティングやポスター掲示
     “ちょこっと手助けサービス”グループが、4つの地域に分かれ、会員個人によるポスティングや地域の会員が集まって地域を決めてポスティングを実施。会員の協力により、家庭向け仕事内容のポスターを会員自宅前やマンションや町会の掲示板に掲示。
  • (4) 草加市広報への掲載
     “ちょこっと手助けサービス”等について、草加市広報へ掲載。
2 福井市シルバー人材センター
  • (1) 会員地区組織によるチラシの配布
  • (2) 除草、植木剪定従事会員による就業先近辺へのチラシの配布
  • (3) 就業開拓員、業務推進員による事業所訪問
3 上田地域シルバー人材センター
  • (1) 地域に根ざし,隣近所と連携した就業を開拓すべく、役員・会員が一丸となって「会員一人一開拓運動」を推進、一般家庭の就業実績の大幅アップを実現。
  • (2) 各地区でのイベント開催時にビデオ紹介、パンフ、ノベルティ配付などでシルバーの知名度向上や就業案内を実施。  
  • (3) 顧客へ毎年カレンダーを配付し、日頃のご愛顧を感謝するとともに利用促進の働きかけを実施。  
  • (4) お客様への満足度調査を実施、就業への反応を把握するとともに更なるご愛顧 をお願いしている。 
4 甲賀市シルバー人材センター
  • (1) 雇用就業機会確保推進員を活用し、シニアの方を対象にハローワーク窓口で相談業務やシルバー人材センターセミナーを実施。
  • (2) 年2回(8月、1月)に市内全戸に配布する広報紙「シルバーこうか」、毎月発行の会報紙「シルバーだより」を活用。
  • (3) 市内各地域で開催されるイベント等への参加や各マスコミ等への取材協力をする中で活動内容を啓発周知。
5 守口市シルバー人材センター
  • (1) 就業訪問員を設置し、家庭を中心に仕事の出来栄えの聞き取り調査をする際に、他の仕事についてもPR。
  • (2) 理事による事業所訪問の実施。
  • (3) 各種チラシ及び「センター便り」を作成・送付し、広報している。
  • (4) 10月に「シルバーフェア」を開催。市広報誌に開催案内と、チラシ(裏面はシルバーのPR)を町会回覧板で回付。
6 伊丹市シルバー人材センター
  • (1) 中心市街地での街頭活動 
  • (2) FMいたみによる広報 
  • (3) シルバーフェスティバルやシルバー文化作品展開催によるPR 
  • (4) 地域班を中心とした清掃奉仕活動によるPR 
  • (5) 植木剪定・除草作業について、翌年分の事前予約はがきを送付 
  • (6) 就業開拓員等による商工会議所企業リスト等からの企業訪問や家庭訪問をするなど新規就業機会の開拓、PRを実施
  • (7) チラシの配布 
  • (8) ホームページでの情報提供 
7 府中町シルバー人材センター
  • (1) 広報紙「安芸府中シルバーだより」を年1回発行し、町内全戸に配布。
  • (2) 社会福祉協議会、町内会連合会に出席して入会促進や就業開拓を実施 
  • (3) 企業訪問により就業開拓
  • (4) 会員による入会勧誘・リピーター獲得のため声掛け 

