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末子の年齢が高くなると、母の就業割合も高くなる

 児童のいる世帯を父母の就業状況別構成割合でみると、「父のみ仕事あり」は49.6%、「父母とも仕事あり」は40.9%となっている。これを末子の年齢階級ごとにみると、末子の年齢が9歳以上で「父母とも仕事あり」の割合が「父のみ仕事あり」より多くなっている(表3)。
 また、母の年齢階級別に末子の年齢階級別構成割合と母の就業割合をみると、20歳代では末子の年齢3歳未満の割合が約8割と多いことから、就業割合も20%台となっているが、母の年齢が上がるとともに末子の年齢も上昇し、母の就業割合も高くなる。母の年齢が40歳以上になると、就業割合は50%を超える(図3)。

表3 末子の年齢階級別にみた父母の就業状況別児童のいる世帯数の構成割合(平成9年)
末子の年齢階級 児 童 の い る 世 帯
総   数  父のみ
仕事あり
父母とも
仕事あり
母のみ
仕事あり
父母とも
仕事なし
その他 (再掲)母に
仕事あり
  (千世帯) 構   成  割   合   (単位:%)
総数 13 401 100.0 49.6 40.9 5.6 2.0 1.8 46.5
0〜2歳 3 041 100.0 72.2 24.0 1.2 1.7 0.8 25.3
(0歳) 1 116 100.0 75.1 22.1 0.4 1.8 0.6 22.5
3〜5 2 072 100.0 56.7 35.3 5.1 2.0 0.8 40.5
6〜8 1 953 100.0 49.1 41.9 6.5 2.0 0.6 48.3
9〜11 1 932 100.0 41.8 48.7 6.7 2.1 0.7 55.3
12〜14 2 041 100.0 35.9 54.0 7.5 1.9 0.8 61.5
15〜17 2 363 100.0 33.2 49.0 8.6 2.4 6.8 57.6


図3 母の年齢階級別にみた末子の年齢階級別構成割合と母の就業割合(平成9年)


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