図９ 痴呆の程度別にみた入所者の構成割合の年次推移
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４ 痴呆の状況
(1) 痴呆の程度別入所者数
入所者の痴呆の状況についてみると、「痴呆を有する者」が97,701人(72.9％)で、痴呆の程度では「中等度」が41,560人(31.0％)と最も多くなっている。
年次推移でみると、痴呆を有する者は年々増加しており、なかでも中等度以上の痴呆を有する者が増加している。（図９、統計表３）
図９ 痴呆の程度別にみた入所者の構成割合の年次推移
(2) 痴呆を有する者の日常生活自立度
痴呆を有する者(入所者97,701人、通所者32,391人)の日常生活自立度をみると、入所者ではランクIIIが31.9％、通所者ではランクIIが36.7％と最も多くなっている。
また、精神症状や問題行動等があるランクＭの者が入所者で1.5％となっている。（図１０、統計表４）
図１０ 日常生活自立度（痴呆性老人）の構成割合
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