タイトル:「今後の職業能力開発の在り方研究会」の報告について 発 表:平成12年7月12日(水) 担 当:労働省職業能力開発局能力開発課 電 話 03-3593-1211(内線5933) 03-3502-6957(直通)
我が国は、現在、IT化等の技術革新の進展や経済のグローバル化が進み、厳しい雇 用情勢が続く中で労働力需給のミスマッチが大きな問題となっており、第9次雇用対策 基本計画(平成11年8月13日 閣議決定)においてもこうしたミスマッチに対応す るため職業能力開発を推進していくことが重要であるとされている。 他方、職業能力開発の状況を見ると、企業側の求める人材像が多様化する一方、労働 者側についても、今後、そのキャリアが長期にわたり急激な変化にさらされる状況にあ る。 このため、「今後の職業能力開発の在り方研究会」(座長 今野浩一郎 学習院大学 教授)を平成11年11月以降計13回開催し、今後の職業能力開発の在り方について 検討し、議論を重ねてきた。今般、その検討結果が別添のとおり取りまとめられたので、 その内容を公表する。労働省としては、本報告の内容を踏まえ、第7次職業能力開発基 本計画の策定を含む今後の施策の在り方に係る審議を進めていく予定である。 なお、本報告は、本日開催された中央職業能力開発審議会第185回総会に報告した ところである。