調査の概要

５病院の病床利用率

(1) 病床の種類別及び病床規模別にみた病床利用率（病院報告）

　全病床における病床利用率は84.3%で前年に比べ0.7ポイント上回っている。
　病床の種類別にみると、精神病床は94.3%、一般病床は83.0%となっている。
　一般病床の病床規模別にみると、600～699床（87.1%）が最も高く、次いで500～599床（86.7%）、400～499床（85.5%）となっており、1～49床（70.4%）、50～99床（79.0%）、900床以上（81.0%）などが低くなっている。

（参考）

統計表22 人口10万対１日平均患者数・病床の種類別にみた病床利用率・６月末の病床数・平均在院日数の年次推移

統計表23 都道府県ー13大都市ー中核市（再掲）別にみた病床利用率及び平均在院日数

表28　病床の種類別及び病床規模別にみた病床利用率

各年間　　　　　　　

	病床利用率（%）			（参考）6月末の病床数
	平成8年 ('96)	平成7年 ('95)	対前年増減	平成8年 ('96)	平成7年 ('95)	増減率 (%)
総　　　　　　数	84.3	83.6	0.7	1 665 420	1 671 418	△0.4
精　神　病　床	94.3	94.3	0.0	361 073	362 154	△0.3
結　核　病　床	42.8	43.0	△0.2	31 813	33 800	△5.9
一　般　病　床	83.0	82.4	0.6	1 262 745	1 256 844	0.5
1～ 49床	70.4	68.7	1.7	60 855	64 003	△4.9
50～ 99	79.0	78.5	0.5	175 444	175 844	△0.2
100～149	82.7	81.9	0.8	169 569	171 049	△0.9
150～199	84.7	83.4	1.3	145 119	146 642	△1.0
200～299	84.1	83.5	0.6	208 353	209 634	△0.6
300～399	85.3	84.7	0.6	172 080	169 393	1.6
400～499	85.5	85.2	0.3	93 068	91 308	1.9
500～599	86.7	86.5	0.2	82 790	82 254	0.7
600～699	87.1	86.3	0.8	53 176	51 834	2.6
700～799	83.0	86.7	△3.7	28 350	24 638	15.1
800～899	82.2	79.8	2.4	16 853	17 612	△4.3
900床以上	81.0	82.6	△1.6	57 088	52 633	8.5

注：総数には伝染病床・らい病床（平成８年３月31日まで）を含む。

(2) 都道府県別にみた一般病床の病床利用率（病院報告）

　都道府県別にみると、長崎県（89.8%）が最も高く、次いで山口県（89.7%）、富山県（89.5%）などとなっており、茨城県（76.7%）、福島県（76.8%）、岡山県（77.7%）などが低くなっている。

（参考）

統計表23 都道府県ー13大都市ー中核市（再掲）別にみた病床利用率及び平均在院日数

図１０　都道府県別にみた一般病床の病床利用率

統計表22	人口10万対１日平均患者数・病床の種類別にみた病床利用率・６月末の病床数・平均在院日数の年次推移
統計表23	都道府県ー13大都市ー中核市（再掲）別にみた病床利用率及び平均在院日数