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風しん

感染症法に基づく医師及び獣医師の届出について

20 風しん

(1) 定義
 風しんウイルスによる急性熱性発疹性疾患である。
(2) 臨床的特徴
  飛沫感染により感染し、潜伏期は通常2〜3週間である。 冬から春に流行する。症状は、小紅斑や紅色丘疹、リンパ節腫脹(全身、特に頚部、後頭部、耳介後部)、発熱を三主徴とする。リンパ節腫脹は発疹出現数日前に出現し、3〜6週間で消退する。発熱は38〜39℃で、3日程度続き、皮疹も3日程度で消退する。脳炎、血小板減少性紫斑病を合併することがある。
  妊婦の風しんウイルス感染が、先天性風しん症候群の原因となることがある。
(3) 届出基準
 患者(確定例)
医師は、(2)の臨床的特徴を有する者を診察した結果、症状や所見から風しんが疑われ、かつ、(4)の届出に必要な要件を満たすと診断した場合には、法第12条第1項の規定による届出を7日以内に行わなければならない。
 感染症死亡者の死体
 医師は、(2)の臨床的特徴を有する死体を検案した結果、症状や所見から風しんが疑われ、かつ、(4)の届出に必要な要件を満たすと診断した場合には、法第12条第1項の規定による届出を7日以内に行わなければならない。
(4) 届出のために必要な要件
 検査診断例
届出に必要な臨床症状の1つ以上を満たし、かつ、届出に必要な病原体診断のいずれかを満たすもの。
 臨床診断例
届出に必要な臨床症状の3つすべてを満たすもの。

届出に必要な臨床症状

 ア  全身性の小紅斑や紅色丘疹
 イ  発熱
 ウ  リンパ節腫脹

届出に必要な病原体診断

検査方法 検査材料
分離・同定による病原体の検出 咽頭拭い液、血液、髄液髄液、尿
検体から直接のPCR法による病原体の遺伝子の検出
抗体の検出(IgM抗体の検出、ペア血清での抗体陽転又は抗体価の有意の上昇) 血清

届出票(PDF:110KB) 


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