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平成9年度税制改正の概要

(厚生省健康政策局)

1 社会保険診療等に係る消費税のあり方の検討 (消費税)
「消費税を含む税体系の見直しが行われる場合(中略)、社会保険診療報酬等の消費税非課税措置に関しても、そのあり方について検討する」旨を大綱に明記。

2 医療用機器に係る特別償却制度の拡充及び適用期限の延長 (所得税・法人税)

適用期限を2年間延長するとともに、特別償却率を12%から14%に、また、共同利用医療用機器については、特別償却率を13%から15%に引き上げる(ただし、取得価額基準を240万円を400万円に、共同利用医療用機器については、5,000万円を1億円に引き上げる)。

3 社会保険診療報酬に係る事業税の非課税措置の存続 (事業税)

社会保険診療報酬に係る事業税の非課税措置を存続する。

4 医療法人に係る事業税の軽減措置の存続 (事業税)

医療法人に係る事業税の軽減措置を存続する。

5 特定医療法人に係る要件の緩和 (法人税)

特定医療法人の要件のうち差額ベッドの料金の平均額4,000円以下の要件については、5,000円以下に引き上げる。

6 療養型病床群に係る特別償却制度の適用期限の延長 (所得税・法人税)

適用期限を2年間延長する。

7 看護業務省力化機器に係る特別償却制度の適用期限の延長 (所得税・法人税)

適用期限を2年間延長する。



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