• 　国民年金被保険者数（公的年金加入者数）は、平成10年度末現在で 7,050万人となっており、前年度末に比べ16万人（0.2％）増加している。
• 　国民年金の第１号被保険者数（任意加入を含む。）は、前年度末に比べ84万人（4.3％）増加し、平成10年度末現在で 2,043万人となっている。
• 　第２号被保険者数（厚生年金保険及び共済組合の被保険者）は前年度末に比べ55万人（1.4％）減少し、平成10年度末現在で 3,826万人(うち厚生年金保険 3,296万人、共済組合 530万人）となっている。
  　なお、平成9年4月1日に旧公共企業体の共済組合（旧日本鉄道共済組合、旧日本たばこ産業共済組合、旧日本電信電話共済組合をいう。以下「旧三共済」という。）の長期給付事業が厚生年金保険に統合された。
• 　第３号被保険者数は、前年度末に比べ13万人（1.1％）減少し、平成10年度末現在で 1,182万人となっている。

図１　国民年金被保険者数の推移（年度末現在）

表２　男女別国民年金被保険者数

（平成10年度末現在、単位：万人）

	総　　　数	第　１　号	第　２　号		第　３　号
			厚生年金保険	共済組合
総　　数	7,050	2,043	3,296	530	1,182
男　　子	3,566	997	2,213	352	4
女　　子	3,484	1,045	1,083	178	1,178

• 　公的年金受給者数（延人数）は、平成10年度末現在で 3,740万人となっており、前年度末に比べ 164万人（4.6％）増加している。
  　また、厚生年金と基礎年金を併給している者の重複分を控除した場合の公的年金受給者数（延人数）は、平成10年度末現在で 3,229万人となっており、前年度末に比べ 89万人（2.8％）増加している。
  　なお、基礎年金番号を活用して把握した重複のない公的年金の実年金受給権者数は、 2,702万人（老齢福祉年金受給権者を含む）であり、前年度に比べ75万人（2.9％）増加している。
• 　公的年金受給者の年金総額は逐年増加しており、平成10年度末現在では、36兆5千億円となっており、前年度末に比べ1兆9千億円（5.4％）増加している。

図２　公的年金受給者数の推移（年度末現在）

注意

1. <　>内は厚生年金(旧三共済除く)と基礎年金（同一の年金種別）を併給している者の重複分を控除した場合の受給者数である。
2. [　]内は基礎年金番号を活用した重複のない実受給権者数である。
3. 厚生年金保険の下線数字は、旧三共済を含んだ受給者数である。
4. 共済組合、旧三共済及び新法船員保険の公務上・職務上を除く。（平成９年度、10年度の旧三共済は含む。）

表３　公的年金受給者の年金総額の推移

（年度末現在、単位：億円）

	総　　数	国民年金	厚生年金保険		共済組合 (旧三共済除く)	福祉年金
			計	(再)旧三共済
平成６年度	296,490	70,596	164,875	13,132	59,093	1,925
７	318,473	77,456	177,104	13,146	62,305	1,608
８	331,086	84,028	182,716	12,985	63,016	1,326
９	345,976	91,427	189,654	12,623	63,816	1,080
10	364,695	100,117	198,126	12,410	65,573	879

注意

• 共済組合、旧三共済及び新法船員保険の公務上・職務上は含まない(平成９年度及び10年度の旧三共済は含む)。