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3 会員への仕事の配分方法の工夫

番号 名  称 工夫内容
1 草加市シルバー人材センター
  • (1) 就業交代制度
    平成24年度実績:交代時期(10月及び4月)計52箇所62名の就業交代を実施。
  • (2) しごと情報の発行
    平成24年度実績:年間19回発行(毎月2回発行。発行日は10日と25日)。
  • (3) 就業期限の設定に関する基準において、同一職種、同一就業先に年間を通じて就業する会員は原則として3年を限度として他の会員と交代。
2 福井市シルバー人材センター
  • (1) 就業交代制(公共部門)の実施
  • (2) 未就業会員への優先的就業提供
3 上田地域シルバー人材センター
  • (1) 一人でも多くの会員に就業してもらうため、未就業会員へ優先的に声をかけている。
  • (2) 一人一開拓運動では自分のできる仕事を開拓することを勧めている。
  • (3) 適正就業の徹底と就業基準による就業年数遵守を励行している。
  • (4) 新入会員を中心とした就業紹介・瞬時斡旋のため、携帯メールを活用した就業情報提供を行っている。
  • (5) シルバーだよりの掲載やテレフォンサービスでも就業情報提供を行っている。従来のパンフレットや、電話だけでなく、携帯の一斉メールも導入が図られている。
    ★創意工夫されている点
     発注者から仕事を受注した場合、予め携帯メールを登録している会員に一斉メールを送信する仕組みを導入した。これにより、事務の効率化、就業機会提供の公平性、時間の効率化などが図られている。
    事例3「上田地域シルバー人材センターの取組」(携帯メールを活用した連絡体制づくり)参照
4 甲賀市シルバー人材センター
  • (1) 出来る限り公平な就業機会が得られるよう毎月発行する会報紙「シルバーだより」にて就業情報を掲載。 
  • (2) 適正就業基準を設けてローテーション就業、長期就業の是正を図るよう推進。
5 守口市シルバー人材センター
  • (1) 毎月、理事が相談員となり、就業相談会を実施し、会員の詳細な希望等を聴き取り、就業提供に役立てている。  
  • (2) 「公開受注簿」で、受注状況を常に公開している。事務局便りで、就業会員を募集している。 
6 伊丹市シルバー人材センター
  • (1) 入会時の希望職種に基づき就業相談を実施し、適する仕事があれば紹介
  • (2) 月曜日から金曜日まで毎日就業相談を実施し、来館者に募集中の業務を斡旋
7 府中町シルバー人材センター
  • (1) 入会説明会終了後、職員が個人面談を実施。これまでの職歴、特技・趣味、入会後希望する職種、受講したい研修、体験就業の希望の有無を確認。
  • (2) 就業体験希望者には管理、介護、子育て、清掃、など就業体験を通して、できる限り早期に何かの就業に就けるように努めている。
  • (3) これまで就業している会員にはワークシェアリングの理解を深め、出来得る限りローテーション就業を推進している。

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4−1 その他参考(会員の能力向上のための講習・研修会の開催状況)

番号 名  称 工夫内容
1 草加市シルバー人材センター
  • (1) 新会員研修会
    ・12回開催 290名参加
  • (2) リーダー合同研修会:1回 211名参加
  • (3) しごと体験会
    ・網戸張替体験会:2回 20名参加
    ・植木剪定体験会:1回 5名参加
    ・自転車組立・修理体験会:2回 7名参加
    ・襖障子張替体験会:2回 13名参加
    ・換気扇クリーニング体験会:1回 12名参加
    ・刈払機取扱体験会:1回開催 12名参加
  • (4) 就業分野ごとの会員研修
    ・公民館管理パソコン講習:2回 11名参加
    ・コミュニケーション講習:2回 102名参加
    ・普通救命講習(AED講習):3回 54名参加
    ・植木剪定スキルアップ研修:1回 16名参加
    ・「ちょこっと手助けサービス」会員研修会:1回 82名参加
    (以上、平成24年度実績)
2 福井市シルバー人材センター
  • (1) 福祉・家事援助サービス初級講習
  • (2) 軽度生活支援事業講習会
  • (3) クリーンサービス研修
  • (4) 料理講習、筆耕講習
  • (5) 襖・障子張り講習
  • (6) 宛名書ソフト講習
  • (7) 門松作り講習
  • (8) 植木剪定講習
  • (9) 就業ヘルパー研修
3 上田地域シルバー人材センター
  • (1) 後継者育成・技能向上のため、草刈り講習会等を実施。25年度はチェンソー講習も計画している。
  • (2) 「女性班きずな」ではガーデニング・フラワーアレンジメント、料理講習会を開催している。
4 甲賀市シルバー人材センター
  • (1) 交通安全講習会
  • (2) 草刈機取扱講習会
  • (3) 人権研修会
  • (4) 役員研修会
  • (5) フラワーアレンジメント講習会
  • (6) 美容講習会
  • (7) 緑地管理講習会
5 守口市シルバー人材センター
  • (1) 農業支援研修(稲作・野菜苗)
  • (2) 子育て支援員研修
  • (3) 屋外器具の取扱講習会
  • (4) 訪問介護員研修
6 伊丹市シルバー人材センター
  • (1) 刈払い機等屋外器具取扱講習会
  • (2) 企画提案に関する講習会
  • (3) 屋外器具の取扱講習会
  • (4) 交通安全講習会
  • (5) 救急救命講習会
  • (6) 接遇研修会
7 府中町シルバー人材センター
  • (1) よい子の森(野外での子ども一時預かり)フォーラム
  • (2) 介護予防講座
  • (3) 剪定講習会
  • (4) 高年齢者の健康講習会

