平成9年版厚生白書の概要

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第4章 高齢化をめぐる課題


高齢化が急速に進行し、2050年には老年人口は32.3%に上昇すると予想される。こうした中で、高齢者が社会で積極的な役割を果たし、生きがいを持って生活できるような環境づ りが重要である。
そのためには、高齢者に対する先入観を取り除くことが必要である。
また、寝たきりの予防に力を入れるとともに、高齢者が介護を必要とする状態になっても、できる限り自立した生活が送れるような支援方策が重要である。
高齢者の介護を支える人材の育成に努めるとともに、地域住民やボランティアなどの幅広い参加を進めていくことが重要である。


上昇する老年人口割合

増加する要援護者

自宅を死亡場所として希望するものの実際は病院等で死亡する高齢者が多い

広がるボランティア活動

65歳以上を老人とみなす人は3割を下回っている

大多数の高齢者が健康であると回答

我が国の高齢者の就業率は高率

結晶性知能は老年期でも維持

高齢者の望ましいとする異性との関係

高齢者にとっても、高齢社会に対する印象はさまざま



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