報道発表資料  トピックス  厚生労働省ホームページ

平成15年12月1日
厚生労働省医政局指導課

救命救急センターの評価結果(平成15年度)について


 評価の目的

 救命救急センターの評価については、救急医療体制基本問題検討会報告書(平成9年12月)における「既存の救命救急センターを再評価し、その機能を強化する」との提言等を踏まえ、平成11年度から救命救急センター全体のレベルアップを図ることを目的として実施している。

 評価結果は、救命救急センターに対する運営費補助(30床以上で補助基準額142百万円。国庫補助率1/3)に反映させている。

  ┌
  |
  |
  └
・充実段階A:補助基準額の100%を交付
・充実段階B:補助基準額の 90%を交付
・充実段階C:補助基準額の 80%を交付



.評価結果の概要

 平成15年3月31日までに運営を開始した全国165ヶ所の救命救急センターを対象としており、各センターの評価結果(充実段階)は、資料1のとおりである。

 充実段階Aと評価された施設の割合が96.4%と増加(平成14年度は96.3%)し、ほとんどの施設が充実段階Aとなっている。(資料2参照)

.評価の方法及び評価結果に関する留意事項

 各救命救急センターからの診療体制や患者受入実績等に関する報告結果を点数化し、当該点数を基本として、各施設の充実段階をA,B,Cに区分した。(資料4参照)

 評価の対象となった診療体制等は、平成14年度の実績に基づいている。

 評価は、診療の体制面を中心に行っており、各救命救急センターの診療水準そのものを評価したものではない。

.平成16年度以降の評価について

 次回の評価より調査期間を、前年度実績(各年度3月末)から前年末実績(各年12月末)に改訂し、救命救急センターのさらなる診療体制の充実・強化を図るため、資料5のとおり評価項目を追加し、各評価段階(A〜C)の点数区分を改訂した。


(照会先)
 厚生労働省医政局指導課
 佐藤課長補佐、和田係長
  代表 03-5253-1111
   内線(2554、2550)
  直通 03-3595-2194


トップへ
報道発表資料  トピックス  厚生労働省ホームページ