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(別紙)


         高校・中学新卒者に係る就職支援対策の概要


 高校・中学新卒者をめぐる厳しい就職環境に照らし、地方公共団体や教育関係機関
とも十分連携を図りながら、求人開拓を重点に、以下の取組みを効果的に展開し、状
況の改善を図る。


I 中央レベルの取組み

 1 労働省・文部省両局長名による主要経済団体に対する求人要請等
   労働省職業安定局長及び文部省初等中等教育局長連名により、主要経済団体
  (約100団体)の長に対して高校・中学新卒者の求人枠確保を文書で要請する
  とともに、関係行政機関に対して協力を依頼する。(9月8日付け)

 2 「高校新卒者就職促進連絡会議」(労働省・文部省・全国高等学校長協会の三
  者構成)の開催(9月下旬を予定)
   高校新卒者の職業紹介業務の当事者間で最新状況の把握や対応方針の検討を行
  うことにより、適切な対策の実施に資することとする。


II 地方レベルの取組み

 1 新規高等学校卒業者就職問題連絡会議の開催
   各都道府県段階において、地方公共団体や教育関係機関との連携を深めるとと
  もに、産業界の代表に対する一層の求人要請を行う。

 2 経済団体や個別事業主に対する高校・中学新卒者に対する求人の要請
   各都道府県労働局幹部が、率先して地域の主要経済団体に対し求人の要請を行
  うとともに、公共職業安定所においても、地方公共団体や教育関係機関と連携し
  て、会合や訪問等あらゆる機会をとらえて、高校・中学新卒者を対象とする求人
  の確保を図る。

 3 求人開拓推進員を活用した求人の確保
   求人開拓推進員(全国で1500人)を活用し、高校・中学新卒者に対する求
  人申込みを強力に勧奨する。

 4 学校と連携した求人情報の提供、就職面接会の開催
   就職促進員(各都道府県労働局に1人、計47人を配置)により、各学校の状
  況把握や就職に係る相談等を実施するとともに、各学校に対する求人情報の提供
  を積極的に行う。
   また、今後の状況に応じ、応募機会の拡大を図るため、就職面接会の開催に向
  けた取組みを進める。

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