イ | 昨年度の目安については0.9%となったわけであるが、これについては使用者側は必ずしも納得していた訳ではない。 |
ロ | 今年度については、各種指標が厳しい数値を示していることもあり、引上げゼロ以下をも視野に入れて検討すべき。 |
ハ | 目安が引き上げられれば、実態として目安の金額に地方最低賃金審議会の審議が拘束される度合いが高いことも考慮すべき。 |
ニ | 各種指標においては、賃金を取り巻く状況は厳しいことを示すものが多く、地域によっては引上げゼロやマイナスというところもあると承知しており、今年度の審議においてはこの点を十分考慮すべき。 |
ホ | 平成11年の最低賃金は平成7年を100とした場合、107.1となっているが、これは所定内給与の103.5、高卒初任給(男子)102.3と比べて高い引上げ水準にあると認識している。 |