平成9年版厚生白書の概要

ホームページへ戻る 目次に戻る

第2章 生活習慣病


がん、脳血管疾患、心疾患は死因の第1位から第3位を占め、平成7年には50万人以上、全死亡のうち6割以上がこれらの疾病により死亡した。
これらの疾患への対策としては、従来の「早期発見・早期治療」ばかりでなく、健康増進や疾病予防という「一次予防」が重要であり、このためには、個々人の生活習慣の改善が鍵である。
特に、生活習慣の身に付く子ども時代に健康的な生活習慣の確立を目指すことが大切である。
こうした観点から、昨年12月、公衆衛生審議会が「生活習慣病」の概念を提案した。
喫煙が健康へ与える影響は大きい上、受動喫煙の危険性を踏まえると、喫煙習慣は個人の嗜好にとどまらない健康問題であり、たばこ対策の一層の推進が必要である。


我が国の3大死因はがん・脳血管疾患・心臓病

3大成人病による死亡割合は6割を超える

ブレスローの7つの健康習慣

健康づくりのための食生活指針

増加する孤食の子ども

喫煙率とたばこ販売量の推移

禁煙や節煙を希望する人は多い

喫煙は多くのがんと深い関係

夫の喫煙により増加する妻の肺がんの危険性



ホームページへ戻る 目次に戻る