平成12年度「働く若者のための福祉シンポジウム」開催要領 1 趣 旨 氷河期と呼ばれる就職情勢であるにも係わらず、自分に適した職場を求めて離転 職する若者がいる。定職に就きたいと思っている若者は多いが、実際には能力開発 機会の乏しさから正規雇用への移行がうまくいかない者もいる。先の見通しの無い 離転職の増加は、本人のみならず社会にとっても技術・技能の蓄積等の面で損失が 大きい。 職業意識の啓発やキャリア形成は、若者が自らの力で解決できないことも多い。 学校生活と職業生活とのギャップが非常に大きいため、職業生活に入る前から、ま た就職後においても、若者が職業やキャリア形成について考える機会を設けること は必要である。 こうした若者に対する職業意識の啓発とキャリア形成の支援のあり方について考 えるため、全国の各分野で活躍している勤労青少年指導者、その他の関係者が参集 する標記シンポジウムを開催する。 2 テーマ 「若者に対する職業意識の啓発とキャリア形成」 3 主 催 労働省 4 日 時 平成12年11月28日(火) 10:00〜15:30 5 場 所 イイノホール(東京都千代田区内幸町2−1−1 地下鉄「霞ヶ関」駅下車 飯野ビル7F) 6 内 容 第1部 10:00〜12:00 ・労働大臣挨拶 ・平成12年度勤労青少年福祉功労者表彰式 ・基調講演(10:15〜11:45 90分) 「若者に対する職業意識の啓発とキャリア形成」 今野浩一郎 学習院大学経済学部経営学科教授 ・福祉功労者記念写真撮影 (昼食) 第2部 13:00〜15:30 研究討議 テーマ 「若者に対する職業意識の啓発とキャリア形成」 司会兼パネリスト 小杉 礼子 (日本労働研究機構キャリアガイダンス主任研究員) パネリスト 佐藤 忠弘(日本マクドナルド株式会社人事部長) 〃 鈴木 高弘(東京都立足立新田高等学校校長) 〃 木ノ内博道(株式会社学生援護会理事) 〃 大場 孝弘(京都市南勤労青少年ホームチーフ) 7 参加者 (1)勤労青少年ホームの館長及びその他の職員 (2)勤労青少年ホーム以外の勤労青少年福祉施設の職員 (3)地方公共団体の勤労青少年福祉担当職員 (4)勤労青少年福祉推進者 (5)勤労青少年関係団体の勤労青少年指導者及びその他の関係者