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平成8年度 | エイズ・感染症、がん、脳疾患、免疫疾患、医療機器の5分野17件 | ||
平成9年度 | 感染症、がん、循環器疾患、免疫疾患、難治性希少性疾患、新医薬品開発技術、医療機器の7分野17件 | ||
平成10年度 | 構造生物学、細胞工学の2分野4件 | ||
平成11年度 | ゲノム創薬及びゲノム薬理の1分野3件 |
昭和62年度 | (株)ディ・ディ・エス研究所 | ||
(株)バイオセンサー研究所 | |||
昭和63年度 | (株)サイトシグナル研究所 | ||
(株)人工血管技術研究センター | |||
平成元年度 | (株)生体機能研究所 | ||
(株)アドバンストスキンリサーチ・ラボラトリー | |||
平成2年度 | (株)ベッセルリサーチ・ラボラトリー | ||
平成3年度 | (株)創薬技術研究所 | ||
(株)カージオペーシングリサーチ・ラボラトリー | |||
平成4年度 | (株)エイチ・エス・ピー研究所 | ||
平成5年度 | (株)エイジーン研究所 | ||
平成6年度 | (株)ディナベック研究所 | ||
平成7年度 | (株)ジェノックス創薬研究所 | ||
平成8年度 | (株)ビーエフ研究所 | ||
平成9年度 | (株)アール・アール・エフ研究所 |
(1) | EBMの推進について |
平成10年6月より「医療技術評価推進検討会」(座長:高久史麿自治医科大学学長)を開催し、医療技術評価の成果を臨床の現場で利用するEBM(根拠に基づく医療)について、その普及及び推進等、特にEBMの推進の一方策である治療ガイドラインの策定について検討が行われ、平成11年3月にその報告書が取りまとめらた。医療技術評価を推進するためには、その成果がEBMのように医療の現場においても活用されることが重要であり、その環境整備、ガイドラインの作成等EBMを推進するために必要な方策について検討を進めて行くべきとの報告がなされた。 現在、厚生科学研究費で5疾患(本態性高血圧、糖尿病、喘息、虚血性心疾患、前立腺肥大症)に関する治療ガイドラインが作成されているところである。 さらに、本年、実際の医療現場でのEBMの実践につながる普及方策の検討会を発足し、EBMの一層の普及・啓発に取り組むこととしている。 |
(2) | 医療分野の情報化について |
医療の情報化を進める上で重要な診療録等の電子化に関連して、従前より診療録の電子化の研究開発に取り組んできており、医療情報の標準化と安全性の確保の作業を進めてきたところである。診療録の電子媒体による保存の技術的基準の検討を行った後、本基準を基に検討を行い、平成11年4月に健康政策局長、医薬安全局長、保険局長の3局長連名通知「診療録等の電子媒体による保存について」を発出し、電子媒体による保存を認めたところである。 平成9年度から行われている医療情報における用語・コードの標準化に関しては、病名、手術・処置について各マスターを完成させ希望する医療機関に対して実費で頒布しているところであり、医薬品、検査のコードについては今年度中には提供を開始する予定である。また、医療材料コードについては現在開発中であり、平成12年度内に取りまとめる予定である。 また、診療録等の電子保存を実施している医療機関相互間において、診療録等の患者情報を相互に伝送する場合に必要となる、標準的なデータ項目について検討に着手しており、早急に完了させる予定である。 |
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