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2.看護部門系(病棟、手術室、外来、中材等)
(1)コンピュータシステムの対応方法
A 対象システムの確認、リスト化
 看護部門の担当者は、稼働しているコンピュータシステムについて確認し、点検総括表(別紙2)のシステム欄に、システム名(看護勤怠管理システム、看護業務支援システム等)を平成10年12月末日までにリスト化を終了する。
B 点検総括表から点検表へのシステム名の転記
 点検総括表(別紙2)のシステム名を点検表(別紙4)のシステム名欄に転記する。
C 点検表のサブシステム名のリスト化
 看護部門の担当者は、事務部門の会計担当とともに点検表(別紙4)のサブシステム名及び導入機器等名欄に納入業者(又は保守契約業者)の協力のもと、サブシステム名及び導入機器等名をリスト化する。
D 2000年問題への対応の有無を確認
 看護部門の担当者は、事務部門の会計担当とともに点検表(別紙4)のサブシステム名及び導入機器等名毎について、納入業者等の協力のもと、2000年問題に関連する点検事項を確認し、点検事項欄等を作成する。
E 点検表を基づき点検総括表の点検事項欄等を作成
 点検表(別紙4)に記載された2000年問題に関連する点検事項の内容をもとに点検総括表(別紙2)の該当システム欄の点検事項欄等を作成する。
F 対応していない場合の対応方法の検討、適切な対応方法を実施
 看護部門の担当者は、事務部門の会計担当とともに2000年問題の対応が未了のシステムについて、納入業者等の協力のもと、対応方法(プログラムの修正、システムの更新等)を検討した上で、最も適切な対応方法を実施する。
G システムの危機管理計画を策定
 トラブルが具体的業務に与える影響とその範囲の特定、対象システムのシステムの停止、誤動作等による修復計画、代替方法を記載した危機管理計画及び平成12年(2000年)1月1日以降に実施するシステムの動作確認計画を策定する。
H 模擬テストの実施
 ア 模擬テストの実施可能なシステムの模擬テストの実施に当たっては、納入業者等の協力のもと、できるだけ本番に近い環境下(OS(operating system) に組み込まれた日付データを模擬的に2000年として入力する等)で、2000年以降のデータを与え、システムの停止、誤動作の有無を事務部門の会計担当及び看護部門の担当職員の立ち会いのうえ確認する。
 イ 模擬テストの実施不可能なシステムについては、動作確認計画を作成する。
I 模擬テストの正常終了の確認
 点検総括表(別紙2)及び点検表(別紙4)の該当システムの点検事項欄等を速やかに更新する。
J 動作確認テストの実施
 模擬テストの実施不可能なシステムについては、平成12年(2000年)1月1日以降にシステムの使用開始以前に動作確認のテストを実施し、システムの停止、誤動作の有無を事務部門の会計担当及び看護部門の担当職員において、原則として納入業者等の立ち会いのもと確認する。
 なお、システムに異常が生じた場合は、危機管理計画書に基づいた対応体制において実施する。
K コンピュータシステムの基本的な対応方法図は、次のとおりである。

2000年問題への基本的な対応方法

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