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(別紙1)
三菱ウェルファーマ社提出資料(別添)について
平成16年6月29日
医薬食品局血液対策課


 フィブリノゲン製剤(注)納入医療機関等の数については、平成13年5月18日付けウェルファイド社報告では「昭和55年以降のフィブリノゲン製剤の納入先データの総数は 7,004軒」とされていた。
 今般、三菱ウェルファーマ社は、厚生労働省の依頼により、昭和55年以降平成13年2月までの販売実績データ(7,004件)に、販売実績データに含まれないが副作用報告等何らかの資料が現存するもの(32件)を加えた合計7,036件について、医薬品メーカー間で共有している医療機関のデータベース、過去の電話帳、登記簿等と照合した。
 その結果、当該製剤を納入した又は納入した可能性のある医療機関等の内訳は以下のとおりであり、連絡先が特定された医療機関6,518件、一部の情報が判明した医療機関148件、納入後医療機関へ渡した可能性のある16件、合計6,682件を調査対象とする

特定された医療機関 6,558
  ・
現在も存在
5,409
  ・
廃院・統廃合
1,109
  ・ 重複 40

特定できなかったもの 329
  ・
名称又は都道府県等一部の情報が判明
148
  ・手がかりがなく調査不能 181

医療機関外の納入先 29
  ・
納入後、医療機関へ渡った可能性
16
  ・検査依頼等、医療目的外のもの 13

昭和63年7月1日以降納入 120
(内閣府情報公開審査会の答申で「開示不適当」とされたものに相当)
◎合計 7,036

(注)フィブリノゲン製剤は、原料血漿からフィブリノゲンを高純度に分離精製し、その精製物を凍結乾燥した製剤である。具体的な製造方法は、製造企業や製造される時代によって様々であり、原料血漿の種類、血漿プールの大きさ、抗体検査の有無、ウイルス除去・不活化処理の有無や種類などは多様である。代表的なウイルス不活化処理法としては、紫外線照射処理、加熱処理(乾燥、液状、蒸気)、SD処理、β−プロピオラクトン(BPL)処理又はその組合せなどがある。


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