要介護者の要介護期間をみると、「３年以上」で58.2％、「１年以上３年未満」は、23.7％となっている。
　寝たきり者の寝たきり期間は、「３年以上」で51.0％、「１年以上３年未満」で23.1％となっている。（表７）
　要介護者、寝たきり者の介護等にかかった費用を５月中の平均費用でみると、要介護者は43.2千円、寝たきり者は56.0千円であり、ともに「医療関係」が多く、それぞれ26.4千円、33.3千円となっている。（表８）

表７ 要介護期間・寝たきり期間別にみた要介護者・寝たきり者の構成割合
（単位：％）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　平成10年

年齢階級	総数 （単位：千人）		１月未満	１月以上 ６月未満	６月以上 １年未満	１年以上 ３年未満	３年以上 ５年未満	５年以上 10年未満	10年以上	（再掲） ３年以上
			要　　　介　　　護　　　期　　　間
要介護者	1 243	(100.0)	1.7	6.6	8.3	23.7	18.2	20.0	20.0	58.2
6〜39歳	94	(100.0)	0.9	0.7	1.6	4.9	4.6	19.6	66.3	90.5
40〜64	145	(100.0)	1.7	4.8	5.5	19.2	16.2	21.2	30.5	68.0
65〜69	110	(100.0)	1.2	7.6	7.0	21.3	17.4	18.4	25.8	61.6
70〜74	139	(100.0)	1.8	8.6	8.3	23.7	16.7	19.9	19.8	56.4
75〜79	166	(100.0)	2.7	7.8	8.5	27.1	17.2	19.5	15.3	52.1
80〜84	225	(100.0)	1.2	7.9	11.1	26.9	20.2	19.3	11.0	50.6
85歳以上	364	(100.0)	1.7	6.2	9.7	27.6	22.5	20.6	10.0	53.1
（再掲） 　65歳以上	1 004	(100.0)	1.7	7.4	9.3	26.1	19.7	19.8	14.2	53.7
			寝　　た　　き　　り　　期　　間
寝たきり者	356	(100.0)	2.8	10.5	12.3	23.1	18.2	18.4	14.4	51.0
（再掲） 　65歳以上	316	(100.0)	2.8	10.7	13.1	24.3	19.0	18.9	10.8	48.7

表８ 要介護期間・寝たきり期間別にみた介護等にかかった５月中の平均費用
（単位：千円）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　平成10年

	総　 数	１月未満	１月以上 ６月未満	６月以上 １年未満	１年以上 ３年未満	３年以上 ５年未満	５年以上 10年未満	10年以上	（再掲） ３年以上
	要　　　介　　　護　　　期　　　間
要介護者
総費用	43.2	55.9	83.8	52.4	43.1	40.5	34.2	34.6	36.4
排せつ・介助関係	13.1	18.5	18.0	13.0	12.2	11.5	11.7	15.3	12.7
寝具・衣類関係	11.2	19.3	16.8	13.8	10.7	9.5	9.3	11.6	10.1
介護機器・日常生活用具	20.1	50.8	32.2	29.6	18.1	17.8	15.9	14.0	15.9
福祉等サービス	20.1	25.8	25.6	24.7	22.8	20.4	16.7	15.6	17.7
医療関係	26.4	30.9	65.7	34.2	26.8	21.1	19.5	16.8	19.3
その他	20.5	11.4	31.3	21.5	22.2	20.7	16.5	19.2	18.8
	寝　　た　　き　　り　　期　　間
寝たきり者
総費用	56.0	73.2	97.0	68.3	56.8	42.5	47.1	38.3	42.9
排せつ・介助関係	14.6	15.6	19.7	14.6	13.9	12.0	14.8	15.4	13.9
寝具・衣類関係	10.4	26.3	15.3	11.8	8.9	8.1	8.7	9.7	8.8
介護機器・日常生活用具	18.6	57.0	29.2	26.8	12.9	13.7	14.9	12.2	13.7
福祉等サービス	19.7	23.6	21.1	21.2	28.5	16.1	13.7	16.1	15.1
医療関係	33.3	38.8	75.8	40.0	35.9	17.0	26.8	13.1	19.1
その他	21.5	12.9	25.8	17.7	23.2	22.6	22.4	18.0	21.3

注：総費用はいずれかに費用があった者１人当たりの平均であり、種類別の費用は当該費用のあった者1人当たりの平均である。そのため、総費用と各項目の合計とは一致しない。