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資料 4

救命救急センターの充実段階の評価方法について


 「救急医療対策事業等の現況調について(平成15年5月27日厚生労働省医政局指導課長通知)」による調査の回答結果等に基づき、別添「救命救急センターの評価項目及び配点」に基づく配点を行い、その合計点数の区分に応じ、次表のとおりの「充実段階」として評価する。

16点以上充実段階A
10点以上15点以下充実段階B
 9点以下充実段階C

 上記の充実段階に関わらず、下記内容のすべてを満たす救命救急センターについては、「充実段階A」として評価する。

 ・ 重症患者数750人以上
かつ
 ・ 在院日数7日以内
かつ
 ・ 病床利用率75%以上
かつ
 ・ 診療点数12,000点以上
かつ
 ・ 院外患者受入率55%以上


救命救急センターの評価項目及び配点


 二次医療圏における救急医療関係者協議会への参加状況
 ・ 参加していない : △1点

 併設(母体)病院内におけるセンター機能の評価委員会の設置状況
 ・ 有 : 1点
 ・ 無 : 0点
  ※ 単独センターにおいては、センター内設置で加点

 空床確保の責任体制
 ・ 併設(母体)病院で確保 : 2点
 ・ センターで確保 : 0点
  ※ 単独センターにおいては、センター確保で加点

 空床確保数
 ・ 5床以上 : 3点
 ・ 4床 : 2点
 ・ 3床 : 1点
 ・ 特に確保に努めていない。0〜2床 : 0点
  ※ 確保病床数に幅がある場合は、平均、端数切り上げ

 センター担当医師の勤務体制
 ・ 救急医による専任チーム体制 又は
   救急医を核とし各診療科との協力で専任チーム体制

 : 3点
 ・ 救急医を核とした各診療科との当直体制 : 2点
 ・ その他 : 0点

 救急専用電話の有無
 ・ 有 : 1点
 ・ 無 : 0点

 救急専用電話の対応体制
 ・ センター専任医、その他の医師 :  1点
 ・ 上記以外 : △1点

 「受け入れ不可」の判断体制
 ・ 病院長、センター長、センター専任医以外 : △1点

 救急救命士に対する指示体制
 ・ 救急専用電話により、必ず医師が即応以外 : △1点

10 診療データの集計・分析
 ・ 傷病別患者数(入院、外来、月別)
 >
 : 1点 〔全て揃って〕
 ・ 重傷度分類患者数(入院、外来、月別)
 ・ 外傷患者の各種スコア
 ・ その他 : 0点

11 救急医療についても検討する倫理委員会の設置状況
 ・ 有 : 1点
 ・ 無 : 0点

12 深夜帯におけるセンターの医師数
 ・ 5人以上 : 3点
 ・ 4人 : 2点
 ・ 3人 : 1点
 ・ 2人以下 : 0点

13 深夜帯におけるセンター以外の医師数
 ・ 2人以下 : △1点

14 センター病床の稼働率
(1)集中治療病室のみ
・ 60%未満 : △1点
(2)集中治療病室以外
・ 70%未満 : △1点

15 重症傷病者数
 ・ 1,000人以上 : 3点
 ・ 750人以上、1,000人未満 : 2点
 ・ 500人以上、750人未満 : 1点
 ・ 500人未満 : 0点
  ※ 30床未満のセンターのみ、患者数を30床換算する。

16 専任医師数
 ・ 5人以上 : 3点
 ・ 5人未満 : 0点

17 平均在院日数






センター病床





 ・ 7日以内 : 3点40床以上の場合
 ・ 7日超、11日以内 : 2点 3点
 ・ 11日超、14日以内 : 1点 2点
 ・ 14日超 : 0点 1点
※ ただし、適用に当たっては、
 14(2)が80%以上であること。

18 センター患者1人当たり平均入院診療点数




センター病床40床
以上の場合




 ・ 10,000点以上 7,000点以上 : 2点
 ・ 10,000点未満 7,000点未満 : 0点
※ ただし、適用に当たっては、
 14(2)が80%以上であること。

19 救命救急士の研修受け入れ実績
 ・ 250人日以上 : 3点
 ・ 150人日以上、250人日未満 : 2点
 ・ 100人日以上、150人日未満 : 1点
 ・ 100人日未満 : 0点


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