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2 受療率

 全国の受療率(人口10万対)は、入院1,176、外来5,824である。これは調査日に人口の約1.2%が入院し、約5.8%が外来を受診していることを示している。

(1)性・年齢階級別

 受療率を性別にみると、入院では男が1,133、女が1,218、外来では男が5,080、女が6,539となっている。年齢階級別にみると、入院では10〜14歳で146と最も低く、15〜19歳以上の階級では年齢階級が高くなるにしたがって高くなり、85歳以上では10,098と最も高くなっている。外来では、15〜19歳で1,916と最も低く、20〜24歳以上の階級では年齢階級が高くなるにしたがって高くなり、75〜79歳で17,073と最も高くなり、80歳以上では低くなっている。(表9)
 
表9 年齢階級別にみた受療率(人口10万対)
 
平成8年10月      
  入      院 外      来
  総  数 総  数
総 数 1 176 1 133 1 218 5 824 5 080 6 539
  (1 146) (1 129) (1 162) (5 589) (4 904) (6 249)
 
0 歳 1 513 1 527 1 498 5 872 6 261 5 462
1〜 4  218 249 186 5 706 5 939 5 462
5〜 9  160 186 134 3 834 4 019 3 640
10〜14  146 160 130 2 150 2 244 2 052
15〜19  196 219 171 1 916 1 779 2 060
20〜24  309 290 329 2 562 1 951 3 199
25〜34  488 408 570 3 271 2 465 4 099
35〜44  577 659 494 3 533 3 143 3 930
45〜54  935 1 114 757 4 932 4 276 5 585
55〜64  1 567 1 898 1 253 8 110 7 359 8 825
65〜69  2 222 2 636 1 854 11 940 11 153 12 640
70〜74  3 027 3 320 2 810 15 659 14 724 16 349
75〜79  4 400 4 450 4 370 17 073 16 894 17 182
80〜84  6 460 5 868 6 789 16 049 16 464 15 818
85歳以上 10 098 8 277 10 885 13 785 15 261 13 166
(再 掲)
65歳以上 4 058 3 834 4 215 14 509 13 896 14 940
70歳以上 5 023 4 610 5 279 15 861 15 673 15 977
75歳以上 6 358 5 645 6 749 15 996 16 440 15 756
90歳以上 12 249 9 625 13 168 11 589 13 007 11 093
注:1 総数には、年齢不詳を含む。            
  2 ( )内の数値は、平成5年の値である。            

 年次推移をみると、入院ではいずれの年齢階級でも平成5年に比べてほぼ横ばいである。外来では、65歳以上の年齢階級において、平成5年と比べて平成8年では増加している。(図3、統計表
 
図3 年齢階級別にみた受療率(人口10万対)の年次推移




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