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4−2 その他参考(シルバー人材センターの活動状況)

番号 名  称 工夫内容
1 草加市シルバー人材センター
  • (1) シルバー人材センターまつりの開催
     毎年、シルバー普及啓発月間(10月)に「シルバー人材センターまつり」を開催、平成25年度で14回目。会員、市民、のび〜すく利用の親子等、大勢がつどい、会員同士の親睦交流や多くの市民や子どもたちとの交流を通して、センターのPRを積極的に実施。会員(仕事別グループやサークル)による模擬店(日本蕎麦・やきそば・やきとりなど)を出店し、ステージではのび〜すく親子によるダンスやコーラスサークルによる混声合唱など、様々な楽しい催しである。また、まつりの収益は草加市被災者支援金に寄付。
  • (2) ゴールド会員制度
     毎月の定例会や季節の催し(観桜会・交流会等)を実施し、高齢会員の交流活動を積極的に実施。
  • (3) チューリップいっぱい活動
     ボランティアとして、保育園で子どもたちとチューリップの球根植付や水やりなどを実施。世代間交流の場として、会員も子どもたちも楽しく参加している。
  • (4) シルバーボランティア農園
     シルバーボランティア農園で、保育園児とじゃがいもの種芋植えや収穫。世代間交流の場として、会員も子どもたちも楽しく参加。さらに、最近土いじり(農業)は貴重な体験の場として、保護者からも評価が高い。
  • (5) 女性活躍推進委員会
     男女問わず参加できる“シルバー説明会”の他に、“女性のための説明会”を開催。“女性のための説明会”では、通常の説明だけでなく、折り紙講座などのプラスアルファーの楽しい企画も実施。
2 福井市シルバー人材センター
  • (1) ホワイトカラー層退職者の対策としては、派遣事業の拡大。
  • (2) 未就業会員対策として入会後半年間未就業の会員に対して面談会を毎月実施し、希望職種等を確認。
  • (3) 顧客満足度調査を実施。
3 上田地域シルバー人材センター  新しい仕事の情報を配信するのに電話サービスとして携帯で会員に送信している。このサービスによって、緊急の仕事の受注にも成功している。例えば、草むしりの仕事では、15人から20人のグループで、2〜3日で仕上げるが、グループ内での人間関係にトラブルが発生したときは、グループの組み替えなどを行うことで調整している。
4 甲賀市シルバー人材センター  選挙関連(立会人、公報封入発送)、統計調査など公共関連の事務系職種で市の職員以外でも出来る仕事は出来る限りセンターでの仕事として発注いただくよう依頼している。
5 守口市シルバー人材センター  会員の高齢化が進み、年齢に関係なく能力で就業できる場の確保に取り組み始めている。「マンション清掃班」「農業支援班」を発足し、高齢会員の就業機会を広めている。
6 伊丹市シルバー人材センター
  • (1) 市のイベント事業に併せてシルバーのブースを確保し販売やPRを実施。
  • (2) 特定随意契約に係る案件など各担当部局への折衝・通知等を徹底している。
7 府中町シルバー人材センター  会員増に向けて、新規の会員に対しては、初めての仕事に就くことの不安を取り除くために以下のような工夫を行っている。
  • (1) 最初の入会説明会の時に良く説明をして仕事の内容につき理解を得る。
  • (2) 講習会では先輩が後輩に親切・丁寧に教える。
  • (3) 入会当初は簡単な仕事を受け持ってもらって徐々に仕事に馴染めるように配慮。
  • (4) 元ホワイトカラーの方々には新規事業の取り組みとして、例えば「介護予防事業、子育て支援事業」等の事業の立ち上げなどにホワイトカラー時のノウハウを活かしてもらうなどの工夫を行っている。
  • (5) 年会費は3,000円であるが、必ず仕事に就けることで会費分の還元に努力している。
  • (6) シルバーの職場では、現役時代の職場での地位や立場が逆転することも起こりえるケースもある。これらの人間関係の諸問題を解決するため、互助会、同好会などで融和を図っている。
  • (7) 食堂や介護の仕事では安全衛生についての規約等があり、守らなければならないルールがある。そのため、厳しく注意することもあり、人間関係のトラブルとなることもある。そうしたトラブルに対して最後はセンター事務局で対応することになるが、こうした事態にも公平に対処している。
  • (8) 会員の皆様に満足してもらえるように満足度調査を現在企画中。

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