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(社会福祉・医療事業団)


1.平成10年度事業計画(医療貸付事業)について


貸付事業

  社会福祉・医療事業団においては、医療の普及及び向上を図るため、民間医療機関等の設置等に対する資金の融通並びに経営指導を行っているが、平成10年度においては、医療施設の近代化、療養型病床群の整備促進及び新ゴールドプランに基づく老人保健施設の設置等による資金需要に対応するため、十分な貸付枠を確保している。

(1)医療貸付事業分

区 分 平成9年度予算 平成10年度予定 対前年度伸率
貸付契約額 2,950億円 2,400億円 △18.6%
資金交付額 2,934億円 2,575億円 △12.2%

(2)主な貸付条件の改善

ア 療養型病床群を整備する診療所の標準面積
療養型病床群を整備する診療所に係る標準面積を通常の貸付に係る標準面積の1.3倍とする。
イ 医療従事者養成施設に係る貸付けの相手方
医療従事者養成施設の貸付けの相手方に付されている「病院に付設する」という条件を削除する。

病院に付設する医療従事者養成施設を設置するもので、病院に係る資金の貸付けの相手方となるもの ・医療法人
・社会福祉法人
・医学又は歯学の学部を置く大学を設置する学校法人



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