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社会保険庁

巨大な社会保険組織を支える

 社会保険庁は、厚生労働省の外局として置かれ、国民年金、厚生年金保険、政府管掌健康保険、船員保険の運営実施の実務を担当しています。

◆社会保険制度を運営する全国組織

 社会保険庁は国民年金、厚生年金の年金事業や、政府管掌健康保険、船員保険の医療保険事業を行っています。これらの事業では、被保険者の記録管理、保険料収納、年金給付の裁定、支払い、年金相談等の膨大な事務を全国一律に実施しております。本庁以外に施設等機関として社会保険業務センター及び社会保険大学校を置き、また、地方支分部局として都道府県単位に地方社会保険事務局、その出先機関として全国265ヶ所の社会保険事務所を置き、現在約17,000人の職員が社会保険事業に取り組んでいます。

社会保険大学校
▲社会保険大学校

◆迅速正確なオンラインシステム

 「国民皆保険・国民皆年金」の言葉が示すとおり、社会保険は広く国民を対象とする極めて巨大な制度であり、その運営事務も膨大です。この膨大な年金・保険業務を処理するため、大型コンピューターを備えた東京の社会保険業務センターと全国の社会保険事務所とを専用のデータ通信回線で結ぶ「社会保険オンラインシステム」が導入されています。これにより、社会保険事務所で受け付けた各種届出の即時処理、被保険者からの照会への即時対応、年金裁定期間の大幅短縮化等が可能になっています。

◆全国に展開する保健・福祉施設事業

 社会保険庁は、厚生年金、国民年金、健康保険等の財源の一部を被保険者に還元して福祉の向上を図る保健・福祉施設事業を行っているほか、生活習慣病予防検診などの健康管理事業などを行っています。

社会保険業務センターの大型コンピューター
▲社会保険業務センターの大型コンピューター


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