平成12年度第1回目安に関する小委員会(議事要旨)


 日時平成12年6月30日(金)10:00〜11:30
 場所通産省別館909号会議室
 出席者
公益代表委員 4名
労働者側代表委員 4名
使用者側代表委員 4名
 議事概要
(1) 事務局より、「目安に関する小委員会(第1回)資料」(別添)に基づき説明が行われ、質疑応答がなされた。
(2) 小委員会委員長より、
 次回の第2回目安に関する小委員会の場において、本年度の目安についての労使双方の基本的考え方を表明していただきたいこと
 上記イのためにも、第2回目安に関する小委員会に提出される予定の賃金改定状況調査につき、次回の会議開催前に、事務局より労使各側に説明を行っておいていただきたいこと
 諮問の本審の際に会長からも発言があったように、今年度の目安審議が円滑に進められなるべく長時間の審議にならないよう、御協力をお願いしたいこと
につき発言があり、労使とも了解した。
(3) なお、1名の使用者側代表委員より、個人的見解と断りつつも、次の発言がなされた。
 昨年度の目安については0.9%となったわけであるが、これについては使用者側は必ずしも納得していた訳ではない。
 今年度については、各種指標が厳しい数値を示していることもあり、引上げゼロ以下をも視野に入れて検討すべき。
 目安が引き上げられれば、実態として目安の金額に地方最低賃金審議会の審議が拘束される度合いが高いことも考慮すべき。
 各種指標においては、賃金を取り巻く状況は厳しいことを示すものが多く、地域によっては引上げゼロやマイナスというところもあると承知しており、今年度の審議においてはこの点を十分考慮すべき。
 平成11年の最低賃金は平成7年を100とした場合、107.1となっているが、これは所定内給与の103.5、高卒初任給(男子)102.3と比べて高い引上げ水準にあると認識している。



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