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9.ワクチン等対策について


(1)インフルエンザワクチン
 今冬のインフルエンザワクチンについては、昨冬の2倍以上の約350万本が製造されたところであるが、予想外の需要の急増を踏まえ、昨年11月には、卸売販売業者に対して相互融通を求めるとともに、各医療機関や各卸売業者が過剰な量の注文・供給を行わないよう依頼する等したところである。
 各都道府県においても、インフルエンザ対策委員会の設置をはじめ、種々の取組、協力をいただいたところであるが、今後、より安定的に供給できる方策について検討することとしており、引き続き御協力方お願いする。
(2)その他のワクチン及び抗毒素
 伝染病等の予測及び需給の見通しが困難であるワクチン及び抗毒素は、製造に長期間を要することや、有効期間が短いこと等の特殊性から、緊急時の対処等を目的にコレラワクチン、ガスえそウマ抗毒素等を国家買い上げし、一定量備蓄しているところである。
 これらの供給については、昭和26年8月6日付薬発第357号「国有ワクチン供給要領」により、都道府県からの供給申請に基づき、緊急時には速やかに供給できるよう万全を期しているところであるが、各都道府県においてもワクチン及び抗毒素を平素から備蓄することにより緊急時の供給に対処するべく、その供給体制に万全を期すよう御配慮をお願いする。



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