○ | 近年、エボラ出血熱、エイズ、O157や結核などの新興・再興感染症は新たな脅威となっている。 |
○ | いかに社会・科学が進歩しようと、すべての感染症が克服されることは困難である。 また、国際的な交流の増大により、感染症対策は国内のみを視野に入れたものでは限界が明らかであり、このため、国際的な連携を強化し、「地球規模の対応」を行っていくことが必要である。 |
○ | 新興・再興感染症の出現や血液製剤によるHIV感染の問題は「健康危機管理」の重 要性を改めて提起した、特に、血液製剤の問題に対する深い反省の上に立って、健康危機 管理の体制づくりを推進する必要がある。 |